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2020年9月5日土曜日

大自然よりも

片道2時間ほどの道中には入口は愛媛県西条市、出口は高知県いの町という「日本一直線が長い(と言われる)寒風山トンネル(全長5432m)」を抜け、そのまま深い山あい&川沿いのクネクネ道をひたすらあがり、標高750mほどにある高知県大川村に到着。この大川村「日本一人口の少ない村(380人ほど)」とのこと。そして知る人ぞ知る「村議会廃止による村民による直接選挙」や「早明浦ダム」の村でもある。

自分たちの地域をPRする時、「自然が豊かです」とか「大自然に囲まれています」などのフレーズがあるけど、大川村を前にしては霞んでしまう秘境。とは言え、地方へ行けばどこも「雄大な自然に囲まれて」いるから実は自然を比較しても「多くは大差ない」のが現実。じゃあ、自然以外に何をPRすれば良いかと言うと・・・。

「その地形や場所などの自然を生かしたアクティビティ(行動・活動)」が有力で、その場に行かないと体験できないコトで、場所でもモノでもなくコト(最近は時間の共有に価値を見出す「トキ」も注目されている)。大川村の場合、謝肉祭という50頭/年ほどしか出荷できない大川黒牛なるブランド肉を振る舞うイベントが大人気とのこと。写真は前日にいただいた「石鎚ふれあいの里」のてづくり山菜定食。要するに「人による“もてなし(心地よさ)”」が地域を印象付けるという話。

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