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2020年7月1日水曜日

唯一無二の存在

「地域づくり」の視点からフィルム・コミッションが創出できる価値に「地域の魅力再発見機械の創出」があり、撮影や作品を通して(自分たちが暮らす地域は思っている以上に素敵!)と感じられる点がある。撮影現場の見学もエキストラ体験も「地域を見直す」ことに繋がり、見慣れた風景や埋もれた資源などにスポットライトが当たることで気づかされることも多い。

「地域経済」の視点から創出できる価値は「お金」がわかりやすい。特に映画の場合、撮影隊は県外から訪れるので宿泊や食事、移動など地域で消費するので撮影期間中は1000万円以上の経済効果が起きるしセットを建てたら更に数千万円〜億単位のお金が地域で使われる。1次効果、2次効果、3次効果という言葉もあり、海外作品の撮影の場合は経済効果は二桁億円〜三桁億円というのだから驚き(それに伴う労力ももの凄いけど)

「波及効果」の視点から見ると「日本の撮影環境の向上」が挙げられ、全国各地のFCが撮影実績を一つ一つ積み重ねてきたことで信頼などを獲得し、JFCは唯一無二の「ナショナル・フィルムコミッション」と国に認知されたし、各地の映画祭などへの協力は「ご当地映画」というジャンルを明確にしたし、観光促進や文化振興によって地域の活性に寄与できていると実感。次の一手はロケーションを求めているのは実写だけではないということ!

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