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2020年7月2日木曜日

喜びも悲しみも多面体

「夕焼け」と見るか?それとも「朝焼け」と見るか?コップに半分ほど入った水を「半分しか入っていない」と見るか?「半分も入っている」と見るか?余談だけどコップのシーンと言えば「マルサの女」で山崎努扮する脱税のプロ権藤の名セリフ「喉が乾いたからって半分しか入っていない水を飲むのは最低だ。いっぱいになっても飲んじゃダメだ、いっぱいになって溢れて垂れてくるやつを舐めればコップの水は減らない・・・」学びます。

閑話休題。仕事上の進捗においては「達成度合い(これだけ進んだ)」ではなく「残務作業量(まだ、これだけ残っている)」で測る。過去を軽視するわけではなく目の前には「これから」しかなく、全てが決まっていて変えられない過去より、良くも悪くもどんな風にもできる未来の方に腕まくりしたくなる。とは言え、何も考えず進むのは無知、無鉄砲なので過去から学んで進むのが知恵。

とにかく「物事は多面体」なのだ。一面から見たら「悲しみ」かもしれないけど、別の一面から見たら「教訓」かもしれない。また別の角度から見たら「希望」かもしれない。人それぞれの意識や価値観、感情で見た時の印象は変わるけど、多面体であることさえ分かれば常に俯瞰し、自分の中で物事をグルリと回して見ることができる。撮影でも夕陽を朝陽として撮ることもある。

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