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2020年2月12日水曜日

木考(もっこう)授業。

予想以上の出来栄えにパチリ。愛媛県の森林環境基金を活用した授業の最終回はA4サイズほどのヒノキの集成材を活用した「カッティングボードづくり」。
今回の特徴は何と言ってもウレタン樹脂の塗料を使ったこと(同類市販品の10倍の値段!)。それは食べ物を置くための配慮。そして、今回のウレタン樹脂塗料は皮膜化ではなく、木材組織の隅々に浸透して硬化させる人体にも無害という優れもの。

皮膜タイプは表面だけで内部には浸透せず洗えば木材組織に水が染み込みますが、水分と反応しての硬化だから水が入る余地ナシ!なので濡れてもカビが生えるのを抑えられる!間伐材の活用だし集成材だからソリもない、今回もお世話になった木工職人の槙野さんいわく「我が家ではパンを直接置いて脇に小鉢を置いて使ってます」とのこと。飽きのこないシンプルデザインがいいね!

と、主催者が喜ぶわけだから参加者も喜ぶのは当然(笑)。作業自体も難しくないので乾燥の待ち時間に話が弾む。実はココ大授業初参加という方々も多く、帰り際に「また参加したいです!」との感想をいただく。自分で手がけたモノは愛着が出るもの。「自分で削った箸はそのままだと折れやすいけど、この塗料使ったら強度も見栄えもいいですよ!」と槙野さん。では次回!

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