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2016年11月24日木曜日

混沌。

GDP成長率6%。物価上昇率4%。ホーチミンの人口約800万人。とにかく人が多く感じる、バイクは縦横無尽でご覧の通り。己の身は己で守らないと生きていけない気がします(笑)。1回目では気づかず2回目で気づいたこと、タイと比較して気づいたことに【ベトナムは自力の産業資源をどうするんだろう?】ということ。

ベトナム基礎データによるとベトナムの主要産業は農林水産業、鉱業ですが、ホーチミンという都市にいるから思うのか、主要産業の匂いは全く感じず物販や飲食などの観光産業(ネット情報によれば440万人以上がホーチミンを訪れ、ベトナム観光の53%を占めるとのこと/2014)が凄まじく、なおかつ外資系ブランドが乱立している傍らの路上で土産品(切り細工や模造品)を売っているベトナム人がいたり。一言でいえば混沌。

自国の産物を加工して商品化し販売することと、他国が加工した商品を仕入れて販売するのはメリット・デメリットがあり一概に言えないけど、混沌は著しい経済発展につきものと解釈。ちなみにタイのGDP成長率は0.9%、物価上昇率1.9%、バンコクの人口約852万人。もの凄い経済発展が目の前で起こっているのも一つの観光資源化と思ったり。

2016年11月3日木曜日

商品開発会議。

「望んでいない結末なのに自分が起因していたなんて受け入れられない!」と思う人もいると思うけど、「嫌われる勇気」を読んで己を振り返るとジワジワきたり。猪年だから突っ走ると必ず痛いことを起こすので深く、深く深呼吸。

研修三日目。これまで考えてきたコンセプトやネーミングなどをリバースプロジェクト代表取締役社長の龜石さんと意見交換。龜石さんとは大洲市で撮った「ぼくのおばあちゃん」以来の再会で、不思議な縁としか言いようがない。リバースプロジェクトの命題は【人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?】、この機会にエッセンスを吸収させていただき愛媛で活かそう!と決める。

「いい本と売れる本は違います」と、本の授業で教えられたのを思い出す。執筆者や販売者がどんなに「よい!」といっても消費者の好みは多岐多様なので思い通りにいかないもの。今回のプロジェクトも我々のコンセプトに「響く人」「響かない人」の二者択一だと「いる」だけど、「どれだけいるか?」になると響く温度差に左右される。我々が大切にしたいことと消費者が求めたいことの折り合いはどこか?商品開発って本当に面白い!

2016年11月2日水曜日

結果は望んだこと。

「人生の意味はあなたが自身に与える」はアドラー先生。なので「一般的な人生はない」ということ。出張のお供に携えていた「嫌われる勇気」を読了。
そして本日の研修も終了、和歌山、滋賀、愛知の同志と立飲み居酒屋で乾杯。プロジェクトを与えられている我々は指示待ちではなく自身で切り開くことが望まれていて、何とか登る方角が決められた感じ。

アドラー的に考えると、結果は実は自分(達)が望んだことで、出稽古で未知のプロジェクトに参加して成功しようが失敗しようが、仕事に不満があり辞表を出すか出さないかは「その結果になるよう(自身が以前から)振る舞う、思考していた」こと。振る舞う、思考することは問題ではなく最後の最後に自分自身で結論づけた結果が「踏ん張ろう」なのか「諦める」なのか。人のせいではなく自分が望んだと同志と酒を交えて考える。

「海外へ売りたいよね」「成果が数年後に自慢できるように」「ポートフォーリオに!」「この縁を大切にしたいね」と同志。フィルム・コミッションやNPOの縁で全国各地に仲間がいるけど、この機会にまた全国に友人が増える。えいえいおー!

2016年11月1日火曜日

大逆転物語。

色々と抱えながら上京!自分の研鑽出稽古として参加中の「ふるさとグローバルプロデューサー」の研修に合流。我々はリバースプロジェクトトレーディングスとして、愛媛県が誇る「伊予生糸(シルク)」の活用策を検討中でタオル以外に医薬品や食料品、工業製品など、実はシルク(繭)は多岐に活用されていると知って驚く。

ただ、生糸(シルク)といえば、群馬県のイメージ(実際にシェアNo1)があり、愛媛県にとって大逆転となる物語はあるのか?と思ったら、その昔、明浜町などから移民としてブラジルに渡った愛媛人が今や世界一のシェアと品質となったブラジルシルクを支えたという歴史があり、調べなければ、訪れなければ知るはずもなかった事実に(深い!)と唸る。えひめ南予通信大学で「シルク」を扱わなかったら、この縁はなかった!

事業全体を支えるJR東日本企画、事業構想大学も合流して意見交換。意見交換が面白いのは「互いに知らない分野の話を目の前に出すことで起きる化学反応」で、話題が発展、転用、応用されて他の話と融合すること。色々と抱えながら上京したけど、一つ(イケるかな?)とヒントを見つけたり。上京二日目はフィールドワーク!

2016年7月30日土曜日

大いに学ぶ!

ふるさとグローバルプロデューサー備忘録。①某局プロデューサーの「結局どう伝わったか?しか指標がない」は「客人は台所でなく料理を見る」と同じ意味。②相手の気持ちを揺さぶる「揺力(*造語)」を意識する。③大きな妄想から現実へ落とし込みはできるが、現実から妄想へは広げられない。④意図しない解釈が起きることを織り込む。⑤本質的な課題抽出に「健全なる猜疑心」を持つこと。⑥トレードオフは必ずある。など。

聞けばフムフムという話だけど、初めての人から初めての語彙で説明されると新鮮味があった!個人的には「絞り込み完了」と思っていた事案が実は「更に細分化可能」と自己分析できたことが成果。全国から伝統工芸や6次化、観光、人材育成、農業、漁業、飲食業などに携わる人が集まり、一番の財産は、写真のような「同志との繋がり(縁)」と確信。

この研修には「自主性」が求められていて、機会を活かすも潰すも自分次第。自分で自分を忙しくしているのは承知で、それによって皆に心配や負担をかけていることも重々承知だけど、研修での言葉を借りるなら「バックキャスティング」。大きなビジョン(妄想)からの逆算。我々しかこの事業はできない!と、根拠ない自信があるんです(笑)