【共感的理解】とは、語り手(この場合子ども)の世界(≒伝えたい体験・感情・考え)に対して、微妙なニュアンスに至るまで、“あたかも”その子供自身であるかのように感じ取りながら接しする傾聴技法。
ただし、“同情”や“同化”とは異なり、あくまでも【相手の調子(姿勢、態度、話し方=声の調子、声量、速度など)に合わせる】こと。
その結果、語り手はリラックスして緊張感は溶けて聞き手との雰囲気は一体になり、安心感を抱いてもらえる。
【相槌】を打つことは、語り手へ理解や共感をしている姿勢で、言葉を発しなくても伝えられる。しかし、単に相槌を打てば効果があるわけではなく、【相手の調子(姿勢、態度、話し方=声の調子、声量、速度など)】に合わせることが大切。
【視線を合わせる】も大切。語り手に視線を合わすことで相手に安心感、信頼感を抱いてもらうことができる。しかし、凝視ではなく、見つめるでもなく、相手の方向を向く、見ることが大切。凝視すると威圧感を与えてしまう。
【反応】は、語り手が話した言葉を感情を込めて返すことで相手と温度差がないことを示す。語り手は「自分の話をこの人は聞いてくれている。」という安心感を抱くことになる。
発言を返すことで語り手自身が客観的に内容を振り返ることができる。
【感情の反射】は、語り手の言動から受け止められる気持ちや感情を汲み取り、言葉に変換して相手に返すこと。語り手が明確に言語化できていない場合でも、相手の気持ちを推察して言語化することで不明瞭だった気持ちや感情を明確化できる。
【オープン/クローズドクエスチョン】は会話技法。相手が自由に答えられるのがオープン(例:今日の朝食は何を食べましたか?→パンです。)、相手が選択肢でしか答えられないのがクローズド(例:今日は朝食を食べましたか?→はい。)
など、心理士の教えに(児童向けの研修だけど、この内容ってプレゼンテーションを学ぶ際の内容とまったく同じじゃないか!)と気付き、得ることが多かったのでGOOD!
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