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2025年5月21日水曜日

過渡期、エポックメイキングに立ち会う。


メンターでもある桝井プロデューサーらと話していると、過去から現在、そして未来を見通されていて、私もその端っこから映画・映像界を垣間見て、まさに過渡期、エポックメイキングな時代にいるんだ・・・と、気付かされた件。

「映画(作品)を撮る時、フィルム(アナログ)とデジタルのどっちがいいですか?」という質問に「我々は“映画”と言えばフィルムで学び、長年扱ってきましたからフィルムなんですよ。だから良い悪いはなく映画=フィルムなんですよ。」「ただ、日本のデジタル化の流れは止められない、フィルムの現像所がなくなればフィルムは終わりです。アメリカには選択肢がありますが、日本にはありません。」

「横型と縦型の作品はどっちがいいでしょうか?」には「作品によりますね。まだ目新しいので注目されていますが、作品がたくさん出ることで評価も出るでしょうね。」

「愛媛の魅力は他の所と何が違いますか?」には私が答え、県内各地の自然、産業、文化などを紹介すると「西条まつり」「大洲城キャッスルステイ」「太刀魚巻き」「じゃこ天」が響き、そこに桝井プロデューサーが自身の出身地である久万高原町情報を重ねて魅力のミルフィーユ化(笑)。

そんな質問が出た帰り道、今度は私に「地方と都会はどっちがいいですか?」と質問があり、「愛媛ファンです。」と公言してから「でも、東京にもいい所はあるから一概にどっちがどっちとは言えないです。」となる。

でも、フィルムとデジタルの話と同じで、地方の人口が減り続け、経済が回らなくなったら地方は終わってしまう。

そして「日本の映画・映像制作環境と海外の制作環境はどうでしょう?」には、「日本の制作環境は過渡期で、先行している国や制度に追いつけ!追い越せ!という感じでしょうか」と持論を伝える。

そんな数多くの問いを投げかけてくれて気づかせてくれたのは、とても優秀で日本に可能性を感じている中国出身の映画映像制作関係者。

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