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2025年5月5日月曜日

焼火(たくひ)神社。


焼火(たくひ)神社が有名ですよ。ロザージュの前から上がれますからどうぞ!」という案内を受けて、特に何も考えず、行ってみよう!となる。

焼火神社のウェブサイトによれば、焼火山(452m)にある焼火神社は、日本海の海上安全の神と崇められている。

大昔の旧暦大晦日の夜に海上から火が三つ浮かび上がり、その火が現在社殿のある巌に入ったのが焼火権現の縁起とされ、安藤広重・葛飾北斎等の版画「諸国百景」では隠岐国の名所として焼火権現が描かれている。


現在の社殿は1732年に改築され、隠岐島の社殿では最も古い建築。社殿は大岩窟の中からせり出すように建てられているのが特徴で、当時としては画期的な大阪で作成され地元で組み立てられた・・・。
と知ったのは後から。

水筒を片手に山道をあがり、途中、車やバイクに追い抜かされながらも歩き続けて、
参道から見えた日本海の眺めは素晴らしく休憩。そして1時間ほどで焼火神社に到着。


岩屋寺のように岩の中に社殿が組み込まれていて(へっー!スゴいもんだ。)と眺めて、来た道を帰ろうとした時、社務所の前にオジイさんが立っていた。
「こんにちは!」と挨拶を交わし「いい眺めですね。」と伝えると「天気のいい日は(鳥取の)大山まで見えるんだ。」と教えてくれてスマホで写真を見せてくれる。

すると「2階でお茶でも飲みませんか?」とオジイさんが声をかけてくれて、特に予定もないので遠慮なく社務所の2階にあがると、スカッ!と晴れた眺めが広がっていて感激する。

「どうぞ。」とお茶とお茶菓子(干し柿、落雁)を出してくださり、話を続けるとオジイさんは松山、中島へ訪れたことがあるとのことで話が弾む。

ココまでお互いに素性を知らずに話していたけど、目の前のオジイさんは、焼火神社の4代目宮司の松浦道仁さんだった。アラッ!

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