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2024年1月10日水曜日

覆った話。


2019年12月から続いていた映画「宮本から君へ」の助成金不交付決定(=出演者の有罪判決が理由)について、最高裁は2023年11月17日に河村光庸氏(スターサンズ当時代表/故人)の主張を認めて芸文振の不交付決定処分を取り消す判決を下した。

この決定を受けて芸文振は、日本映画製作に対する令和6年度助成対象活動募集案内にて、2023年12月26日で助成金不交付決定に際する「公益性の観点」の文言を削除した。

削除した全文は以下の通り。
「また、助成対象団体が団体として重大な違法行為を行った場合や、助成対象活動に出演するキャスト又はスタッフ等が犯罪等の重大な違法行為を行った場合には、「公益性の観点」から助成金内定や交付決定の取消しを行うことがあります」。

要は交付決定の取り消しは今後もあるけど、公益性の観点は関係ないよ。という内容。
これで「作品(内容)に罪なし」が確立したと思っていいのかな?

これまでの慣例や前例の踏襲が覆るのは未来を示したもの。
こういう報道はFCでも時々話題になる「撮影支援作品は、地域に資するのか否か?議論」と同じだったからメモメモ。

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