クライマックスは、インカ・ショニバレCBEの「桜を放つ女性(2019)」。色鮮やかな布はアフリカプリント。頭が地球儀(不平等や権利獲得に寄与した女性たちの象徴)の女性が構える銃から放たれたのは桜の木や花々。アングルは花の方からなので銃との距離がわかりづらいけど、真横からみると2m幅超の大作。
ポイントは放たれた桜は「破壊ではなく、創造のエネルギーを放つ」という意味なこと。ググッ!と心を掴まれた作品。
他にもバスキアやウォーホル、草間彌生、コラージュなど好きな作品が見れた他、古美術室では仁王像、菩薩像まで展示されて至福だった1時間。これで入館料200円とはおそるべき福岡市美術館。美術館から出れば大濠公園でジョギングしたり散歩したり、池にはスワン型の足漕ぎボートなどがあり穏やかな時間に混じる。
隣の芝は・・・のようなもので、愛媛県美術館に来た友人らに言わせると「目の前が公園って素晴らしいよ」と言われる。
隣の芝は・・・のようなもので、愛媛県美術館に来た友人らに言わせると「目の前が公園って素晴らしいよ」と言われる。
今年度最後の出張では心のビタミンもチャージできて有終の美。単身とは言え、こういう一人時間は貴重で作品の前に立っては「問い」に正解・不正解のない妄想を広げるのが好き。
作品の多くは社会や世界へのメッセージを含んでいるから「作品から考えろよ!」と言いたい人がいる。
作品の多くは社会や世界へのメッセージを含んでいるから「作品から考えろよ!」と言いたい人がいる。
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