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2022年1月29日土曜日

妖怪たち。


艶やかな美声で民謡を歌ってくれた都築さんが作ってくれた昼食(写真)は、周辺で採れた野菜天ぷら(猪肉のジビエ天ぷらも!)、蕎麦は手打ち、ご飯は穀物入り。フランス人など海外からの来訪者が多く「海外ではヴィーガン、ベジタリアンも多いけど好まれますか?」と野暮な質問をした私。「みんな、好きでしたよ。」の返答に浅い質問を反省。そうだよね、味噌も醤油もご飯も雑穀も全部、手作りの安心安全な材料だから、この味が好まれる。ジビエ肉がNGなら、こんにゃくなどに交換可能。

軒先でお茶を出してくれた猪岡さんはお茶などをつくる農家。「その時」に収穫できる野菜でもてなしてくれる。そして奥では90歳超のおばあちゃんが趣味でカズラを編んでカゴなどを製作中。
ちなみに、この西祖谷地域にお茶を広めたのは山岳武士出身の徳善家で、子孫のおばあちゃんがお住まいの屋敷は1000年以上前まで遡ることができる重要文化財。

最後は大歩危駅前で歩危マートを経営される山口さん。事前レクの「気をつけて!」が何を指すのかサッパリだったけど、すぐに分かる!グイグイと引き寄せるパワーが凄まじく、お茶を飲めば「おかわりは?」、商品を尋ねれば「食べてみる?」、帰ろうとすると「これはどう?」とサービス精神が超旺盛で勢いがすごい。「みんな妖怪なんだよ。」とコーディネートしてくれたデオッチ(60歳)。人間界で言うと都築さんは77歳、猪岡さんも75歳超、山口さんは80歳。3人とも自分のことを妖怪と言っているので本当に妖怪と思う。

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