日記を検索

2022年2月1日火曜日

声を大にして言いたい!


毎年恒例の「日本映画産業統計」が、日本映画製作者連盟からされて一人感慨にふける。と、言うのも業界全体を見ればコロナウイルスの影響は大きく、回復なんて程遠いけど、興行収入10億円以上の作品一覧を見ると上位3作はアニメ作品(ちなみに上位10作品にアニメ作品は計4本)で、1位「シン・エヴァンゲリオン」は山口県宇部市の宇部フィルム・コミッション。3位「竜とそばかすの姫」は高知県の高知フィルム・コミッションが支援した作品!

そして、今は「ドライブ・マイ・カー」がカンヌ国際映画祭(脚本賞)、ゴールデングローブ賞(外国語映画賞)、全米批評家映画協会賞(作品賞、脚本賞)など10以上の受賞を日本、世界で席巻しているけど、この作品は広島県広島市の広島フィルム・コミッションの支援作品。
これらの作品は研修で支援内容などを共有させてもらい、各FC担当者の奮闘を知ってたから嬉しくてたまらない。

そして、2019年の理事長就任時に予想した「実写以外にアニメ作品の支援がもっと増える」が現実になる。ただ予想外のことも・・・それは「配信作品の支援が想定よりも早く増えていること」。配信作品は未だ海外作品が多いと思っていたけど日本発のオリジナル作品が東京だけでなく地方撮影も増えてきた。ちなみに日本映画産業統計では2021年に劇場公開された邦画は490本だったけど、この本数に配信作品は含まれていない・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿