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2020年6月25日木曜日

無人島撮影は。

「無人島で撮影をしたいんですが、いい無人島ありますか?」と、ザクッと聞かれると困る。理由は「撮影条件」が分からないから。「仕事したいので、いい仕事ありますか?」と同じで???となる。現在も放映中の某企画の場合は「自由に構造物などが建てられる」「人が簡単に近づけない」などの条件で選ばれ、炎天下、異臭とゴミで大変な思いをしたのも無人島。無人島ってロマンなのか?

でも「本当に無人島でOKですか?」と尋ねること多し。だって完全無人島だと「サバイバル(厳しい条件下での生存)」が求められるから。食料や寝床の確保をゼロからしなくてはならず、怪我などをした場合の対処も必要だし、当然トイレはない。以前、アイドルに無人島暮らしをさせる企画を相談され「ア、アイドルを無人島に?どうやってフォローするんですか?」とビックリして、お断りした経験あり。

無人島でも「キャンプ場が併設」の所もあるから、そういう場所であれば、火を起こすことも屋根がある場所もあって完全無人島と比べれば条件は良いと提案。一つ一つ突き詰めていくと現実が分かり「無人島風」で話が進む。この状況下において無人島は感染リスクが低い?から検討されているかもしれないけれど、そもそも、どんな撮影においても「撮影支援ガイドライン」の確認です。

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