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2019年10月28日月曜日

悲しいのか可笑しいのか?


「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」と言ったのはチャップリン。「俺の人生は悲劇?いや喜劇だ」と言ったのはアーサー(ジョーカー)。混沌で閉塞感漂い誰もが鬱憤を抱える時代で観るのと、楽観的で穏やかな時代で観るのでは受け止め方が全く違うと。「映画は時代を写す鏡」という言葉を思い出す。
オチは降りたら街宣車が言葉を撒き散らしながら走っていて(ここもゴッサムだ!)と思ったこと。

「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」に共感するのは悲喜交々な毎日だから。先週の7日間だけで愛用のバッグが壊れ修理を依頼したら7千円!愛用の自転車のパンク修理を依頼したらタイヤ交換で5千円!大学で1コマの授業をしたけど足りない!と思えば新たな出会いが会ったり、依頼があったり、朗報が入ったりと、悲しいのか可笑しいのか?

1989年のバットマン(マイケル・キートン版)に出てきたジョーカーは、薬品タンクに落ちて顔がひきつった?という設定だった。帰りのエレベーター内で観終わったと思われる学生カップルの彼女が「なんだったのアレ、ジョーカーってこんな映画だったの?」と理解できなかった様子・・・。えぇ、おじさんもその意味が少し分かる気がする。二人で3000円、2時間だったら色々と考えちゃうよね。

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