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2024年4月15日月曜日

アイデアは。


ロケ弁について発信してるから「弁当に詳しい人」と思われたのか?
ココ大付属学園でも子ども達の昼食は保護者を悩ませたり時に苦しめたりした。ココ大付属学園へ通う家庭は留守がちが前提なので、保護者が朝に余裕をもって昼食を作る時間はないと推察。

特に夏は30回以上の昼食を用意する必要があり、自身の昼食を弁当に詰める延長で子供の弁当も詰めたり、冷凍食品や前日の余りなども活用しながら作るが現実(と我が家を振り返る)。

そこへ「弁当(配達)ビジネス」の相談があったのは昨夏。パッ!と見はGOOD!だったけど「〇〇時までに注文受付」「最低注文数は〇〇個以上」「入口まで取りに行かないといけない」などの事業者都合のほか、値段もビミョーで利用を諦める。

そこへ今度は別会社から「弁当(配達)ビジネス」の相談。今後も増える需要に商機を感じたようだけど、上記のように事業者都合で事業化を考えても持続化は難しいと、正直に申し上げる。

ロケ弁は一個800円前後。仮にこの値段で保護者が子供の弁当を頼むだろうか?30日間注文したら24,000円!仮に500円/個でも30日間で15,000円。色々とよぎって当たり前。

それに弁当の場合、毎回プラゴミなどが出るのも問題。だから個人的には「昼食をつくる時間」を時間内に設けて、みんなで温かい昼食を作るというアイデア。
いわゆる「食育」の範疇で、相乗効果や付加価値も得られると思んだけど。

どこで何に繋がるかは分からないけど。


令和6年度のフィルム・コミッション事業は既に始まっていて、早速の撮影相談もあり、協力者へ依頼などしてる最中。愛媛県、松山市役所とも今年度の攻め方などの打合せも終了。

「はい、泉谷さんの分です。」と「がんばっていきまっしょい(アニメ版)」のチラシと大判ポスターも預かる。
公開まで「まだ半年も」なのか「もう半年しか」かは人それぞれだけど配給の松竹の気合い&熱量は高い。PRも始まり、こんなにも期待や想いを醸成できるアニメ作品って少ないかも。
ポスターはJFC事務局にも貼ろうかな。

そこへ原作者の敷村良子さんから激励メッセージが届く(実は以前に新潟でお会いしてからのご縁)。
こういう点が長年フィルム・コミッションをしてると得られる良い所。“繋がり”ともいう。

ドラマ版(2005年)の撮影支援当時、アニメ版が19年後にできるなんて知る由もなく、またこうして携われた巡り合わせには感謝しかなく、あの時の経験(再撮影や山火事騒ぎ、台風など色々あったけど楽しかった思い出。)が今回にも活きてると思うと感慨深い・・・。

何が言いたいかと言うと、(自分なりに)真摯に目の前と向き合えば、その先、何かで繋がる&実るかもしれないということ。成果は先に実らない。

2024年4月14日日曜日

0.0003円/歩。


早朝散歩に飽き足らず夕方は松山城へ散歩。ここ数日は暑くて半袖をひっぱり出して着ると(あぁ、減量しないと・・・)となる。
山頂広場は外国人観光客でにぎわい、中国人、韓国人の他に、欧米系、東南アジア系の方も多く、桜が散る様子に「Oh!Look,Look!」と感動しながら撮ってた。
風に吹かれてヒラヒラと桜の花びらが散る光景は日本人が見ても良いと思うもの。
地元のテレビ局も取材してた。

そのまま県庁裏道を歩いて城山公園に出ると、初めて「三つの球をジャグリング」しながら走るランナーを見た!犬と一緒に走る人もいれば、友達と走ってたり、いい光景。

今週も60,000歩以上歩き、CokeONアプリでは歩き続けたご褒美のクーポン券もゲット。
このクーポン券は“ただ歩けばいい”だけでもらえて、計算上35,000歩/週×15週=525,000歩以上で、自販機からお好きな飲み物が1本もらえる。

仮に160円のお茶をクーポンで貰おうとすると、160円÷525,000歩=0.0003円/歩(3333歩≒1円)という計算。
1歩にも値段(価値)がつくのか・・・という感じ。たかが1歩、されど1歩。

ちなみに、楽天ヘルスというアプリでは5,000歩/日歩き続けると日々クジが引けて、1ポイントから10ポイントまでがランダムに得られる。
ポイント=円だから、1年歩くと500ポイント(円)とほどつく計算。

嗚呼、悶々!

ココでも撮影予定だった!

個人の意見です。やはり「映画を観る」は「イベントに参加」になったんだなと。
名探偵コナンの最新作が公開初日に63万人の動員で9.6億円という興行収入でロケットスタート。シリーズ歴代最高の興収138.8億円を持つ前作(26作品目)を超すと予測。
今作が27作目だから、一体どういうこと?配信でも過去作が一気に見れるのもPRの一環か。

敬愛するジョージ・ルーカス(今年80歳!)が、今年の第77回カンヌ国際映画祭で名誉パルムドールの受賞が決まったというニュース。
スター・ウォーズと出会い、高校時代から自伝を読み(特に「スカイウォーキング/デール・ポロック著(1997年)は今も手元にある)、THXの図録を読んだり、映画という世界に進みたいと思わせた一人。おめでたい。

NETFLIXで「恋は光」が配信されてた。登場人物名の西条、北代、東雲、大洲、花園などは愛媛の地名。チクショー!なかなかの良作品だったではないか!

コロナ禍真っ只中で愛媛では撮影ができず、急遽の撮影は気苦労も多く、大変だったと思う(岡山県FC協議会が撮影支援)。

でも!大学(構内)も釣具店も商店街も路面電車も公園も川(鹿島から変更されたと思われる。)もカフェも美術館も家も全部、撮影準備も整えていたから、写し出されるシーンにいちいち雑念が入って悶々とする。
リブート求める!

2024年4月13日土曜日

数字でココ大付属学園。


3年目が終了したココ大付属学園の総決算!令和5年度のココ大付属学園は、のべ52日間実施(夏休み34日間、冬休み7日間、春休み11日間)。

のべ参加児童数は1523人、一日平均29人という結果。定員は40人/日なので、この数字を30人以上に押し上げられたらと思う反面、単に申込数を増やせばいいという話でもないので悩ましい(申し込んでも体調不良などで休む子もいるし)

一年間でココ大付属学園に申し込んだ児童数は計258人。強引な計算をすると一日の参加費(1100円/人)で1,675,300円。年間登録料(2200円/年人)で567,600円。合計すると224万2900円となる。これに松山市からの補助金が加算された額が事業運営費となる。

収支決算をみても、収入は年度当初に立てた予算額よりも増額だったけど、支出も予算額よりも増額だったのでイーブンという感じ。支出の多くは人件費に充当される。
だから助成金などを申請して内容の充実を図ったりしてるわけ。

時々「儲かるんですか?」と、尋ねられるけど官設民営事業に儲かる視点はないし、そもそも儲けのためにしてるわけではない。「儲ける」と「稼ぐ」は違う。

これが民設民営事業だったら、やり方は色々とあるかもしれない。仮に参加費を倍の2200円にすると参加者負担も倍増してしまい、参加者の激減は目に見えてる。

そんな所へ「相談がありまして・・・。」と某社から相談が入る。

こんな時に限って!


3種類の報告書を提出完了!締切前に提出できて一安心、再提出がないことを願う!
資料の作成は苦ではないけど、今回は悩まされた。と、言うのも作成資料をPDF化しようとスキャナーに読み込ませると、ガタガタッと鈍い音がしてズレ、汚い読み込み結果となる。何だろう?と用紙を整えて一枚ずつ読み込んでもダメ。
機器を開きガラスや鏡を見ても問題なかったけど、用紙送り用のゴムローラーの一つが溶けてた!

(えっ!こんなコトあるの?)という感じ。ゴムローラーは4つあるのに一つだけが溶けて悪事を働いてた。他は異常ナシと思えたので、部品を探そうとメーカーサイトを見たら、この機種は12年前の製品!と分かるも、そもそも純正パーツは無かった。
うーむ、稼働回数が少なくなったとは言え、12年前から故障もせずに動いてたのか。

そして、同じような症状の方もいて強者はホームセンターで似た材質のチューブを再利用したり、3Dプリンターで作成していたり、メルカリで自家製ゴムローラーを販売していたり、“困りごとに商機アリ”を身をもって知る。思わずクリックしそうになったもの・・・。

結局、今回は時間も無かったことから手間をかけて終えたけど、本体は壊れてないのに一部の軽度なパーツが不調の場合、やはり自分で(手作りで)直すしかないのだろうか?
それにしても、どうして溶けてしまったのか?は謎。

2024年4月12日金曜日

これがインパクト。


先日のヒメブタの会代表の森さんの声がけで集まったメンバーから早速、自主映画を撮りたいので相談に乗って欲しいと正式にえひめフィルム・コミッションに問い合わせ。
該当地域に連絡すると話が通ったようで撮影準備に入るそう。OK!

自主映画を撮りたい人は他にもいて、構想が出来上がったと相談が入る。こちらはまだロケ地決定までは至らずだけど、撮影は決めているので諸々が整い次第、撮影支援に入る予定。

他にも自主映画を撮りたいと思う人がいたり、ヒメブタの会も先日の会合の時に「今年は制作したい」と意気込みを語っていた。
松山出身の西山監督も現在は長編映画の編集中(撮影は2023年に終了)。

全てがフィルム・コミッションによる波及効果(インパクト)とは言わないけど、少なからずとも「撮影ができる愛媛」「撮影がしやすい愛媛」と思われたい。

「泉谷さんは撮らないんですか?」と時々、言われるけど、この先もカメラを構えることもカチンコを叩くことも監督のように振る舞うことも無い。
あんな大勢の撮影隊を統率するなんて大変!

でも物語は書いてみたい。なぜならフィルム・コミッションをしていると、面白いエピソードと言うか出来事が多くて、かなり貴重な(特殊な)体験をしてると思うから。
フム、生成AIで動画制作も可能になったとのことだから、それならアリと思ったり。

500回を超えたかな?


南海放送ラジオのスタジオに入ったら窓の向こうの桜がキレイだったのでパチリ、6:30頃の眺め。
もう何回目か分からない「週刊ココ大ラヂオ」の収録。ココ大の活動開始3年目、2013年の秋から放送を開始したので11年目。年間48回の放送で計算すると500回を超えた頃かな?
南海放送さんの英断というか心意気が続いてます。
公益活動について当事者が発信する唯一のラジオ番組と思う。

内容は学長日記と同じく、縦横無尽にココ大の取り組み事項を紹介。“音声版学長日記”という感じか。時々、遭遇するリスナーから「毎回聞いてますが、よくも話題が尽きないですね。」と言われるけど、大した話をしていないし、話題は学長日記で書いてるし問題ない。

この「大した話をしていない」は意外と重要と思っていて、(何か良いコトを言おう!役に立つコトを言おう!)と気構えたのは最初の数回だけで「ココ大はフツーが面白いのだから、フツーでお願いします!」と、最初にラジオの面白さ、ノウハウを教えてくれたYディレクター。

だから、今でも続けられているのか!と痛感したり。
今回収録(4/21、4/28放送分)したのは「ココ大付属学園」「市民活動、公益活動」について。次回の収録(5/5、5/12放送分)は「松山東雲女子大学でのボランティア論」「フィルム・コミッションの全国調査」について。

「聞かれているようで聞かれてなく、聞かれていないようで聞かれている。」ココ大ラヂオ。

2024年4月11日木曜日

他責の人。


「他責(思考)の人なんでしょうね。」と、新年度早々、見抜いてしまった人との会話。
他責(思考)とは、問題が発生した時に自分以外に非(原因)があると考える人。当事者意識が低いのに自身はそう思っていない残念な人。
だから周りは離れていき、その結果、成果や実績が認められにくい。そんな状況に当人は「周りは分かってない」などと勝手に判断。なのに承認欲求は高めだからややこしい。

他人と比較して落胆なのか?それとも(私はもっとできるはず!)という理想と現実(できていない、周りに分かってもらえない等)とのギャップに苦しんでいるのかもしれない。

こういう人は組織や仕事仲間を(私を分かってもらえない人たち)と分類したがり、その分類はやがて、近寄りがたい壁となり当人を孤立させてしまう。で、孤立感を味わうと(こんな状況になったのは周りのせいだ)と負のスパイラルに陥る。

そんな意識や態度をするのは、先天的なのか後天的なのか分からないけど、一定数存在するのは事実。そんな人が居るのにも関わらず組織で放置していたらどうなるか?
周りに悪影響を与えてしまい他の人の士気や雰囲気が下がる、悪くなるから何かしらの手を打たなければならない。

なぜ、ここまで具体的に言えるのか?過去20年間で企業、地方自治体、NPO、地域づくりなどで色々な人と仕事をしてきたから。

独り言。


ジャパンFCに加盟する全国各地のFCに寄せられる撮影相談数は、年間のべ16,248件(2022)。
これは一日に平均45件の問い合わせがある計算。でも、実際は関東圏での撮影相談が圧倒的に多いので、その影響で全体を押し上げてる。
四国では約170件/年の撮影相談を受けている計算で、愛媛県では40-50件/年の相談に対応している。

約170件/年の撮影相談に対して、実際に撮影や公開or放映などが確認できた実績は約90件/年ほど。愛媛県ではこれまで30件/年が平均だったけど、今年は20%ほど支援実績数が増加、過去最高の支援実績数。

これはバラエティ番組が増えていること、把握しやすい番組も多かったからと推察。
実は相談をしてくる制作会社の一部は、相談する時は藁をもすがる依頼だけど、いざ撮影が終わると、一切音沙汰なしの場合も多く、かつ撮影しても長期間放映されない等、お蔵入り?と思う撮影もあって全てを確認できない現状。

撮影相談も撮影実績も増加傾向は喜ばしいけど、相変わらずFC担当者は兼任も専任も少なく、撮影の調整などで忙しく奮闘している様子が目に浮かぶ。
だからか、直面している課題のトップは「人材の育成・人材の確保」。
ジャパンFCでも積極的に人材育成をしてるけど、学んで経験も積んだ所で異動・・・と言うのは仕方がない。

点ではなく面で撮影誘致&支援体制を構築できないものかと。

2024年4月10日水曜日

20分間1本勝負!


コムズ館長からも尋ねられた「情報発信力≒認知度向上」について。
報告会の参加団体と話しても「情報発信力が弱い=集客に繋がらない、認知度が低い」という悩み。今に始まったことでもない、20年前も同じ。

「イベントの時だけ発信しても、誰の発信か知られていないし、伝えたい人とも信頼関係が築けていないのだから、参加したい!という思いに至らないのは当然でしょ?」となる。
「今回は自身が主催者だから、そう思っても、いざ自分が参加者の意識だったら同じで、参加しないでしょ?」とも。フムフムと頷く参加者。

なので、これまでの経験から「主催者は実施したこと(アウトプット)をPRしたがる。でも周りから共感を得るには、実施したことではなく、実施したことから生まれた価値(アウトカム)が大切で、これは“実施の前と後で変わったことは何か?”ということ。

協力者は価値を創出できる団体や取り組みに共感する。
更に取り組み毎にアウトカムが創出できると波及効果(インパクト)が生まれやすくなる。行動変容に繋がったり、協力者が増えたり。ここまでできれば最高!」と紹介。

聞けば、気づいてないだけで、フムフムなフツーの話。すると話は戻って、イベントの時だけ情報発信しても共感しにくいし、そもそも共感してくれそうな人たちがいない、発信しても届かないとなる。

じゃあ、その為に自分で何ができるか?「私の場合だったらブログを毎日書くことで発信と発散を兼ねてる。」と紹介。20分間のアドバイス。

市民活動報告会。


2月3日に行われたコムズフェスティバル。その中で「分科会」と称した公募プログラムの審査員を今年度から引き受けてアドバイスして、当日を迎えて、振り返り報告会を先日実施。

11団体はそれぞれに・・・。
  • 災害時のトイレ問題
  • 働きやすく暮らしやすい松山
  • 自己肯定感の向上
  • 女性議員の増
  • 子どもの性事情
  • 育児の負担
  • 自己実現
  • 高齢者の働き方と社会参画
  • 尊厳ある生に音楽療法
  • 多死社会を迎えて
  • 認知症
をテーマに分科会を行い、その成果を報告してくれたけど、パッ!と見て「参加したい or 参加しにくい」と感じるのはその通り。
だからか、参加者が多かった分科会もあれば、少なかった分科会もあり、手応えアリ、課題アリの報告にこれまでを色々と思い出したり。

で、気づく。発表者で私より明らかに若いのは1-2名で、他は年長者、さらにコムズ関係者、松山市担当者も年上の方が多く(一緒に審査してくださった松井理事長/NPO法人GCM庚申庵倶楽部も)、市民活動自体の高齢化?それとも偶然なのか?テーマだからか?

特定非営利活動促進法が施行されて26年目、黎明期に活動を始めた団体は25年、20年となるとメンバーも歳を重ねるわけで、活動の「代替わり」もいいけど「解散」も選択肢の一つと思っていて、すると新しい活動という新陳代謝が生まれるきっかけになるは自論。

2024年4月9日火曜日

情報量が多すぎて草。


朝散歩後は二週間できなかった掃除を洗濯と同時に行い、その後はハーモニープラザでココ大付属学園の最終片付けを終わらせ、松山東雲女子大学での授業開始に合わせて空気が抜けていた自転車を持ち込む。
一年ぶりなので、レストアをお願いすると一週間かかると言われ、空気を入れただけに。

その際「10年前に、この店で買ったんですよ。」と伝えると「お客さん、このタイプの自転車の寿命は5-6年ですよ。」と言われて「えっー!」となる。ビアンキの自転車って数万円したけどそんなものなの?

家に帰り、ポストに入っていた光熱費のレシートを見たら、ガス代が愛媛県補助という名で550円差し引かれてた、へっー。

そうだ!髪を切ろう!とフジでサッパリ。そのまま食事の材料でも・・・と思い惣菜売り場で物色していたら、目の前でカートを押したマスク姿のおじさんが立ち止まり「あらっ〜、お久しぶり〜」と独特の声がけで「サンシロウさん?」と尋ねると「そうよ〜、10年ぶりくらいかしら〜?」と独特な口調のサンシロウさん。

「もう80歳になったの、あの頃が懐かしい〜」と、何も知らない人が聞いたら誤解を招くようなくだり。
彼は20年ほど前に行ったワークショップの参加者で、その後も街歩きなどで一緒になった仲。

一日24時間だけど、48時間の勢いで過ごしたら情報量が多すぎて疲れてしまい。20時には就寝した件。

小学生から大学生へ。


対象が小学生から大学生に変わる。松山東雲女子大学での授業「ボランティア論」が始まった(3年目)。1回目はオリエンテーション。(この先生、一体何者?)という雰囲気が漂う中で私から学生へ全15回の授業内容をプレゼンテーション。
この授業は「応援ボランティア」と称したボランティアを体験する実践型授業が特徴。

1回目から3回目まではオリエンを含むボランティア概論。ボランティの魅力とは?
4回目から6回目までは水口酒造の水口さんを向けての「道後一会」の魅力発信ボランティア。
7回目から9回目は「フィルム・コミッション」をキーワードに身の回りにある素敵な場所を探すロケハンボランティア。
10回目から12回目は「友達以上保護者未満」をキーワードに、子どもたちの居場所づくりを運営するココ大付属学園応援ボランティア。

紹介後に早速、感想を尋ねると
  • 座学中心と思ったけど、体験してボランティアの面白さや、やりがいを感じる授業と思いました。
  • ただただ、全てのことにおいて、ワクワクして楽しみです。
  • 様々な活動ができるので、とても楽しみです。
  • ボランティアが何か、何のためにするのかよく理解できていない所が多くあります。授業や体験を通して学び、理解を深めたいです。
など、匿名回答なのに全てが前向きな意見で意欲を感じる。
「楽しく学ぼう!」宣言。

2024年4月8日月曜日

夏休みに会いましょう!


初めての参加で楽しみにしていたのに、体調不良で自宅待機を余儀なくさせられて、数日しか参加できなかった子。保護者から「もしかしたら全休だったかもしれず、数日でも参加できて子供も満足しました。夏のココ大付属学園に参加します!」宣言。

初めての参加だったのに、途中から体調不良となり欠席してしまった姉弟。回復傾向だったけど大事をとって最終日も欠席、「夏のココ大付属学園に参加します!」宣言。

他にもドキドキしながら過ごした一年生も初参加の低学年も「帰ってからずっーとココ大のコト、喋ってました。」とか「職場の先輩からココ大付属学園のコトを教えてもらい参加しましたが、楽しかったようです。」と、わざわざの連絡があったり。
その一方で、引っ越しで遠くへ離れる子が保護者と一緒に最後の挨拶にきてくれたり(涙)。

特別なコトはしてないつもりだけど、反響の大きさ、手応えの強さに書かずにはいられない。保護者の協力と理解ナシでは運営できないので大感謝!

あっという間だった11日間。昨日片付けが終わったとこだけど「夏はいつから申込ですか?」と、早速の問い合わせ。
その背景には40名/日という定員制があり、先着順で申込を受け付けているから。

夏休みは6月15日から申込開始予定。

ゴメンね、みんな。


城山公園にて。「インチキーーー!」と向こうから手を振るこども。「ナニーー?」と尋ねると「キックベースしようよ!きてーーー!」とお誘い。
朝散歩などで城山公園は何度も来ていたのに、ピッチャーマウンドやホームベース(バッターボックス)の存在を知らなかった!

攻撃。ボールを投げては蹴って走る子ども達、その中に混ぜてもらう。劣勢だった我がチームに勢いをつけようと、エイッ!と転がってきたボールを蹴ってヒット!塁に出ていたランナーを生還させることができ“いい所”を見せることができた!
と、ココまでは良かった。

その後、守備。三塁を任され、前進守備をしていたら、バッターが蹴ったボールがすぐ横にやってきて(よし!足で止められる!)と左足を出したものの、私の足は短かった!届かず!
ボールは私の横を通り過ぎ、後ろへコロコロ転がっていき、捕球するもランニングホームランにさせてしまう・・・。記録はインチキのエラー。

あぁ、頭のイメージと実際の体の動きは全く連動しないお年頃。おかげでお股が痛くなるし、子ども達、スタッフに大笑いされる。自分も滑稽でしょうがなかった(笑)

結局、我がチームは負けてしまう。ゴメンね、みんな。でもとても楽しかった件。

保護者とも。


3月に予定していた松山城へのピクニックは雨天中止。部屋で花見はしたものの、やっぱり本物が見たいと急きょ、城山公園へ繰り出す。満開の桜の下でモーレツに遊ぶ子ども達。

そして、30分も経たないうちに「お腹すいたー!」の大合唱。時刻はまだ11時前。
「好きにして!」と伝えると早速お弁当を開く子がいたり、お菓子を食べる子がいたりワイワイガヤガヤ開始。やっぱり外は開放的で気持ちがいい!

食事の心配をしてか、スタッフが「筍ご飯」を作ってきてくれる(涙)
この筍ご飯は、保護者から差し入れとしていただいた筍を使い炊いたもの。ジヮ〜としみる美味しさで完食。
私がいただいた筍は、半分はポン酢と鰹節でいただき、もう半分は牛肉と炒めて完食。山を所有しているという保護者(スゴい)、自然の恩恵を授かる。

すると今度は別の保護者がやってくる。「通り道だったからいるかな?と思って」という気持ちがありがたく立ち話。子どものこと、共働きについて、居場所についてなど意見交換。
更にはお昼に合わせて参加の子どもが保護者とやってきた。ここぞとばかりに子育て論などの意見交換。
そして更に更に合流予定だった子供と保護者もやってきて、また立ち話(夏休みはどうなりますか?など)。

保護者も気軽に立ち寄れる雰囲気っていい。

2024年4月7日日曜日

追いかけ、追いかけられ。


各地で校長先生などを歴任された松山市教育界のレジェンド、Hさん。インターンで来た学生も保護者も「えっ!H先生!」と驚くほどの人物。
ココ大付属学園を気に入ってくださっていて、積極的に関わっていただき大感謝!と言うより尊敬の域。

子ども達へツッコミもできるから、子ども達からも大人気で、だけど子ども達のペースで付き合うと大変なのに・・・さっきからずっと走ってる!子ども達を追いかけてる、追いかけられてる!んっ!よく見ると後ろからHさんを追いかけてる子は縄跳びを飛びながら!?追いかけてる。

ボールを放せば標的となり追いかけられ、ボールを持てば挑発されて追いかけるHさん。
「Hさーん!休んでくださいよ!明日が心配です(笑)、皆んなもHさんを休ませてあげてよ!」と声かけするも「やだっー!」と子ども達、声が出せずともサムズアップのHさん。
立ち止まれば、子ども達に囲まれてヤイヤイ(引っ張られたり押されたり)されて休む暇がないHさん。

「週末はゆっくり休んでくださいね!」としか言いようがなかった、大ハッスルのHさん。
ほんと、素敵な人は謙虚だし、目配り気配り手配り(周りを見ては気にかけて行動)が指示がなくともできるし、相手思いで優しい。

こういうシニアになりたいと言う人を久しぶりに思った件。

死ね。殺すぞ。


ココ大付属学園にもルールがあって
  1. 名札をつける(他の子との識別のため)。
  2. ゴミはゴミ箱へ捨てる(ゴミを放置しない)。
  3. 遊んだ後は片付ける(区切りをつける)。
  4. 声がけをする(状況把握のため)。
  5. 体育館と中庭で遊ぶ時は大人と一緒に行く(見守りのため)。
  6. 仲良くケンカする(よく考える)。
これらのルールさえ守ってもらえれば、他に言うコトはないけど、個別の注意はあって。

「言葉づかい」で注意したコトが今春も何回かあって「クソ!」「バカ!」「アホ!」は(私の中で)許容範囲だけど「死ね!」「殺すぞ!」はアウト。

セーフとアウトの境界線は曖昧だけど、言葉が持つ影響力を考えず、テレビやマンガ、ゲームなどでよく使われるフレーズだから本人も悪気はなく気軽に使ってしまう。
でもコトの大切さを伝えるべきと「ちょっと話そう。」と、子ども達にとっては嫌なフレーズ。

「その言葉を使って気持ちいい?」「その言葉は暴力だよ。」などと真剣に話すと、何も考えず勢いで話してしまう子がほとんどで分かってくれる。
で、周りも素振りを見せず遊んではいるものの(インチキが注意するポイントは“アレ”か)とインパクトが発生。

すると「“インチキ”はいいの?」と低学年。「インチキはいいんだよ!インセキでもチキンでもいいんだよ!」と、中学年が教えてた!

2024年4月6日土曜日

地域通貨!?


伊予銀行さんによる「金融教室」。今回は「カレーをつくろう!」をテーマにお金の流れを学んだのだけど、子ども達の真剣だけどツッコミ所の多い回答に笑いが止まらなかった件。

内容は全員が一律のお金を預かり、そのお金でカレーをつくるのだけど、カレーの具材(ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、肉)や量(大盛り)には単価が設定されていて、手持ちのお金を上手に使って具材を調達して完成がゴール。

しかし、なぜか子ども達の中にはお金が足りない子が出てきて「どうして?」となる。
でも理由は簡単で単に好きな具材を買いまくって「肉だけカレー」「じゃがいもだけカレー」になっていたから(笑)。

逆に嫌いな具材は省いてしまい、私にニンジンを渡して自分は「ニンジンだけカレー」など。本当は“そうならない”よう工夫されているはずなんだけど、子ども達の発想というか知恵の方が上回る。

で、「今日は上手に買い物できましたか?」の問いには「はーい!」と写真のような笑顔。
もう、ちゃっかりしてると言うか、しっかり抑えていると言うか、まぁ、お金の使い方に慣れておくことは必要なので一定の成果はあったということで。

教室終了後、今回の為に用意してくれたお金の束を持っている子が「ねぇ、インチキ?ここのお菓子これで買えないの?」って地域通貨!?