日記を検索

ラベル 香港 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 香港 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年3月15日水曜日

香港あれこれ。


何度みてもビックリするのが「高層ビル」の多さ。湾沿いや街中にニョキニョキ生えているように建っていて一棟が細い!日本の高層マンションよりも高いんじゃないかな?
一体、一棟にどれだけの世帯が入っているのか分からないけど、地震国“日本”から見ると驚くほど高く細い。そして高層じゃなくても普通のマンション?アパート?でも互いの壁を共有して建っていて、ベランダがないのに洗濯物やクーラーの室外機が“吊るして”ある、怖い!

前回に訪れた時も街のあちこちで工事中だったけど、今回もあちこち工事中。
100年以上も建設が続き「永遠に終わらない」と言われたサグラダ・ファミリアでさえ2026年頃に完成と言われているのに、プラスチックの仮設誘導壁、表記などがフツーになってる感じ。人間って順応してしまうのね。
ちなみに日本の工事現場では鉄パイプで足場などを組むのがフツーだけど、「竹製の足場」を見て(おぉ香港!)と心で叫んだり。

メニューを見て「美味しそうだけど高いなぁ(約一万円)」と頼まなかった品(その店の名物)を後ろの席も横の席もあっちの席でも各席で注文してる!それも二人で!美味しそう!
「価値観が違うのか?それとも日本人の貨幣意識が低すぎるのか?」と話題になり、デフレ日本(≒安くて当然など)に慣れてしまった意識を猛省。
きっと美味しいと価格は適正で適切に消費することで経済は円滑に循環するよね・・・と。

2023年3月14日火曜日

香港事情。


「私、海外出張では水に気をつけてます。」「例えば?」「水道水で“うがい”しません。」「そうなの!?じゃあ何でするの?」「(市販の)ミネラルウォーターです。」「そうなんだ・・・気にしてなかった」と私。すると他のメンバーも「私もそうですよ」と、歯磨きなどはミネラルウォーターを使用するとのこと。
すると「シャワーの時もゴーグルしますもの・・・」という衝撃発言に周りがアングリと驚き「ブログで紹介させてね!」と掲載(笑)

「香港人は生野菜を食べるの?」「うーん、食べる人もいますが香港で採れる生野菜は少ないからレタス、キュウリ、トマトぐらいですよ」「そうなんだ!じゃあ、やはり温野菜?」「はい、そうです。香港の野菜の多くは硬いので湯がきますね」「確かに!食べたチンゲンサイは茹でてあって太くて歯応えがあったよ」「ホテルのサラダは欧米人向けですよね、きっと」と、たわいもない香港食事情。

「点心と飲茶ってどう違うの?」「ほとんど一緒ですよ、点心は一品ずつ料理が出てくる料理のことで、飲茶は、その点心をお茶など飲みながら食事することです」「そうなんだ!」と、言う事で昼食は点心を食べにいく。
ただ注文形式で全く中身が分からず通訳の方にお任せ。すると、最初にコレがでてきて「あぁ、これ食べたかった味!」と声に出してしまう。郷に入れば郷に従え。

この道を信じてきて良かった。


2023年3月13日は思い出深い一日になる。エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスは好きor嫌い、理解or理解不能がハッキリと分かれる作品なのに、7部門でアカデミー賞受賞。それを香港で喜んだなんて!
久しぶりにワクワクしたアカデミー賞が終わると、大江健三郎氏の訃報を知る。
また一つ、何かの区切りなのかな・・・と思いつつ、トークセッションへ行くと映画の可能性について熱心に議論してた。

映画なんて単なる娯楽だし、無くても生きていけると言う人もいるのに、なんで、こうも熱くて恥ずかしい程に議論するんだろう?と人の話を聞いて思ったり。
そしてジャパンFCブースに戻れば撮影相談に対応しているFCを見て(日本での撮影ニーズは予想以上にある!)と、ちょっと俯瞰したり・・・。
私を含めて(映画に何を期待してるんだろう?)と自問してしまったり。

キーホイクァンの受賞スピーチミシェル・ヨーの受賞スピーチを見て涙腺緩む。感動と言うか、映画には無限の可能性があり(あぁ、何だかよく分からないけど、この道を信じてきて良かった)という感じ。
そして、皆んなと映画やFCの可能性について話すのも楽しく(仲間っていいな)と51歳にしてシンミリ。
色々と感情が揺さぶられた日。写真は「ココ大付属学園」にもエブリンがいた!それともジョイか?

瀬戸内カラマリをまた言う。


「ありますよ!フライドカラマリ!」とメニューを見ながら親切なスタッフが指をさしてくれる(笑)。「ホント?じゃあ、カラマリを一つ」と私。
ヨーロッパでの「フライドカラマリ紀行」がウケてネタにしてくれるスタッフに感謝(笑)。「泉谷さん、イカ好きなんですか?」と真顔の他FC。「まっ、そうかな・・・」と合わせる。
通称「うちいり=クランクイン前のスタッフ総出による決起会」を真似て乾杯!

ドンッ!とテーブルに写真のフライドカラマリが登場。言い出しっぺなので最初の一口をいただくと、やっぱり美味しい!「いかの天ぷら」とは同じイカなのに全然違う!次々と皆んなの口に入っていくフライドカラマリ。そして口々に「おいしー!」となり、あっという間になくなってしまった・・・。ちなみに上にチョップされているのはニンニク。日本では味わえない旨さに「もう一回、フライドカラマリを頼もうか?」となる。

食通いわく「衣の違いですよ」とのことなら、このアツアツのカリカリな味付き衣にイカの食感は日本でもできて当然!今回のイカは輪切りではなく短冊形だったけど、これもアリ。
香港は魚介類が美味しいからアサリやエビなども食べて美味しかったけど、ネタとしてはフライドカラマリ(笑)。そして瀬戸内だったら雑魚と呼ばれる小魚と一緒に揚げて、ミックスフライでしょ!と何度もでも言いたい。

2023年3月13日月曜日

記憶は何で蘇るか?


前回から10年以上経っているので覚えていたり忘れていたりと記憶が曖昧。
記憶のメカニズムは知らないけど「視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚」で刻まれたり、呼び起こされたりすると想像。

看板などの視覚は色々と変わるから“それなり”だけど、私は特に「嗅覚」で記憶が呼び起こされることが多くて、異国の地の香りを感じるとテンションがあがる(笑)。それも以前に訪れたことがある地だと、それをトリガーに過去の記憶を色々と思い出す。

なんとも表現しにくい「モワッ」という湿気のある香りで、意図的に醸し出せない生活、商業、文化、歴史などが混ざったアジア圏特有の香りで、スペイン、イタリア、オーストリアで感じた香りと全然違う。

ホテルに到着するとフロントは大混雑!チェックインをするのに約1時間待つ。「きっと、これが世界標準で日本の“きめ細やかすぎる”サービスは特異だから外国人に感激されるんだろうね」と、あーだこーだで時間を潰す。

会場へ準備に行くと、これまた会場独特の香りに10年以上ぶりなのに当時の記憶が蘇る(前回はオープニングレセプションにジャッキー・チェンが登場して歓喜したのを思い出す)。
打ち合わせなどの準備を済ませて食事(味覚で香港!)をして、
「愛媛ってどんな香りだろうね?」など帰り道に話しながらホテルに到着。
そして窓からの眺めがTHE 香港(これは視覚)。

お久しぶり香港!


5時過ぎ起床、いつも通りのルーチン作業をして7時にホテルを出発。7:30頃に羽田空港第三ターミナルへ到着。
2月のヨーロッパの時は感じなかったけど、搭乗手続き待ちの人に多さに驚く。搭乗手続きからラウンジに入るまで45分ほどかかる。ラウンジではコーヒーと名物カレー&サラダをいただき、メール返信など作業の続き。香港行きの飛行機へはバス移動なので「お早めに」と声をかけられる。

ここまで順調。「抗体検査もお願いします!」と言われていたので、やってみたら陰性!香港ドルへの両替は「200香港ドルを!」と言ったら約5000円(香港ドルと米国ドルは大体同じと勘違いしてた。正解は1香港ドル=18円)だった。
搭乗した飛行機も満員、香港までは約4時間のフライト。前回の搭乗で「機内食は選択可能」と知り、朝食も済ませていたので「フルーツ」を選択したら、写真のような8種類のフルーツで(今後はこれでいい!)と思ったり。ちなみに選択は事前選択制。

月日が経つのは早く、聞けば前回訪れたのは10年以上前(2009年頃)と分かりビックリな3回目の香港。目的は「香港FILMART(香港國際影視展)」と言うアジアでも大きな映画映像マーケット。「海外作品の日本への撮影誘致&愛媛のPR」に来ました。

今回はワーケーションではなく100%仕事。4時間のフライト中は映画を観たらもう着陸のアナウンス。お久しぶり香港!