講座や研修などで教える場合、説得力&納得力を高めるために「具体的な事例」は欠かせない。決して“いい話を聞いた”で終わらせないために、リアリティを紹介できるのが強み。
(1)朝食を食べても、昼食を食べても腹ペコな子ども達をどうにかしたかった。(2)昨年末からゲストハウスや歓迎会などでおにぎりを食べる機会が多かった。
(3)3月にはホテル朝食のウリが“おにぎり”で、可能性を感じてアイデア浮かぶ。
(4)食育の一環に「おにぎりを自分で握る」を実現すべく助成金を申請する。
(5)見事、採択されて一升炊の炊飯器、食料など10万円分を購入できた。
(6)ネットでお米の寄付について書くと平岡家から寄付の申し出があった。(7)「おにぎり百景」と名付け郷土系おにぎり「鯛めしおにぎり」など色々握る。(8)料理人パパイズム鈴木さんを招き「おにぎり教室」授業で100個以上にぎる。(9)冬も平岡家からお米の寄付をいただけることになった(今度は新米!)。
これらの間には多くのサイドストーリーがあるけど、助成金などの申請には妄想でも「描き切る」ことも大切で、書き終わった後の「根拠のない自信」は言い得ぬ自己満足感(笑)
そもそも、申請に至るには、それまで散らばっていた「点(今回で言えば、腹ペコな子ども達、各所で偶然に食べたおにぎり、食育などのキーワード)」を紡げたことが背景にあり、妄想でも現実的に書けたのが良かったと自己分析。
相手とストーリーを共有できるかが採択における一つのモノサシと言うつもり。
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