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2024年5月21日火曜日

企画のあなたへ。


他人が作成した企画書をブラッシュアップしたり、指摘したり、審査する機会も多い昨今。
で、数種類も一気に読むとダァーー!と疲れて資料をドサッ!と置いて、しばし休憩。で、気づく。

企画書の作り方を教える際は「より具体的に!」がキーワードだけど、“どこまで”具体的にするかは状況に応じて。

と、言うのも提出する企画書にはページ数の上限が大抵決まっていて、仮に10ページなら概要書(サマリー)で1ページ、企画意図/背景、企画内容、特徴(独自性)、成果目標、予算、体制、スケジュール、その他でもう9ページ分の構成!だから強弱&メリハリ大事。

すると「文字(文章)多め」で伝えたいコトをビッシリ書いた内容は、読み手にとって意外と伝わりにくい。
なぜなら読み手の読解力に左右されるから。強い思いは大事だけど端的に説明できること大事。

「図解」は好みだし、図解を入れれば“それっぽい”提案になるけど、図解の使い方を間違えるとマイナスイメージ。そもそも図解は「文章で説明が難しい内容を図で補足して理解を促す」だから、図解がメインにきてはもったいない。
とは言いつつ、文章は読む、図解は見るで脳への伝達方法は異なるので図解の方が理解は早い。
ちなみに、写真や画像の扱いも同じ。

何度も書いたけど、やはり「書く経験」を重ねることが上達への確実な道で、それには「助成金申請」が効果的。
上手に伝わったのなら採択されるし、不採択でも書き直しして違う申請をするのもアリ!


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