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2022年8月17日水曜日

想像力を育むとは。


紙切れに重曹とクエン酸を入れると化学反応が起きてブクブクと泡立つ。その様子に好奇心の塊の子ども達は早く触りたい!そしてかき混ぜたい!ヌルッとした感触に「気持ちわるーい!」と言う子も入れば「気持ちいいー!」と喜ぶ子も。ついでに重曹とクエン酸が入っていた紙袋もポイッ!と入れてひたすら「揉んで、ちぎって、かき混ぜる」こと約15分。すると・・・。

攪拌された紙は水と混ざりトロトロになり、すくい上げて水気を絞ると「紙粘土の素材」が完成する。そして紙粘土の素材にノリを混ぜて成形スタート!団子を作ったり、ポケモンボールを作ったり、星や惑星を作ったり、おにぎりを作ったり・・・色々な作品ができあがる。でも、この時点では成形のみで着色していないので、見た目は地味。1週間ほど乾かすことで超軽量のホントの紙粘土が完成。残るは着色のみ。

紙粘土をそのまま購入した方が安いし(安い100円ショップの紙粘土と称する商品に紙は入ってないけど)、早いし、汚れない。手間のかかる作業に「紙粘土ってこんなに(作るのが)大変なの?」と子ども達。過程を知ると、自然に扱いが丁寧になるし、愛着がでるから不思議。普段は完成、商品化されたモノしか見ていない子ども達にとって過程や経緯を体験してもらい想像力を育む。

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