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2022年6月21日火曜日

キレイごとでは済まなかった件。


「愛媛は終わってます。」「どうして?」「店の種類は少ない、だから品数も品種も少ない、バイトの賃金も安いから買い物できない。遊ぶ所もない。電車やバスは少ない。」と続く。「洋服などはネットで買うんじゃないの?」「店で“品定め”したいんです。」「時給はいくらなの?」「最低時給ですよ。830円/時。」「うわっ!マジ?(と、隣の学生)」「続けてるのに毎年5円しか上がらないんですよ!」

「コロナ休業から復帰しても時給安くて買い物もできないですよ。」「私はバイトを3つ掛け持ちしてます!」にビックリ!「バイト代を貯めて旅行とか目標があるの?」「ないですよ、買い物もろくにできないからバイトしてるんです。奨学金の返済もあるんですよ。ツラい・・・。」
「保育士の給料、知ってますか?手取りで〇〇円ですよ・・・。」「低すぎるね、でもそんなに安月給なのに保育士になりたいの?」「子供が好きだし・・・。」「うーむ、“やりがい”搾取だね」と私。

負のスパイラルに飲み込まれている学生。ボランティアをしたいけど、“それ以前の話”で沸騰してしまった時給の話。私見だけど、ボランティアは、気持ちなどの“余裕”がないと続かないと思っていて「ボランティアは強制ではなく自主的で発意によるものです。」は基本だけど、キレイごとにも聞こえて、お金がなくてもボランティアはできるけど、学生たちの気持ちは不安定だった件。

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