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2021年12月24日金曜日

小さい撮影、大きい撮影


いいか、わるいかの話ではない。100人以上のスタッフが所狭しと動き回る撮影現場の経験もあるし、10人程度のスタッフがテキパキ動き回る撮影現場も経験済。100人規模の場合は制作費は数億円だろうし、10人規模でも1000万円の制作費がかかる場合もある。
話が逸れた!大規模撮影と小規模撮影の違いを尋ねられたので、「予算」と答えたけど「監督との距離」もそうだと、思ったので書く(考える時間がなかったので、振り返る)

撮影は基本的に監督がいて演出部、撮影部、俳優部、衣装部、照明部、録音部、美術部、制作部などの“部制”だから監督の意向を確認したり意見を言ったりするのは各部のトップ。各部は数人単位で序列構成されているから、例えば各部に6人いたら48人。これに車両部などが入ると60人以上、キャストやマネジャー、メイクなども含めると100人になる。それが10人規模の撮影の場合、複数の部を“兼ねる”ことになる。

誤解を恐れずにいうと、小規模撮影の場合「和気あいあい」が多いかも。そもそも少人数なので全員が互いの顔が分かるし意見も全員で共有できる、良くも悪くもフラットな感じ。大規模撮影の場合、組織は縦割りだけど各トップは他部所と連携できてるし、部下はチームとして互いを補完し合い良い雰囲気。規模は違えど出来上がるものは同じ作品。色々な撮影の現場を知ること大事!

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