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2020年11月26日木曜日

罪な話

「私が味わった“苦労(大変さ)”をアナタも味わってこそ仲間だ!」
という変な考え。いわゆる「壁を乗り越えてこい!」的な考え方を全て否定しないけど厄介に感じた経験あり。特に地域づくりの場合、「地域の一員と認めてもらうため」に、地域が長年に渡って築いた(当人たちは気づかない)高い壁をよじ登って超えろと言う。「コチラも登るがアナタたちも降りて来てほしい」と言ったら、(なぜ?私たちが?)と、居心地の悪い雰囲気になってしまったっけ(涙)

「私たちが参加していいのかと・・・」という発言にハッ!とする。派手な実績を紹介すると、その派手な内容が「基準(そこまで達しないと資格などがない)」と解釈され、その基準と自分たちを比較すると、とても高い「壁」に感じられ凹んでしまう・・・。同じ分野だと比較されてしまい、(勝手に想像した意識の)高い壁を前に(ウチには大した資源も実績もパワーもないから壁を乗り越えるのは無理だ・・・)と諦めてしまう。

そんな「乗り越えろ!」と言わんばかりの壁を100tハンマーで壊している最中。最初こそ怪訝だけど終わる頃には「距離が縮まりました。」「勘違いしてました。」という笑顔をいただいて破壊終了。分かりやすさ、訴求力、ウケの良さから派手な話の方が良いのは承知だけど、話した後の「フォロー」までシッカリとしていなかったと猛省。「アナタが来なさい」ではなく「私が行きます」の姿勢。

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