2020年8月1日土曜日

シーンから。

ペルソナでターゲットを絞り込んで人物像を精密に描くのもいいけど、もっと感覚的に「こんなシーンにどうですか?」と人物中心のターゲットではなくて、「シーンをターゲットにするべき!」と言い続けて早5年。某コンペティションで審査員に「人物よりもシーンですか?」と、全く響かず落選したのを思い出したけど、ターゲットだけ設定しても、その人がどんなシーン(状況)なら商品の価値を実感できるか?でしょ!と改めて言いたい(負け惜しみ)

帰省時のお土産なら「ナニコレ?愛媛の100%ジュース?さすが柑橘県だね?」だし、詰め合わせを贈答すれば「珍しい名前の柑橘ジュースですね、こんなに種類があるんだ」だし、出産祝いなどだったら「子ども達は甘さのある100%ジュース、大人は甘さ控えめの100%ジュース」となる。先に人物を設定してからシーンを描こうとしても昔よりも価値観も行動も自由だから掴みにくいと思うんだけどな。

それだったら「Make Wow!」のあるシーンをたくさん挙げて、そのシーンを取り巻く人物像は誰か?と逆引きで考え、そのMake Wowに共感する人たちへ訴求した方が早いと思うのは私だけか。写真は「シーン」を想像して撮った写真。ベンチの土台が石というのは置いといて、ここに座って、松山城を見る人は誰なんだろうと。一人か二人か、ウキウキかションボリか、男か女か?

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