2025年7月4日金曜日

偶然か?必然か?

ポークシュニッツェル with ポテト、マッシュルームソース

初日の夕食をどうしようか?と相談。料理をする気にならず、かと言って買って食べるのも何だかな・・・となり、外食に決まる。

でも、何料理にする?が次の選択肢。地図を見ながら「中華料理→中華な感じじゃない。ベトナム料理→食べことあるからパス。日本食はナシ・・・」など、調べ続けるとポーランド料理店を近所に見つける。

「いいね!」となり、店前に到着するも、そこは「ポーリッシュクラブ」という建物で、レストランの雰囲気ゼロ。
かつ入り口から階段であがり2階がレストランだったけれど、店構えはシンプルで装飾は最低限。ポーランドの歴史や偉人などの紹介が壁や棚に紹介されていて、ポーランド色強め。

入り口で女性に「2名です。」と伝えて着席。
メニューは色々とあったけど、「ピロシキ(≒茹餃子/チーズ、ミート、ポテト)」「ポークシュニッツェル(薄いトンカツ)」そして隣席が食べていた「ジプシーパンケーキ」という品。

ポーランド料理店は初めてだったけど、シュニッツェルは義兄家族が暮らすオーストリアで、ピロシキはニューヨーク時代に通ったウクライナ料理店「ベセルカ」でよく食べた味。
当時を思い出しながら「美味しいね!」とパクパク食べていると、妻がアルコールのお代わりに入り口の窓口へ行ったきり、話し込んで戻ってこない。

しだいに笑い声が聞こえ、驚きの声が聞こえ、ニューヨーク、ベセルカ、岐阜の名前まで聞こえてきたので、私も席を立ち窓口へいくと、最初に案内してくれた女性は岐阜に留学経験があり、日本語がペラペラ!そしてニューヨークでも暮らしたことがあり、ベセルカにも行ったことがあるとのことで、共通話題が多く盛り上がってしまう(笑)。

すると、彼女(イライザさん)から、ここ(ポーリッシュクラブ)はポーランド(人)の拠り所な所で、コミュニティの維持に非営利で運営しているとのこと。
また彼女は弁護士資格を持っていて、ポーリッシュクラブのマネジメント的役割を担っていると分かる。

ただ食事をしに来ただけだったのに思いもよらない事態に急変(笑)。
するとイライザさんが「ポーランドキャラメル」を口直しに無償で提供してくれ、代わりに妻が日本のお土産をお礼にあげると喜び、今度はポーランドの紅茶やマグネット、メモ帳をいただく。

最後は「日本に来たら連絡して!」という仲にまでなり記念撮影。
「お酒をお代わりしなかったら、この縁はなかったね!」とイライザさんと妻。
こんな偶然と言うか共通項目が多い人と異国の地で初対面なのに意気投合することって偶然なのか?必然だったのか?

これはポーランドにも行かないといけない!
ポーリッシュキャラメル、とてもまろやかな味

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