2025年5月6日火曜日

マスターとパダワン。


「ココからの景色はいいですよ。」とハウスマスターのマエイタさん。
リゾ隠岐ロザージュで長年働いてるマスター。
ベランダに出て、目の前に静かに広がるのどかな景色について色々と教えてくれる。

パダワン(弟子)な私たちの役目はチェックアウトの部屋清掃。
順番があり、OJT(オン・ジョブ・トレーニング=実践)で学ぶ。

  • 廊下、部屋の窓をあけて換気する。
  • ゴミ、各所のゴミ箱を集めて外に出す。
  • 忘れ物をチェックする。
  • シーツ類、タオル類、浴衣類を外に出す。
  • テーブル、リモコンなどを拭く。
  • 部屋と廊下に掃除機をかける。
  • トイレ&浴室の掃除をする。拭きあげる。
  • トイレットペーパーの先を△に折る。
  • 新しいシーツ、枕カバーをベッドにセットする。
  • リモコンの位置、利用ガイドなどの位置を整える。
以上が“セット”になっていて、宿泊された全ての部屋で行う。
「トイレットペーパーの先を△に折るのは何のためですか?」と、マスターに尋ねると「掃除が終わっている証拠」とのこと。

そう言うことだったのか!と、パダワンは理解する。
客室が多いホテルでは「掃除済みの目印」として多いとか。他にも「目に見えない配慮」を教えてもらう。

でも、これだけでは終わらず。
全ての部屋の掃除が終わったら、今度は補充作業があり、様々なアメニティが入ったカートを持ち込み、部屋ごとに不足しているアメニティをセット。
そして廊下に出したリネン類は業者に出すために準備。ゴミを集めて破棄準備。

「ホテル利用者としては、気を回してゴミを集めたり、色々と片付けてしてしまうけど、本当は・・・。」
「それはそれでありがたいけど、掃除の仕方はホテルごとにあるから、チェックアウトの時は“そのままでもOK”なのよ。」とマスター。

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