2024年9月24日火曜日

語り合った夜。


令和6年度ジャパン・フィルムコミッション第一回理事会開催。
6月に佐世保市で行った総会以来だから3ヶ月ぶりに再会した理事達。

その間、是枝監督らは、「日本版CNC設立を求める会(興行収入の1%を映画業界の中で循環させて共助の仕組みを確立するフランスの国立映像センター(CNC)を参考にした制度)」を提言したり、
政府主導で「第一回コンテンツ産業官民協議会・第一回映画戦略企画委員会」が行われ、コンテンツ産業・映画産業の強化について意見交換が行われたり、日本映画制作適正化機構(映適)が認証した映画が増えたりと、活発な動きがあった日本映画業界。

興行収入の上位実写作品の
90%以上に関わるフィルム・コミッション。
映画製作の端とは言え、ロケ撮影には欠かせない我々には「いつ、話がくるんだろうね。」と話題にあがったり、「映適作品の撮影支援って経験した?」と尋ねたり、ほんと、海外からの熱視線に日本映画のテコ入れ&撮影環境向上は待ったナシ!

撮影の誘致・支援だけで評価されていた時代はとっくに去り、支援作品を活用した地域づくり(例:ロケ地マップ作成、聖地巡礼促進など)まで範囲となったほか、期待と可能性が多面的になったことで色々な思いを寄せる人も多くなり、伴って事業も増えて膨らみ、気づいたら予算が(初めての)大台に乗っていた!

これまでの実績の成果だけれども、預けた側は、預けた以上の価値を創造・創出して欲しいと思うわけで、黎明期だった頃(2002年頃)、フィルム・コミッションの可能性について徹夜で語り合ったコトを思い出したり。

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