2026年9月13日日曜日

トンネルに妄想する。


雨だから、霧だからと言って「ロケハン(の成果)」がナシになることはなく、その状況に合わせてロケ候補地をストックするのがフィルム・コミッション。

辺り一面、濃霧だったので周囲の様子はイマイチだったけど、代わりに「トンネル」に入って興奮する。
「うわっ!この狭さいいね!それに霧がたち込めて、怪しい感じもいい!」と、法皇トンネルに入ると車同士が離合できない道幅(=狭い)、離合できないので数箇所に設けられた「離合場所」、そして湿気などでコンクリなんだけど苔の緑、天井から照明光が霧でボヤ〜と見えたり。

「止まりますか?」と村上さん。
「そうだね!離合場所で止めて撮りましょう!」と私。
で、撮った写真がコレら。実際はもっと霧が濃かったけどカメラの性能ではここまで。

等間隔で並ぶ天井の照明が遠近法で奥に進むにつれて小さくなり、消失点が見えない・・・。
左で鈍く光る非常用ランプの赤、注意喚起の虎の子柄、照明による明暗などの雰囲気は「エヴァンゲリヲン」風にも見えるし、トーンを変えれば「SF」風にも見える。

その他、「ミステリー」で路上に残された遺留品の捜査をしている刑事、鑑識もイメージできる。
でもやはりな王道は「ホラー」かな。それもインビジフルハーフのような怪物系でもいいし、奥からゴーストライダーのようなバイクにまたがるガイコツ疾走系も合いそう(笑)

「フィルム・コミッションで最も大切なのは想像力/妄想力です。」と、新規採用研修でも伝えているけど、久しぶりにビビッ!と電気が走った件。

ただ、想像力が走り、イメージが湧いたのはいいけど、これらは“監督など演出部”の見方で、いざ、実際に撮影を実現させようとすると、“制作部”の発想と視点に変わり、道路使用許可、迂回路がないから時間的使用なのか?長いトンネルなので全面利用でなく部分的利用にするか?

電源の確保、換気の準備、待機場所など色々と問題は出てくるけど、オフシーズンなど走行量も多くないと思うので、使えるかもしれない・・・と妄想。

トンネルから物語の創造もアリかも!

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