2024年11月1日金曜日

ボトルから魔法使いは出てしまった。


AIは、脚本のブラッシュアップ、最適なキャスティング、ロケハンのイメージ、ポスプロの補助、サウンドの創作、マーケティングPRのアイデア,オススメ作品の提案など、制作から視聴のあらゆる場面で役立つであろうと博士。

その一方で急速すぎる普及にポリシー、ルールなどが追いついておらず、野放し状態になっているとも。

「ボトルから魔法使いは出てしまった。」という表現を使った質問者がいたけど、映画の話題だったから妙を得たり!と一人ウンウンと。
願いを叶える手段を手に入れたけど、どう使うかによって善にも悪にもなるという旨。

悪の象徴の一つはディープフェイスに代表される悪意ある嘘を信じ込ませようとAIを使うこと。

なんで、そんなコトをするのか?が分からないけど、存在する以上、防衛策は取らなければならず、無関心や無知だと騙される可能性が大とも。

でも、それだけ善も悪もあれば“市場”がある証拠でもあり、経済産業省は日本発のコンテンツを2030年までに2000億ドルを海外で売り上げたいと言うし、AIを使えば海外ロケに行かなくても作品は作れる、その結果90%も制作費を抑えることができると息巻くプロデューサーがいたり(そのPが制作したデモ映像を拝見したけど、実景はOKでもAI人物が入ると途端にチープさを感じたのは内緒、まだまだ発展途上)

アメリカで起こる映画作品訴訟の30%は著作権関連とのことで、AIがさらに普及すると減るどころか増えるかもしれない・・と予測される中で「日本はコンテンツをグローバル化して2000億ドルと言っていたが、政府はコンテンツ制作支援を全くしてないよね?」と、周りの空気にを読まず、直球質問をした外国人の質問に「検討します。」としか返答できなかった日本の立場がクライマックス。

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