古民家は「回り廊下」「いろり」のある純日本家屋。畳や床も全てリフォーム、大工らが入るも自らもコツコツと作業し4年。古民家と"繋げた"隣の蔵は洋風で壁のモノクロ調は自ら脚立に乗ったりして塗る。洋風となった蔵の調度品は「見ただけで品の良い」とわかる椅子、テーブル、絨毯、暖炉、絵画など。そして壁に備わった本棚には「芸術と人生(武者小路実篤著)」「ロココからキュビズム」「ドイツ表現主義の芸術」などが並ぶ。出されたコーヒーは明らかに上物の味!
某リフォーム番組も真っ青!で7500JPY/人から宿泊可能。「どれほどの費用を投入したんですか?」「結構つぎ込んだわね、あっはっは!」と女将さん。これほどの時間、お金、モノなどを投入しても金銭的回収は不可能と思える事業モデルに理解できず(笑)。「現状に至った経緯をどうお考えですか?」と私。「全てお大師様のお導きと考えてるの」と、60歳以上の女将さん。その場に居あわせた6人、むむっー!と強制納得(笑)。
最も理解できない人、に憧れます。
返信削除憧れますよね、私はまだ女将さんのような境地に達していない未熟ものなので精進します(笑)
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