2026年2月2日月曜日

誰にとっての問題か。



邦画が一年間に694本も公開されている!と言っても、実は誰も困っていない。
「泉谷さん、一年間に694本公開されている何が問題ですか?」的な意見があって(たしかに、そうだよな・・・)と思う。
そんなコトを知っていても、知らなくても私たちの暮らしには全く影響がない。
でも、なぜ?私は“そこ”に課題意識を持ったのだろう?

2060年の愛媛県人口は約65万人と知事発表。
これは2025年と比較してほぼ半分とのこと。
2022年に公表した推計では2060年の人口は78万人だったから、再推計で13万人減と予想以上だったという話【愛媛県の推計人口超】

でも、この話も誰が困っているか?分かりにくい。
私たち県民は規模に合わせて暮らすしかない。
消滅する市町が出てくるのも受け入れるしかない。今さら恨んでも解決しない。

話を戻して邦画が一年間に694本も公開していることに疑問を持った理由について。
694本と言うのはアイコンのような分かりやすい象徴なだけ。

694本と言う数字が問題ではなく、694本という多く感じられる印象から儲かっているように思うけど、作っている(公開されている)のに、誰にも作品名もキャスト名も知られず、公開されたことさえ知らず分からない作品が多く、その結果、興行収入に結び付かず、最悪、制作会社の倒産/破産など、誰にとっても不幸でしかない作品が生まれている日本の環境はどうなんだろう?という疑問。

ちなみに2025年に10億円以上の興行収入作品(計38本)の合計が1672億円。
全体の2744億円の60%を占めて、残り1,072億円が656本分の興行収入合計額と書いたけど、39本目から、いきなり
平均の興行収入額(1.6億円/本)なわけはない。

9億円、8億円、7億円、6億円・・・と稼いでいる作品は多数あり、すると1.6億円/本という金額は単純計算による平均額であり、もっと緻密にしたら・・・下位作品の興行収入なんて考えるだけで恐ろしい。

働き手にとって自分が携わった仕事が評価されないほど悲しいことはない。
そんな不幸な環境を知っていて、見ていてスルーはできないという話。

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