2025年7月17日木曜日

我々の悩みは誰が?


「エールラボえひめ」が県外からの視察を2時間受ける。
2021年から「エールラボえひめ」に携わり5年目。
当時から今も直接携わっているのは私と西城さん(事務局)だけになり、約30種の質問を愛媛県と一緒に答えて、自分たちの取り組みを振り返る機会をいただく。

実はエールラボえひめ自体は2020年から始まり、東京の会社が事業受託。
ただコロナ禍など色々あり、2年目から我々が受託(と言っても私自身は受託者ではなく、事業全体を見渡すディレクター職)。

当時のテーマはDX推進だったので、県内20市町へDX推進のお悩みヒアリングをしたり、東予、中予、南予で相談会を実施したり、エールラボえひめの会員が悩んでいれば現地へ赴き、マンツーマンで相談に乗ったり、質問をされる度に思い起こされる過去の取り組みに(色々と奔走したな・・・)と感慨深くなる。

今年度からは「エールラボえひめ」の所管は「総合政策課」に移り(昨年度まではデジタルシフト推進課)、DXを含む全方位体制で愛媛をより良くするためのプラットホームになる。

今でこそ愛媛県は「トライアングルえひめ」や「政策エコシステム」など、愛媛をより良くする仕組みづくりが立ち上がっているけど、エールラボえひめからの波及効果も小さいないかも・・・と、(そういう風に見えてるんだ!)と、視察者の質問から察したり。

だけど「エールラボえひめ」にも課題はあり、その一つは「自走」。が難しい。
起業や創業、課題改善など、愛媛をより良くしたいと思う相談者から「相談料」は取れない。すると協賛金などのスポンサーを民間から募る手もあるけど、スポンサーは民間なので自社に関係ない手間などは敬遠する(当然の話)。

休眠預金もあるけれど、改めて座組を組む必要もある他、自走化の根本的な解決になるのか?
我々の悩みは誰が聞いてくれるのか?という話

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