1回目の紹介本
IYO夢みらい館での4回目の「本とスパークリングワインの夕べ」授業。
今回も、どんな本に出会えるのだろう?と耳を傾けると・・・。
全ての失恋男に捧ぐ!巨大な妄想力意外持たぬ男の無闇な疾走物語から始まると、
2008年のボローニャ・ブックフェアでラガッツィ賞を受賞した一刷ずつ表紙が異なり1ページずつシルクスクリーン印刷という「手づくりのインドの絵本が紹介されたり、
2008年9月から2009年5月に意識不明になる直前までを綴った闘病記があったり、
「人生の最後に食べたいおやつはなんですか?」と言う問いから“生と死”について考えさせられたり、
最初から最後まで「人の良い所さがし」をする少女は実は「世界名作劇場の愛少女ポリアンナ」としてアニメ化になってたり、
学校へ行きたくない子ども視線の世界観に子育てを考えさせられたり、
行き当たりばったりな人生でも軽やかにケセラセラだったり、
母から娘への書簡にジ~ンときたり、
知らない世界を知ろうとする知的好奇心を刺激されたり、50歳を過ぎると残りの人生をどう生きるか?示唆があったり。
想像を超えた知的欲求に満たされたと共に、妄想で各本の世界観が脳内再生される。
<初夏に本とスパークリングワインの夕べで紹介された推し本>
- 太陽の塔(著:森見登美彦)
- 少女パレアナ(著:エレナ・ポーター、訳:村岡花子)
- 転移(著:中島梓)
- 夜の木(著:バッジュ・シャーム・ドゥルガー・バーイー・ラーム・シン・ウルヴェーティ、訳:木恵都)
- ライオンのおやつ(著:小川糸)
- いつもちこくのおとこのこ_ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー(著:ジョン・バーニングカム、訳:谷川俊太郎)
- ときどき意味もなくずんずん歩く(著:宮田珠巳)
- 誕生日のアップルパイ(著:庄野千寿子)
- 目の見えない人は世界をどうみているのか(著:伊藤亜沙)
- 美しいものを見に行くツアーひとり参加(著:益田ミリ)
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