2020年12月14日月曜日

企画の出稽古

とにかく考えながら手を動かすこと。少々甘くても緩みがあっても先ずはキーを叩くこと。途中で止めず、60%の出来でも書き終えること。そしてアイデアを寝かすこと。寝かすとは少なくとも翌日以降に見直すこと。すると書いた時は気づかなかったモレ・ヌケ・ズレに気づいたり、描いたイメージから別のアイデアが派生したり、60%だったイメージが70%まで煮詰まるかもしれないので、考えに制限をかけないこと。

図解は初めて見る人に全体像を知ってもらったり、関係性や創出する価値なども紹介できるから大切。絵がうまいとか、描き方が巧みとか関係ナシ!図は基本的に「○△□と矢印」で表現できるのだから心配無用。図解が優れている点は「矛盾を見つけられること」、文章では曖昧なイメージや理解でも図解にすると明確になり共通認識が得やすくなる。流行りのグラフィック・ファシリーテーションとは似て非なるものなので誤解しない!

書いて描いて90%ほどになり自分で納得したなら、最近はアクセラレータープログラムも多いから出してみる。早期提出だと担当者からコメントがつくので参考にする。するとアクセラレータープログラムに採用されたり、参加企業から直接声がかかったり、自分が行動を起こさなかったら絶対に存在しなかった機会が訪れる。これを【企画の出稽古】とよぶ。採択に至るか否かのポイントは採択されるまで続けること。

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