ビックリしたのなんのって・・・。「数十人のスタッフが1〜2ヵ月撮影すると、その間に消費されるペットボトル、使い捨てカップ、化粧品、大道具、台本、印刷物、電池、燃料、電力などは膨大な量になる。フランスだけでも1年間に映画撮影から排出される二酸化炭素は100万t/年を超える計算で、撮影場所によっては自然環境を破壊してしまう危険性がある」と、エコ撮影を提唱するフランスの企業「セコヤ」の代表。
エコ撮影とはエコプランを導入した撮影のことで、撮影現場には「エコ・マネジャー」という新しい職種がいて、エコ・マネジャーは撮影現場で「使い捨ての最小限、リサイクルの推進、移動車の共有、食事の地元調達など映画撮影の様々な局面でエコプランを立てる他、エコ意識の高い企業との提携に橋渡しをする」とのこと。凄いな・・・漠然と思っていた撮影時のゴミ問題を事業として既に取り組んでいるなんて。
既にフランスでは「ecoprod」という団体が立ち上がり、環境に優しい映画制作の推進(エコ憲章の策定)が図られていて、パリ、イル・ド・フランス地方圏では「エコボーナス」でインセンティブを出しているとのこと。とはいえ「衛生班(係)」だけでも制作費のアップが懸念され、新たに「エコ・マネジャー」となると簡単に導入は難しいとは思うけど、撮影は確実に環境に優しい方向へ進んでいるから日本でもできるよね?と思ったり。衛生班とエコ・マネジャーを兼ねられたらGOODかも。
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