2020年2月13日木曜日

雑感です。

愛媛県外にも学長日記を読んでくださっている方はいて「米国アカデミー賞が発表されたけど、学長視点で書かないの?」的な質問が複数あったので、今更だし行ってもないのにと思いつつ雑感を書いてみる。「外国作品の作品賞受賞」「女性監督のノミネートなし」「ポン・ジュノ監督のユーモア溢れるスピーチ」「司会不在は2年連続」「3時間の放送は限界」「視聴ポイント前年比20ポイント下落」「カズ・ヒロ2度目のアカデミー賞と国籍変更」など話題はいっぱい。

受賞スピーチで「愛をもって人を助けよ。その末に平和がある」と言ったのは主演男優賞受賞のホアキン・フェニックス、23歳で亡くなった兄リバー・フェニックスの詩を読む。そして「(自分が)与えられた最も偉大な贈り物は、声を持たない人々のために、声をあげられる機会があること」という発言あり。ジョーカーは悪で共感してはいけないと思いつつ、どこかで共感してしまうのは声なき自分の声か。

フィルム・コミッションの全国組織の理事長という役割は色々な機会を与えられていて、(私見でも)発信しないといけないと思ったり(その分、発信は切り貼りされるから推敲を重ねた発信でないとね)。映画を通して政治や経済について言うのはアメリカらしいと逃げてしまうのは簡単、エンターテイメントだけど政治的だし、風刺だし、警鐘だし、でも笑いある映画、「パラサイト」が受賞した意味を考える。日本アカデミー賞は3月6日!

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