2016年9月2日金曜日

甘平の事実。

大三島で取材。「これらはどうしたんですか?」と写真の光景を尋ねる。「あぁ、コレは"甘平"です。甘平は皮が薄いのが特徴で、実が成長しようとすると皮が耐えきれず破れてしまうんですね。今年は雨が少ないから特に多いね」とのこと。甘平といえば愛媛県内でも1個700円程度で販売される高級柑橘、東京では1000円以上の味。

驚いていると「甘平の場合、一本の木から20%収穫できたらいいですよ」と更に驚愕の告白(表現を変えると80%がダメになる)。「だから高いんですね!」と納得したものの、次の疑問が湧く。「じゃあ、クイーンスプラッシュ(甘平の高級品=値段も甘平より高い)は、その2割の中から選ばれるということ!?」。「はい、そうです」。この事実を多くの人は知らないはず。

みかんの話。日本で最も出荷が多い果実は「みかん(782000t)*農林水産省平成26年産果樹生産出荷統計」です。愛媛県のみかんの総生産量は84919t(平成22年)、うち八幡浜がシェアNO1(42%)。柑橘まで含めると愛媛県は224000tで全国一。これを地域資源を言わず何を言う!という感じ。「えひめ南予通信大学」でも「みかん」は扱っていますし、次のプロジェクト開始!

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