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2023年1月29日日曜日

一期一会のライブ。


前回、
ちゃんぷる〜市場を訪れたのは2022年6月4日と5日。7ヶ月ぶりに再訪問。店長らスタッフの皆さんに温かく迎え入れていただき「帰ってきた感」を感じることができて嬉しい。
今回は「河内晩柑100%果汁ラベルデザイン投票&試飲」がミッション。沖縄在住の方(消費者)に選んでいただくのが一番!

「あらお兄さん!元気だった?今度は何するの?」と興味津々で寄ってきてくれる方、「河内晩柑の試飲会をしてますよー!」と我々に代わって店内でPRしてくださる方、「前回の美味しかったよ、今回は果実はないの?100%ジュース?いいじゃない!」と早速試飲して感想をくれるスタッフなど、ちゃんぷる〜市場の方々は本当にフレンドリー。

試飲した方から「おいしい⤵︎⤴︎」という沖縄言葉のイントネーションも聞けてなぜかワクワクする。名前も知らない人との一期一会のライブ感(即興感)は楽しく話が弾む。
「どのデザインなら手に取りますか?」「これは沖縄を意識しすぎ!」「これは沖縄のイメージだね」「見やすいのが一番!」「お酒飲みにはコレだね」「このデザインはいい!」など初日だけで100人以上の方に参加いただく。

3年間かけて、ココまで形にしてきたプロジェクトは今日が大きなヤマ場。「明日も頑張ってね!お疲れさま!」と、ほんと!気さくに声をかけくださるスタッフの皆さんに私も近づいて喋ったり尋ねたり。ちゃんぷる〜市場サイコー!

振れ幅がスゴい。


「昼飯に行きましょう!」と店長らに誘っていただき向かったのは人気の沖縄そば屋さん。混むのが予想されていたのか予約を入れてくれていて感激。場所は観光客ではたどり着けない。

商品説明は『スープは豚のだし骨を長時間煮込み、こまめに灰汁をと脂をとり省き、出来上がったスープはアッサリとしていてコクがあり、最後の一滴まで飲み干せるスープです。
一番人気の美里そばの軟骨はとろけるほど柔らかくとろけるほど煮込んでいるので、こどもから年配の方まで味わっていただけます。そしてフーチバーがついてくるのも、健康への心遣いです。』

「フーチバーって何ですか?」「内地だと“よもぎ”ですね!大丈夫ですか?」「大丈夫です!」「内地じゃそのまま食べないのかな?」「う〜ん、よもぎ餅かな?食べないですね?」と喋っている間にでてきた「美里そば」にはラフテー、ソーキ、岩どうふ、かまぼこ、よもぎがドッサリ入り迫力満点。店内には女性や家族連れも多く人気店とわかる。

「沖縄そばやソーキそばって皆さんの実家では今でも作るんですか?」「いやぁ、手間がとてもかかるから、滅多にないですね。でも、小さい頃は家でも食べていて各家庭で味は違ってたと思いますよ。」「へー!そうなんですね。」「各家庭ごとに味が異なるのはおせち料理と同じですね」「こっちはお節料理食べないですよ!」「えっ!」「年末年始はオードブルです、ケンタッキー大好き、わははっー!」

2023年1月28日土曜日

作業環境について。


札幌市で宿泊した初日のホテルは、ホテル側の好意?で部屋が広く、作業用テーブルも広く快適に仕事ができた(写真)。ワーケーションの質に「作業環境」は大きく関わり、それは「値段と比例」していること多し。ホント、これまで全国各地でホテルを利用したけど、それらを記録しておけば良かったと思う。そうすれば「ビジネスホテルアドバイザー」など名乗れたかもしれない(そんな人がいるか知らないけど・・・。)

2日目のホテルは9時間しか滞在しなかったので、作業空間を広げられずバッテリーで軽作業のみ。でも、デスクライトが無段階調光で秀逸だった。ホテルによっては窓の位置で日差しがない場合もあり、そんな時はデスクライトの質が求められる。コンセントの位置も良かった。
出張慣れしているので荷物は最小限だけど、北海道と沖縄の両極端な環境での出張は初めてで「洗濯しなきゃ!」と思ったので、沖縄では洗濯機付の部屋を予約したら・・・。

アパートタイプだった!いわゆる「ワンルームホテル」で洗濯機の他、電子レンジなど完備。そういえば以前にも洗濯機付きのホテルに泊まったっけ。
今回はアパートタイプなので外廊下、フロントは一階のデスク、夜は無人。朝食無料というのはビニール袋に入ったパンとインスタントコーヒーなどの支給(笑)。
ここまで削ぎ落とされたシンプルな環境は価格と見合っていて潔くてGOOD!ツボだったのは「折り畳みテーブル&イス」が用意されていて、狭い部屋でも好きな場所で作業ができること!さて、洗濯!

2418kmの移動。


4:30起床、日課のブログを書き、メール返信をしていたらもう6:00、急いでシャワーを浴びて身支度。6:30に朝食を済ませて、そのままチェックアウト(余談だけど、そんな人用なのか?液体歯磨きをもらう)、外は暗くマイナス10度。千歳空港行きの電車に乗り8:00に空港着、土産売り場をザザッー!と見て、トイレで液体歯磨き、厚着から着替えをして搭乗手続き。8:50発の羽田空港行きの案内まで待機。8:30過ぎから搭乗開始。

行きもそうだったけど、千歳空港↔︎羽田空港の飛行機は国際線使用。ナント「トップガン_マーヴェリック」が観れたので「追いトップガン」再び。でも飛行時間の都合でいい所で中断。
羽田空港到着は10:30。降機中からオンラインで事業相談に対応。相談者の悩みが改善され道筋が見えて良かった!と思ったら次の搭乗は11:40からだった!那覇空港行きのゲートへ移動して、ギリギリまでメール返信をこなす。

ラッキーだったのは羽田空港→那覇空港行きの機材も国際線使用で「トップガン_マーヴェリック」の続きを鑑賞して涙腺緩むのだからホント、アホ!
フライトは140分の予定が強い逆風の影響で30分遅れで到着。札幌から2418kmの移動。那覇市の気温が17度だったから札幌市との気温差27度!体調管理には気をつけようと心底思った51歳。
写真は札幌のベストな光景。

2023年1月27日金曜日

最高の答。


札幌市、岩見沢市、室蘭市、小樽市、夕張町、えりも町など北海道各地から集まったフィルム・コミッション担当者(旭川市は荒天で来れず)。正式名称「北海道内フィルムコミッション連絡協議会」。最近ではNETFLIXの「ファーストラブ」で注目を集め「こんなに効果が早く出るなんてビックリしました・・・」と早くも「聖地巡礼など」の経済効果が出ていると報告。FCにだって“ハマって”いる人多い作品。

我がグループ(写真)は「北海道で撮影する最高の映画とは?」というお題について意見交換。他グループが具体的な作品名を出したり、「それぞれだからなぁ・・・」とまとまらない中で「北海道は広くて隣FCとの距離も遠い。でも北海道という一つの地域であり、たとえ自分達の地域で撮影されなくても“北海道の作品”であるならばPRなどで連携(夕張ファンタスティック映画祭での上映)や協力(作品バナーなどの共有でPRなど)できることは多く、それが最高の作品ではないか?」という最高の答にまとまり、シビれる。

自分たちごと化された証であり、研修の成果として最高の形となる。「ファーストラブ」「ゴールデンカムイ」などの大作や最近では「ある男」に話題が集まっている北海道。
全国各地のFCを対象にした研修もいいけど、地域で行う研修は「ご当地話題」が生々しくてリアルでいい。これだけ地域でFCが頑張っているのだから、私たちも頑張ろうと!

四方よし


ワーケーション先で仕事ができる(はず)と思いつつも、保険の意味も含めて「やらなくてはならないことは前倒し」で取り掛かる。その一つ「松山東雲女子大学」の来期授業(ボランティア論)を準備する。ボランティアを学ぶに座学も大切だけど、多様なボランティア体験を通して自分の意見を先ず持つのがゴール。
昨年は「河内晩柑」「フィルム・コミッション」「ココ大付属学園」を題材に学生がボランティア体験し自分なりの考えを発表したけど・・・。

来期は「国重要文化財_萬翠荘」「フィルム・コミッション」「道後一会」を題材にする。萬翠荘からも道後一会からも快諾いただき、シラバスに書き込む。
ココ大のマニュフェストは「教室は街、教科書は人、先生は愛媛。」の一文から始まる。情報過多で読めば・見れば理解した“つもり”が多い中で、足を運び見て・聞いて・話すコトは基本と思うし大切、省略という言葉で疎かにしてはいけない。

そもそも「ボランティア論」は【多様なボランティア体験を通して学ぶ】を掲げていて、応援ボランティアがキーワード。行動範囲が狭い学生にとっても「地域資源を知る機会」にもなるし、題材となる関係者も「女子大生の意見や感覚」を得ることができる。
授業を地域に開くことで「地域で学ぶ」につながり、一石二鳥どころか一石三鳥、三方よしどころか四方よし(売り手・買い手・世間・未来)になる!

2023年1月26日木曜日

寄り倒しの日々。


準備が万全であろうとなかろうと、時間に寄り切り、いや寄り倒しという表現の方が適切かもしれない。単なる出張ではあるけど(せっかく、ワーケーション/ブレンデットトラベルと称して出張にいくわけだから出張自体をコンテンツとして扱えないか?)と思いつき、(はて?何をどうしたらコンテンツ化になるだろう?)と考えているうちに一日、また一日と過ぎてしまい当日を迎える。

コンテンツ化に相応しいかはさておき、10年に一度の大寒波到来の中、札幌市への出張。
そして、そのまま沖縄市へ直行という気温差30度(札幌市は-11度、沖縄市は20度)という旅程。
松山→羽田便は前の便は欠航、羽田→札幌以外の便は全て欠航という危うい状況の中をすり抜けるように出発。機材は国際線使用のジャンボジェット!安定感というか、とにかく大きな飛行機で飛んだ90分。ちなみに私は海外へ行くこともあるので赤組である。

気温-11度の中、札幌駅に降り立つと松山の空気と全然違う。凛と冷えて、そこに横風がビューと吹くので寒いと言うより鋭く冷たい。ホテルへチェックインすると「大きな部屋を用意しました。」とシングルなのにダブルベッドの部屋を用意される。(ココで運など使いたくない!)と思いつつ、作業机が大きく早速オンライン会議や作業、はかどる!
これから約1ヶ月間、濃厚な時間が続く。時間に寄り倒されないよう時間を「うっちゃり」で!

我が家、冷蔵庫になる。


夏は蛇口から「お湯」が出る我が部屋。想像するに直射日光をあびた貯水タンク?などが熱せられた結果のお湯・・・。
じゃあマイナス気温下ではどうなるのか?蛇口をひねっても「水」は出なかった・・・。突然のコトで???となるも(凍った!?)と思い、慌てて蛇口をひねり戻す。シャワーをひねっても出ず。スマホで室内温度を測ると3度と表示、吐く息が白い!とうとう我が部屋は冷蔵庫になる(笑)

水が出ないのは面倒でシャワーはホテルまでお預け(昨日から出張)、顔や首周りなどは除菌シートでふき、消毒液で手などを洗う。うがいは浄水ポットに入っていた水を沸かしてガラガラ。目覚めのコーヒーは「保温ポット」のお湯で飲めた(保温ポット大活躍!)でもトイレは一回しか使えず、(この状況、完全に災害時などの避難所生活と同じになってる!)と認識。そしてアパートの廊下、階段が凍結してた!

突如、起こる(降りかかる)事態。幸いにして授業で購入した避難食があり、ペットボトル飲料も数本ある。レトルト食品もあり、お菓子もあるから政府の言う「72時間は自力生存」は確保できそう、でもこれは「電気やガスがある」から。電気がなかったらアウトかもしれない・・・。
そして、松山よりも状況がもっと過酷(気温-11度、積雪30cm)な札幌に到着する。

2023年1月25日水曜日

笑うしかない。


3年間取り組んできた「愛南町河内晩柑プロジェクト」が大詰め!1年目はプロジェクトテーマの「“高付加価値”とは何か?」などのリサーチに精を出し、2年目は高付加価値化への仮説立案に各地で協力を仰ぎ、3年目は高付加価値化へ打ち立てた仮説の検証。時に悶々と悩みながらもココまで辿り着く。この事業、丁寧に取り組ませていただいた愛南町さんには感謝しかない(これ、ホント)。だから事業の質は良いと自画自賛!

締めに気合を入れて準備中だけど、自分の“ヒドいポンコツさ”に打ちひしがれる・・・。
午前中はやる気エネルギーが満ちているものの、昼過ぎになると「老眼」で手元が見えなくなり、カッターなどの工作はメガネを外しての作業になる。
しかし!今度はド近眼なので離すと周りが見えない。夕暮れが近づき照明をつけると、今度は手元が影になり見えない、デスクライトをつけると今度は眩しくて見えない。キィーーー!となる。

メガネを外すのが面倒だからと鉄定規にカッターをあてて感覚で切ると直線のはずがズレる。糊付けは必要な所に届いてない。あぁ、昔はこんなコトなく、サクサクと得意な工作に没頭して時間を忘れるほど楽しんだのにな。51歳という年を感じる。
遠近両用メガネを買えば済む話なのかもしれないけど、自分への怒りを通り越して呆れて笑うしかない。何かが衰えたら、別の何かで補えばいい話。
「老練」という言葉があるではないか!ケセラセラ!そして外に出たら雪景色。

OJTの成果発表。


松山東雲女子大学でボランティア論を教えているけど、それとは別に「将来は子供たちと関わる仕事に就きたい学生」を対象にした研修機会として「ココ大付属学園」を用意しており、夏休み期間、冬休み期間にのべ30名以上が参加。
「泉谷さん、学生の成果発表がありますから是非!」と連絡を受けて視聴、そして当時を思い出しながら聞いてジ〜ンと来る。年を重ねたせいか、少しのことで涙腺が緩む(涙)

「決められた時間の中を子どもたち自らが考えて行動することで、自分で考える力が育まれていた。」「他学年との交流をすることができ、社会勉強などの様々な体験をすることができる。」と気付けば「ケンカの対処法を学んだ。」「安全性を考慮した見守りを学んだ。」「大人としての責任を学んだ。」など、各人のコメントが寄せられ、彼女たちも「自分達で考え行動しなければならず」手探りの中、よく頑張ってくれたと感想を返す。

ココ大付属学園には松山東雲女子大学をはじめ、松山シルバー人材センター松山市ハーモニープラザ(松山市社会福祉事業団)などの協力で運営していて、これらの繋がりは「これまでの繋がり」の賜物。“巻き込まれた感”もあると思うけど、ご愛嬌!
と、悠長なことを思っていたら来月末には「ココ大付属学園【春(3/27-4/7の間、日曜日を除く11日間)】」の申込みが始まるー!信じられないけど3年目に突入!出会った時は4年生だった子が6年生!

2023年1月24日火曜日

一つの境地。


「“動けば何か起こる”とお話を聞いて確信しました。やっぱり行動しなきゃですね!」と感想を伝えてくれたけど、私の場合は「今の姿を描いて行動してたわけではなかった。」のが事実。
結局、動かざるを得ない状況=目の前のいきづまった状態を何とか(改善)しようという一心で、巷の常識や世間体などを気にせず動き続けたらココいた・・・と言う振り返り。
で、今も(この先どうなるか分からないけど)動き続けては方々で巻き込んでる・・・ありがとうございます。

でも、動くと「良いコト、面倒なコト、予期せぬコト」が起きるのも事実。
たぶん、これらへの対応(≒向き合い方)が今にたどり着いた境地かもしれない。職業柄、自分では敏感、感度良し!と思ってたけど、実は鈍感で気づかなかったコトも多かったり、都合よく忘れたり(笑)。全てに感度がよいが正解ではなく、「あらゆるコトに柔軟に対応できるか?」が肝。年齢や性別、国籍、職業、地位など色々な人と出会いたどり着いた考え。

そして、動けば自分にも負荷(≒ストレス)がかかるのも事実。ただ、これも「そんな状況でも柔軟に対応できるか?」が大切と思っていて、どう「自分に折り合い(≒ご褒美、ご機嫌取り)」がつけられるか?目の前(キャリア形成や子育て、家事など)に余裕なく追われて、つい自分を疎かにしてしまいがちだけど、変化を受け入れられるか?それには自分との対話が常日頃から大切ということ。

実はホロリ。


「鬼北町にぎわい塾」の会場だったwarmthは古民家を改装。照明の都合で「スポットライト」を浴びているようで舞台で演技や演出をしているように見えますが、単に参加者の質問に答えてるだけです。
「照明+プロ写真家による撮影=この写真」になる。マスク顔の表情に(自分はこんな顔してるんだ・・・)と思うと共に、左手に持っているのは、お土産でもらった「ハトサブレ」です。切り取られると印象って全く違う。

ワークショップやセミナーなどでファシリテーションが噛み合うと「質問が自然に出る。多く出る。感想が出る。話題になる。」と思っていて、いかに質問(≒参加者に問いを立てた結果)引き出せるかが腕の見せ所。ちなみに写真の質問は「公益活動の資金調達法」について。

記憶が正しければ「お金を追い求めるとお金に逃げられる。」という(たぶん、自身の)金言を教えてくれたのは参加者最年長のAさん。69歳にして自身と異なる意見でも肯定する柔軟な姿勢が尊敬できる。

実はお会いして3回目、18歳差だけど色々と話していただける間柄に「仲がいいですね!」と周りに言われる。私のような立場・役割は地域に受け入れられないと全く役に立たない。
「(にぎわい塾が)始まる前は、今日の自分を想像できなかった。イメージが描けた。」「参加して始めると決めました!」などの感想を述べてくれた参加者。コツコツと一人、また一人“その気にさせる”のがファシリテーター。

2023年1月23日月曜日

こ!この曲は!?


鬼北町で唯一のスナック「TOWA(永遠)」。誘われていたものの都合がつかず、初TOWA。スナックは酒を飲まない私には「ロケセット」にしか見えずTHE 昭和。
だからカウンターに座っていた先客はエキストラに見えてしまうし、素敵なお召し物は衣装(帽子やジャケット)に見えてしまう。ママが喋るダジャレなどはセリフに聞こえるし、カウンター後ろにズラリと並んだブランデーやウイスキーは美術さんが揃えたモノにしか見えなかった。

前奏が店内に響き渡りモニターを見れば「襟裳〇〇」「和歌山〇〇」「沖縄〇〇」「津軽〇〇」など(えっ!ご当地合戦?)と勘違いするほどの「ご当地演歌」が続く。(世の中には、こんなにご当地を唄う曲があるのか・・・と驚く)。
既に”出来上がっている”我々チームメンバーは手拍子とか合いの手で盛り上げ、曲が終わる度に大拍手。歌ったTOWAの常連さんは嬉し恥ずかし&大笑いで、突如現れた我々に、さぞ驚いたと思う。

そして「残酷な天使のテーゼ」の前奏が流れる。(えっ!誰が唄うの?)と思ったら、店内最年少の出来上がった彼女が立ち上がり、アクション交えてモーレツに歌い始める。ノリがいい曲なので店内も盛り上がる。大拍手で終わり、一息着く間もなく“あの曲”の前奏が!
「紅蓮華」が流れ(えぇー!アニメ作品二連発?)と思ったら、ワーケーションに訪れていた社長さんがノリノリで歌ってた。鬼北町だけに「鬼滅の刃」!

機能的価値と情緒的価値。


3年間も海外へ行けていなかったので手元に「ある」と思っていたモノが「ない!」と気づく。その一つが「コンセントアダプター」で「持っていたはず・・・」だけどなく、ヨーロッパの後は香港への出張も決まったので購入しよう!と探す。
商品には「機能的価値」と「情緒的価値」があり、今回求めたのはコンセントの形がヨーロッパや香港では異なるので使えたらいい。だから高スペックや電圧変換などは求めていない。

情緒的価値は、そのモノを持つ・使う際の顧客体験を創造する価値。1680円に「どこまで求めるか?」は値段とのバランス。機能面だけなら類似品は多く価格が安いモノも多い。あえて探せば機能面はUSB(5V)が2口あったこと、情緒的はケース付がポイント。
それよりも(いいね!)と思ったのが「偶然の出会いなのに、一生の出会いになっている。」と言うコピーに共感して購入!レコードやCDでもないのに「ジャケ買い」してしまう。

先日は「圧縮袋」も(真冬なので衣類だけでパンパン)購入したし、「海外経験があるから大丈夫」は過信かもしれないので「スキミング防止ケース」も購入。こんな時に役立ったのが、これまで貯めてたポイント!ほとんど無くなってしまった・・・でもOK!
これで海外でワーケーション、ブレンデッドトラベルする際の道具は揃ったはず。あとは列車の予約!

2023年1月22日日曜日

希望という覚悟。


「始めるのと終わらすのはどっちが大変ですか?」という質問があったら「終わらす」方がもの凄くエネルギーを使うと答える。
「愛顔の食卓」を閉店させる際も「単に閉じる」だけなんだけど、お世話になった関係者、融資返済計画の変更、閉じるとなって初めて知ったコトなど、想像以上の事柄に「エイヤー!」と放り投げたくなったのは事実。
始める際はウキウキワククだけど、終わらす時にそんな感情はない。

1回目、2回目と盛況だった「鬼北にぎわい塾」の最終回。ゲストはGOOD MORNING FARMの齊藤さん。「1歩を踏み出したい」方にとって齊藤さんの凸凹話は“映画”のようで、笑えない話なのに笑いそうになるのは齊藤さんの人柄。
「始めたものの想定外のハプニング」の例として紹介された「スタッフが全員辞めた」「取引先の撤退」などで「廃業」もよぎったとのこと。でもギリギリ乗り越えた先にあったのは「希望という覚悟」というのは、まさに映画。

覚悟って一昔前は「退路を絶って!」「全てを賭けて!」などの精神論的な意味合いもあったけど、「自分らしく生きる覚悟」などもあってよいわけで、塾生には「くれぐれも気負いすぎないよう、燃え尽きないように」と伝えると「その“ゆるさ”が私には合います。」と感想をいただく。
「週末起業や復業など、業種や規模ではなく一人一人が動けば鬼北町近永地区はにぎわうから!」で最終回も終了。

濃密だった一週間。


月曜日。初対面の経営者と打ち合わせ、ココ大に共感していただきお褒めいただく。その後は「全国ロケ地フェア」へ参戦。北海道から石垣島まで70のFC、150名の来場者らと交流。ツアーや相談対応に19時終了まで瞬時に過ごす。

その後は西山将貴監督作品「The Invisible」の打合せ。着々と準備は進んでいて課題点を洗い出す。

水曜日。3月に香港FILMARTへの出張が決定。3年ぶりの対面リアル開催のキックオフmtg。1月24日に一般財団法人スポーツコミッションの研究会へ登壇するので関係者と打合せ。そして羽田空港へ向かい帰松。

木曜日。6:30から週刊ココ大ラジオの収録。その後は洗濯や掃除、届いていた郵便物の整理。未処理だった10以上のタスク、資料などの作成に粛々と対応していたら既に夕方。一段落させてスペイン、イタリアのガイド本を読みながら寝落ち。

金曜日。9:30から「松山ローカルエディターズ」の座談会、その後はロケ地ツアーで愛媛県庁本館→国道11号線→萬翠荘をご案内。前週にもロケ地ツアーを行っていたので“ツボ”を抑えることができた。「県庁カレー」にご満悦。その後は松山市にて打合せ。全ての打合せが終わった頃には17時。銀行に行くのを忘れていた・・・。

土曜日。10時に道後一会で開催されていた新春一会というマーケットに「THE GOOD MORNING」さんも出店していたのでのぞきに行く。そのまま、鬼北町へ出発しサムコッペさんの手作りランチに感動し、「鬼北町にぎわい塾最終回」へ。
偶然にも会場となるwarmsさんにワーケーションにきていた東京渋谷に拠点を構えるデザイン会社レベルフォーデザインさん、コンサル会社Good The Whatさんも、にぎわい塾に参戦。
全てが終わり外を出たら目の前にオリオン座が見えて感動すると「松山じゃ見れないんですか?」と尋ねられた件。

2023年1月21日土曜日

県庁カレー。


愛媛県庁第一別館の地下一階にある食堂「キッチン・クロス」。ココでチキンカレーを食べるのは10年以上ぶり?と思うほど超久しぶりにワクワク!一緒に食べた方は初県庁、初食堂、初チキンカレーの“三初”だったので喜んでくれたかな?
強引に考えれば「知る人ぞ知る」食事処という見方もあり、愛媛県庁本館の見学後は立ち寄ってほしい。もちろん、誰が訪れてもOKだけどセルフが多い(ご飯、スープ、飲料などは自分で用意する)。

券売機で食券を購入するタイプで好みのメニューを押す。チキンカレーは520円(税込)の割にはボリュームもあるので満腹になる。カレーの味はオリジナルではなく業務用カレーの味でよいか?サラダにドレッシングをかけたい人はセルフ。
県庁時代に食べた時は、広さに奥行きがあったけど工事中の都合なのか狭くなっていた。ちなみに100円増で大盛りにもできるけど、スゴい量になるのでは?と推察。

懐かしい味に一人テンション高くご満悦。ホント、安上がりに楽しめるのだから“おめでたい奴”と自分でも思う。
「他にオススメのカレー屋はありますか?」と言われて「ニューポカラ」と答えそうになったけど、質問者が求める答は“そうじゃなくて・・・”という感じだったから「ライオン」と答えた。ごめん、単に久しく食べてなかったから・・・。だから「デリー」でも良かったんだけど。

本日も妄想。


カッコよくカメラを構えているのはヨーコさん。彼女との出会いは10年以上前に私が講師役を務めた研修を受講して以降、地域づくりなどの縁で再会したり。今回は「松山ローカルエディターズ」というオンラインメディアから声がかかり、その理由は「ロケ地としての建造物を知る者」という切り口で白羽の矢があたり、担当者の一人がヨーコさんだった件。
そして偶然だけど10/12に行った「ロケ地めぐり」を再度行う。

先週もロケ地めぐりをしたから覚えていたコトも多く、詳細にご紹介して満足いただけたと思う。ちなみにヨーコさんが構えるレンズの先は愛媛県赤十字で、ここは「世界の中心で、愛をさけぶ」で夜にアキが病院に搬送されたシーン。救急車も設置した記憶が蘇る。
そしてヨーコさんの後ろは駐車場スペースが広がるけど、ココには大量の植木が設置され、病院の中庭的な空間で入院中のアキがベンチに座りくつろいでいるシーンを撮影。

無味乾燥な建造物だけど、シーンやエピソードが注入されると世界観を象徴するアイテムになるから不思議。ホント、愛媛県庁本館は県職員の職場ではあるけど「時に病院、時に大豪邸、時に国会議事堂内など」として撮影される素敵な建物。次はどんなシーンで撮影できるか?と本日も妄想。

2023年1月20日金曜日

千斬鬼


「覆面?」というイントネーションだったので「違う!違う!ふくめん」と伝える。「ナニ?そば?うどん?そうめん?」と、目の前の品が全く想像がつかないようで「ネギでしょ?しらすでしょ?錦糸卵でしょ?このピンクはナニ?」「これは“削りかまぼこ”」「えっー!かまぼこって削れるの?愛媛ではそうして食べるの?」「“削りかまぼこ”という商品もあるんだよ」「どうやって食べるの?」「そのまま・・・お酒のアテとか」「そのまま・・・。」で箸で探ると、味付き糸蒟蒻にビックリ!「麺じゃないじゃん!」

唐揚げが出てきて「これがセンザンキ?」「そう!センザンキ」。
“せんざんき”と初めて聞いた時は「千斬鬼(せんざんき)」という漢字がよぎり(なんと、オドロオドロした食べ物なんだ)と妄想し、味付け唐揚げと知った時の落胆というか安堵というか・・・。
「じゃこ天」は全国区で知られていたけど「じゃこカツ」は知らず(私も数年前まで知らなかった)。鯛めしは「炊き込みご飯じゃないの?」とイメージと違ったよう(宇和島の切り身版をいただく)

愛媛を知らない人を郷土料理店へ連れて行くと、その地域の食文化への反応が面白い。多くの味に「美味しい!」と言ってくれたけど「愛媛ってなんでもかんでも甘めだね?」という味づけには好みが分かれる。これもまた面白い!
「ラーメンが甘いってどういうこと?」「とんかつがパフェってどういうこと?」

時代に合わせているのか?

©Nippon Television Network Corporation


(一話5分?)と驚いたけど、意外といいかも!という感想。良い意味で軽やかな内容で朝時間の描写(お弁当を作るなど)も多いから、放映時間とも合致していいかも!
5分と短いから見逃してもTVerがあるから安心。実際にホテルではテレビ放送で見て、今はTVerで見ている。5分だから休憩時間と思えばいい。先日観た「アバターWoW」は200分で時間を確保しなければならず、コンテンツは二極化へ進んでいるのか?

一話5分だからか(テンポがいいな)と思ってたけど、まさか今の時代に合わせて!?
損害保険ジャパン/Z世代映像研究課の調査によると、1日あたりの動画視聴時間は平均2.1時間。世代別では、Z世代2.9時間、ミレニアル世代2.2時間、就職氷河期世代1.7時間、バブル世代1.6時間と、若い世代ほど視聴時間は長いとのころ。
また、近年、テンポ/スピード感が速い動画が増えているように感じるか?」の質問には「そう感じる」が46.6%Z世代(56.0%)が多く、若い世代でもテンポの速い動画の増加を感じていた。

これに「タイパ」なる1.25倍
、1.5倍速で見る習慣が加わると・・・。
誤解を恐れずにいうと、
まどろっこしい「つなぎ」のような長回しの演出に出くわすと1.25倍速で見ることはある。さすがに5分を1.25倍速で見ることはないけど、隙間時間に見るなど多様な生活様式に合わせているかもと推察すると、どうする?という感じ。