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2022年7月15日金曜日

自分時間を大切に。


我が家を思い出してしまったのは、幼い3姉妹を連れたご家族が一つ一つの作品を見て回っていたから。家族で美術館を訪れるってとても素敵。子ども達は何のことかサッパリだったかもしれないけど、ウォーホルやリキテンシュタイン、ピカソ、カンディンスキー、ポロックなど20世紀を代表する作品を目の前にできたのは無意識に刻まれるはず。そもそもルートヴィヒ美術館展へ家族で行こうと思われた保護者の感性がいい!

コロナウイルスの影響で急遽予定が変わり、自分時間の美術館めぐり。収蔵作品は個人コレクションの寄贈という珍しい美術館のルートヴィヒ美術館。世界大戦をくぐり抜けて今に残っていてくれてありがとう!という感じ。これまで作家の単独作品展に多く行っていたから、絵画や彫刻、写真など色々な作品を網羅した展示会は「ベストアルバム」みたいでお得と思ってしまう小市民。

満たされた2階から1階に降りたら「ワニがまわる〜タムラサトル〜」が観覧無料とのことで踏み込むと予想以上に楽しかった件。「作品から意味性・目的性を徹底的に排除することがテーマ」な作品は、大小カラフルな1100体のワニが回るだけ。2階は味付けの濃い作品が多かったから、ジャンクフードっぽくて性に合ってた。そして「自分だったらどんな作品が創れるか?」と自問自答してしまう。

2022年7月14日木曜日

ホテルと言うより・・・。


「どの一瞬にも、熱い情熱が溢れる、そんな人生を。」「研ぎ澄まされた叡智を力に美しく生きろ。」「人間所詮、入れた物しか出せない。」「全ての過去を未来に繋げ。」「若さの源は好奇心にある。」「好奇心があれば未来がある。」「今日の全力が明日の最善をつくる。」などが、使い捨てのボディタオル、シャワーキャップ、ヘアブラシ、歯ブラシ、カミソリなどに書かれてた!最初は“注意書き”と思った。ホテルというより問いの研修所みたい。

普段では選択肢に入らない女性社長が広告塔で有名なホテル。部屋は10m2ほどで、ラグジュアリー感で差別化を図ろうとする都心の主流と比べると狭い。削ぎ落とされての広さなんだろうな。
そう言えば「非接触」はどこの業界でも浸透して、自販機やコインロッカー、タッチパネルを活用した販売や注文も多くなり、ホテルもチェックインは機械を操作して終わり。人はいても違う作業をしていて、機械からは何枚も紙が出てきた。

朝食がウリのようで好きなインド料理が並んでた。昔話だけどホテルがオープンしたら朝食は生産者たちの野菜や果物が並び、建物の中には小ロットからジュースなどが作れる「小規模充填工場」があり、新鮮な柑橘などのジュースが製造・提供できて、観光客や子ども達は見学自由できる。松山市内中心部にはない「観光体験型工場」をワイワイ話してた時を思い出した。

2022年7月13日水曜日

一人ボッチャ。


昨夏の東京オリンピックで存在を知り、ココ大付属学園でも何度か楽しんだボッチャ。愛媛県身体障が者福祉センターへ何度も借りに行ったはいいけど、猛汗をかいた思い出。(今年はあんなコトはできない・・・)と思い、ボッチャを購入しようと検索したら類似品が表示される。ん!?なんだかカッコいいぞ、ボッチャは12個で紅白の2色×6個だけど、表示された品も12個!それも4色(金銀黒青)×各3個ずつ=12個!

値段はボッチャが2万円超なのに類似品は1万円超と安い!楽しんでいる様子の動画もイイ!フランス製なのか。まぁ、ボッチャを競技というよりコミュニケーションが目的だから購入しよう!と購入ページに辿り着く。
あれ、待てよ。12個入りと思ったら、実は「金3黒3=6個」「銀3青3=6個」のそれぞれで販売してるのね!だから12個揃えようとすると両方買う必要がり計2万円超か!日本製ボッチャと同価格だけど、ここまで来たら勢いだ!買うしかない。

そして届く。想像通りでなんだかカッコいい、色がいいのかな。一人ボッチャしてみる。意外と面白い。これ、バッグに入れて、サッ!と取り出してすぐプレイ!なんて面白いかも。4色あるから4人でも遊べるし。ボッチャ以外の遊び方もあるようだけど、それはいづれ。おフランス製というだけで何か違う。

一人一人の個性。


松山東雲女子大学での授業もあと2回。学生一人ひとりに特性があり、全員と喋ってきたけれど、その“特性”が「見えやすい、見えにくい」のは事実で気づかなかった学生の秘めるポテンシャルに、今さら驚く。
ココ大付属学園への実習を控え「子ども達へのアピールを!」と伝えて自己PRシートを記入してもらう。でも事前に伝えていなかったので(地味なPRになるかな・・・)と思いきや!

「ゲームが好き、絵を描くのが好き、モノづくりが得意、ピアノなど楽器演奏が好き、歌を歌のが好き、勉強できます!大食いです、お菓子づくりが好き、書道が好き、アイスクリームが好き」などなど。カラフルにデザイン、装飾された自己紹介シートが次々とできあがる!
「ペンとか装飾系の文具って持ち歩いてんの?」「はい、フツーです。」「フツーーー!?」と驚く。そしてセンスがいい!

「あ”ー!」と嘆く学生。「どうしたの?」「あと3つです、何を書けばいいですか?」「書いてるのは全て得意、好きなコトだから苦手や嫌いなコトも書いたら?」「えっ!?」「だって人って完璧じゃないでしょ?子ども達も苦手や嫌いなコトがあるから、“そこ”が合致したら仲良くなれるかもね」と助言する。授業時間を過ぎても書いてたPRシートを見ながら、一人一人をやっと分かった感じ。

2022年7月12日火曜日

念ずれば・・・。


映画プロデューサーになりたい!と思ったものの、就職活動はどうしたらいいのか?「プロデューサーって最も(世間一般的に)理解されにくい職業なんですよ。」とは先日、作品を1本撮り終えた知人のプロデューサー。私的にはプロデューサーは「(有形無形問わず)作品の価値を世に問う役目」と思っていて、認められたら購入や利用が貨幣価値に変換され、認められなければ変換できず、骨折り損のくたびれもうけな感じ。

話を戻して。プロデューサーについて深く考えた末に「フィルム・コミッションに就職したい!」となる。しかし、求人を出すFCは少なく、求人がいつ出るかも分からない。相談されて各所に問い合わせするもタイミングが合わない。でも聞けば聞くほど当人は有能とわかる。(このまま、希望しない職に就くのはFCにとっても損失)と思いつつ連絡を待ち続けると、奇跡が起こり、就職先でフィルム・コミッション担当となる。

「スゴいもんだね」と言わざるを得ない結果。当人を含めた関係者同士のご縁、巡り合わせ(≒強運)。範疇外なのに奔走して色々と言われたけど、「若者を応援しなくて誰を応援するの?」とは思っても言いませんでした(笑)。
私的には、若者を話題に色々な方に声かけるができたし、手間はかかったけれど、FCへの投資として短期に実ったし、今後のリターンはとても大きいと。この辺りが熱量というコトか。

2022年7月11日月曜日

ケセラセラ。


羽田空港からの出発が遅れ、気流の影響もあり30分遅れで松山空港に到着。と、言っても単身生活だから何の不都合もなく(しょうがないよね)程度。でも、上空で何気なく外を見てたら「ラピュタ」が隠れていそうな「竜の巣」の雲を見る。定刻運行だったら見えなかったわけで、ケセラセラ(なるようになる)という感じか。夕陽でキラキラな忽那諸島も見れたことだし、急がれている方もいたけど、ラッキーと思おう。

FC新任者の相談に乗ったり、撮影所に足を踏み入れたり、国の映画振興策に首を突っ込んだり、渋谷で地域の課題改善に取り組む人たちを見たり、制作を控えたプロデューサーの期待と不安の表情を見たり、監督が描くイメージを垣間見たり、松山と銀座を結んでオンライン会議したり、高尾山へリフレッシュしに行ったり、墓前で報告したり、久しぶりに料理を振る舞ったり、家族団欒だったり、上京すると毎回ワイワイになる。

松山に戻れば、大学の授業構成(実習を「ココ大付属学園」と絡めるにはどうしたらいいか?)を考えないといけないし、7/21からは「ココ大付属学園」が始まるー!他にも「面白い企画を提示していただけませんか?」と依頼されたり、講演会や研修の資料作成も同時進行。インターンシップの受け入れもあった!「どこまで広げるんですか?」と言われるけど、必要とされるままケセラセラ。

2022年7月10日日曜日

情熱と冷静のハザマで。


先日の研修で名刺交換をした方に参加へのお礼メールをしたら「理事長の情熱、高かったです!」「想い、伝わりました!」「最高に面白かったです!」などの感想や返信をいただく。(えっ!そんなに暑苦しかった?)と思ったけど「情熱≒熱量」と勝手に解釈する。そう言えば先日の高知での講演会でも同じような感想を宴席でいただいたのを思い出す。うーん、極めて冷静沈着と勘違いしているのは私だけのよう。

フィルム・コミッションの可能性は高い/多いと思ってるからか。そう思わせるのは、これまで観光系、シティプロモーション系、文化振興系、地場産業系が多かったのに、「まちづくり系」もFCに期待してるのだから広がったものだと。でも、FCを立ち上げたからと言って撮影が確約されているわけではないのは何度でも言う。その「間(ハザマ)」で悩むのは当然で、どうやって埋めるか?は情熱と冷静な判断で。

FCは成果の分かりやすさから、見た目は派手で華麗で軽やかで・・・というイメージを持つかもしれないけど、実際は地味で見えず、コツコツと調整などの繰り返し・・・な日々。「FCって地味ですよね」は新任者。その通り!普段は冷静さを装っているのかもしれないけど、仲間がいると安心して熱量を解放してしまうのかも。
今日も日本のどこかで撮影は続いています。

大きく深呼吸。


実は「アイデアキラー(機会を潰す人)は自分じゃないか?」と思う時があり、そんな時は大抵、気持ちに余裕がない。そんな時は霊気満山高尾山へ行くとリセットできる。高尾山に行くなら「行きの登りは6号道(途中、小川に入るコース)、帰りの下りは1号道(舗装道で途中に売店などがあるコース)」がオススメ。今回は長女と終始喋りながら登って下って団子食って、大きく深呼吸。

同じく、気持ちと時間に余裕がないと行けないのが墓参り。子供たちにとって高祖父、曽祖父らが眠る墓参りは、みんなの気持ちが一致していないと乗り気にならないから(特に世代をまたぐと)難しい。ふと思いつき、サラッと尋ねると「行こうよ!」となる。親子三世代で墓参り、行けば行ったで得られる満足感。この「行くまでの気持ちの醸成」は「食べたら分かる」と同じか、違うか・・・。

気持ちの余裕も時間の余裕もお金の余裕もないとできないのが引越し。ひょんなことから、急転直下で八王子市へ引っ越すことになり、手続きが進む。一時帰国の長男くんも引っ越しを手伝うハメにあう。アドベンチャーファミリーを標榜している我が家らしい、大きく深呼吸しても全く落ち着かない日々。気忙しい時こそ、視野は狭くなりがちだけど、“あえて”立ち止まって、大きく深呼吸。ホント、大切。

2022年7月9日土曜日

それぞれがそれぞれにそれぞれだから。


認識の違いについて備忘録。同じ話題でも立場によって意識は全然違う。例えばザクッ!と「エコ」について話題を振ると、市民は「一層のエコ推進を!」かもしれないし、行政は「エコ率70%達成!」と言うかもしれない。企業は「エコ製品の推奨」かもしれない。行政がエコ率70%を発信しても市民には響かない代わりに、企業には響き「我が社の製品はエコ率90%を達成できます!」となる。ややこしい。

課題へのアプローチも立場で捉え方が全然違う。「マイナスから(例:エコ率が全国平均より著しく低いから、平均値を目指すなど)」考える時もあれば、「プラスから(例:エコ率など関係なく、ゼロの現状から推し進めるなど)」の時もある。このズレは正解不正解の問題ではなく、状況が正確に言語化されていない、受け手に翻訳されていないのが問題。そして「どのレベルで話しているか?」も注意点。

関係者が多ければ多いほど、それぞれの立場や知見などで解釈に幅が生まれてしまい、発言は一方通行になりがち。でも全員が“それぞれ”の立場で解釈していて、それぞれに理解しているから質問も出ない。これが問題で、それぞれの解釈のまま進んでしまい、ある時に(アレ?この違和感はナニ?何か違うぞ?)と思った時は相当なズレ、モレ、ヌケが発生していて、その修復には時にスタート地点まで戻らなければならないこともあり、怖い!

2022年7月8日金曜日

アナタはどうして?


打合わせが渋谷になったので、(渋谷と言えば!)で思い出し、ウェブサイトで「見学は随時」とわかり、連絡するとスンナリOK。ココは渋谷スクランブルスクエアの「渋谷QWS(キューズ)」という「問いからコミュニティを形成したり、課題にプロジェクトに取り組むゼロイチの場」で、そんな「わざわざ出向いて問いや課題の改善に人々が集まるの?」と、思い受付に到着すると・・・。

平日の夕方にもかかわらず、広いスペース(2600平方メートル)の手前や奥で大勢が行き交っていて、聞けば学生や社会人が中心とはいえ、14歳から80歳までが利用していて「出会い」による化学反応も一つの価値とのこと。私を案内してくれたのは「コミュニケーター」といわれる方でQWS内のプロジェクトや利用者を把握し、相談に乗ったり、繋いだりする方で「あなたはどうして利用者側ではなくスタッフ側なの?」と尋ねてしまう。

するとQWSの利用には会費があり個人メンバーは33万円/年の出費は厳しく、でも携わりたかったと教えてくれる。実は愛媛県もメンバーになっていて「愛媛県」の名もあった。
「QWSの運営方法は?」「あの人たちは?」「QWSの課題は?」など、質問責めにしてしままい、きっとコミュニケーターは「アナタこそ、どうして?ココに?」と思ったと思うけど、ココでも「エールラボえひめ」なんです。

2022年7月7日木曜日

たかが、されど。


100名が参加した研修は新任が多く、初対面の方が多かったので名刺交換となる。実家周辺(八王子、多摩や日野)にもFCはあり、ご当地ネタで盛り上がる。次々と名刺交換をさせていただく中で半数近くの方に刺さったのが「ロケ弁」の話で「地域でロケ弁を提供する意味は?」「どれほどの効果があるのか?」「ロケ弁をコンテンツとはどういう意味か?」「地域づくりにロケ弁とはいかに?」など押し寄せた質問。

「ロケ弁が地域に及ぼす影響なんて制作側は考えないですよ。」は制作関係者。その通り!単に食事であって、腹を満たすアイテムは、それ以上でもそれ以下でもない。だけど、ロケ弁一個でも視点や切り口を変えると色々と付加価値がつくのをFCは知っている。
「例えば、地域の具材がふんだんに使われたロケ弁を提供できたら?また公開や配信時に作品のPRに使えたら話題にできると思いませんか?」

写真は研修時に出されたお弁当500円。コスパがいいんじゃない?と思うほどの弁当だった。地域の特産品を活用すると大量生産品ではないので原価は高くなりがち(一般的にロケ弁の平均価格は800円程度)。つい弁当を見るとロケ弁について考えてしまう。あぁ、でも1000円でガッツリロケ弁の時もあるよな。たかが弁当、されど弁当、「ロケ弁研究家」としてマツコの知らない世界に出たりして!

2022年7月6日水曜日

新宿にて。


ヒヤヒヤしたのは紅組の羽田行き最終便に乗れるかギリギリだったから。でも、結局、運転手さんの超絶裏道攻略で希望到着時刻より10分早く着き、コーヒーが飲める。最終便だから乗客はいっぱい。20時過ぎに羽田空港。バスに乗り新宿を過ぎたのは21時過ぎ、3時間前は松山にいたのにガラッと変わる景色。経済の単位はお金かもしれないけど(実は人の活動量かも)と人が溢れてた。

初日だったJFCの初任者認定研修について、副理事長(いつも支えてくれる64歳)から連絡が入る。聞けば参加者は100名とのことで期待の高さを感じる。だからじゃないけど、私が受け持つパート(支援作品と地域の活性策)に更新をかけて資料を追加。その一つは今回、「バスカヴィル家の犬」では公式サイトからえひめFCのサイト内へリンクを貼ってもらったので、「公式」の恩恵を実感している。

他の作業もしていたら24時になってしまう。あと8時間後には出発だ!と思っても頭が冴えてしまい、作業続行。すると新規メール受信、タイトルは「撮影支援のお願い」。内容は通常対応できる範囲だったけど、もう1件届いていたのを思い出す。グーグルマップやストリートビューを開いて、手持ちの写真と照らし合わせる。便利になったなぁと思いつつ、この作品も他FCと競合になるのは確実。

かろうじてセーフ。


雨だったので初めてバスで大学へ行くもワナにハマる。ナント!松山市役所と言うバス停は2つ存在し、間違っていたバス停に立っていた!(なんか変だな・・)と思ったのはバス到着2分前、慌てて移動するも雨でバスが遅れて到着したのでセーフ!そう言えば路面電車でも同じ名前を持つ電停があり、間違って乗ってしまい、行きたい方向とは逆に行ってしまった苦い記憶が蘇る。写真は松山市役所地下に広がる通路(いつもセットのようと感じる)

「雨だから1時間かもしれないです。」と電話口の配車予約の方。「えっ!1時間!?」と絶望するも選択肢はなくタクシーを予約」指定時間に乗り込み「○○時〇〇分までに松山空港に着けますか?」と尋ねると「了解しました!」と運転手さん、これぞ裏道というクネクネ道、離合不可の細道を通り抜けて大通りへ。「ここまで来れば大丈夫です!」と到着希望時間より10分早く到着。慌ててたけどコーヒー飲める。

別日。空港に到着しラウンジに入り一休み。飲み物をいただく、席についてポケットに手を伸ばすと(アレッ!?)となる。スマホがない!むむ!行動を思い出し、直前はトイレに居た。荷物一式を持って慌ててトイレに入るも、置いた個室は使用中。睨むのもヘンだし目の前で待つのも変態だし、刑事のように見守って用を済ませた人の後にスルリと入る。(あった!)と回収成功、iPhoneだったら置き引きにあってたかも(幸いにして古いAndroidなのです。)


2022年7月5日火曜日

自分と仲良く。


長く携われば凹む時や嫌なコトもある。そんな時「モチベーションをどう保ちますか?」と学生に質問すると・・・。
「自分へのご褒美(買物、スイーツなど)を用意する。」「自分が休息できる時間をつくり、気分転換する。」「自分自身も成長していると感じる場面をつくる。」「自分の世界が広がると思う。」「子ども達の笑顔を思い出してモチベーションを保つ。」「子供たちのいい所を積極的に見つける。」「大人と子どもの壁を作ることなく、子ども達に寄り添い、一緒に楽しむ。」

まだ実践機会はないものの、「意識は行動を変える」から全員100点!ちなみに私は「寝る」に限る。その当日は凹んでも寝て翌日はスッキリさせる「暗示」を自分にかける(笑)。意外とこの「暗示」は効果があると思う。
そこで「子ども達が好きなのは分かったけど、自分とは“仲良く”大切にしてますか?」と尋ねるとキョトン?とする学生達。子ども達と同じように自分も大切にしてねと伝える。

そして「ボランティアも同じです。」とも伝える。子どもに置き換えて考えてもらったけど、長く携わるのはボランティア活動も同じ。(良い意味で)自分のご機嫌をとりながらボランティア活動を続けることができれば、プライスレスな価値を見出せるのは間違いなく、そのためにはモチベーションを維持し続ける必要があると・・・。「ボランティアって深い!」と学生。

2022年7月4日月曜日

企画脳のつくり方。


「がんばって企画してごらん!」とサラッと言われても(えっ!企画ってどう考えるの?何を企画って言うの?教えてもらってないし)という場合も多く、立案を指示した当人も教えないし(実は当人も知らず指摘はする)、本を読んだり、Youtubeを見て書いてみるも妄想や主張が弱いから、提案しても上下左右からズタズタに切り裂かれパッチワークされて(これ?誰のための企画だったっけ?)と死に体の企画はよくある(あってはダメだけど!)

全ての人が企画書を書ける必要はなく、中には「企画はできないけど、面白い企画には関わりたい、参加したい!」という人もいる。ポイントはココで「ゼロイチ」が得意な人と「イチニ」が得意な人が出会えると企画はバージョンアップする。一人で考えるより一つのアイデアを皆んなで盛り上げた方が楽しい、俗にいうブラッシュアップ。「じゃあ、先ずは泉谷さんからモデルケースを!」ということで企画しました。

「エールラボえひめ」のディレクターに就任以降、打合せやヒアリングが多かったけど、本領発揮します。企画を立案したい人、企画に参加したい人向けに立案しました。学生も対象にしたかったのは、今後の必須だから。企画を立ち上げたものの停滞している人も対象です。
企画した上に勢いでコラムまで書いてしまう。当然は色々な意味でスレスレの話もできたらと企み中。

2022年7月3日日曜日

丁寧な時間。


両親以外にも手紙を送る、いただく機会が増えました。普段は30本以上/日のメールで連絡や返信をしていますが、手紙の場合は色々と考えてから書くから週に1回程度。メールはデータベースみたいな扱いだから情報として蓄積。手紙はコレクションのような感じ。メールは自動変換できるし、何度も書き直せるけど、手紙は一気に書かないと落ち着かないから、程よい緊張感がいい。で、書いたあとにハガキが上下逆さまに気づいて悶絶したり(笑)

手を動かすと思考が刺激されると言うか意識が活性すると言うか良いと思う。図解も同じ、流行りのグラフィックファシリテーションと言えなくても“相関図”が描ければいいわけで、上手に描く必要もナシ。描けばその場で議論が集中するし、最もいいのは浮かぶ矛盾が潰せる点。
コロナ禍でオンライン上でも図解に挑戦したけど、伝わりやすいのは対面の方。オンラインでは描くより、描いた図解を見せての説明がいい。

半世紀以上前、ネット黎明期の頃、当時の彼女(妻です。)と遠距離になった時の手紙を見たら懐かしさを可笑しさが込み上げる、子供たちにも「ナニコレーー!」と指摘もされて話題にもなる。手紙の良さを実感。「手紙は贈り物だと思う」は郵便局の名コピー。
字がキレイとかじゃなく、最後は行間や文字間が詰まった!とかじゃなく、「私を思って書いてくれたんだ」という時間が貴重。

組んでください。


今夏にインターンシップ研修を希望する9名の学生とオンラインでの面談が終了。事前に「くれぐれもスーツ姿は控えてね」と伝えていたので普段着で終始和みながら。今年は愛媛大学、松山大学、松山東雲女子大学、聖カタリナ大学と、松山市内にある全大学からの応募。人口50万人の町に大学が4校って多いのかな?少ないのかな?愛媛県外出身者も多く、多様でいい!

所属学部も「福祉学部、経済学部、法文学部、教育学部、人文科部、社会共創学部」と多彩な面々。なので、ココ大を選んだ動機も様々。「子供たちの感性の育に興味があった。子供たち一人一人の個性について学びたい。まちづくりについて学びたい。NPO法人について知りたい。多様な人たちに混じりたい。コミュニティの創出に興味がある。地域の活性化に貢献したい」など。それぞれが色々な期待を持つ中で全員が一致してたのが「企画立案方法を学びたい」ということ。

今さらながら、大学はどうして「企画立案」をカリキュラムに組まないのだろう?
2002年からアンケートなどでも回答してるけど、その気配ゼロ。教えられる人がいないのかな?大学でも学祭など企画機会は多いだろうに、「授業で企画立案ってないよね・・・」と伝えると画面越しに全員がウンウンと力強くうなづく。社会に出たら「じゃあ、企画書作ってね!」とサラリと言われてしまうのだから、と言っても会社でも教えてくれないのだから、企画立案の基礎授業、大学に提案!

2022年7月2日土曜日

スーパーファン登場!

萬翠荘2階から見えるANAクラウンプラザホテル松山

15年以上昔の話。錦戸亮さんを「NEWS」の一員と紹介すると、ファンと思われる方から、お叱りを受けました。「NEWSじゃない!関ジャニ∞です!」などの指摘にビックリして、謝ったことを思い出しました。と、言うのもフィルム・コミッションに連絡をするのは「99%が制作関係者」だからです。残り0.99%は「旅行会社、営業売り込みなど」で、さらに0.01%が個人(クレーム、自身の売り込み)かな・・・。個人の感想です。

そんな0.01%と勝手に思ってる方からの連絡(よくぞ調べたと思う)。当人はキャストの追っかけで大ファン(と自称してた。)で、全てを知りたい!とのことで、ロケ地について、当日の格好、仕草、会話などについて質問されたけど、覚えてないことも多く分かる範囲で参考までにという条件で伝える。船にも乗るとのことだったけど「船に乗ったら往復1時間以上かかりますよ」などの助言も添える。

このようなロケ地ツアーの場合、ロケ地には必ず行くけど、ロケ地とロケ地の間の休憩場所まで計画している人は少なく(道中は適当でいいかな・・・)となりがち。そこで「ご存じですか?ANAクラウンプラザホテル松山」では、カクテルとスイーツを提供しているので、どうぞ!と営業トークをすると、関係者しか知らないはずの情報まで知っていて「はい、必ず行きます!楽しみです!」とスーパーファンだった件。

2022年7月1日金曜日

コワーキングスペースの話。


ホテルでのテレワーク(プラン)は、これまでに何度も活用させてもらい、現在まで「第一ホテル松山」さん以上のテレワークプランはないと(勝手に書きます、個人の感想です)。だから「コワーキングスペース」は実際に利用したことがなく、ココ大の教室として活用させてもらった程度。だから、今回「エールラボえひめ」の「東中南予のコワーキングスペースと連携します。」に(その手があったか!)と言う感じで訪れる。

東予では「サカエマチHOLIC(西条市)」さん、中予では「テックI.S.(松山市)」さん、南予では「コダテル(八幡浜市)」を訪れる。そして「泉谷さん、内子町にも宇和島市にも鬼北町にもコワーキングスペースがあるから来てください!」と教えてもらい(そう言えば以前、松山市内にコワーキングスペースがたくさん誕生したな・・・)と思い出す。*今も続いている松山市内のコワーキングスペースは数えるほど。今回行けなかった所にも、いづれ行くだろう。

各スペースは運営者の趣向や理念などで個性が出るから面白い。スマートであったり、見晴らしが良かったり、アットホームだったり。で、そこに訪れる人は地域の内外(県外からも!)で職業も多様で(どうやって、ココに辿り着いたの?)と聞きたくなるも、目的が違ったので自制する(笑)。「冷蔵庫の中の飲み物はご自由に!」とサカエマチHOLIC、開けたら種類が豊富だった件。そう言えばコダテルでは「濱田農園」の極上みかんジュースがいただけるんですよ!

ゆっくり急げ。


地域の課題改善という公益活動は「楽しく取り組む!」が信条なので、相談者の表情や雰囲気から(あっ!この方、活動に疲れてる!)とわかるのは長年の経験から。「楽しく取り組むべき!」なのは「楽しくないと続かないから」、極めてシンプル。アイデアや時間、人手があっても解決しないコトも多い地域の課題。他よりも早く気づいてしまった多くの方は、地域への想いが強い人、無関心の人は気づかない。

ただ、想いが強いがゆえに描いたビジョンとのズレを“間違い”と勘違いしてしまう人がいるけど、それこそ間違い。地域の課題解決をプロジェクトに置き換えれば、「プロジェクトは成功を求めて変化する生き物」なので、目的さえ変えなければ手段は変えてもいい。「言い出しっぺだから・・・」など、気負いするコトなんてない。大切なのは変化を恐れない柔軟性であり、危険なのは思考停止の硬直した判断。

だから、目的の達成が難しいと思ったら、変な延命措置策で体裁を守るのではなく、潔く諦めるも選択肢に入れて、仕切り直しするのも適切な判断。
終わって外にでれば海!夏色のコントラスト濃い空と海の写真を撮ったら左に白く光る物体発見、!?と思ったら大きなブリが打ち上げられていて、その脇を大きなエイがグルグル回っていた。海辺あるある。