日記を検索

2019年6月28日金曜日

2勝2敗。

昨年末から申請していた助成金の結果は2勝2敗。「効果が見えにくい、規模が小さいなど」の講評をいただいた。遠くにいる名前も分からない審査員に(なんで、分かんないんだろう・・・)と思う自分がいる傍で、(審査員を納得させられなかったのは自分の力量・・・)と思う自分もいたり。文字による圧倒的な説得力で紹介できなかったのは書いた本人の責任、精進しなきゃ。

どんな提案も読み手がイメージしないと前に進まない。イメージは「妄想力」を発揮すべき所だけど、読み手が納得できなかったのは「書き手がイメージを描ききれなかった」と反省。特に初めてのコトの場合、ゴールは描きやすいんだけど、そのゴールまでどのような過程なのか?が難しい(≒妄想力発揮の所)。そもそも、その「ゴール」をアウトカムでなくアウトプットにしてしまうとアウト!

勝率をあげるには、誰かも分からない相手に(分かってほしい)と不確定な要望を抱くより、自分の力量を上げる方が今日からできるし確実。「相手に変わって欲しいなら、まずは自分が変わること」と誰かが言ってたっけ。こういう他流試合はアイデアを形にする機会にもなるし、表現機会にもなって鍛えられていい!UrvanHarvestのトウモロコシはグングン伸びてます。

2019年6月27日木曜日

営業でGO!

スーパーで「半額」を見つけた場合(A)50%OFFと思い1つ買うか?(B)200%増量と思い2つ買うか?今は2人暮らしだから(A)だけど、子供達がいた頃は(B)だった。「お得感」を顧客へ提供できるかは大切。「BUY 1 GET 1 FREE!」のピザ屋さん。FREE!の文字に(無料!)と思うけど、1つ無料ですが、その前に1つ買ってるから50%OFFで買っているのと同じ(実は半値よりも在庫を減らしたいという意図が多いけど)

営業現場にて。1回目は誰もが会ってくださる。でも同じ人に2回目は意外と難しい。というのも1回目で「お得感」を提示して(2回目以降も話を聞きたいな)と思わせなければお互いに時間などを浪費する。できる限り1回目の打ち合わせで2回目までの打ち合わせのように踏み込んだ方が個人的にはいいと思ったり。丁寧に1回ずつの形式もあるけど、アポ取りの手間を考えれば「1度で2度おいしい」がベスト。

典型的なのは、初対面時に「仮説のような概要」を伝え、詳細は次回に提示するというパターン。打ち合わせ時に「話す(話題になる)材料」がないと進まないので、図解などを用意して意見交換。図解がいいのは指摘のしやすさ、関連性の確認、利害関係者の明確さなど。2度目の営業がスムースにいけたら3回目は予算の提示。今回は2回目で予算までと依頼される。

2019年6月26日水曜日

大改革!

「ウマが合う」と本人は言ってました。お互いにガンガン言い合える間柄は、周りからみると(ケンカしてるの?)と心配されたほどです。それぐらい「素」と言うかストレートに言い合える戦友でした。昨日は江戸さんの誕生日でもあり、この日(退職の日)は1年前からの決まりごとでした(実は私が無理言って1年延ばしてもらいました)。だから昨日は笑顔でお見送り!

振り返れば17年。忙しい時は家族よりも過ごす時間が多く、家族ぐるみでお世話(食に困れば野菜を、寒さに困ればチャンチャンコを・・・)になりました。私がオフェンス(営業)なら江戸さんはディフェンス(庶務)、それも強固だから私は存分に力を発揮できました。徹夜や笑い転げたエピソードなんて無数にあって、今となっては良い思い出(とはいかないか・・・)。「激動の17年だった」と本人の談。

ということでココ大は次ステージへ変革の真っ最中。で、この変革が「(社会などから)求められている意義への変革」なのが難しい!なぜなら「変えてもいい」のは手法であって「変えてはいけない」のは存在意義。どうやって「自分達ごと化」すればいいのか?なんだけど、そこは手法を自分たちの得意技に引き寄せるしかアイデアがなく、そうでないと面白くないよね・・・と。

2019年6月25日火曜日

散歩にて。

ネット展開か?多店舗展開か?「お越しください」という店舗に対して「手元に来ました」がネット。今さら店舗展開しても厳しいよね・・・と思う一般人。ネットだとクリックで商品が手元に届くんだから本当にスゴいと(今さら何を言ってるの?)と。でも、ネットにも苦手なものがあって、特徴である平準・公開性がゆえに一人一人にサービスを提供できても一人と交流することはできない。AIは擬似的な一人一人へという感じ。

そんな背景で膨大なエネルギーを使わなくても、気軽にフラリと一人でも成立するのが店舗。交流になれば異なる一人一人でも喋って共感したり、手触りがあったり、その場の熱量を感じたり、意図しない化学変化が起きたり。店舗があるのはいいことだけど、店舗が抱える課題の本質は【消費者の多くは買い物を一番の目的に掲げていない】こと。物が溢れている時代に買い物は一番ではないなと。

買い物が目的ではないとは、買い物は「便利さ、満足感、優越感、解決など」を達成する手段であって、物資が足りていなかった昔から物が溢れてしまった今は「買う」の意味は全然違う。消費者は(私が居ていい場所、訪れていい場所、似合う場所)と思いたいことが一番の目的で、その延長に買い物が発生すると。10,000文字の原稿を依頼されて、草稿をしたため中。

2019年6月24日月曜日

社会の潤滑油。

24時間、昼夜を問わず寝ても覚めても考え事に何か理由をつけて気分転換しようと、老眼が気になり始めたメガネの交換だ!とエミフルへ自転車で出発。片道30分、往復1時間。ロケハンしながらたどり着き、店員さんと「近くが見えにくくて、PC作業多いです」など話し、完成したメガネをしたら半径1mほどは明瞭になったけど、周囲は「ガウス」状態になったのが昨日のハイライト(涙)。

日本のフリーランスは2015年の913万人から2018年の1119万人と4年間で22%増加(ランサーズ2018調べ)とのこと。米国では5670万人がフリーランスと言われ、米国の労働人口1億6000万人のうち約35%がフリーランスで業務しているとのこと。2018年の米国のフリーランス経済規模は154兆円、2027年には労働人口の半分がフリーランスと試算もされ、高度な知識や技術、経験を持つ「クリエイティブ・クラス」が牽引するとも。

プロジェクト単位の業務が増えれば、日本でもフリーランスは今よりも増えるだろうな。「残業する社員はモーレツ社員」というイメージから「時間を上手に使っていないダメ社員」というイメージに変わったと聞いて驚いたっけ。とはいえ、フリーランスも結果さえ出せばいいのか?という訳でもなく、多様な利害関係者間の潤滑油的な役割を担えればプロジェクトという歯車は社会を良くするんだと帰り道。

2019年6月22日土曜日

答は教えない。

午後7時すぎ、愛大で夫婦授業中、学生に考えてもらっている間にトイレに行って、そのままロケハン(笑)。陽がキャンパスに沈む様子がよかった。大学や大学病院以外にどんな「シーン」で撮影できるかな?そんな妄想もロケハンの楽しみの一つ。で、教室に戻ると学生らが各グループで熱心に意見交換中。特徴的だったのは中国、フランス、ブラジル、ベトナムなどの留学生と日本人学生の混合ということ。

授業自体は【地域資源を活用した企画立案時の地域資源とは何か?】という内容。地域資源とは〇〇などの答を教えず、答の出し方を教える授業。地域資源の基本的な考え方として「目に見える(有形物)」と「目に見えない(無形物)」で構成されていて、遠くでキラキラ光っていると思いきや、足元に埋まっていてくすんでいる。企画で磨けば地域を活性させる素材になるかもしれない。

という話を留学生らに話しても通じるんだからスゴい。発表時も流暢な日本語でアイデアを披露する留学生。しまいには意見の終わりに違う学生から「補足ですが〜」と説明も入り、熱量高い意見交換になる。ヨレヨレのカサカサのブヨブヨな47歳だけど、ピカピカでアツアツでイケイケの雰囲気に身も心もチャージされた気分。優秀な彼らの時代は確実にやってくる!

2019年6月21日金曜日

街の余白

屋上交流農園【Urban Harvest】で収穫されたキュウリとシシトウ、立派にできました。収穫祭(8月を予定)を待たずにこの勢いで大丈夫なのか?少々心配ですが「まだ実りますから」とのこと。「我々が食べるより、上手に食べてくださる方にお渡しした方が有意義ですね」と狩野さん(スタッフ)。その通り!やはり料理教室のような「活用授業」が必要と思いつつ、目の前の超新鮮な野菜は胃袋の中へ・・・。

「人が求めていることを追求してもらいたい」と助言いただく。「なんでしょうかね・・・」と尋ねると「余裕だよ」とのこと。余裕とは「ゆとり=窮屈ではないこと」と辞書の意味。すると「物理的な余裕(広さなど)」から「心や気持ちの余裕(安心など)」「街の余裕(心地よさなど)」「金銭的余裕(安定など)」など、有形無形の余裕が存在していると気づく。

自分に余裕があるかと言えば、見ての通りドタバタな毎日で余裕の対局にいるけど、でもドタバタの結果が、街の余裕や気持ちの余裕に繋がっているなら、やりがいはあると思ったり。「余裕を感じさせるためには大切なことは?」と尋ねると「押し付けないことだよ」と賢人。いいタイミングでの金言。私は本当に人に恵まれていると思った瞬間、策士策に溺れる寸前でした。

2019年6月20日木曜日

ヨーダのパダワン。


一体、チャンスなのか?ピンチなのか?全くわからない!そんな時はドラッカーの本を読んだり、マスター・ヨーダに頼ったり(笑)。“Many of the truths that we cling to depend on our point of view.”(真実は変わらず全ては見方による解釈しだい)とマスター・ヨーダ。目の前の事柄は変わらないのに変わってほしいと思っても時間の浪費、自分からアプローチを変えてみようと試みる。

頭でわかっていても難しい!知識や経験が浅ければサクッ!と変えられるものの、これまでの中途半端な知識と経験と費やしてきた時間による意識が邪魔をしてしょうがない!そんな時の“You must unclean what you have leaned.”「覚えたことを全て忘れるのも大切」は金言。中途半端な知識で考えすぎると複雑を高度と勘違いしてしまうけど、ドラッカーも言ってます「複雑なものは、うまくいかない」と。


“Patience you must have my young padawan.”「耐えよ、我慢せよ、最後まで頑張るのだ」とマスター・ヨーダ。耐えて踏ん張った後は何が見えるんでしょうか?と質問したくなるけど、そこは“Don't think... feel...”(考えるな、感じろ!)なんでしょうね・・・。偉大ですマスター・ヨーダ。写真は富士教材2階にある「舶来品プラモ」、ココ大事務所に行くにはココを通らなければなりません。

2019年6月19日水曜日

助成金はエンジン。

松山市の市民活動助成金の採択が決まり、説明会に参加。何団体が採用されたか分かりませんが意外と多いという印象。「領収書の書き方(例:個人名ではなく団体名で)」「定められた事業期間より前や後に行った事は助成金対象外です」「記載した事業以外のことをしてはいけません」など、理屈が繋がり理解できれば(そりゃ、そうだ!)と納得だけど、実体験が少ないと頭で理解できても・・・と思ったり。

助成金は活動と合致する、飛躍できるなら積極的に活用派。ゼロから始める活動でもいいと思うけど、「全くのゼロから」は難しく素地(活動を始める動機や背景、課題など)がしっかりしていること。その素地が明確な故にゼロから始めるという理屈は分かりやすい。ついでに加点っぽいことを言うと「0ではなく0.1」でも始めているという「活動の意思」があるとGOOD。助成金があってもなくても始める!という意思。

あと「カタカナ表現は最小限に抑えた方がいい」「図解で示した方が理解を得やすい」こともあるし「印象や状況ではなく数字や数値の方が客観的」だし「アウトプットではなくアウトカムの方が重要」ということ。未だ誰も見たことのない未来を描けるか?という装置の一つである助成金。これで屋上交流農園【Urban Harvest】の区画が冬野菜に向けて倍増します!

2019年6月18日火曜日

フィルムコミッション赤裸々

「最近、フィルム・コミッション(FC)はどうなんですか?」と新聞記者、異動で数年ぶりにFCも取材範囲になったとのことで意見交換。「冴えないですね・・・」と私。実際に撮影(相談)はあって、映画の脚本も送られてきています。しかし(ご自身でも調べられるんだけどな・・)と思う内容も増え、撮影支援と言うより「撮影インフォメーションセンター感」が否めない。

「レンタカーはどこが安いですか?」「〇〇はバーター撮影(撮影の対価に入場料、宿泊料などを無償)できますか?」「ドローンは飛ばせますか?」「撮影映えする〇〇へはどうやって行きますか?」など、ネットで調べたら分かる情報多し、挙げ句の果てに「愛媛の天気はどんなですか?」と言われる始末。*全て異なる相談者。で、問題は「答えてしまう」私にあり!企画書のない案件は電話で1回のみ対応!

「FCについて自由に喋ってください」とオファーされた毎週木曜日、17:15頃〜17:30頃の南海放送ラジオでのコーナー(永野さんとの掛け合い)。国道11号線を通行止めにした撮影、カーチェイスっぽい撮影、知恵と工夫で実現した撮影もあれば、撮影に結びつかなかった撮影(剣士の物語、宇宙戦艦の物語、怪獣の物語など)も紹介。かなり赤裸々に喋ってるつもり!Check it out.

2019年6月17日月曜日

思い出せばいい。

「子育てなんてアッ!と言う間、瞬きのようなものです」と会場で言いました。「真っ只中なので実感がありません・・・」と司会の壽野さん。そりゃ、子育て中の毎日は大変です、毎日ドンパチ。我が家も3人、これまでの8年間の学長日記でも「あーだ」「こーだ」「そーだ」と書いてきました。思い起こせば一緒に泣いたり笑ったり怒ったり悲しんだり、ギクシャクしたり感動も多々ありました。

我が家の場合、3人とも15才、16才で家を出て行きました。すると生まれてからたった5475日(365日×15年)しか一緒にいないんです。1日は長いと思うけど1年は瞬きのように短い。周囲と違う道(例:中学を卒業すれば進学、大学卒業後は就職など)を歩んでいるから、本人たちは戸惑いや不安になることもあると思うけど、正解はないから本人さえ納得すればOKと思ったり。

試されているのは「親」。自分と繋がりはあるものの、全くの別人である存在に対してどう接するのか?思い通りになる所有物と思うのか?尊重するのか?妊娠期間に心の準備はするものの、生まれてからは、いきなり親スタート!だから、前日までとは生活が激変するのは当たり前。こどもが生まれた時に何を願ったのか?思い出せばいい。今みたいに多くを望んでいなかったはず。

2019年6月16日日曜日

忖度しまくり。

「今度は泉谷さんの素が出る機会を作りますから!」など、褒められたのかイジられたのか分からない言葉をたくさんいただいたワーコラさんの10周年イベント。主役や会の目的を立てるつもりでお笑い一切ナシの「マジメな回答」をしたら、「今日はいつもと違うね!」と・・。お祝いの席、約60名の参加者の多くが女性で初対面な方々を前に雰囲気読み取ります(笑)

とはいえ、ワーコラさんとのご縁となった「なでしこドリーム」で口酸っぱく伝えた「問いを立てる」は健在。で発言の後に会場から(問いさえ立てれば物事は解決か?)的な雰囲気を感じたので「時に問いを立てると、自分にとって不都合な真実を突きつけられる時がある」と補足。その時にどう対処するか?が重要で、ワーコラさんもココ大もNPO法人として何を判断材料にすべきか?

自分たちが「したいこと、できること」と、社会から「求められること」は活動を続けるとズレる。悪いコトではないけど、そう思ったら活動の存在意義や創出している価値を振り返るタイミングと思うべきで、10年は節目としてピッタリ。「社会から求められることを自分たちなりに解釈できるか?」と、課題を引き寄せられるか?NPO法人の究極の目的は「解散すること=課題が改善された」こと。

2019年6月15日土曜日

だからどうした?

恵の雨ですが、災害をもたらす雨でもあることを思い出させた資料。西予市の地域づくりアドバイザーを拝命して4年。2018年7月6日から7日に降った豪雨による災害で「まちづくりの意識(自分たちの地域をどう守るか?)」は大きく変わり、西予市でも「平時からの繋がり」を意識したまちづくりの必要性を住民自らが考え、暮らしをより良くしよう!というプレゼンテーションに感激。

とは言いつつ、地域の人口は自然減・社会減で減る一方・・・。関係人口という装置があるわけではなく結果としての関係人口ですよ!とか。お互いに「知ろうとする努力」をしないと去ってしまいますよ!とか。目の前の欲求を満たすための活動ではないですよ!とか。一番下っ端ながら偉そうなことを言ったり、思ったり。「まちづくりは一過性のイベントじゃない」から大変!(そもそも住民は仕事などもある)

モノをつくっても売れる保証はないし、移住を呼びかけても来る保証もない、その代わりイノシシやシカは多く訪れるし、人工林による花粉は困らせたりする。そこで地域はダメだとか先がないとか凹んでいいけど「だからどうした?」と。地域づくりなんてホント地味、誰か褒められるためじゃないし、実が結ぶなんて数年、数十年先。自分に「まけるもんか」なんかなと。

2019年6月14日金曜日

分かれ道。

目の前に分かれ道、どっちかにしか進めません。選択肢は3つ、①右に行くか。②左に行くか。③進まずに立ち止まるかor後戻りするか。現状に置き換えると③はない、だって「立ち止まる≒思考停止、又は後戻り≒なかったことに」のようだから。すると選択肢は①or②になるけど、どちらに進んでも正解・不正解はなくて【たどり着いた所が答】ということ。「正解の存在は常識」と捉えている人には理解不能と思う。

もしかしたら①は1歩目から「落とし穴」があるかもしれない。2歩目は何かを踏んで矢が飛んでくるかもしれない。その後も思いもよらぬ衝突や崖崩れ、上からは鳥糞かもしれない。そもそも「道」はガタガタで歩きにくい。②の場合、もしかしたら舗装されていて途中までスイスイと楽していけるかもしれないけど、途中で道が寸断、その先は無いかもしれない。①or②のどちらを進めばと期待通りにいく保証はゼロ。

私より何倍も稼いでいる方から「いやぁ、呆れます。毎年ギャンブルですね・・・」とお褒めいただく(笑)。「NPOじゃないといけないんですか?」とも。これも2択。①NPO法人でも飯は喰える!と誰に言われたわけでもなく実証する。②株式会社でガンガン稼ぐ!最近は株式会社でも利益より理念を掲げたり、公益事業をしている企業はあるけど・・・。自分は何にこだわっているんだろうと自問。

2019年6月13日木曜日

7/7(日)バイバイ・インセクト

屋上交流農園【Urban Harvest】の授業第二弾は、オーガニックアロマオイルを活用した虫除けスプレーづくり。花園町の「愛顔の食卓」で扱っていましたが、香りを楽しむ程度しか想像できずでした。が!ガーデニングの番組で紹介された「虫除けスプレー」にピン!ときて市民先生を探す。学べるポイントは虫除けが作れるもありますが「アロマオイルが自分や家族にどんな効果をもたらしそうか?」

今回の先生役の児玉さんと知り合ったのは2017年の「なでしこドリームプロジェクト」。その時は国産アロマを普及させたいなどの相談で、このような場合「成し遂げたいことは、どうしたら達成できるか?」が多いけど、「どうして、それをあなたがしないといけないのか?」という動機のWhy?を明確にすべきで、児玉さんから出た言葉は「家族の健康のため」と。

動機は色々あってよくて、ただ動機は自分のモチベーションのエンジンでもあって、奮い立たせる馬力の源。その後の児玉さんはビジネスプランコンテストで入賞したり、教室を開いたりと快進撃。そんな児玉さんを迎えての授業「バイバイ・インセクト」は7月7日(日)11時-12時、屋上交流農園【Urban Harvest】にて。参加費は1500円/個、定員は10名です。

2019年6月12日水曜日

光と水と風と土と

屋上交流農園の野菜たちはスクスク育っています。先日の「授業兼見学会」ではナスやシシトウの間引きをしたほどです。農薬の散布は一切していません、肥料は与えていますが太陽の光と水と風が重要と思ってます。写真はトマト(名前しらず・・)、造形的には美しいのですが、世の中で唯一苦手な食べ物でして、日々接していると愛着が出るものの(私はトマトを克服できるのだろうか?とよぎったり)

閑話休題。野菜が育つ過程とと人や街が育つ過程は似ていると思ったり。野菜の成長に光と水と風と土が必要なように、人や街の成長にも光→明るさ、水→繋がり、風→刺激、土→資源/才能も必要。実りの大きさや質はそれぞれは独立していても「カチッ!」と歯車のように噛み合えばうまくいく。そこへ成長させるための肥料(知識や技術、経験)があるんだと一人で納得。

偶然だけど6年前の今日「種の人」を書いた。この時は「人」に焦点を当てて土の人を地元住民、風の人を移住者、そして種の人は出身者だけど一度外に出て戻ってきたUターンの方。栄養などが「混ざりあえるか?」がポイントだけど、人の場合は「認めあえるか?」が先。混ざりあえない、認めあえない野菜や地域は実ることなく枯れたり、萎んだりするんだなと。元気に育ちますように!

2019年6月11日火曜日

面白くなる。

日本経済新聞(日曜版:6/9)の全面9Pから11Pまで続く記事。「多様性の象徴の一つ」として興味深く読む。我が家はヴィーガンでもベジタリアンでもない「雑食」だけど、一昔前のブームやトレンド、変わり者ではなく、確実に時代の変化がやってきている証拠と思った記事。その普及や浸透を支えているのが「工夫」という日本人が最も得意とすること。「制約があるから工夫する」、やりがいあるよなー。メラメラする。

極端なヴィーガン(やれ、肉食を敵視して抗議運動などの押し付け、自己満の正義は言語道断)はアウト。「美味しね!と思える選択肢が増えたら」と切に願います。昨日も松山三越NICECREAMに2歳の子供とお母さんが来店。尋ねてみると「牛乳アレルギーでアイスクリームを食べたことがないから探していたもの」と喜ばれる。お金を払っていただき、そしてものすごく感謝される食べ物って少ないと思ったり。

慈善事業じゃないからビジネスチャンス(成長機会)とも思ってます。記事には「健康志向だけでない。国連の研究で畜産業の地球温暖化に与える影響が明らかになった」というくだりがあるけど、単に趣向にとどまらなくなっていると推察。そして今日もNICECREAMを導入したいと営業が行われる。高齢でヘルシー志向になったり、宗教上の理由で制限があったり、個々に合わせて成長してこそ生き残れると。

2019年6月10日月曜日

七転び八起き

何が悲しいかって、NHKのドキュメント番組「72時間」をイメージして、屋上交流農園に設置したタイムラプスカメラが回っていなかったこと!事前に撮れる画を想定し授業の様子や見学者の往来、野菜たちが風で揺れ、その向こうには「いよココロザシ大学」の横断幕が垣間見て、見上げると髙島屋の観覧車「くるりん」が周り、空の表情が刻々とかわり夕方から夜、そして朝焼けとイメージは完璧だったのに大失敗・・・。

すっかり「Googleドキュメント、スプレッドシート」に慣れてしまい「即時保存(コマンド+Sが不要)」が常態化した結果、イラストレーターやパワーポイントで保存をするのを忘れてしまい、何かの拍子で落ちたり、間違って閉じてしまったり・・・。バタバタしている時に限って(ぎゃぁ〜!)となること多し。まぁ、作り直す時間は1回目の半分程度になり、仕上げは良くなりますが・・・。

失敗は避けたいし、したくないもの。なんだけど「向こうから」やってくるから不思議なもの。大体こういう時は「(ハン・ソロ風に)I have a bad feeling about this.(嫌な予感がする)」だから気をつけないとね。こんな時はレジリエンス(回復力)発動!周りが元気をくれる。「あなた一人のコトではないですから」「抱え込むタイプなんだよなー」と先輩からの気遣いのお言葉が沁みる。

2019年6月9日日曜日

景色をつくる。

おかげさまで2時間の間に40人ほどの方にお越しいただきました。全くのゼロ(≒妄想)からの始まり、暗中模索・五里霧中で準備を進めてきた屋上交流農園【Urban Harvest】の見学会兼授業は終始和やかな雰囲気で開園しました。富士教材さんがクラウドファンディングに挑戦したこともあってご支援いただいた方々もお見えになり、年齢や性別など問わずの「交流」が実現、気持ちの良い1歩を踏み出せました。

「どうして始めたのか?←富士教材さんの思惑と一致したから」「何を植えているのか?←ピーマン、ナス、カボチャ、トウモロコシ、エダマメ、トマトなど9種類」「屋上農園で気をつけることは?←日差しが強いので反射熱対策、土などの軽量化、鳥対策」「どうやって運営するのか?←1区画(約1.1m)を3万円/年で貸し出す計画」「実った野菜はどううするの?←収穫祭などでみんなで食べましょう!」

授業は区画の囲いづくり。気づいたのは「親子にはうってつけ」ということ。なかなか家で大工仕事なんてできなし、プロ用機材も触れない。そんな所も特徴にできたな・・・と思いつつ、現場は子供達が大活躍、インパクトドライバーで次々と加工したり、ペンキを洋服につけながらも塗り作業を手伝ったり。Urban Harvestが始まったからこそ、実現した景色&光景。

2019年6月8日土曜日

自分ではつくれない日々。

「驚いたきー!志が高い!」と近づいてきたのは高知から三越へ買い物にきた男女。ハッキリと高知弁が分かるイントネーションで初見なのにグイグイと迫るお二人。「さすが松山やね、高知よりも先行ってる!」と、聞けば二人はヴィーガンとのこと。「牛乳などを否定してる訳ではなく、選択肢が広がればいいと思うんです」と私。「そこ!やきー、素晴らしいよ!」と感謝されて颯爽と去る二人。

タピオカジュースの店員さん「美味しいと聞いてきました」とのこと。一口食べて「!?うまっ!」と言って「また来ます!」と。「5個購入で1個無料」のスタンプが5個たまり1個をゲットした週2の常連さん。チョコレートが最終日と聞いて慌ててきた休憩中の方、遠巻きから見てスコスコと一直線にやってきて「一つください!」と女性、座りながらの雑談で彼女好みの味と知る。3年間の【愛顔の食卓】では出会わなかった方々。

「その商品が熱狂的に支持される理由は何か?」などの事業モデル構築について熱い議論を交わした4年前を思い出す。熱狂的かどうかは「消費者が探してでも欲しいかどうか?」だったり「その人にとって日常(当たり前)」だったり。お隣のTさんやCさんもお見え。すると、向こうで手を振ってるのはお母さんと一緒の「小さな園児の消費者」ちゃん。本日から松山三越NICECREAMは「ココナッツミルク」です。