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2019年4月2日火曜日

自分のことは棚に上げて。

いつしか「審査員やアドバイザーなど」を拝命することが多くなり、2月、3月は西へ東へ!伝え方を教える身として(むむっー!残念!)と思うのは、(1)作成した資料を発表者が理解していない(資料を作成者と発表者が違うのかな、臨場感がなく、届かない)。(2)質問すると返答しないで笑って誤魔化す(そんな笑顔がマイナス点)。(3)質問すると「分かりません」と思考停止に自らする( キャッチボールができない)

そして(4)予め決まっている仕様や条件に沿ってない(そもそも論としてNG)など。(意欲あるの?)と、真剣に向かい合いたいのにガクッ!となる姿勢へどう対処したらいいのだろう。個人としても損すると思うし団体にも悪い印象がついてしまいそう。と、偉そうにいう私も人のことは言えません、締め切りギリギリで書類を提出し担当者をヒヤリさせる常習者!

自分のことは思いっきり棚に上げまして。やるんだったら、真剣に取り組もう!と。助成金や補助金が「貰える」ならする、「貰えない」ならやらないとか、発表者の姿勢を見れば一目瞭然です(そもそも貰うものではない、預かるもの!)。写真はパトロール、質感にヒビ割れ感があるのは一般的なソフトクリームマシンではなく手動で「押し出しタイプ」だから、色々あります。

2019年4月1日月曜日

混迷さん、さようなら。

12/31→1/1とは一味も二味も異なる3/31→4/1に変わること。気分一新!のリフレッシュ感が年末年始にはあるけど、年度末年度始めは「引きづり感」があるのは私だけか、あっ!残務作業がまだ残ってるからだ。平成元号も終わり、次は何だろう。「光」が入ると予測。平成は混迷の時代と称した人がいる一方で「戦争がなかった時代」と称した人もいた(戦争に加わったぞ!と指摘されたっけ)

ココ大の平成30年度も「混迷」の一年だったかも。実は年度始めは全く忙しくなかった、授業も愛顔の食卓も安泰だったけど、混迷の引き金は、やはり豪雨災害で嫌が応にもこの先を考えなければならず、事業を評価して見直さなければならなかったこと。何となく時代の「波まかせ」でいたのを自分の舵取りで向かったのは3年先、5年先にたどり着くゴール。乗組員3人!

(先は見据えても、明日はどうするの?)は現実的な話で、今までの経験を生かしコンサルやアドバイザー、メンターなど事業に寄り添って行こうと。そして3年先、5年先のゴールはプレイヤーとして先頭に立ちガンガン動き、その経験を明日に生かす作戦。そんな一つの重要な会議室で寝てたaibo。勢いに任せず一度立ち止まり深呼吸できたつもり。混迷さん!さようなら。

2019年3月31日日曜日

暗中模索、五里霧中だけど恵まれてる。

【愛顔の食卓】の「伊織 松山店への一角」に引っ越しについて、多くの方から「いいね!」「激励メッセージ」などをいただき、ありがとうございます。伊織さんに共感いただき今回の引っ越し、「事業は成功を求めて変化する」は、プロジェクトマネジメントの教え。「目的を変えず、手段を変えるは進化」は成長戦略の描き方。自治体や企業、NPOなどへ伝えていることの実践です。

「次のステージって何?」ということですが、ズバリ!業態変更です。3年間の経験から見えてきたこと(例:商品力向上、物流改善、人財育成など)を実践します。実は愛顔の食卓を始めた直後から、もう一つ別、でも連動するプロジェクトが進行中で、諸々の調整などに3年かかりました、発表できるまでもう少し踏ん張る!

加工食品の可能性は生活様式や価値観の変化で更に広がるのは確実です。その需要に合わせるには、その時に始めても遅く、少し先取りする必要があります。先行することは暗中模索、五里霧中で骨折り損のくたびれ儲けも多いけど、でも「先行者しか見えない景色」を見ることができる。これも共感者や協力者、関係者がいるから実現できると思うと、本当に恵まれていると思う日曜の朝。

2019年3月30日土曜日

見えない顧客の顕在化

富士教材さんが40日間挑戦した【屋上交流農園】のクラウドファンディングが終了しました。結果は目標の50万円を大幅に超える74万円(72人)でした。共感していただき、情報発信や支援、紹介、訪問など「様々な形」でご協力してくださった皆様に感謝です、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。私自身、初めての経験だらけでとても参考になりました。

公益活動の場合、「第一の顧客」と言われる直接的な受益者には具体的なサービスやモノを紹介することで理解を得やすいですが、「第二の顧客」と言われる「どこかで見ている、でも見えない応援団(≒ファン)の獲得が必須」と常日頃から伝えている立場として実践の場でした。見えない第二の顧客を顕在化させ、具体的な行動へ変容していただくには何が必要か?個人的なテーマでした(笑)

やはり具体的にイメージできる「アウトカム(創出する価値)」かと。屋上交流農園の前と後では何がどう変わり、地域にどんな影響をもたらすことができるのか?そして実践者の真摯な思い。私自身も共感した田村さんの姿勢は(応援したい!)と思わせました。と、感無量が漂いますが「始まり」でした!返礼品の準備の傍で5月開園を目指しての準備開始ー!

2019年3月29日金曜日

気づきの宝庫

全ては朝のドタバタからで、出発時刻を30分間違えて慌てる→松山空港で搭乗後、セキュリティトラブルで離陸禁止、機内待機→解除されて、いざ離陸→横須賀線、線路内に人が入り安全確認のため停止、車内待機→解除されて鎌倉到着。もの凄い人手に(えっ!?今日は平日なのに・・)と思いきや「春休み」で人出が多くまっすぐ歩けないどほど。2ヶ月前よりも人が多い!

世は確実に「当人に都合のよい方向」へ向かっていて、人数や量、状況や手間などの細分化されたニーズに合わせないと、正しいor正しくないではなくて、売れるor売れないの渦に巻き込まれて沈んでしまう。個包装、食べきり、少量、軽量、ヘルシー、話題性、お得感など挙げたらキリがない求められる要素だけど、観光地では必須なんだなとメモ。小町通りは気づきの宝庫。

当人に都合のよい方向は日々の暮らしでも同じで、レンチンやカット野菜などの「調理不要」の食材は確実に進化し確実に浸透してて、米国時代にレンチンで予め更に盛られた(マッシュポテト(副菜)、ブロッコリー・人参(野菜)、ステーキorチキン(主菜))みて「人の退化だ!、手抜きだ!」と思ったけど、自分に先見の明がなかっただけ。同じ土俵では勝てないとメモ。

2019年3月27日水曜日

とにかく実践!

大洲市にて。地域づくりの実践者と過ごした2時間。何年目?か忘れてしまった「大洲がんばる人応援事業アドバイザー」は毎年口すっぱく「発表ではなくて報告ですよ」「受益者の声を聞かせてください」「アウトプットも大切だけどアウトカムの方がもっと大事!」「目の前の第一の顧客(受益者)以外に、どこかで成果を見ている第二の顧客(ファン)がいますよ!」と伝えていたので、どの報告内容も良かった。

宇和島市にて。これまた立場の異なる実践者と過ごす。地域の危機感を肌で感じ、自分たちなりに行動を起こしている方の言葉は飾り気がなくストレート。そんな現状を受け止めて、改善プロジェクトキックオフ!4月から南予へ赴く機会が増えるので、お世話になる関係者の皆さま、仲間に入れてください。よろしくお願いいたします!

実践しよう!初めてのことだらけで不安やプレッシャーに押し潰される時もある!期待する成果が出せない気がしても実践しよう!始める前にあーだこーだ「できない理由を考える」人にはならないぞ!できない理由を並べる人は正論を言ってくる。聞けば(その通り)だけど、残念ながら「その正論から先の意見がない」ことが多い。失敗すると凹むけど、実践した経験値はプラス。兎にも角にも実践した人は素晴らしい!

2019年3月26日火曜日

楽しむとは味わう。

224日に開催された「包括的地域福祉社会づくりセミナー」の振り返り。報告書を読みながら(えぇっ!)とガン見。74%が満足した意見交換にて「もう少し聞きたかったこと」という問いに対し「泉谷さんの楽しみ方を詳しく」と回答した方がいた事実。何か特別なことを喋ったのか?当日の感想は記したけれども、何事も楽しむよう心がけているのは事実なので嬉しかったり、驚いたり。

楽しむとはワイワイキャッキャッ!という意味ではなく「味わう」とも言えるかな。ミカンジュース飲む時でも生産地や生産者を想像して飲めば美味しく感じるし、面倒な作業も達成感を想像して取り組むし、嫌なコトは「修行!」と思い経験値アップとして受け入れる。一つ一つ出来事に対してサラッ!とスルーせずに考えたり問うたりする。すると自分の感想や意見が出やすい。

人はその時に(自分自身に忠実に生きれば良かった・・、あんなに一生懸命働かなくても良かった・・、自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった・・、友人関係を続けていれば良かった・・、自分をもっと幸せにしてあげればよかった・・)と後悔することが多いとのこと。人生は一度しかないし、ご縁でやってきた愛媛の実感には楽しむしかないし、理由を探したいわけ。

2019年3月25日月曜日

ニュースじゃ済まない話

「今から来るって・・」と、全く計画性のない男子。中学卒業以来、友達が泊まりにくる回数増える。小学生の頃から何度も泊まりにきては兄弟同然で過ごした彼らとも4月になれば離れ離れ。泊まりにきたからと言って特段なもてなしはないし、テキトーに過ごしてテキトーに寝る気遣い不要な子供たち。なんというか信頼で結ばれているから、片付けも手伝いもしてくれます。

日本財団調べによると18歳〜22歳の自殺の要因第1位が自殺なんて異常!そして、22歳以下の男女で「日本は希望が持てない国だ」と考えているのは43.5%も異常!と思っても、この国で暮らさないといけない人が多いと思うと、幻滅するのも分からなくもないけど、分かりたくない。一体、日本の若年層に何が起きているのか?我が家の若年層に聞いてみると「大人は言うこととしてることが違う」とのこと。

生まれてきた時は元気に生まれてくれることだけを願ってたはず。それが月日を重ねると親の要望が増えてないか?「夢を見てね!」と小さい頃は何度も願ったはずが、いつの間にか「いつまで夢見てるの?」と、気持ちをへし折ってないか?どう考えても大人の責任で、せめて自分の半径3mだけは子供達が安心・安全に希望が持てるようにしたいと。単なるニュースじゃ済ませられない。

2019年3月24日日曜日

蒋渕から春だより。

松山市内から約2時間強、宇和島市蒋渕。相変わらず「こもテラス」は素敵で深呼吸をしたくなる場所。授業最初に「(どこよりも早い!と言われた)岩牡蠣+鯛飯」の昼食という初の試みから、約3kmのフットパス(散策)。途中に見た山桜が素敵だったこと(松山では数日前に開花したち報じられましたが、蒋渕の山々では既に咲き競い合い)気持ちよかったこと!

フットパスの後は、クルーズ船(大きな渡船)に乗り込み、アジやサバの養殖いけすの見学や餌やり。途中、海に沈めたカゴを引き上げ中の漁船では「タコなど(写真)」が獲れて「THE 宇和島」を目撃。素晴らしい授業内容を満喫する傍で「もっと大勢の方に蒋渕を訪れてもらうにはどうしたらいいでしょうか?」と船上相談。「来れば魅力がわかる現場」へどう送客・誘客できるか?

やはり「移動(距離じゃなくて)時間」がネックか後と・・・。松山を起点に片道2時間強の範囲は北は広島は尾道駅、東は香川は高松駅まで行けます。同じ時間だけど県が異なるだけで「旅感」も増し遠出の選択肢になりやすいと想像。すると尾道や高松では体験できない「旅感の演出」かと。旅感の実感に「体験や地元食材の食事」は間違いナシだけど、何かもう一つ何か・・・。

2019年3月23日土曜日

TTP(徹底的にパクる)

体重が30kg増えた姿を見て母は「昔はトビウオだったのに今はトドね・・。」と言ったのを今でも覚えてます。昨日も妻が仕入れてきた情報の確認にソフトクリームのパトロールをしてきました。身を肥やしている成果か、味も批評できるようになり、写真のコーヒー味は美味しかったです。そして(これから暑くなるシーズンCOME!NICE CREAMもビターなコーヒー味を実験だ!)と思うわけです。

NICE CREAM開発者のナオミさんいわく「ココナッツミルクをベースに味を開発している人はいない」と驚かれていますが、開発したミカン味もレモン味も美味しかったです。このラインアップにビターコーヒーが仲間入りすれば、違う客層にも響くと妄想します。普段は「0→1」を多く扱ってますが、NICE CREAMに関しては「1→2」なので気づくことが多い!

0→1の場合、0から2や3へ「1を飛び越える」ことはなく0の次は1です。でも1→2の場合は、1→3や1→5など「飛躍」があり(オモシロイー!)と思ったり。この感覚は0→1では得られません。先日、渡された素材は生姜、果たしてどんな実験結果になるか。あぁ、泳ぎ始めても一向にシュッ!とする気配なし、秋までにシュッ!とならなければならないのに・・・。

2019年3月22日金曜日

ターゲットではなかった件。

街中ウォッチング。新しく誕生した店がある傍で(この店は大丈夫?)と思っていた店は案の定、閉店や長年続けていた店もなくっていたり商売は諸行無常と思ったり(←お前は何様だ!)。好奇心で立ち寄ってみたその店も新しかったのだけど残念だった件。何が残念だったかというと、第一印象(見た目)、価格と量のバランス、味、材料の鮮度など全てが残念至極・・・。

人の振り見て我が振り直せ、明日は我が身!食べ物の場合、もはや「美味しい」ではコト足りず、友人や家族と同じ時間と同じ時間、同じ価値観を共有できる「コミュニケーションツール」ならば消費者の期待値より0.01mmでも上回っていたら深く思い出に残るだろうし、期待値より下回ったら浅く忘れられてしまうだろうと。そこで気づいたコトは「我々はその店が望むターゲットでなかった」ということ。

店側が提供したいのは「アトラクション」であり、瞬間的な交流の提供で、店が望むターゲットは若者層かと・・・。そんな所に40代が行ってはいけません(涙)。でも、そう考えると全てが納得!腑に落ちる。価値観が異なるんだから、我々のモノサシではかっても意味がないと。ところ変わりNICE CREAM、平日でもビックリするほどの販売数を出すようになりました。

2019年3月21日木曜日

共感のプレゼン。

ランチMTGの最中だったので電話に出れず・・。その電話の主は富士教材の田村さんでクラウドファンディングに挑戦している【屋上交流農園】が、第一目標の50万円を突破したとの一報でした。終了まで8日間を残しての突破、愛媛県→松山市→街のド真ん中と地域密着の内容だったので「全国を対象にした内容でないので地元で盛り上がりを!」と助言されたのを思い出す。

応援団の一人である私がしたこと。「友人に支援や協力を直接依頼したこと」「訪れる先々で紹介させてもらったこと」「ラジオで毎週発信したこと」「ブログなどSNSで発信し続けたこと」「屋上交流農園を素材に初見の方に会いに行ったこと」。とはいえ、相手に行動していただかないとクラウドファンディングは成立しないので、このような機会を与えていただいた富士教材さんに感謝。

おっ!と、これで終了(ゴール)ではありませんでした。50万円は通過点に過ぎず、残り期間でどこまで伸ばせるか!個人的には「831,000円(ヤサイ)」まで伸びたらと妄想します(笑)。まだ、この世に存在していないコトをイメージしてもらい、想いに共感してもらうのは大変だけど、そこは具体的(話題性)、ご当人の意欲と人としての魅力などが要因なんだなと、一種のプレゼンなんだと納得。

2019年3月20日水曜日

随筆ラヂオ。

「泉谷さん!4月からも週刊ココ大ラヂオ、よろしくお願いしますね!放送時間は引越しです!」と編成担当者。2012年に南海放送ラジオで放送を開始した「週刊ココ大ラヂオ」。年間50回ほどの放送だから既に300回!は超えてるってこと?毎回、何を話しているかというと、授業のこと、愛顔の食卓のこと、撮影誘致支援の裏側、感じていること、学長日記と同じで随筆ラジオという感じか。

「毎週聞いてるよ」と、お城下マルシェの出店者。「車中で聞いてます」と、勤め人。「料理つくりながら聴いてます」と主婦。不意の感想に驚くこともあるけど、今週もどこかで誰かが聴いてくれていると思うと話す素材を「探す」し、1週間を「振り返る」し、興味関心事項も調べる。気ままな自由形式が随筆の特徴だけど、そこは聴いてくださる方をイメージすると意識できるもんです。

「屋上交流農園放送局(仮称)」を妄想してます。ド素人ですがYoutubeで日々の様子を伝えられたらと思うし、何よりも奮闘の様子を記録として残せるのがいい。もちろん、週刊ココ大ラヂオとの連携も必須。さて、本日は収録日。次回放送は3/23(土)18時から。南海放送ラジオさんの英断(と思いたい)は4月以降も続きます。大感謝!

2019年3月19日火曜日

ハイブリッド型ベンチャー

この3人の男性の共通点は、30代、イケメン、そしてアトツギ。富士教材さんが挑戦している【屋上交流農園】はアトツギベンチャーとも言われ、家業をイノベーションをもって継承する「ベンチャー型事業継承」、紹介されるまで知りませんでした。家業を受け継ぐって悲喜交々なんだろうなと勝手に想像。初対面にもかかわらず、アトツギ同士の共鳴があったようで何より。

企業の寿命は30年と教えてもらった記憶があるけど、2018年は23.9年とのことで短くなってる!23.9年といっても事業持続は至難で、事業の陳腐化は3年と学んだ記憶あり(だから私はFC→ココ大→愛顔の食卓→屋上交流農園と進化させたり、ブラッシュアップしていると自己分析)。経済や価値観などが目まぐるしく変わる中で65年など、長年コツコツとされてる事業が羨ましくも思ったり。

アトツギベンチャーとは家業が持つ有形無形の経営資源を最大限に活用し、リスクや障壁に果敢に立ち向かいながら、新規事業、業態転換、新市場開拓など、新たな領域に挑戦することで社会に新たな価値を生み出すこと。ゼロから立ち上げる起業家でもなく親と同じスタイルで家業を継ぐ後継者でもないハイブリッド型ベンチャー」。富士教材さんが持つ可能性にコミット!

2019年3月18日月曜日

実はお得な返礼品。


富士教材さんが挑戦中のクラウドファンディング【屋上交流農園】ですが、支援額1万円と2万円の返礼品は【愛顔の食卓】から顔が見える品々です。「みかんジュース(無茶々園:西予市)」は、1974年に3人の青年が無農薬・無化学肥料栽培なんて無茶かもしれないが、無茶苦茶に頑張ってみようという意味を含めて命名されました生産者グループ。

梅サイダー(菓子工房KAZU:松野町)は、南高梅の生産が盛んな松野町で生産者の高齢化などで耕作放棄地が増えるのを危惧したパティシエが梅園を引き継ぎ、南高梅の生産、収穫、活用し、その一つが梅サイダーです。元気もん(あすも:宇和島市)は、食べると素朴で懐かしい味がとまりません(笑)。地元のおばあちゃん達が作ってきた味を引き継ぎ、時代に合わせた「大豆といりこ」の甘醤油味は栄養素も高く人気です。

ブラッドオレンジチョコレートは、入荷すればすぐに売り切れるほどの人気商品です。ブラッドオレンジのピールと塩が混ぜ込まれており、少しずつ食べるのがオススメ。お土産にピッタリでどなたに渡しても喜ばれる味です(実は某局の女子の間で話題と人気沸騰で頻繁に買いにきてます)。最後は説明不要のブランド「今治タオル」ですが、表面に5%の伊予生糸を混ぜている特別版です。ハンドタオルとフェイスタオルをご用意しました。屋上交流農園の支援もできて本物も届く、実は超お得な返礼品なのです・・。

小さな監督。

私のストップモーション初作品は「透明人間」で靴を交互に動かすごとにカメラで撮影し、繋いで靴だけが前に進むという古典モチーフ。コツコツとカメラを見ながら位置調整をする子供達。ストップモーションは「忍耐」です。撮影中は頭に描いたイメージしか頼るものがないから子供達は時に手を止めて構成や動きを直した・・。これこれ!考える時間を賞賛できる機会。

「ゾートロープ」では(こんなんで本当に動くの?)と半信半疑の子供達。でも10コマの絵に色を塗り貼って回したら驚きの表情(大人でもオォ!となります)。アニメの原点に今度は「オリジナルの絵」を描く子供も。隣の部屋では「マイクロドローン」の飛行体験が大盛り上がり!ゴーグルをつけると飛行するドローンのカメラが写した光景が映し出され、前のめりやのけぞったり・・・。そして大人も大勢並んだり(笑)

今回「ムービーメイカーズ」と名付けた背景は「愛媛から映画人輩出」を夢見たいから。映画・映像でなくても、作詞作曲、絵画、舞台、俳句、書道、音楽、写真など子供達が自分に合った表現方法と出会える場が必要と、自由に企画をさせてもらえた分、色々と考えてたどり着く。作品を創り終えて満足して会場を去った小さな監督たちの笑顔がかわいかったこと!

2019年3月17日日曜日

素敵な仲間と。

「愛媛と映画」をテーマにした理由は何ですか?と新聞記者。「愛媛と映画のこれまでを検証しないと、これからに繋がらないからです」と答える。100名の参加者と共に行った【愛媛と映画】のパネルディスカッション。後に日本映画監督協会の礎を築く伊藤大輔と伊丹万作。そして門下生と称され佐伯清、橋本忍、野上照代、森一生、黒田義之と脈々と受け継がれていく近代日本映画。

佐伯知紀さん、掛尾良夫さんは日本映画、愛媛映画の関わりから始まり、そして「地方の映画祭はどうあるべきか?」を投げかけてくださり、磯村監督は「がんばっていきまっしょい、船を降りたら彼女の島」のエピソードで会場を沸かし(会場から「3作目」の意欲を尋ねられ「作ります!」とおっしゃった監督!)、大森監督・冨永監督の同い年(37歳)、愛媛県出身の両者からは「映画製作への思い」を吐露いただく。

濃いお話は2時間30分の予定を10分超え(質疑応答も濃かったため)終了。「パネルディスカッションの続きしましょうよ!」と冨永監督&大森監督と記念撮影。交流会にはマネキネマ、ヒメブタの会も合流してくれワイワイ盛り上がる。素敵な仲間に囲まれ私はツイてるとしか言いようがない!「本番はどうするの?国際をどう考えてる?」と質問され「乞うご期待(あっ!私が決めることではありません・・)」と答えてしまった無責任男。

2019年3月16日土曜日

センチに浸り

「えひめフィルム・コミッションを始めた時、映画祭なんて想像できなかったよね・・・。」と、2002年当時の上司との会話が沁みる(我々は翌年にフィルム・コミッションの功績が認められ賞をいただく)。そして、これまでにお世話になった方々から労いの言葉をいただき、著名人がレッドカーペットを歩き盛り上がってる最中、なぜかセンチに(仕事せんかいっ!)

国内外の映画やテレビ、CMなどの撮影誘致・支援を行う「えひめフィルム・コミッション」は2002年に始まり17年目!県庁本館にレッドカーペットが敷かれ、俳優たちが歩くなんて妄想はしても「現実にはありえない」と思ってました。それが愛媛県庁本館4階の正庁から外をみると大勢がレッドカーペットを囲み、関係者も報道陣も何だか嬉しそうで、時代は明らかに変わったと実感(涙)

地方の場合、映画1本を誘致すると1,000万円以上の特需がおきやすく、公開時は番宣などで著名人による発信が期待でき、その後のDVD販売などでは「ロケ地:愛媛県」など文字として残る。また、鑑賞者は時に旅行者となりロケ地を訪れ、主人公などの追体験を発信する。「映画は芸術じゃなくてエンターテイメントだぞ、広く解放、活用しないでどうする!」と、学んだことを実践。

2019年3月15日金曜日

都市栽培農業法人

不自然な格好な上、肌カサカサのヨレヨレで写っている理由は「泳いだ後のパッサパサ」だから。無防備なまま南海放送ラジオに到着したら、こうなりました(笑)。日曜日にも南海放送ラジオ、水曜日(写真)も南海放送ラジオ、そして本日は11:40〜NHK松山「おひるのクローバー」で【愛媛のロケ地めぐり】、そして明日は「週刊ココ大ラジオ」。今日からは「愛媛国際映画祭プレイベント」です!

クラウドファンディングで挑戦している「屋上交流農園」は、毎日確実に応援の輪が広まっています。応援団として嬉しい限り、残り2週間!今は全く想像できませんが2ヶ月後には「農園」が始まっています。一緒に妄想いただき支援いただければ幸いです!私の野望は屋上農園が中心部で広がり、「都市栽培農業法人(そんな名称ありません、造語です)」ができたらと・・・。

実は私の父は実家の近くに畑を借りて野菜や果物を栽培しているのを思い出しました。私が生まれる以前から始め、趣味は園芸で実家では温室もあったっけ(母が泥だらけの作業着に悲鳴をあげていたのも思い出す)。避けられないDNAなのか?まさか自分が農園に携わるなんて。1次産業から6次産業を目指す人もいれば、6次産業から時勢に合わせた1次産業に向かう人があってもいいと思ったり。

2019年3月14日木曜日

経験値をあげる。

愛媛国際映画祭プレイベント。今回、ボランティアスタッフとして参加してくださる学生は計17名。直前説明会を行い「スタッフジャンパー」が配布される。気づけば明日から3日間の予定で行われ、初日の私はレッドカーペットの奥でゲストを招き入れる歓談役に決定!リハーサルなしの本番勝負だけど、一つ言えるのは「間違いなく、愛媛の映画文化の新しい1ページ」になることは間違いナシ!

ボランティアを通して得てほしいと思っているのは「お金を払ってもできない経験」。自分からは願っても会えない人と会えたり、自分では実現しにくいことに参加できたり、想像していなかった気づきを得られたり。今後、社会に出る学生にとって学校やアルバイトとは異なる「社会経験」は一つでも多く経験していた方がいいと思う一人。社会と接する準備みたいなものか。

とはいえ、きれいごとだけで済まないのも社会。若干20歳で責任者として現場を回している娘。日々の凸凹を聞くと精一杯に奮闘している様子が伝わり誇りに思ったり。時に辛い時もあると思うけど、描いている未来があるから頑張るとのこと。でも頑張りすぎないで欲しいと思う親心。20歳前後の学生を見ていると、どうしても一足先に社会に出ている娘を思ったり。