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2018年9月30日日曜日

TakeからGiveへと

46歳に「覚悟はありますか?」と突きつけられても引きます(笑)。そりゃ、私にも「覚悟(と言える!?)」機会は過去に2回ありました。31歳の時にフィルム・コミッションを作るぞ!と何の実績もないまま退職した時。41歳の時にココ大を立ち上げるぞ!と何一つ確約のないまま公務員を卒業した時。血気盛んな当時でした。

今はヨレヨレのカサカサのブヨブヨです(哀)。人生100年時代といわれてますが、私は結構です(笑)。老眼も始まってます(涙)。20代や30代と同じ血気ではなく、40代や50代には「歳相応な」意欲があると思います。経験不足などから「得る(Take)」ことで満足していた20代・30代。40代・50代は経験から新しい価値を「与える(Give)」ことが醍醐味と思ったり。

本題からズレました。覚悟って何かの犠牲の上に成り立つイメージがあって重く感じる時あり。同じ意味でも「どれだけ楽しく真摯に取り組めるか?」は意訳し過ぎか?だから「覚悟はありますか?」と問われたら濁るけど、「楽しめますか?」と言われたらYES!と即答。要は「価値を何で測り、得るか?」と。(甘い考え!)と指摘されるのも承知な楽しい覚悟だったり。

2018年9月29日土曜日

ゼロイチからイチニ

2002年→えひめフィルム・コミッション、2011年→いよココロザシ大学、2015年→愛顔の食卓、2017年→お城下マルシェ花園、2018年→NICE CREAMをサービスイン。外から見ると「ゼロイチ」のようで、それまでなかった新しい価値の創出が得意かもねと談笑。当人は「地域の課題改善で稼ぐ」と言われた方がシックリくるんだけど(笑)。個々に独立しているけど全て課題改善の手段とです。

ゼロイチの後には「イチニ」という表現もあって、事業を加速させたり改善させたりなど。いわゆる「持続」で、個人的にはゼロイチよりもイチニの方が大変!と思ってます。加速や展開には「協力者」が不可欠で、それも周りの見える人から遠地にいる見ず知らずの人も。自分たちの知らない所で誰かが「ファン」として価値を支えてくれないと成立しません。

コツコツ、自分の手が届く範囲でするのも、勢いを借りて一気に広めるのも経営判断。「課題改善で稼ぐ」なら、困っている・窮屈な思いをしている人が1年後ではなく1ヶ月後に改善されたり、困っている全員が改善するなら素早くしたらいいと思ったり。「ゼロイチ」があって「イチニ」があるなら「ニサン」もあるのかな?展開や改善から派生した異業種かな??

2018年9月28日金曜日

これは快挙だ!

https://starwars.disney.co.jp/movie/hansolo.html
「カメラを止めるな」は観る機会があったのにアベンジャーズ、オーシャンズ8を観てしまった。制作費300万円で興行収入23億円は766倍!米国でも受賞したと知り「映画はギャンブル」と教えてくれたプロデューサーの言葉を思い出す。そして「ブレアウィッチプロジェクト」も思い出す、当時600万円ほどの制作費で約255億円!4250倍!ギネス記録に「差額」が認定されてます。

23億円というと、2018年の邦画興行収入(上半期)の第8位ではないか!?現在「コードブルー(90億円)」「名探偵コナン(87億円)」「ドラえもん(53.7億円)」「万引き家族(43.1億円)」「銀魂(34億円)」「ポケモン(30億円)」「未来のミライ(28.2億円)」「カメラをとめるな(23億円)」「クレヨンしんちゃん(18億円)」「ちはやふる結(17.3億円)」これは快挙だ。

ということは現在まで、ベスト10の中に実写が5本入っている!これも快挙だ!少なくとも過去5年間、邦画のベスト10はアニメが6本、実写が4本の構造が崩れなかったからすごいなと(ベスト10常連の「妖怪ウォッチ」が上映されなかったからかも・・)。個人的には飛行機の中で観た「ハン・ソロ」が20億円と「カメラを止めるな」よりも低かったことに衝撃。

2018年9月27日木曜日

失敗して当然!

「理屈でわかっても実践に生かすのは難しかった」「6次化品の良さを分かっても伝えにくかった」「発生したリスクへの対処法が分からなかった」「情報発信の難しさを実感した」「言葉の定義が曖昧だったので解釈に差が出た」「企画とは実行と表裏一体と知った」「もっと積極的になればよかった」など、2ヶ月間に渡ったインターンシップ研修生の感想。

研修初日の写真を再掲。この時から始まり、企画立案、プロジェクト運営の基礎を学び、東急ハンズでのイベント運営、伊予銀行140周年イベントへの参加、面河渓谷での販売実習、内子町でのうどん打ち、輪ゴム鉄砲づくりなどを経て、最後は「お城下マルシェ花園でのNICECREAMパフェ」の販売。他の研修先とは一線を画したユニークなプログラムだったと思います。

全て初めてだから思い通りにいかず凹んだコトも多々あったと思います。SNSだけのコミュニケーションは言葉足らずで意思の疎通がうまくいかない時もありました。でもオールOK!研修なんだから、失敗してナンボ。その代わり「失敗を失敗のまま放置せず、改善への問いを立てられたらいいね」と最後の言葉。振り返ると、彼らの悩みは私の成長に繋がったのでした。

2018年9月26日水曜日

だからNICE CREAM。

ソフトクリームは氷結晶が少なく、小さい-5℃ほどの柔らかい「生アイスクリーム」のこと。ソフトクリーム状を容器に入れて-18℃以下で凍らせたのがアイスクリーム。アイスクリームの定義は乳固形分が15%以上、うち8%以上が乳脂脂肪分なこと。知らないことを知る・学ぶことは面白く「ソフトクリームとアイスクリームの違い」を知る。これが今までの一般的な話。

そしてニーズに合わせて「細分化」されて、アイスクリーム以外にアイスミルク、ラクトアイスと分かれ、それ以外は氷菓になる。しかし、もっとニーズが細分化されて「非ミルク」が誕生し「大豆、玄米、酒粕アイス」ヘと。写真は原宿のキッピーズ、2回目。ジェラートで「炭、チョコレート、ブルーベリー、ココナッツ」を再調査。見た目よりもアッサリしていて美味しい。

NICE CREAMは「ソフトクリーム」ですが分類は氷菓です、牛乳を一切使っていないから。一般的なソフトクリームのカロリーが222Kcalに対しNICE CREAM(ココナッツ)は141Kcal、約40%OFF。身を肥やしている私にとっても朗報!レモン味、ぶどう味、梅味、塩味など【愛顔の食卓】とのコラボもメドがつく!その前に「ハロウィーン仕様」を考えなきゃ!

2018年9月25日火曜日

細分化の功罪

思考の整理に「細分化」をすると一つ一つが分かりやすくなる、と伝えているけど、それが「分断」というか「壁」も同時に作っていることを発見!気づいたのはNICE CREAMについて来場者と意見交換していると「非遺伝子組み換え、オーガニック、添加物、カロリー」などの単語がよく出て、それらの言葉一つ一つに反応(安心、指摘、感嘆など)された時。

「○○だから・・・」が最も顕著で、細分化されると思考も「縦割り」されるのか?妥協は難しいようで、人の価値観というのは千差万別と思ったり。そんな許容されにくい場合でも「共有な接点」を見出すことは可能と思っていて、「細分化レベルを一つ上げる」ことで「アレルゲンフリー、植物性、健康志向」などで縦割りでも串刺しにできると思ったり。どうかな?

分断とか壁は(優位性を見出そうとすると)対立を生みやすく否定もしやすい。そういう商売の仕方の方がエッヂが立って良いかもしれないけど、人にも環境にもNICEと言ってるわけだから、ここは否定ではなくてNICE CREAMという美味しい選択肢が増えたということで。話せば話すほど面白いNICE CREAM、面白いから食べるのではなくて、美味しいから買うんですけどね!

2018年9月24日月曜日

伝えていることを実践してきました。

ツーリズムEXPOジャパンでのミッション終了!そのまま一気に東京国際フォーラムで開催中のオーガニックライフスタイルEXPOへ!ブースへ行くと写真のような人だかり。用意していた200個のNICECREAM(ココナッツ&抹茶)は完売、300枚以上用意していたパンフも切れる。最初のゴールは達成されたので、ストレッチゴールは「精度の高いニーズ把握」に。

相対的なニーズは2つあって、一つは「作るのが水の用意だけで簡単」というコト。美味しいor美味しくないは食べれば分かり、水と混ぜるだけで100%植物性ソフト(アイス)ができるのはインパクト大だったこと。二つ目は「好みの味を作れること」水の代わりにご当地100%ジュースを入れればココナッツミルクベースのフルーツソフト(アイス)ができるのも驚かれたこと。

先日の八幡浜での研修を思い出す。「美味しいですよ!」「天然ココナッツミルク主原料ですよ!」は提供者のメットで、利用者のメリットは「牛乳、卵、大豆、グルテンフリーなので、アレルギーやベジタリアンの方でも安心して食べられます」「水を用意するだけなので作るのが簡単です」「水の代わりにジュースを入れれば好みの味が作れます」。実践してきました。

2018年9月23日日曜日

全国ロケ地マップフェア!

一昨日も多かったけど、昨日は更に人が多かったツーリズムEXPO。聞けば2日間で16万人!小中高校生は保護者と一緒なら入場無料とのことで納得。「テーマパークですよ、入場料も安い(1000円〜1300円)から週末の行楽に最適なんです」と教えてもらい、(ここはテーマパークなのか・・・)と再認識。クイズやVR体験、演奏など、趣向をこらしての出展に納得。

でフィルム・コミッションとしてはメインの「ロケ地マップフェア」を開催!今まで「ロケ地フェア」はありましたが「ロケ地マップ」は初。ココにくれば全国各地のFCが作っているロケ地マップが入手できると多くの人が訪れてくれました。愛媛は数量限定で「ロケ地バッグ」を持参。FCって撮影支援は当然ですが、公開後に撮影地へどうやって誘客するか?の策も大切。

と思っていたら、ロケ地を活用して地域づくりを研究している大学があったり、隣の「海外エリア」で香港や韓国ブースに立ち寄り名刺を差し出したら、好きな日本映画の話になったり、映画の力はスゴいと。くれぐれも「EXPOに来たからといって、行った気分にならず、本当に訪れて欲しいです」と担当者。ほんと、その通り!行った気分になってました・・・。本日最終日!

2018年9月22日土曜日

これまでの道が。

東京ビッグサイト、ツーリズムEXPOジャパンにて「フィルム・コミッションの活動と可能性について」と題し30名が参加したセミナーに登壇。FCの誕生から目的、活動内容、そして具体的な事例は「えひめフィルム・コミッション」の事例を混ぜ込み、そして可能性として「いよココロザシ大学」の事例紹介、更に「愛顔の食卓」へと発展中と紹介すると・・・。

国交省や旅行会社、代理店、そして自治体などに興味を持っていただき個別相談。聞けば「地域プロモーションにFCは有効と思っているが、どう始めたらいいか・・」「市民大学のような地域を学ぶ仕組みを地元でしたい・・」「FCと地域づくりの相乗効果の作り方を知りたい・・」「地域密着の市民大学についてもっと知りたい・・」など、初対面の方に響いて素直に嬉しかったり。

ココ大授業を「着地型観光」と表現する人もいて、今後の可能性は大とのこと。そもそもフィルム・コミッションが可能性の塊だったら、ここまでできたと。そんな我らJFCのブースは【J10-19】。それにしてもツーリズムEXPOジャパンの会場は広い!トイレに行ったら会場内で迷子になったのはナイショ。ジャパン・フィルムコミッションへの加盟FCは100を超えました。

2018年9月21日金曜日

一回で4人を喜ばす。

黙々とラッピングしていた狩野さんから「撮ってください!」と声がかかり驚く。確かにスゴい!愛顔の食卓のギフトセット記録更新。一つ3000円ですから想像にお任せしますが、こんな日が毎日続いて欲しいと思う零細事業者(涙)。商売は凸凹あり、明日の売上の保証は何もなく、精一杯売るだけです。ホント、私たちができる唯一のコトは売ること。

売れてどうなんの?と尋ねられたら、ギフトの場合、贈ると当人は「届いた先で喜んでくれますように!」と期待するし、届いた先も箱を開けて「ワォ!なにコレ?」と一回目の驚き、そして味わって「ワォ!なにこの味!」と2回目の驚き。贈る人も届いた人も喜べるなんて、そんな商品に携われてる我々も嬉しいし、生産者も嬉しいはず、すると一回のギフトは4人を喜ばす(笑)

生産者の顔が見える商品だけで「(予算に合わせた)カタログ」ができて、その中から好きな商品を選べば、あとは届くだけのサービスなんてあったら最高!冠婚葬祭ではポピュラーなサービスだけど、6次化産品ではまだない。「贈る文化」を挨拶のようにもっと身近にできたらと。もちろん「自分へ贈る」のもアリ、本日も多くの方にご利用いただけますように!

2018年9月20日木曜日

お前、考えろ!

(1)新聞を日経MJに切り替える、知らなかった世相がわかって面白い。世はお金も時間も(若者より)あるシニア層に合わせた仕様になりつつあるとのこと。元気なシニアが増え社会に貢献するのは大賛成。しかし、若者の職や出番などまで奪わないか?という議論もあったり。個人的には「どちらか一方に偏るのではなく共に働ける職や環境を創出できたら」と。「お前、考えろ!」と言われそう。

(2)「愛媛でも毎年、たくさんの新商品が出るけど、翌年度も継続生産という品は少ないね」と談話。いわゆる「一発商品」で初期ロットで消える商品。一度でも形になったら良しか?何だか「(怪しい)映画」と似ていて、製作は決まっていても配給が決まっていない作品は「お蔵入り(公開されず)」もあり、世に出ても持続することの難しさを痛感して、お前考えろ!

(3)馴染みのないキルギスの土産という色々なナッツがゴツゴツ入ったハチミツ漬け。どうやって食べるの?と妻に聞くと「パンに乗せると美味しいよ」とのことだったので、バナナも乗せていただく。瓶にはミネラル、カルシウムなど色々と入っているナッツ類の栄養記号が表示されてる(と思う)。愛媛じゃ見かけないビジュアル、キルギスの方はどう食べるのか?お前考えろ!

2018年9月19日水曜日

全員生産者の中で。

何をしてるか?というと、6次化商品に消費者目線で「店頭価格」を推測してもらっている画。集まった参加者は全員が生産者、一人一人に価格を書いていただくと、各グループで一番安い価格と一番高い価格には約3倍の価格差があり一言「価格に対して安い、高いと決めるのは消費者の価値観。価値観に正解・不正解がない中で何を訴求すべきか?」問いを立ててきました。

例えば「この牛乳は絹のように滑らかで真っ白です。」と言われて牛乳を買うのか?「この卵の形は黄金比です」と言われて衝動に駆られるか?ということ。牛乳はカルシウム豊富で飲めば健康的だから飲むのだし、卵はタンパク質などが自分に良い影響を与えるから食べるはず。なので「商品の特徴は生産者目線ではなく、消費者目線で伝えるべきです!」と熱弁(笑)。

言われてみれば納得の表情。約3倍の価格差を埋めるのは「もはや味ではなくて、消費者(自身)にとって、どれだけ意義あるものなのか?」。帰り道に「単価が(普通瓶と比べ)高くても極小瓶のジャムを毎度使い切っている人がいる」と聞き、(そこまで来たか・・・)と思ったり。困った時は【愛顔の食卓】までご相談くださいと、しっかりPRして終了!

2018年9月18日火曜日

キャラメルはいかが?

10月3日(水)18:30からは我らのパティシエ三浦さんを迎えての「帰り道に〜」授業です。先日のマルシェでも出品(授業で作った「ギモーヴ」「わらび餅」)され、愛媛での活動も着々と進んでいるようです。そんな三浦さん授業の第7弾は「キャラメル」です。キャラメルだから「甘く」みていた私、先日のフランス旅でキャラメルが土産として確立していることを知りました。

キャラメルというと昭和時代によく食べた「オマケ付き」とか「硬くて歯にくっつく」などのイメージでしたが「柔らかく」て「味も濃厚」な生キャラメルが主流とのこと。フランスでも「手づくり、手包みキャラメル」も多いとのことで、パティシエの気概か?写真はフランス土産のキャラメル。10/3の授業ではどんなキャラメルになるのか?実は未だ分かりません(笑)

で、キャラメルをどうしたいか?というと「いづれ、売れたらいい」と思ってます。前回の「わらび餅」も「マシュマロ」「クッキー」も売りたいなと。個人の知識、技術、経験の価値を学びあうのがココ大の目的ですが、学びあうだけでなく、その価値を貨幣価値にも変換したいと思っています。「帰り道にキャラメル」授業はただいま、参加者募集中!

2018年9月17日月曜日

カロリー控えめと判明。

NICECREAM(ココナッツ)の栄養成分は100mlあたり、エネルギー:141kcal、たんぱく質:0.7g、脂質:3.9g、炭水化物:25.7g、ナトリウム:86mg(食塩相当量:0.2g)と結果が出る。フム、一般的な牛乳由来のソフトクリームのエネルギーは222Kcal/100mlと言われているので、NICECREAMの方がカロリー控えめと言える。ちなみにハーゲンダッツバニラは244kcal/110ml

これまで、アレルゲンフリー(卵、牛乳、小麦粉、大豆など)を全面的に伝えていたけど、今後は「美味しく食べたいけどカロリー控えめな人」にも積極的に伝えていこう。昨日、ハッ!と気づいたのが「男性からも支持されてる」こと。奥様やお子さんなどと一緒に食べて「これは美味しいね!」と、もう一口をお願いしている様子が何度かありました。ココナッツミルクの真新しさか。

これから秋を迎え冬、寒くなってもNICECREAMの好調さを維持するにはどうしたらいいだろう?「冬はリッチな味が好まれるんです」と学生。「リッチねぇ、やっぱりパフェ?米粉パンにホットドッグのように挟んだら?」「ココナッツミルキーシェイクはどう?」「凍らせたら、かき氷もできるかもね」「大福のように求肥で包むのは?」。米国を驚かせよう!

終わりよければ。

昨日の「お城下マルシェ花園」は天気に恵まれ、インターン生考案の「NICE CREAMパフェ」は20個、「NICE CREAM」は32個売れました。お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
学生たちは(こうしたら売れる!)と考えたアイデアを四苦八苦(意見がまとまらず大変そうでした)で実現し、それが【完売】となって、苦労が報われた感&達成感を得たようでした。

振り返りは「外と中の連絡手段をもっと効率化できたはず」「役割を明確にしてよかった」「各材料の分量をもっと正確にできたはず」「おつりの準備が足りなかった」「商品陳列にもっと工夫が必要だった」「親子が多かった」「色々な世代の女性が多かった」「外は暑くイートインがあって良かった」「コーンフレークから代えたモナカが好評だった」と、気づきも多くて良かった。

これで7月からのインターン研修も一区切り。企画立案法を学び、出張販売やイベント出店、ワークショップなどで経験を積み、自主プログラムを立ち上げ「NICE CREAM」の販売大作戦を敢行。即実践だったので、考えたり計画しても、思い通りにならず凹んだ時もあったと思いますが頑張りました。私はアイス一つでも立派なプログラムになることを確信。

2018年9月16日日曜日

月額25万円。

所得だから控除分が差引かれた額かな?松山市内で働いている方の平均所得は約300万円と日経、月額25万円の手取りと思っていいのか?日本の平均年収は420万円と言われているから、控除分を考慮しても月額で数万円の差があるのか!んっ!?松山市は平成25年の一人当たりの市民所得と248万円と算出しているぞ?何が正解か分からなくなってきたけど、300万円がライン。

月額25万円の場合、1ヶ月を4週間とすると62,500円/週。週5日勤務だと12,500円/日。1日8時間労働だと1,562円/時の手取りか。アルバイトの全国平均時給が1,024円とのことだから、どう考えたらいいんだ?えっ!?八幡浜の平均時給が製造・建築・土木分野で1,572円??松山市内には時給800円のバイトもあると思うと、労働の対価って何が基準か考えてしまう。

愛媛県内で最も所得が少ないと計算されたのは松野町の218万円(18万円/月)、先日の豪雨被害で崩落や陥没があった他、森の国ホテルも営業停止と報道されてた。松野町に限らず基幹産業である一次産業を立て直さないと二次産業、三次産業も衰退は免れない。「災害で果実の収穫量が減り、ジュースにしたくても持込最低量に満たないんです」と生産者が困っていたのを思い出す。

2018年9月15日土曜日

頭だけ、情報だけでは。

学校事務や農林水産技術など50人の専門職とNPOや企画立案の研修。想像するのは普段の業務とは違う脳みそを使うので面白く楽しくワイワイ。しかし、その想像を現実に落とし込もうとすると「描き切っていない」から、アイデア同士が繋がらなくて四苦八苦。そんな時は「細分化」が有効で、表現や意味を一つ一つ嚙み砕き、具体的にした方が考えやすいと助言。

その後はインターン生と明日のお城下マルシェ花園で出品予定の「NICE CREAMパフェ」の詰め。こちらも想像は楽しいんだけど、いざ現実に落とし込むと、材料、費用、見た目、味などで試行錯誤。仮説はOKだけど「頭だけ、情報だけで考えがち」で、簡単に妥協や諦めてしまう学生に「一つ作ってみたら?」と提案し、プロトタイプを作る。すると情報と現実で異なるのは明らか。

「検討を事前に重ね精度を高めてアウトプットを出す方法」もあるけど、「仮説を立てて検証し、振り返ってまた仮説、そして検証を繰り返す方法」もある。「マシュマロ・チャレンジ」と同じ考え方。知識や情報を蓄えることは大切だけど、経験を伴っていないから想像と違うと(あれっ!イメージと違う)と、思考が停止しがち。初期の問題は軽度で対処しやすいけど後期の問題は重度で致命的になりがち。

2018年9月14日金曜日

どうしてNICE CREAM?

群馬県、栃木県、埼玉県、東京都と移動し神奈川県にある石田牧場さんへ。石田牧場さんも先日のオーガニックフーズライフさんと同様にNICE CREAMに興味があるとのことで説明に伺う。石田牧場さんは周りの16以上の農家さんが作る果物や野菜などを活かしたアイスクリームなどを作っており「6次産業化のお手本」のような事業者。しかし、どうしてNICE CREAM?

聞けば「お子さんがアレルギー持ちのご家族が来るとアイスではなくジェラートになるのですが、選択肢が少なく、牛乳不使用のアイスに興味があったので」とのこと。牧場だから「牛乳」だけど、それだけではこの先不安なこと、ニーズに対応したい先見性を感じたり。そして「本当に水で混ぜるだけですか?常温水でいいんですか?それは便利!」と感想をいただく。

美味しいのは当たり前。植物性原材料も問題ナシ。見た目もいい。そして手間いらず(常温の水と混ぜるだけ)は、忙しい毎日の中で時短になってGOOD。買い手(消費者)のニーズも把握しないといけないけど、そもそも売り手のニーズを掴まないと買い手に届かない。買い手とは一瞬かもしれないけど、売り手は毎日のことだから、彼らのメリットをもっと訴求しなきゃと。

2018年9月13日木曜日

心のSOSか。

「しても、しなくても誰も気づかないかも(≒無意味なことかも)」と漏らした友人。何年続けても手ごたえがなく、業務は忙しくなるばかり、40代の多くが陥る罠かも。身も蓋もない表現をすれば「その通り」で、私たちがいなくても地域は明日も存在するし、誰も困らないかもしれない。昨日は過去でアッサリ忘れ去られてしまう。だけどさ・・・。

「周りからの評価や理解も期待したいけど、私はしたんだ!と自分に言い聞かせて納得するのもいいんじゃない?」と取り繕う(汗)。考えたこと、行動したことは紛れもない事実で疑う余地ナシ。相談相手はこんなポンコツですが、当人が献身的に奮闘しているコトは重々承知です。心のSOSなのか、改善策を持っているわけでもないけど、話すことで気が軽くなってくれたらと思ったり。

私は存在しているのだろうか?など思い始めると、余計なことまで考えてしまいがち。でも、そう考えている自分は存在していて、ココにいる。手ごたえを外に求めるのではなく、内(自分)に求めると自分との対話が始まり、悩む自身を実感したり。「我思う、ゆえに我があり(デカルト)」だろうか?(違うか)。最近、哲学入門の本を読み始め影響を受けてる実感あり。

2018年9月11日火曜日

ヴィーガンソフト元年

オーガニックフーズライフさん。NICE CREAMを導入したいと相談を受けて、先日無事に納品完了。世は「会わなくても仕事は成立する」と言いますが、メールだけでは人柄や言葉のニュアンス、会話の温度は伝わらないので突撃訪問。オシャレなオーガニックカフェ&オーガニック品の輸入店でした。扉を開けて「こんにちは!泉谷と申します」と伝えるとオーナーの村木さん登場。

「実はグルテンフリー、ヴィーガン、ベジタリアンを意識したパン屋です」と村木さん。だから店の奥は機械だらけ「今後はNICE CREAMを中軸にしたい」と、ありがたい言葉。「ココナッツも美味しいけど、抹茶は特に美味しい」とお褒めいただき、自分が作ってるわけではないけど嬉しかったり。そして「水を入れるだけで完成なのは商品力が高い証拠。圧倒的な付加価値だよ」と作り手の強みも。

日本のアイスクリーム市場は5114億円(2017)で前年比4%増、そして5年連続で最高額更新。その中でヴィーガンアイス市場は確立されてなく、可能性についてあーだこーだ(10%は欲しいよねと妄想)。次の一手を確認して後にする。今後には荒削り・不透明な部分もあるけど、走りながら調整できるはずと。ヴィーガンソフト・アイスクリーム元年、夜明けは近い!