日記を検索

2018年6月28日木曜日

山あり谷あり、悲喜こもごも

JA季刊誌「あぐりーど:ふるさとエッセー」への寄稿入稿!今回は「愛顔の食卓」ができるまで。誰にも「しろ!」といわれてないのにどうして始めたのか?自分の特徴と弱点を確かめる良い機会になりました。ちなみに前号を読みたいという意見も寄せられたので「ノート」にアップ。読み直すと、今まで大勢の方に協力して今があるんだと実感。

先日、店頭での売上額が過去最高額を記録(この金額が毎日続けば・・・)と思うも現実は山あり谷あり、悲喜こもごも。一生懸命に販売します!そんな所へ「6次産業化が抱える課題は?」と販売現場の感触を尋ねられる(前回は議員だった)。やはり「売りたい商品ではなく、売れる(求められる)商品の開発ではないでしょうか?」と。売りたい商品と売れる商品は必ずとも一致しない。

写真は全て「飲みきりサイズ」の各ジュース。これらは「持ち歩き」できて携帯性があるけど、ガラス瓶なので、子供には重さを感じるし落としたら割れる。やはり「自社商品が使われるシーンを想像する力」が求められる商品開発に繋がるのではないかと。見た目(デザインは消費者と最初の接触)の印象も大事だし、価格も大事だけど本物だったら400円/本でも買う人はいると。

2018年6月27日水曜日

JFC四国ブロック宣言。

フィルム・コミッションも「質」を問われています(今や全国に300以上あるといわれ、撮影支援の幅と内容に基礎的な平準化が行き渡っていないため、一部FCでは独自基準の支援で製作者を困惑させたり・・・)。一方で制作側にも問題があり、先日も四国各県へ「明後日までに返事が欲しい」という突発的な依頼が入り、他の業務がストップ、で結果は案の定難しく・・・。

エキストラ登録についても日本独自のシステム。素晴らしい点は「市民でも作品に登場できる可能性がある」こと、ワクワクするし非日常の空間に登場!しかし注意点は「個人情報の扱い」「必ずしも映るとは限らない(カットあり)」など。地方の場合、毎月エキストラが必要な撮影はないので、登録しても未定の出番。愛媛では本日も撮影があり、エキストラ出演がありますが・・・。

JFC四国ブロックは「撮影支援の共通基礎(軸)を持とう」と【( 1)撮影支援は撮影日から5営業日以上前の依頼に対応する】【(2)撮影支援依頼に企画書(概要書)は必須とする】【(3)JFC四国ブロックは作品のクレジットに「FC名(JFC)」と記載する。】というJFC四国ブロック宣言を出しました。当然の内容といえば当然ですが、全国ネットワークで認識することで、撮影環境の質は向上する!と閉会。写真は眉山山頂での語らい。

2018年6月26日火曜日

公益性とは?

2009年設立のジャパン・フィルムコミッション(JFC)、10年。前身の協議会(2001年)から数えると17年!私は30歳で始めたので47歳、一緒に活動してきた事務局長は46歳となり「お互いに歳を重ねました」と大笑い。徳島ロケーションサービスが幹事役となり、高知、香川、愛媛+JFCで行った撮影支援研修。内容は硬く徳島県警から道路交通法、弁護士から撮影時の法律問題について学ぶ。写真は懇親会の様子。

約5時間の講座の中で終始問われたのが「公益性とは何か?」、FCの公益性は「地域の活性に寄与する点」「地方公共団体の関与がある点」「地域密着である点」と県警の紹介、だから協力するのだと。(警察がそんな嬉しいことを言うなんて)とジ〜ンと来たのはナイショ。現在、日本には約300のFCが存在すると言われているけど、全てのFCが公益性をもっていると信じたい。

よく勘違いするのは「公益性」と「公共性」の似て非なる意味。一般的に公益性は不特定多数の利益につながるコト、公共性は不特定多数の利益・不利益にもつながる開かれたコト。と解釈、ややこしい・・・。FCは【公益性の可視化】を実現できるか?文化庁なら日本文化を担う人材の育成、経産省なら映像コンテンツの輸出、観光庁ならロケ地訪問など。10年後はどうなってるんだろうー。

2018年6月25日月曜日

インプット大事!

備忘録。「お城下マルシェ花園」の今後に役立てようと「とくしまマルシェ」を視察。仕掛け人の田村氏(現:阿波銀行参事役)を囲んで意見交換。2010年から始まり8年、毎月最終日曜日に開催、毎回70組(多い時は100!)の出店者があり、約1万人の来場者。特徴は徳島市内を流れる川沿いの遊歩道にパラソルを立てたマルシェ、潮の香りがして雰囲気がいい「ロケーションがいいでしょ?」に納得。運営は県内大手のイベント会社。

出店者は「パラソル貸出」として5000円支払い出店。1回の出店者総売上は50万円/回かな。驚いたのは【出店者を公募しておらず、徳島県内から自分たちで選んでいる】こと。出店にふさわしいか目利きしていて、その基準は独自判断とのこと。マルシェ出店は出店者にとってステイタスとのこと。阿波銀行はマルシェ運営にお金を入れておらずチラシの広告掲載だけ。

開催前日には徳島新聞が開催告知を掲載したり、徳島市もウェブに開催を掲載したりで、主催者の情報発信以外に官民の間接的支援が強力!と思ったり。課題はというと「単独開催の黒字化」で、集客力を高めるためにマルシェ自体を旅行商品化したり、より集客力の高い出店者を探したり、育てたりなど。「愛顔の食卓」の参考になるヒントが多数、時間を割いてもインプットって大事!

2018年6月23日土曜日

ギャラリーは

仕事で行き詰まったり、思考が停止すると、気持ちを「どこかへ」もっていきたくなる。「気分転換」ともいうけど、趣味で発散される人もいれば、寝て回復する人もいる。私の場合は複数の仕事を抱えているので、Aの仕事で行き詰まると、BやCの作業に取り掛かり、Aから逃避(笑)。「それって"飛び地と言うんです、飛び地を持てるのはいいことです」と教えてくれたのは藤原明さん。

"飛び地"がいい理由は3つあると思っていて「1.異なる思考から相乗効果が期待できる→Aの途中でBへの有益につながったり」「2.異なる人材ネットワークを構築できる→Aでは会えない人がCでは会える」「3.社会との接点が増える→A,B,Cと多面的に仕事をすると、Aでは気づかない社会の課題がB,Cで気づく」など。鍵はそれぞれを分断せず、緩やかでも繋ぐ意識を持つことか?

職場は仕事をする場、キッパリ!その仕事の意欲維持には"飛び地"が必要で、職場で唯一のプライベート空間であるトイレは「(いただいた海外土産+好きなモノの)ギャラリー化」しています(本当は敬愛するキース・ヘリングのポスターも飾りたい・・・)。先日の女子高生も「キャ!ヤバイ!」とトイレから出てきて感想。ココに入るとエネルギーがチャージされるのは私だけかも。

2018年6月22日金曜日

未来の体現者

済美高校生11名が来店。済美高校といえば「あんな」「こんな」「そんな」で、彼女たちの卒業生(今は大学生!)との出会いからご縁をいただいています。一通りの話を終えると「あすもって知ってますか?」と一人の学生。「津島町ですよね?」「地元が津島町でお弁当を買いに言ってました!」と言えば「"さくっとトマト"って美味しいですよね?」とニコニコしながら学生。

彼女たちが進む先には「栄養士、料理人、フードコーディネーター、研究者など」があり、これからの食を担う未来そのもの。勝手に想像すると将来の食は「本物志向は今後も強くあるものの、本物の供給量は(生産者不足、科学の進歩などで)減少し、代替食料などの登場によって、本物の味が貴重になる時代がくる」かも。そう考えると未来を生きる彼女達はキーパーソン。

我が子と同世代の学生達をみると、毎日は非連続ながらも続き、その延長が未来を作る。その未来を先に作っているのは我々大人で、次世代には少しでもよい環境を迎えてもらいたいと思うのが親心。散散にして(なんだよー、大人達は自分勝手にして後始末しろ!)と思われるのだけは嫌。世界は救えないけど半径3mだけは自分の力で変えようと思ったり。

2018年6月21日木曜日

愛媛の生マシュマロ

美味しいマシュマロを食べたことがなかったので、疑心暗鬼しつつ期待していたら期待以上だった【生マシュマロ】。愛媛の梅、ブルーベリー、いよかん、レモンを使ったマシュマロ、そしてチョコレート、ココアとカラフルなマシュマロが出来上がり。弾力性のある噛み応え、口どけする柔らかさの違いはゼラチンの量によって調整可能とのこと。写真はブルーベリー味。

このシリーズ、スイーツ作りに興味ある方なら誰でも参加できますが、今回も一般市民に紛れてプロ、セミプロが参加(笑)。「どの工程、どの点がアマチュアとプロの違いか?」なるものを見た気がします。やはりプロは対価を得るものとするならば「品質安定、大量生産、効率性」が必須で買手の基準を考え、アマチュアは作り手基準で考えるかな。

愛媛の生産者が作ったブルーベリーや伊予柑、梅、レモンは「ご当地マシュマロ」とも言えてウリになるのでは?と。ノーマークだったマシュマロがゴールを決めた感じ(W杯風)。予想外だったのは一つの味を3cm角で切れば100個(計700個)できる予定がダイナミックになりすぎて半分の300個程度になったから一つ一つが大きかったこと。次回は7/18(水)カラフルゼリー!




2018年6月20日水曜日

恐怖系より晩餐会

もう時効と思ってください。このアングルから二階右手の窓のカーテンが揺れて、誰かがコチラを見ているシーンを想像すると背筋に冷たさを感じるのは私だけでしょうか?恐怖作品の相談を受けた時「古びた洋館を探している」とのことだったので萬翠荘を紹介したのは私です。でも撮影は実りませんでした。このアングルから撮ると今でも誰かに見られるようでゾクッ!とします(笑)

萬翠荘は社交場としての別荘なので、恐怖系よりも晩餐会や結婚式の方が似合います!(実際に義兄の結婚式は萬翠荘で行いました)。南海放送映画「ソローキンの見た桜」では晩餐会などのシーンが行われました。華やかな、そして重厚な雰囲気で撮影はクライマックスを迎え愛媛ロケはほぼ終了。多くの方にご協力いただき、撮影隊は徳島へ移動しました。

実は私、4月にジャパン・フィルムコミッションの副理事長に就任しました。これまで通り撮影の誘致・支援は続けるのですが、立場として「フィルム・コミッションが地域に及ぼす経済などの影響の研究調査」も行います。愛媛にフィルム・コミッションが誕生して16年、撮影現場で過ごした日々(徹夜上等!など)から、日本の撮影環境向上を目指して!次のステージへ。

2018年6月19日火曜日

日常の中の非日常へ!

7月授業をアップ!先日も【青いダイヤ】でうかがった松野町。松山市から車で約100分。松野町へ車で行く際は3つの道の駅(みま→森の三角ぼうし→虹の森公園)を"はしご"できます、比較できて面白い。松野町に入りもう少し奥へ進むと「森の国ホテル」があります。辺り一帯は足摺・宇和海国立公園で滑床渓谷を有する【森】です。今回はこの【森】を舞台に授業です。

7/21(土)13時からの【森の国へようこそ】授業は、その名の通り「森の入り口から奥へ散策」します。夏の日差しと森の木陰のコントラスト、充満するマイナスイオン、川を滑る水の清涼感など、たっぷりと浴びてください。市民先生は久保田慶蔵さん、この道10年以上のベテランネイチャーガイドです。街の喧騒から離れ、思いっきり深呼吸して体中の酸素を交換!

7/21(土)16時からは【美味いよBBQ!】授業。実は以前から「BBQ侍」が気になってました。なのでBBQ侍こと沖野克成さんに尋ねてみると「一生の思い出になるBBQ体験を提供します!」とヤケドしそうな返答が。地元の野菜や肉などを活用しBBQで松野町を盛り上げようと奮闘しているBBQ侍。「どうしてBBQなの?」「始めた動機は?」など、まちづくりの現場から美味しい授業なので、お誘いします!

2018年6月18日月曜日

ヘトヘトでも。

10回目の「お城下マルシェ花園」は梅雨の心配もよそに快晴の下、39の出店者と共に終了。9時から14時までブースにいたのは初めてで、少々疲れ気味だったのは訪れた方にはバレバレだったようで心配されてしまう失態、ゴメンなさい。救われたのは「授業をしましょう!など」の依頼をいただいたこと(笑)。暑さに疲れてもタダでは店番しません。

常連さんがお買い求めにきたと思えば、先日のヒアリングで一緒だった議員も来られたり、親子でジュースを飲んで一休み、ギフトを依頼されたり、初めて来たという名も知らぬ方と話し込んだり、「ハニーコーラ(城川町)」を飲んでプハァ〜とした人も。NICE CREAMは前回に続き完売、乳アレルギーを持つお子さんと家族が来店、喜んでいただけてこちらも嬉しい。

写真は終了後の出店者による納会。来店者に色々な方がいれば出店者も色々。オーガニックや減農薬栽培の野菜、自慢の創作作品、自慢のコーヒー、大きな南高梅、フランクフルト、隣の東雲大学生(ベジガールズ)による野菜スムージーは破壊力があって行き交う人を次々と虜にしてたっけ。色々な来店者と色々な出店者が混ざってオリジナルの雰囲気は醸し出されると再確認。

2018年6月17日日曜日

フツーが特別

韓国人留学生のチムンくんがやってきた。兵役を済ませた釜山出身の25歳、映画好きとのことだったので釜山FCなどが関わったJSA、シルミドの話をしたら「JSA(南北軍事境界線の話)もシルミド(金日成首相暗殺計画の話)も兵役を経験したことで、それまでニュース程度でしたが、とても身近に感じました」と感想。うーむ、日本では聞けないリアリティある話。

ボードゲーム好きとのことで我が家にある人生ゲームに強制参加。数あるマスには「韓国でキムチを買った」とかあるのね。ルールもそこそこに始めるとチムン君、ガンガン駒を進め2位でゴール。「鉱山の開発失敗」「交通事故」「株で大損」などの大借金の私と妻は最下位と下位、現実になりませんように!だからなんだと言われそうですが、留学生が留学先で地元の人と触れ合う機会は皆無に等しいのが現実。

ただ、鉄板焼きを囲んで歓談し、ゲームをしただけ。特別なことではなく「フツーが特別な思い出」になる。「この先、日本で就職したいの?」「はい、日本で就職したいです、働いて、いづれは愛媛に住みたいです」「えっ!?そこまで考えてんの?」「愛媛は住みやすい所なので好きです」。愛媛が好きな韓国人留学生を思い出す、みんな元気かな?

2018年6月16日土曜日

道後散策

久しぶりに道後へ、2019年から長い期間をかけて改修工事に入る道後温泉本館の裏側。入浴はできるものの、外観は覆われると思うので、この光景もわずか。18年ぶりに600万人を超えた松山市の観光客数、やはり牽引しているのは96万人の道後温泉宿泊者で、この数は減ると予測。新しくできた「飛鳥の湯」がどれほど観光客数を補完できるか?興味津々で辺りを散策。

外国人訪問者数は18万人(前年比40%UP)、うち台湾からは4万人(22%)。増えてる!と実感するわけだ!旅の思い出の一つは「食事」なので、これまでの外国人が好きな「寿司、天ぷら、焼肉」から「地域らしさ」を演出しないといけないけど選択肢(多様性)がない。一説には台湾で暮らす13%がベジタリアンとも言われているので、いづれ対応策が求められる。

道後温泉商店街を歩いていたらアジア系の旅人(と思われる人)に道を尋ねられる。花園町通りよりも確実に外国人の方が多かった。日本人観光客は減るかもしれないけれど外国人観光客が増えると予想すると対応策はまったなしで、道後は先行事例として要チェック。行き交う人を見てNICE CREAMが売れる!と思ったのはナイショ!進出したいなー。

2018年6月15日金曜日

あぁ、ブーメラン

ココ大総会終了。厳しい報告に(改めて社会から周りから存在意義が問われている!)と痛感しガクッ!と疲れ力がぬける。松本理事からの祝!7周年の差し入れが沁みるも(ふむ、こうして商品を詰めているんだな、包装🎁はこうやってやるんだな・・)と、思考は愛顔の食卓に繋がっていて止まることなし。手応えを感じる反面、都合よく描けない商売の厳しさも目の当たりにする。

先日、移住してきたものの満足感を得られないという方へ「一生懸命のつもりでも結果がついてこない場合ってよくある。つい周りに原因を転嫁したくなるけど結局、自分に何かが足りないんだよね」と助言した内容がブーメランとなって返ってきた!足りないモノは誰かが用意している訳でも、貰えるモノでもなくて、自ら動かないと得られないとも言ったっけ。あぁ、ブーメラン。

レジリエンス(回復力)発動!現実をしっかり認識してまた一年頑張ろう!世の中は「飲みきり・食べきりサイズ」が支持され「時短、台所を汚さない」が主流、その価値観に合わせていかないとね!ギフトは開拓の余地が大きいので前進!加工技術は日進月歩だから今以上に素晴らしい商品ができるのは確実。やらなくてゼロより、やってゼロの方が絶対値はイチ。

2018年6月14日木曜日

機会損失と機会創出

二番町セット!
夕方、花園町に突然、ワンサカと人が通り、来店もあったりして(何事か!?)と思えば、歌手五木ひろしさんのコンサートが市民会館で行われたようで、よく観察するとシニア世代の方が多かった。なので(ここは、コンサート帰りだから【五木ひろし+シニア+コンサート=歌手セット、二番町セット】だ!)と思いついても完全に機会損失!通った10%の人を取り込めたら数万円か!?

「えひめの手みやげ・贈りもの」は、読み手(消費者)の想像を膨らませるようで、愛顔の食卓では想像しなかった活用法を逆提案いただく。その提案を話題に生産者へ連絡して久しぶりの世間話、単なる商売話だけでなく近況も聞けて良い循環!忙しさに囚われているものの、生産者との繋がりは信頼関係。ここでは機会創出!いただいた提案が良縁になりますように!

自分たちだけでできることには限りがあって、無い場合は調達するか諦めるしかない。急遽、異業種5事業者で構成されるプロジェクトチームをつくることになり、最初のゴール設定を思案中。異業種がゆえに明確な役割分担(御社だからできること!)が求められ、ゴール後もその先が循環する仕組みづくりをしないとね。どれだけ楽しめるか!

2018年6月13日水曜日

消耗の根元

助成金や補助金を申請する場合「マイナス要因」の発言は不利・・・という審査員への忖度から言い出しにくい。でも率直に言ってくださって感謝!それは「活動(イベント)疲れ」という現実。地域づくりも「イベント化」すると一部の人へ負担がかかり責任感の強い人ほど一人で背負い込んでしまい、イベントは遂行されるも当人は燃え尽きてリタイア。

これまでに燃え尽きた人を何人も見てみて(このまま、正論だからと地域づくりに頑張りすぎると消耗する人が出るかも!)と心配していたので、「活動疲れ」という本音に共感。地域づくりは継続してこそ成果が出るので「仲間とどれだけ楽しめるか?」がポイント、そして楽しみながら少しでもお金が入ってくればもっと楽しくなる。お金はすごく大事!

「活動(イベント)疲れ」の原因の根元は、人口が減っているにもかかわらず、活動や役回りは減らず、むしろ増えているコト。活動の中には(どうしてコレをしてるの?)と誰も分からないのもあったり・・・。活動を本格的にするなら先ず、地元での活動を見直して取捨選択してからの方がいいかも。惰性や思い入れなく続けている活動は人や地域を消耗させてしまう。

2018年6月12日火曜日

相変わらず猛省

350円弁当だって十分安いのに敵いません。うどん県の「さか枝」で「かけうどん大」が240円、天ぷらは(何でも)1つ100円=340JPY!お腹いっぱい。香川県庁職員に尋ねると「さか枝はクセがないから週5で通う職員もいますよ」「週5!?」「1日2回(朝食&昼食)の人もいますよ」「えっー!」「体がうどんでできてますね」「いえ、塩分過多の体です」がオチ。

モノゴトを深く読み込み想像力を膨らませてないから広い想定ができず、結果、狭く浅い提案になった現場に居合わせてドキッ!と我にかえる。「経験の呪縛」ともいえる経験値の範囲でしか考えられない思考に、手元の情報を並べて安易に済ませてないか?と自問自答して大反省。(一つ一つ丁寧に仕事する!)と思っていたのに、つい色々な話に乗ってしまう。

何を学んだか整理。案件に対して「丁寧に調査して課題の原因に仮説を立て、独自の方策を打ち立し成果を想像させる大切さ」正論だから書くのは簡単なんだけど、一言でいえば「手間をかけられるか?」ということ。手間を省いたり簡略化すると良い結果を生まない。手元にある急いで書いてしまった企画提案書、締め切りまで時間がないけど推敲!丁寧に!

2018年6月11日月曜日

寝ても覚めても

雨で何もできない時は頭の中だけで考えているコトを外に出す機会に最適(≒企画)。(1)既存の仕組みでは不具合が生じている支援方法の補完策を検討中。(2)生産者という定義を狭義から広義へと解釈を広げると農福連携という新しい分野が拓けることを発見!(3)加工食品のニーズは今後、更に広がるはず。(4)2019年W杯ラグビー、2020年東京オリンピックを機に外国人来訪者が多くなると食はもっと選択肢がないといけない。

日常の些細な違和感を放置せず、1回ではなく3回同じような違和感を感じたら(きっと4回目、多くが感じてるはず)と妄想するのが私流。大きく成長してしまった課題(根が深く社会の変革を伴う)よりも、課題の芽(未だ少数だが他でも起こり得る可能性大)の方がとりかかりやすい。だけど共感している人は少ないのでお金を循環させるには苦労する。

「プレイヤーではなくプロデューサーが必要」と友人。プレイヤーもプロデューサーも共に動くけど視点が「目の前」と「俯瞰的」で少し異なる。映画でいえば「監督」と「プロデューサー」かな。企画立案法も学ぶ機会がないけど、プロデューサーもどうやったら誕生するのか?セミナーや研修で誕生するわけでもなく、寝ても覚めても愛媛の資源活用策を妄想中。

2018年6月10日日曜日

青いダイヤは200カラット

今回は愛媛大学社会共創学部の学生も参加してくれて出身地を聞けば「岡山、和歌山、京都」とのことでWelcome to 愛媛。松山から約100分、松野町に到着。ココはKAZU農園と名付けられた南高梅の梅園で、放置されていたのを新改さんが受け継いで継続。見事な大玉(40gで4Lが、50g以上の超大玉も!)の南高梅は「こんな」「あんな」で参加者が紹介済み。

「種の大きさは変わらないので大きい方がよい」「梅シロップなら青い方がいい」などのアドバイスを聞き、いざ収穫!えぇ、収穫は1kg/人という目安でしたが渡された袋いっぱいに入れたら2kg弱(45個)でした(笑)。収穫運動後は自動的に腹が減るわけであすもさんによる「にゃんよ弁当(6事業者が素材を持ち寄った南予特製弁当)」を食べながら「地域づくり」について意見交換。

「どうして、そこまで頑張るのか?」の問いに「Uターンして地域が疲弊、活力がないのを放っておけなかった」と新改さん。「女性が稼いで自立できることを実践したかった」と山下さん。地域づくりを始めたからとって成果が出る確約もなく、理不尽に感じるコトもある中で「何が原動力ですか?」の問いに、お二人とも「地域への愛着、誇り、そして自分を信じてる」という旨にキレイごとだけではないよ地域づくりと。

2018年6月9日土曜日

ひたすら繋ぐ

今週は「繋いだ」一週間だったと。自分たちの課題に気づいたものの、どうしたらいいか分からず相談に来られたので友人を紹介して手助けを依頼。贈り物を何にしようか迷っていたので試食していただきご縁をつなぐ。異業種と繋がりたく、最初の1歩が踏み出しやすいように繋いだり、映画界で働きたい3ヶ国語を操る学生のために海外のフィルム・コミッションを繋いだり。

活かしてナンボ、活かされてナンボ。有益な資源を持っていたとしても蓄積では全く意味がなく、活かすことで価値を創出できると思う一人。「人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」といったのはアインシュタイン。年を重ねてくると自分の実績(得たこと)を誇示したくなりますが、自分も資源と思うと使ってくれてナンボで、相手にも私にもメリットあり。

人だけを繋いだ一週間ではなかったなと。見たこともない商品提案(写真の金属装飾品)があり【愛顔の食卓】で販売が決まったり、新商品の試食を店頭で行うことが決まったり、情報と情報を繋いだり、モノと販売を繋いだり、色々なモノ・コトを繋ぎました。昨日から今日も繋がったし、今日は明日に繋がる。自動的にやってくる毎日をどれだけ活かせるか?

2018年6月8日金曜日

撮影は・・・

誰も知らないであろう県庁本館西側壁面を見て「アキの病室はあそこで、サクが屋上から忍び込むっていうのはどうだろう?」と空いている窓を指差しながら行定勲監督が演出方法を話した「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケハン。自転車を止めて振り返ったら当時の記憶が蘇えりパチリ。その大胆な演出はなくなりましたが、劇中では病院としてシッカリ登場してる愛媛県庁側面。

うーむ、撮影を二ヶ月後に控えて駐車場付き4階建て以上の建物一棟を今、探しているのか・・。色々と照会したけど合致する建物はなかった。よほど困っての相談とは察したけど、日が迫っている案件は話を聞いていただく相手にも色々と迫るわけで「確約のない曖昧を多く含んだ交渉」は踏み込めないのでボツが多い。愛媛が舞台でもなかったから・・と自分を納得させる。

撮影中止は思いがけない余波で。米朝首脳会談なんて単にニュースと思っていたら「学長、予定していた番組が米朝首脳会談の番組を急遽放送することになり、なくなりました・・・」と担当Dから連絡。こればかりは不可抗力で、こうなったら米朝首脳会談が実り多い機会になることを願う(笑)。なんというか飛び越えてポンポンではなく、一つ一つジリジリと這ってる感じ(涙)