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2016年8月13日土曜日

大洲の加工食について。

移住した15年前、どこの馬の骨かも分からない私に声をかけてくれた大洲市。
当時、声をかけてくださった方は部長職になり「お互いに年を重ねましたね」と挨拶(笑)。大洲市に伺ったのは「おおずええモンセレクション」について。聞けば大洲市は独自に「大洲産の加工食品」へ認定を出しており、現在準備中の「愛顔の食卓」で取扱できないか?と相談。
先日の「ホームアップ」に続き、愛媛には魅力的な食品が無数にあることを確認!

写真はほんの一例で、甘酒や豆腐、スイーツなどもあり、注力の勢いを感じます。しかし、販売している店舗を知らない、見たことがない品が多いのが現実で、ここに「ギャップ」を発見!全ての商品には「(生産者の想い等の)物語」があり、その魅力を知って食べるか?知らないで食べるか?では味も異なると思う一人。これぞ地域のソウルフード。

愛媛県内で、このように地域の特産に対し認定している市町村は大洲市以外に知らず、さすが!と思ったり。これから大洲は「いもたき」の季節。「いもたきのレトルト化も考えているんですよ」とのこと。「いもたき」を故郷の味としながらも、県外へいる人たちは多いはず。個人的には「レトルト化」に大注目、非常食にもなりますからね。面白い!

2016年8月12日金曜日

移住について。

愛媛県への移住者も増えていると思います。色々な取組が功を奏して環境が整ってきたのだと思います。昨日も面河渓で2組の移住者と会いましたから。その一方で「移住したくても踏ん切れない」「(故郷の愛媛へ)帰りたくても帰れない」という方が周りにはいます。その人たちの共通の悩みは「職」です。

ざっくり言うと、今年2月からの愛媛県の有効求人倍率は1.34倍(2月)→1.39倍(3月)→1.42倍(4月)→1.47倍(5月)→1.43倍(6月)と上昇傾向にあり、東予で1.48倍、中予で1.28倍、南予で1.16倍と全地域で上昇しているとのこと(5月現在)。だから「職(求人)はあるか?ないか?」では「ある(5月は3万人以上の求人、うち新規求人は1万人以上)」けれど、「(非正規雇用も多く)希望する職種がない」が現実なのか?

だけど、希望職があっても、今度は「移住前と同じ職種でも給料が低い現実」があり、そこを「どう乗越えるか?」で移住は楽しくなるはず。何とも言い難い微妙なズレだけど、修正できたらいいなと。「移住」という不勉強な題材を調べる。写真のように、同じ木でも色も形も大きさも異なるのに同じ土に根を張るのは人も同じと思う。参考は「愛媛新聞」「愛媛労働局」「愛媛県の有効求人倍率」

2016年8月11日木曜日

ニュースをつくる。

愛媛新聞で毎月掲載いただいた「えひめまるごとキャンパス」先日の海南タイムズ、経済レポート、愛媛新聞読売新聞など、ココ大にご興味を持っていただき、本当にありがたいです。一部は継続取材を依頼され、昨日は新たな取材でした。自分たちでは発信に限界がありますが、第三者の力を借りることで「届かなかった所」へ情報を届けることができます。

「どうしたら誌面に取り上げてもらえるの?」と、相談を受けることも多いので公開講座(笑)。最も意識しているコトは【ニュースをつくること】、これは「初めて、最も、1番、最新」など誌面の「見出し」として成立しやすい事柄であること。記事の作成に「書きやすさ」を提供するのです。「記者になったつもり」で自活動の魅力を客観的に伝えられるか?がポイントです。

しかし、一般的に「初めて、最も、1番、最新」を何度も創出するのは至難の技です(笑)。でも「初めて、最も、1番、最新」が求められる・・・。そこで考えた答が「新しい活動を創出する」ことでした。そう!新しい活動だから全ての事柄は【初めて】です(笑)。かといって、写真のように「新しいことを混ぜる(美川そうめん+よもぎうどん+みかんうどん)」のは、魅力が半減するかもしれないのでNGです。反省・・。

もの申す!

ニワトリが先か?タマゴが先か?分からないけど、ギムが先か?ケンリが先か?だったら、ギム!と答える私。法律家ではないので間違った認識かもしれないけど、ギムを差し置いてケンリを主張するのは違うと思う。厄介なのは「最低限のギムのみ"こなす"」人。間違ってはないけど、ギムの前後に「のりしろ(コミュニケーション)」がないから接合面できず大変(笑)。

仮に、ギムである業務の場合「ギムの範囲」では「ギムの範囲内での評価(≒想定内)」で収まってしまう。しかし、1mmでも想定内のギム超えた場合「ギムの範囲外の評価(≒想定外)」になるので、評価者が驚く可能性が高くなる。そして本人にもいい事で、ギムに自分の目標を加算することで、得ることは多くなる。これは「仕事するなら」で書いた。

ケンリを先ず主張する人は大概にしてギムの評価を得ていない。ケンリを先ず主張する人の大概は「自分の正当性」を先ず主張する。そして「できる」「できない」で判断するから「やってみる!」という挑戦意欲が低い(失敗したら、その時間やお金はどうしてくれるの?)し、当人以外の誰かに転嫁する傾向がある。1mmでもギムを超えたら印象も変るのにな、残念。良くも悪くも多様性なのだ。

2016年8月10日水曜日

宇和島市>伊予市>松山市>西予市>西条市。

興味深いランキングが日経新聞に。「シニアにやさしい街」と称して全国の市町村(676市町村)をランキング化。
その中で① 生涯学習の「大学」や講座などの学習活動に参加している高齢者の割合。② ポイント制度や地域通貨制度などを活用し、高齢者に参加を促す介護支援ボランティアの仕組みの有無。③ 高齢者1000人あたりのシルバー人材センターの契約実績額。④ 高齢者全体のうち、ボランティア活動に参加している割合。⑤ 高齢者の就労率。の5項目を【高齢者の社会参画ランキング指針】として愛媛県に当てはめたら『宇和島市>伊予市>松山市>西予市>西条市』がワースト5!

愛媛県の2015年度高齢者人口統計は、65歳以上が419554人(男性:174231人、女性:245323人)。総人口(142万283人)に対して29.54%。久万高原町、上島町、伊方町、松野町、鬼北町では高齢化率40%を超えている。平均寿命は男性79.13歳、女性86.54歳。

ちなみにベスト5は『四国中央市>今治市>新居浜市>八幡浜市>大洲市』。ベストもワーストも人口の多い街なんだ。この情報から「何」を引き出せるかは腕の見せ所。3人に一人は65歳以上の愛媛県。考えさせられる・・・。

2016年8月9日火曜日

じゃこ天授業。

八水蒲鉾さんとのコラボ授業「宇和海の恵MYじゃこ天づくり」は、予想以上の「学び」で終了!【じゃこ天の原材料となる魚は季節によって異なるので、見た目は同じでも味は日々異なること】【八水蒲鉾では150種類以上の商品があり年間10種ほどの新作を世に出すが、残るのは1本程度なこと】。【じゃこ天と蒲鉾の違いは骨や皮まで入っているのがじゃこ天、身のみを使っているのが蒲鉾】。【八水蒲鉾は8つの蒲鉾業者が集まり始まった会社】など。

そして、いざ!MYじゃこ天づくりを始めると、市場では簡単にように見えた「型押し」が難しい!手から材料が離れない。慣れてきて、型押しが上手にできても今度は竹串でまな板から剥がすのに苦戦。何気ない「職人技」に参加者一同唸る・・・。で、揚がったばかりのじゃこ天の美味しいこと。たらふくいただきました。

「ほたるじゃこ」を筆頭に平目、太刀魚、ひめじなど、季節の小魚の骨や皮を丸ごとすり潰してつくるじゃこ天は、カルシウムなどの栄養が豊富で知れば知るほど完璧な「ご当地ソウルフード」。「郷土料理の研究で参加しました」という中学生。お役に立てたのなら嬉しい。

2016年8月7日日曜日

つれづれに。

「愛媛の女性と結婚したかったんです。そして結婚できました。」と、堂々と教えてくれた県外出身者とお会いしたのは初めて。私も愛媛の女性と結婚しましたが、私の場合は「偶然の縁」です。20年以上前のニューヨーク、日本食レストラン(笑)。愛媛の女性に惹き寄せられた男性との会話は刺激的でした。彼と出会ったのも「縁」、一緒に活動します。

現在、映像会社の技術力、コンテンツ力、文化映像環境の向上・充実を目的にしたドキュメンタリー作品の審査真っ最中、どの作品も自社の想いを乗せた「内容」に地方の底力を感じたり。映像が持つ訴求力はストレートで文章のように「想像させない」利点があるな、と一人納得。

諸説あるけど、フランスにおける芸術の序列は、第1から「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」の順とされ、第9が「漫画」とのこと、ルーヴルNo.9展にあった。オムニバス漫画はとても面白かったけど、ルーヴル美術館に行ったことがないので惜しい!「表現」が芸術の根本なら「告白」も「ドキュメンタリー」も芸術の一種かと。いかん!作業中にボッーとしてきた。熱中症にはご注意!

修羅場の賜物。

SWサイドストーリーの「ローグ・ワン」のギャレス・エドワーズ監督。大抜擢で新作への意気込みを聞かれての回答。「萎縮していたら新しいことなんてできない。」沁みるなぁ・・・。再撮影で修羅場の連続と思うけど応援する!絶対初日に観る!

2016年1月1日の記事。この時は【2016年は形に表す年】と書いたものの、「今」は描かれていなかった。あれから7ヵ月、えひめ南予通信大学は2500名の受講者がいて、「愛顔の食卓」は8月下旬にリニューアルオープンする。当時、抱えていた宿題四天王(6次化産品販売、えひめ南予通信大学、公益(事業)活動支援、対外対応)のうち、3つはメドがついた。

今日まで「修羅場(公に言えない!)」は何度もあったけど、その都度超えて、一皮も二皮も剥けて強くなった(笑)。その結果か対価か「新しい景色」が見えた。20年以上前の過去から現在までの経験と実績、人脈などは「単なる点」でしかなかったのに、修羅場が「ハブ」になって可能性を多面的にして繋がった。意味深な表現だけど、不安や萎縮があっても挑戦したら新しい風景は必ず見えるという話。

2016年8月6日土曜日

宇和海に出て欲しい。

こんな感じ。TOHOさん、お借りしました!
お見事!「シン・ゴジラ」。見応えのある2時間でした。あの映画に関わったフィルム・コミッションは幸せだな、永遠に「シン・ゴジラの撮影支援をしました!」って言えるんだから。
巨神兵、エバンゲリヲン、特撮、CGなど」最新技術からミニチュア撮影、オマージュまでてんこ盛りで大満足。間違いなく、邦画BEST3には入るでしょう。それにしても省庁の協力は「海猿」以来の大仕事だったと推測。

実は「シン・ゴジラ」を見る16時間程前、ジャパン・フィルムコミッションの理事会の帰り際に「学長、シン・ゴジラご覧になりましたか?」と映画製作者。「いいえ、まだです。」「それはもったない!よくできている映画ですよ。東宝さん頑張りましたから」と助言いただく。そして別の映画製作者は「あの映画なら海外へ出しても賞はとれますよ」「瀬戸内海に出たら面白いよね、はっはっはっ!」といただく。

8月1日までの上映4日間で動員71万人、興行収入10億円超とネットで出ていたけど、300万人の40億円程度か。あれ、すると意外と・・・。まっ、全28作品の中でも個人的には一番好みといえるので問題ナシ。ホント、瀬戸内海に怪獣が出てきて欲しいと望む一人。

2016年8月5日金曜日

フィルムコミッショナーの憂い。

ナニナニ?米映画サイトThe Playlist」によると、21世紀のアニメ映画ベスト50の第一位は「千と千尋の神隠し」とのこと。その他、7位に「かぐや姫の物語」、10位に「風立ちぬ」がランクイン。指標によって評価は様々だけど海外で日本アニメが評価されるのはいいこと。

ジャパン・フィルムコミッション理事会。主に実写作品の撮影支援だけど、アニメ作品にも積極的に関すべきと思う一人(ちなみに「鞆の浦」が舞台のポニョは36位に入っていますが、「信州上田」のサマーウォーズ、「箱根」のエヴァンゲリオンは50位以内に入っていない)。邦画ベスト10位の半分以上はアニメ映画で占める日本の映画産業からFCは学ぶことが多いと思うな。

すると、(我々FCは撮影の誘致支援だけでいいのか?)と自問自答する。黎明期だった15年前は、実績を積むために「撮影誘致支援!」と猪突猛進だったけど、実績から可能性を感じることも多くなり、「撮影支援後」又は「次作の撮影支援に向けて」など、誘致支援の「前・後」にも地域でできることはあると気づく。いわゆる「FCを軸にした持続的な地域活動」で、これが「まちづくり」に繋がるんだよね(=ココ大)。

2016年8月4日木曜日

毎日讃歌。

8時過ぎに南海放送到着、週刊ココ大ラヂオは150回目の収録。次回放送は、ナント!私が単独で30分間話すという暴挙。相方の杉浦さんに「学長、喋りが堅かったけど面白かったよ!」と褒めてもらう(笑)。8月6日(土)21:30、南海放送ラジオです。
収録後は事務所へ戻り諸々の作業確認、対応。「愛顔の食卓」オープン日は工事の進捗次第で流動的、胃が痛いー!ぐはっ。

そして、愛ワークさんと打合せへ。8月18日(木)に行なう「愛媛で働く、愛媛で暮らす」と題し、愛媛県に縁ある学生を対象にした【愛媛企業との交流会】。チラシに「愛媛を知り尽くす学長!」と紹介されており、ありがたいやら恥ずかしいやら。現在、学生参加者を募集中!で、また事務所に戻り、昼食はスタッフとランチミーティング。

昼食後は某所で新商品の開発会議。試食品A、B、C、D、Eと食べ続け満腹になるアホ、周りの皆さん残していました(笑)。で、昨晩の夕食は満腹で食べれず。コンセプトやマーケティング、そろばんを弾きながら新商品を出し続けるって大変!。聞けば商品開発会議は毎月あるので「学長のアイデア待ってます!」とお声かけいただく。時刻は既に17時過ぎ、18時から届いたメールに返信。こうして一日はあっ!という間に終わる。Today is a gift. 要はどれだけ楽しめるか?です。

2016年8月3日水曜日

こども映画塾。

3年ぶりの「こども映画塾」は野村町で実施。「このような機会を企画された理由は?」と私。「野村の魅力を今後の主役となるこども達と考えたかったんです。」と担当の清家さん。とは言え「いきなり物語創作、動画で撮影編集を一日で仕上げる」のは難しいと勝手に思っていました。

映像はiPad+iMovieで撮影制作。機器へ全く抵抗がないこども達は、あっさり操作を習得。そして、物語の基本は起承転結、ロケハン対象は野村町の魅力と思えるもの、撮影は画角と引きと寄りなどを学び、撮影開始。ここからは予測不能で、どんな物語にするかは各班に任せた結果、神社を舞台にしたスリラー物語。街のソフトクリーム屋さんを探す冒険物語。ルールを守らないとバチがあたる啓発物語。死を招く噂の携帯電話の物語。の4つが完成。

どの作品も「予想以上」の出来で唸ってしまいました。全くの初動画制作で、このレベルからスタートしたら、行く末は監督か!と想像します(笑)。やはり、こども達は天才、大人ができることはこども達の能力を引き出す役目と再確認。で。個人的に驚いたのが「縦型動画」を撮った班がいたこと。えぇ「映像は横型」というのが既に古い常識です。

2016年8月2日火曜日

見通す想像力。

写真からは想像しにくいですが、2017年3月までに電柱・電線は「地中化」され、2018年3月までには二車線の車道は一車線+自転車道になり、現在の副道は「歩道」になる予定です。歩道は5m以上の幅となり「マルシェ、青空市など」が開催される可能性があります。その結果「松山市駅⇔堀之内公園」を結ぶ「花園通り」としても注目度アップ!と想像しています。

家業を継いだわけでも、誘われたわけでも、美味しい話があったわけでもありません。タイミングや縁が重なった結果です。拠点計画を挙げて2年、時にスタッフにも訝しげに怪しまれ凹んだこともありましたが、お金も場所も人材も品も完璧じゃないにしろ、70%は揃ったと思うのでGO!と。全てが揃った時点で始めたら、いつまでもできない(笑)。

実績が参考になるか怪しいけど、フィルム・コミッションだって最初は「ナニソレ?」で一蹴されました(笑)。それが今では映画など500本以上の撮影支援実績。ココ大だって「それで大丈夫なの?」と散々いわれたけど、改良し続けて雇用を創出しました。愛顔の食卓だって今は何のイメージもないけど、新しい価値を創出できるはず。大切なのは「見通す想像力」なのだ!妄想族バンザイ!

2016年8月1日月曜日

ソワソワの8月スタート!

「学長、食べてください!」と、久万高原町社会福祉協議会の片岡さん自ら面河川で釣った【天然の鮎】を5匹いただく、デカい!聞けば釣りが大の趣味で、夜に潜ることも多いとか。
「この辺りにはウナギもいます、今までウナギを買ったことがありません」と片岡さん。マジで!天然ウナギがいたらよろしくね(笑)。話を戻し、塩焼きにした「天然鮎」は身が締まり上品な味。面河川の綺麗で澄んだ環境が育んだ味、極上でした。

舞たうん130号の原稿"協働"について入校、にわか「文筆家」です。自分がMADにならず(笑)、日々を楽しく過ごせているのは「毎日書いているから」と今更ながら認識。学長日記は「内省」で、毎日アウトプットすることで毎日リセットしています。エビングハウスの忘却曲線によれば24時間後には学習の74%は忘れてしまうというし、書くことで留めないとね。

今日から8月。今月は「愛顔の食卓」がオープンしますが、オープン日は下旬と未定(笑)。今日から新しいスタッフも入るし、オリエンからスタート!いよいよ、次のステージが始まります。期待と不安が入り交じるって、こんな感じなのか?とソワソワして8月スタート!

2016年7月31日日曜日

愛媛大使。

観光庁推計発表によると、2016年1月から6月までに日本を訪れた外国人旅行者は1171万3800人で前年同期に比べ28.2%の増加。このペースは過去最多の1973万7409人(2015年)を上回る勢いとのこと。注目は「誰が」来ているか?1位は中国(307万6600人)、2位韓国(238万3000人)、3位台湾(215万5800人)、上位3国で65%。ちなみに2015年に訪日国別は韓国>中国>台湾>米国>香港>タイ>シンガポール>マレーシア>フィルピン>英国と続きます。アジア圏からの訪日が多い事実。

で、愛媛県にはどれほどの外国人が訪れているか?というと2014年データでは5万6540人(毎日155人が愛媛を訪問した計算)。訪日国別は米国>台湾>香港>中国>韓国の順。四国全体では2020年までに66万人泊を目指しているとのこと。その実現に「台湾、韓国、香港、中国、米国」を最重要国に指定。

とは言っても「愛媛は魅力的ですよ!」と現地で愛媛をPRすることも必要だよねと、ウェリントンとウィーンにいる愛媛人の様子。ホーチミンにもニューヨークにも愛媛人はいるので、彼らに愛媛の魅力をPRしてもらえたらと妄想。海外の人にとって彼ら自身が「愛媛そのもの」なんだから。

2016年7月30日土曜日

大いに学ぶ!

ふるさとグローバルプロデューサー備忘録。①某局プロデューサーの「結局どう伝わったか?しか指標がない」は「客人は台所でなく料理を見る」と同じ意味。②相手の気持ちを揺さぶる「揺力(*造語)」を意識する。③大きな妄想から現実へ落とし込みはできるが、現実から妄想へは広げられない。④意図しない解釈が起きることを織り込む。⑤本質的な課題抽出に「健全なる猜疑心」を持つこと。⑥トレードオフは必ずある。など。

聞けばフムフムという話だけど、初めての人から初めての語彙で説明されると新鮮味があった!個人的には「絞り込み完了」と思っていた事案が実は「更に細分化可能」と自己分析できたことが成果。全国から伝統工芸や6次化、観光、人材育成、農業、漁業、飲食業などに携わる人が集まり、一番の財産は、写真のような「同志との繋がり(縁)」と確信。

この研修には「自主性」が求められていて、機会を活かすも潰すも自分次第。自分で自分を忙しくしているのは承知で、それによって皆に心配や負担をかけていることも重々承知だけど、研修での言葉を借りるなら「バックキャスティング」。大きなビジョン(妄想)からの逆算。我々しかこの事業はできない!と、根拠ない自信があるんです(笑)

2016年7月29日金曜日

頼もう!他流試合。

ココ大にせよ、リソースセンターにせよ、自分にバージョンアップが必要と思えば、どこでも飛び込みます、いわゆる他流試合(前回はコレ→そしてコレ
今回は「ふるさとグローバルプロデューサー」という【JR東日本&事業構想大学院大学】が行なうプロデューサー研修に参加。愛媛の魅力発信役を勝手に担います(笑)。全国から選ばれた160名の同志と共に半年間、研鑽に励みます。実は妻も選ばれ、世にも珍しい夫婦プロデューサー!

個人的に驚いたのが「父と働いていた方」と出会い、70歳を超えてもプロデューサーに選ばれていたこと。父は伊勢丹一筋で美術畑を勤め上げましたが、そんな父を知っているとは!他にも東京、大阪、北海道、広島、福岡、奈良、京都、香川など、ユニークな同志に出会えたのは縁以外の何ものでもなし!今日も会うぞ!

この研修を愛媛にどう反映させるかが重要。考えるに、一つは自らできること。得たことを実践に活かす!もう一つは繋がったご縁を引き寄せること。昨日までゼロだったコトが突然、創出される醍醐味は面白い。今日は2日目、全国各地を元気にするアイデアを聞けるなんていいね!

2016年7月28日木曜日

広告は幸せを生むか?

不意をつかれて涙腺緩む。メタラーが小児ガンの治療で髪の毛を失ったこども達へ自らの髪を提供する「ヘアーフェス」、容姿や人種などが異なっても「人に差はない」ことをレントゲンで見事に表現した「Love has No Label」、イブラヒモビッチが自分の地名度を活かしイエローカードでも発信した「805 Million Names」など。

紹介されたコマーシャルはどれも素晴らしく、世界が抱える課題への啓発や喚起を促す中で、脱帽したのは【こういったコマーシャルを制作する発想力】。
課題をそのまま発信しても「総論は賛成だけど自分ごと化しにくい」中で、「あなたでも何かできる」と思わせるのがスゴいと。こんな人たちと一緒に仕事できたら震えるだろうなぁと妄想、企画会議に参加させてくれ!

残念なのは、こういった展示会は地方にはこないこと。ネットで見れても会場の説明文や雰囲気に包まれるのと包まれないのでは感じ方は全く異なる。「世界を幸せにする広告展」は汐留のアド・ミュージアムで7月30日まで。で、私はどうするか?というと、自らの行動に発信力を持たせられたらと思ったり。凄惨なニュースが世界を覆っているけど、世界が昨日より今日、今日より明日、幸せになりますように。

2016年7月27日水曜日

フィルム・コミッションに告ぐ。

フィルム・コミッション(以下:FC)は「広報や観光」に有効として全国の自治体が取組んでいます(FCの約90%は県や市町村、観光協会、商工会議所など、NPO系は約10%)が、日本ほどFCが多い国はありません(町単位まであるので100以上)。
そんな中、毎日撮影がある関東とは異なる地方は、一つ一つのFC活動を「髄まで活用」する必要がありますが、人員も限られ「分かっていても」着手できないのが現状です。

そんな悩める地方FCへヒントを4つ。①邦画業界はアニメが強い(邦画ベスト10の内60%はアニメが占める)」ので、アニメ作品を毛嫌いせず、映画として積極的に対象とすること。②FCで蓄積した資源(例:ロケ候補地情報、協力者情報など)を応用・展開すること(例:ココ大など市民大学)、③撮影で終わらせず、物販などと連動させること(例:映画との物産展など)、④映画を現実に落とし込むこと(例:聖地巡礼など)。

年間50本程度の撮影支援でもヒーヒーですが、【地方は撮影支援だけではダメで、撮影後の支援作品活用まで】役割が求められています。すると、他部署と連動できたり新たな協力者を得られたり。そう!FCは映画・映像の撮影誘致支援から地域プロデューサーにならないといけない!と、写真場所での協議で確信。

2016年7月26日火曜日

念を押す。

面河地区での「生き方創造塾」は昨日で前半終了。暮らす地区以外の魅力を探索しよう!と発足した【おせっかいチーム】は、既に五地区を探索。こども達と自然の触れ合い機会を創ろう!と発足した【秘密基地チーム】は、8月11日にイベントを開催、申込は数時間で満員御礼。と、自主的に活動開始。【情報発信チーム】は先行活動の取材と発信をしよう!と決まる。【二番茶チーム】は「先ずはお茶加工品の持ち寄り会」に決まる。

ゼロからイチを創りあげた面河の方々は素晴らしい。なので、あえて2つの視点を注入。①活動に「福祉(≒個人の社会参画)の視点」を説明できること。②アウトカム(活動から創出された価値)を説明できること。これまで机上で学んできたことを、現実に落とし込むと意外に難しい。「役割ができる」「居場所になる」「やりがいが得られる」で十分。仕事じゃないから、どれだけ楽しめるかです。とココでも力説(笑)

実践者は「したこと(アウトプット)」の内容を紹介したがる。当然だけど、それプラス「その先」まで伝えられるかが重要。手段が目的にならぬよう念を押す。次回は秋に再会!思う通りにできたこと、できないことを実践を通して体験してもらう期間開始!