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2024年4月12日金曜日

500回を超えたかな?


南海放送ラジオのスタジオに入ったら窓の向こうの桜がキレイだったのでパチリ、6:30頃の眺め。
もう何回目か分からない「週刊ココ大ラヂオ」の収録。ココ大の活動開始3年目、2013年の秋から放送を開始したので11年目。年間48回の放送で計算すると500回を超えた頃かな?
南海放送さんの英断というか心意気が続いてます。
公益活動について当事者が発信する唯一のラジオ番組と思う。

内容は学長日記と同じく、縦横無尽にココ大の取り組み事項を紹介。“音声版学長日記”という感じか。時々、遭遇するリスナーから「毎回聞いてますが、よくも話題が尽きないですね。」と言われるけど、大した話をしていないし、話題は学長日記で書いてるし問題ない。

この「大した話をしていない」は意外と重要と思っていて、(何か良いコトを言おう!役に立つコトを言おう!)と気構えたのは最初の数回だけで「ココ大はフツーが面白いのだから、フツーでお願いします!」と、最初にラジオの面白さ、ノウハウを教えてくれたYディレクター。

だから、今でも続けられているのか!と痛感したり。
今回収録(4/21、4/28放送分)したのは「ココ大付属学園」「市民活動、公益活動」について。次回の収録(5/5、5/12放送分)は「松山東雲女子大学でのボランティア論」「フィルム・コミッションの全国調査」について。

「聞かれているようで聞かれてなく、聞かれていないようで聞かれている。」ココ大ラヂオ。

2024年4月11日木曜日

他責の人。


「他責(思考)の人なんでしょうね。」と、新年度早々、見抜いてしまった人との会話。
他責(思考)とは、問題が発生した時に自分以外に非(原因)があると考える人。当事者意識が低いのに自身はそう思っていない残念な人。
だから周りは離れていき、その結果、成果や実績が認められにくい。そんな状況に当人は「周りは分かってない」などと勝手に判断。なのに承認欲求は高めだからややこしい。

他人と比較して落胆なのか?それとも(私はもっとできるはず!)という理想と現実(できていない、周りに分かってもらえない等)とのギャップに苦しんでいるのかもしれない。

こういう人は組織や仕事仲間を(私を分かってもらえない人たち)と分類したがり、その分類はやがて、近寄りがたい壁となり当人を孤立させてしまう。で、孤立感を味わうと(こんな状況になったのは周りのせいだ)と負のスパイラルに陥る。

そんな意識や態度をするのは、先天的なのか後天的なのか分からないけど、一定数存在するのは事実。そんな人が居るのにも関わらず組織で放置していたらどうなるか?
周りに悪影響を与えてしまい他の人の士気や雰囲気が下がる、悪くなるから何かしらの手を打たなければならない。

なぜ、ここまで具体的に言えるのか?過去20年間で企業、地方自治体、NPO、地域づくりなどで色々な人と仕事をしてきたから。

独り言。


ジャパンFCに加盟する全国各地のFCに寄せられる撮影相談数は、年間のべ16,248件(2022)。
これは一日に平均45件の問い合わせがある計算。でも、実際は関東圏での撮影相談が圧倒的に多いので、その影響で全体を押し上げてる。
四国では約170件/年の撮影相談を受けている計算で、愛媛県では40-50件/年の相談に対応している。

約170件/年の撮影相談に対して、実際に撮影や公開or放映などが確認できた実績は約90件/年ほど。愛媛県ではこれまで30件/年が平均だったけど、今年は20%ほど支援実績数が増加、過去最高の支援実績数。

これはバラエティ番組が増えていること、把握しやすい番組も多かったからと推察。
実は相談をしてくる制作会社の一部は、相談する時は藁をもすがる依頼だけど、いざ撮影が終わると、一切音沙汰なしの場合も多く、かつ撮影しても長期間放映されない等、お蔵入り?と思う撮影もあって全てを確認できない現状。

撮影相談も撮影実績も増加傾向は喜ばしいけど、相変わらずFC担当者は兼任も専任も少なく、撮影の調整などで忙しく奮闘している様子が目に浮かぶ。
だからか、直面している課題のトップは「人材の育成・人材の確保」。
ジャパンFCでも積極的に人材育成をしてるけど、学んで経験も積んだ所で異動・・・と言うのは仕方がない。

点ではなく面で撮影誘致&支援体制を構築できないものかと。

2024年4月10日水曜日

20分間1本勝負!


コムズ館長からも尋ねられた「情報発信力≒認知度向上」について。
報告会の参加団体と話しても「情報発信力が弱い=集客に繋がらない、認知度が低い」という悩み。今に始まったことでもない、20年前も同じ。

「イベントの時だけ発信しても、誰の発信か知られていないし、伝えたい人とも信頼関係が築けていないのだから、参加したい!という思いに至らないのは当然でしょ?」となる。
「今回は自身が主催者だから、そう思っても、いざ自分が参加者の意識だったら同じで、参加しないでしょ?」とも。フムフムと頷く参加者。

なので、これまでの経験から「主催者は実施したこと(アウトプット)をPRしたがる。でも周りから共感を得るには、実施したことではなく、実施したことから生まれた価値(アウトカム)が大切で、これは“実施の前と後で変わったことは何か?”ということ。

協力者は価値を創出できる団体や取り組みに共感する。
更に取り組み毎にアウトカムが創出できると波及効果(インパクト)が生まれやすくなる。行動変容に繋がったり、協力者が増えたり。ここまでできれば最高!」と紹介。

聞けば、気づいてないだけで、フムフムなフツーの話。すると話は戻って、イベントの時だけ情報発信しても共感しにくいし、そもそも共感してくれそうな人たちがいない、発信しても届かないとなる。

じゃあ、その為に自分で何ができるか?「私の場合だったらブログを毎日書くことで発信と発散を兼ねてる。」と紹介。20分間のアドバイス。

市民活動報告会。


2月3日に行われたコムズフェスティバル。その中で「分科会」と称した公募プログラムの審査員を今年度から引き受けてアドバイスして、当日を迎えて、振り返り報告会を先日実施。

11団体はそれぞれに・・・。
  • 災害時のトイレ問題
  • 働きやすく暮らしやすい松山
  • 自己肯定感の向上
  • 女性議員の増
  • 子どもの性事情
  • 育児の負担
  • 自己実現
  • 高齢者の働き方と社会参画
  • 尊厳ある生に音楽療法
  • 多死社会を迎えて
  • 認知症
をテーマに分科会を行い、その成果を報告してくれたけど、パッ!と見て「参加したい or 参加しにくい」と感じるのはその通り。
だからか、参加者が多かった分科会もあれば、少なかった分科会もあり、手応えアリ、課題アリの報告にこれまでを色々と思い出したり。

で、気づく。発表者で私より明らかに若いのは1-2名で、他は年長者、さらにコムズ関係者、松山市担当者も年上の方が多く(一緒に審査してくださった松井理事長/NPO法人GCM庚申庵倶楽部も)、市民活動自体の高齢化?それとも偶然なのか?テーマだからか?

特定非営利活動促進法が施行されて26年目、黎明期に活動を始めた団体は25年、20年となるとメンバーも歳を重ねるわけで、活動の「代替わり」もいいけど「解散」も選択肢の一つと思っていて、すると新しい活動という新陳代謝が生まれるきっかけになるは自論。

2024年4月9日火曜日

情報量が多すぎて草。


朝散歩後は二週間できなかった掃除を洗濯と同時に行い、その後はハーモニープラザでココ大付属学園の最終片付けを終わらせ、松山東雲女子大学での授業開始に合わせて空気が抜けていた自転車を持ち込む。
一年ぶりなので、レストアをお願いすると一週間かかると言われ、空気を入れただけに。

その際「10年前に、この店で買ったんですよ。」と伝えると「お客さん、このタイプの自転車の寿命は5-6年ですよ。」と言われて「えっー!」となる。ビアンキの自転車って数万円したけどそんなものなの?

家に帰り、ポストに入っていた光熱費のレシートを見たら、ガス代が愛媛県補助という名で550円差し引かれてた、へっー。

そうだ!髪を切ろう!とフジでサッパリ。そのまま食事の材料でも・・・と思い惣菜売り場で物色していたら、目の前でカートを押したマスク姿のおじさんが立ち止まり「あらっ〜、お久しぶり〜」と独特の声がけで「サンシロウさん?」と尋ねると「そうよ〜、10年ぶりくらいかしら〜?」と独特な口調のサンシロウさん。

「もう80歳になったの、あの頃が懐かしい〜」と、何も知らない人が聞いたら誤解を招くようなくだり。
彼は20年ほど前に行ったワークショップの参加者で、その後も街歩きなどで一緒になった仲。

一日24時間だけど、48時間の勢いで過ごしたら情報量が多すぎて疲れてしまい。20時には就寝した件。

小学生から大学生へ。


対象が小学生から大学生に変わる。松山東雲女子大学での授業「ボランティア論」が始まった(3年目)。1回目はオリエンテーション。(この先生、一体何者?)という雰囲気が漂う中で私から学生へ全15回の授業内容をプレゼンテーション。
この授業は「応援ボランティア」と称したボランティアを体験する実践型授業が特徴。

1回目から3回目まではオリエンを含むボランティア概論。ボランティの魅力とは?
4回目から6回目までは水口酒造の水口さんを向けての「道後一会」の魅力発信ボランティア。
7回目から9回目は「フィルム・コミッション」をキーワードに身の回りにある素敵な場所を探すロケハンボランティア。
10回目から12回目は「友達以上保護者未満」をキーワードに、子どもたちの居場所づくりを運営するココ大付属学園応援ボランティア。

紹介後に早速、感想を尋ねると
  • 座学中心と思ったけど、体験してボランティアの面白さや、やりがいを感じる授業と思いました。
  • ただただ、全てのことにおいて、ワクワクして楽しみです。
  • 様々な活動ができるので、とても楽しみです。
  • ボランティアが何か、何のためにするのかよく理解できていない所が多くあります。授業や体験を通して学び、理解を深めたいです。
など、匿名回答なのに全てが前向きな意見で意欲を感じる。
「楽しく学ぼう!」宣言。

2024年4月8日月曜日

夏休みに会いましょう!


初めての参加で楽しみにしていたのに、体調不良で自宅待機を余儀なくさせられて、数日しか参加できなかった子。保護者から「もしかしたら全休だったかもしれず、数日でも参加できて子供も満足しました。夏のココ大付属学園に参加します!」宣言。

初めての参加だったのに、途中から体調不良となり欠席してしまった姉弟。回復傾向だったけど大事をとって最終日も欠席、「夏のココ大付属学園に参加します!」宣言。

他にもドキドキしながら過ごした一年生も初参加の低学年も「帰ってからずっーとココ大のコト、喋ってました。」とか「職場の先輩からココ大付属学園のコトを教えてもらい参加しましたが、楽しかったようです。」と、わざわざの連絡があったり。
その一方で、引っ越しで遠くへ離れる子が保護者と一緒に最後の挨拶にきてくれたり(涙)。

特別なコトはしてないつもりだけど、反響の大きさ、手応えの強さに書かずにはいられない。保護者の協力と理解ナシでは運営できないので大感謝!

あっという間だった11日間。昨日片付けが終わったとこだけど「夏はいつから申込ですか?」と、早速の問い合わせ。
その背景には40名/日という定員制があり、先着順で申込を受け付けているから。

夏休みは6月15日から申込開始予定。

ゴメンね、みんな。


城山公園にて。「インチキーーー!」と向こうから手を振るこども。「ナニーー?」と尋ねると「キックベースしようよ!きてーーー!」とお誘い。
朝散歩などで城山公園は何度も来ていたのに、ピッチャーマウンドやホームベース(バッターボックス)の存在を知らなかった!

攻撃。ボールを投げては蹴って走る子ども達、その中に混ぜてもらう。劣勢だった我がチームに勢いをつけようと、エイッ!と転がってきたボールを蹴ってヒット!塁に出ていたランナーを生還させることができ“いい所”を見せることができた!
と、ココまでは良かった。

その後、守備。三塁を任され、前進守備をしていたら、バッターが蹴ったボールがすぐ横にやってきて(よし!足で止められる!)と左足を出したものの、私の足は短かった!届かず!
ボールは私の横を通り過ぎ、後ろへコロコロ転がっていき、捕球するもランニングホームランにさせてしまう・・・。記録はインチキのエラー。

あぁ、頭のイメージと実際の体の動きは全く連動しないお年頃。おかげでお股が痛くなるし、子ども達、スタッフに大笑いされる。自分も滑稽でしょうがなかった(笑)

結局、我がチームは負けてしまう。ゴメンね、みんな。でもとても楽しかった件。

保護者とも。


3月に予定していた松山城へのピクニックは雨天中止。部屋で花見はしたものの、やっぱり本物が見たいと急きょ、城山公園へ繰り出す。満開の桜の下でモーレツに遊ぶ子ども達。

そして、30分も経たないうちに「お腹すいたー!」の大合唱。時刻はまだ11時前。
「好きにして!」と伝えると早速お弁当を開く子がいたり、お菓子を食べる子がいたりワイワイガヤガヤ開始。やっぱり外は開放的で気持ちがいい!

食事の心配をしてか、スタッフが「筍ご飯」を作ってきてくれる(涙)
この筍ご飯は、保護者から差し入れとしていただいた筍を使い炊いたもの。ジヮ〜としみる美味しさで完食。
私がいただいた筍は、半分はポン酢と鰹節でいただき、もう半分は牛肉と炒めて完食。山を所有しているという保護者(スゴい)、自然の恩恵を授かる。

すると今度は別の保護者がやってくる。「通り道だったからいるかな?と思って」という気持ちがありがたく立ち話。子どものこと、共働きについて、居場所についてなど意見交換。
更にはお昼に合わせて参加の子どもが保護者とやってきた。ここぞとばかりに子育て論などの意見交換。
そして更に更に合流予定だった子供と保護者もやってきて、また立ち話(夏休みはどうなりますか?など)。

保護者も気軽に立ち寄れる雰囲気っていい。

2024年4月7日日曜日

追いかけ、追いかけられ。


各地で校長先生などを歴任された松山市教育界のレジェンド、Hさん。インターンで来た学生も保護者も「えっ!H先生!」と驚くほどの人物。
ココ大付属学園を気に入ってくださっていて、積極的に関わっていただき大感謝!と言うより尊敬の域。

子ども達へツッコミもできるから、子ども達からも大人気で、だけど子ども達のペースで付き合うと大変なのに・・・さっきからずっと走ってる!子ども達を追いかけてる、追いかけられてる!んっ!よく見ると後ろからHさんを追いかけてる子は縄跳びを飛びながら!?追いかけてる。

ボールを放せば標的となり追いかけられ、ボールを持てば挑発されて追いかけるHさん。
「Hさーん!休んでくださいよ!明日が心配です(笑)、皆んなもHさんを休ませてあげてよ!」と声かけするも「やだっー!」と子ども達、声が出せずともサムズアップのHさん。
立ち止まれば、子ども達に囲まれてヤイヤイ(引っ張られたり押されたり)されて休む暇がないHさん。

「週末はゆっくり休んでくださいね!」としか言いようがなかった、大ハッスルのHさん。
ほんと、素敵な人は謙虚だし、目配り気配り手配り(周りを見ては気にかけて行動)が指示がなくともできるし、相手思いで優しい。

こういうシニアになりたいと言う人を久しぶりに思った件。

死ね。殺すぞ。


ココ大付属学園にもルールがあって
  1. 名札をつける(他の子との識別のため)。
  2. ゴミはゴミ箱へ捨てる(ゴミを放置しない)。
  3. 遊んだ後は片付ける(区切りをつける)。
  4. 声がけをする(状況把握のため)。
  5. 体育館と中庭で遊ぶ時は大人と一緒に行く(見守りのため)。
  6. 仲良くケンカする(よく考える)。
これらのルールさえ守ってもらえれば、他に言うコトはないけど、個別の注意はあって。

「言葉づかい」で注意したコトが今春も何回かあって「クソ!」「バカ!」「アホ!」は(私の中で)許容範囲だけど「死ね!」「殺すぞ!」はアウト。

セーフとアウトの境界線は曖昧だけど、言葉が持つ影響力を考えず、テレビやマンガ、ゲームなどでよく使われるフレーズだから本人も悪気はなく気軽に使ってしまう。
でもコトの大切さを伝えるべきと「ちょっと話そう。」と、子ども達にとっては嫌なフレーズ。

「その言葉を使って気持ちいい?」「その言葉は暴力だよ。」などと真剣に話すと、何も考えず勢いで話してしまう子がほとんどで分かってくれる。
で、周りも素振りを見せず遊んではいるものの(インチキが注意するポイントは“アレ”か)とインパクトが発生。

すると「“インチキ”はいいの?」と低学年。「インチキはいいんだよ!インセキでもチキンでもいいんだよ!」と、中学年が教えてた!

2024年4月6日土曜日

地域通貨!?


伊予銀行さんによる「金融教室」。今回は「カレーをつくろう!」をテーマにお金の流れを学んだのだけど、子ども達の真剣だけどツッコミ所の多い回答に笑いが止まらなかった件。

内容は全員が一律のお金を預かり、そのお金でカレーをつくるのだけど、カレーの具材(ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、肉)や量(大盛り)には単価が設定されていて、手持ちのお金を上手に使って具材を調達して完成がゴール。

しかし、なぜか子ども達の中にはお金が足りない子が出てきて「どうして?」となる。
でも理由は簡単で単に好きな具材を買いまくって「肉だけカレー」「じゃがいもだけカレー」になっていたから(笑)。

逆に嫌いな具材は省いてしまい、私にニンジンを渡して自分は「ニンジンだけカレー」など。本当は“そうならない”よう工夫されているはずなんだけど、子ども達の発想というか知恵の方が上回る。

で、「今日は上手に買い物できましたか?」の問いには「はーい!」と写真のような笑顔。
もう、ちゃっかりしてると言うか、しっかり抑えていると言うか、まぁ、お金の使い方に慣れておくことは必要なので一定の成果はあったということで。

教室終了後、今回の為に用意してくれたお金の束を持っている子が「ねぇ、インチキ?ここのお菓子これで買えないの?」って地域通貨!?

黄金のニンジン/Dangling carrots。

本文と写真に関係性はありません。

「ニンジンをぶらさげる。」とは、大好物のにんじんを馬の鼻先にぶら下げると、必死に食いついてひたすら走り続けることから、褒美をちらつかせて、相手を動かそうとすること。英語では「Dangling carrots」と言うのを初めて知る。


私だったら何(≒ニンジン)をぶら下げられたらモチベーションがあがるだろうか?
やっぱり旅かな。色々あっても旅さえあれば大抵のことは乗り越えられる(笑)。
旅の魅力&醍醐味って気持ちの洗濯、足るを知る機会。あぁ、また旅に出たい。

でも、子供は違う。「私が〇〇になったら〇〇を買ってくれるって!」「ホント!それってスゴくない?」と聞いたことのない“光り輝く黄金のニンジン”を教えてくれる。
その黄金のニンジンをゲットするには相当頑張らないといけないのだけど、本人は飄々としていて私の方がドキドキしてしまう。

きっと保護者も、その心意気!ということでニンジンをぶら下げたと思うのだけど、そのニンジンで思い出すのは、米国で実際にあった「ペプシポイントを700万点集めたら戦闘機のハリアーをゲットできる。」というペプシの景品キャンペーン。そして社会問題にもなった炎上マーケティングの話。

NETFLIXでドキュメンタリー作品としても配信されて話題になったこと。
果たして、今回の黄金のニンジンは実現するのか!?

2024年4月5日金曜日

役割が育てる。


子ども達に自覚はなくとも、制度上、4月から学年が一つあがり、6年生だった子は中学一年生に。でも、ココ大付属学園が名残り惜しいのか、「春休みは特にすることが無いし・・・」と、言う理由で急遽「中学生ボランティア」と名付けて、好きな時に来てもいいよと。

彼はハーモニープラザのスタッフとも仲良しだし、ココ大付属学園でも3年間過ごしたし、我々としても断る理由もなく、信頼が置ける子なのでスタッフ扱いに。

すると、数日前まで名札はシールで貼っていたのに、スタッフはストラップを首から下げているので、”ストラップ姿”になり、下級生へ良い意味で世話を焼いてくれて、これぞ彼にしかできない「ニッチ」な対応に感謝。

小学生時代との最大の違いの一つは「アルゴ(LOVOT)が触れること」。
小学生が触るのはNG、だけど彼はもう中学生。念願のナデナデなどができて喜ぶ。
それを見て回りの子「なんで〇〇だけ触れんの?」と、つい2日前までNGだったのにOKになった状況が分からない(笑)自慢げにナデナデする彼。喜ぶアルゴ。

そして、中学生ボランィアの本領発揮は、工作が得意な彼が作った「傘立て(看板)」。
雨粒が付いた傘を部屋に持ち込むと滑る原因にもなるので、子供も大人も利用させてもらう。
こういう痒いところに手を届かせる的な世話が彼の持ち味。

役割が人を育てるというのは本当のこと。

インチキベーカリー。


話題づくりにホームベーカリーでフランスパン(強力粉+水+塩+ドライイーストで4時間で完成)を焼いてはお昼ごはん時に完成。焼き時間になると香ばしい香りが部屋に漂い「あっ!インチキパン屋だ!」「お腹すいたー!」で
、焼きあがると群がる子ども達。

子ども達は美味しく素敵なお弁当を保護者に作ってきてもらっているけど、燃費というか消化が良すぎるのか10時には大抵「お腹すいた・・・」と訴えてくる子多し。
だから香ばしい匂いは食欲をそそるようで、「一口ちょうだい!」と次から次へと、ちぎられていく食パン。

あっ!と言う間に3/4はなくなってしまう(笑)。でも、出来立てホヤホヤのパンを食べる機会は少ないから、これも経験の一つ。もちろん、手洗い&消毒しないと食べられません。

でも、本当に質素なフランスパン(噛めば噛むほど味わい深い)なのに、これが美味しいと喜ぶのだから、食育の一種かもしれない。

「ねぇ、ブリオッシュつくってよ!」「リッチ食パンつくってよ!」「わらび餅がいい!」と訳の分からないコトを言い始めたので???と思ったら、ホームベーカリーの脇に貼ってあったメニュー表を見ていた子ども達。自分が食べたいパンのリクエストだった!
子ども達、よく見てる!

「ねぇ、インチキパン屋って看板作ってあげようか?」とお声かかる。「じゃあ、一口100円で売ろうかな?」「絶対に買わん!」

2024年4月4日木曜日

フラクタルな生態系。


雨の日は、外に出れないから密集度が高くなりがち。この写真に写る子ども14人は全員が同じ遊びで集まっていると思いきや、ナント!7グループに分かれてる。ちなみに撮影直前までもう一つグループがあった。
内訳はレゴが5グループ、おもちゃグループが一つ、ピタゴラスイッチチームが一つ。直前で離脱したチームはネオジウム磁石チーム。

彼らは植物の葉のように密集しているけど、それぞれは重ならないフラクタルな生態系。でも、その生態系はアメーバのように、刻々とメンバーが変わる不思議さ。

ココ大付属学園は、発意がないと"つまらない”から、互いに素性を知らなくても気が合えば誰でも(例え短い時間でも)一緒に遊べるのが特徴。
実際に性別も学校も学年も違うのに共通の遊びで盛り上がるのを見て、(大人の方が距離感を気にしすぎかも)と、子どもから考えさせられること多し。

でも、そんな彼らも実は我々に見せる表情や言動と保護者に見せる表情や言動は違うことが多く、”どっちがどっち”なんだか。

ちなみに、我々に見せる表情や言動や野生的(≒怪獣的)で、恐ろしい(言葉では表せない!)。でも保護者の前で見せる表情や言動は大人しい(≒静か)。
きっと、野生というか感覚的に嗅ぎ分けていると思われる。

海外みやげ。


ココ大付属学園のスタッフは国際力(≒海外や異文化への理解など)が高く、エジプトに行っていたナビーラが帰ってきた。

彼女は海外青年協力隊の経験者で、エジプト土産をいただく。
目玉のような(実際に目玉)は村上隆の作品のようだけど、「魔除け」キーホルダー。色々な形があった中からコレを選択。

そしてもう一つ。紫に金色の"いかにも”なカラーリング&パッケージは、甘いデーツ&ナッツをチョコレートコーティングしたお菓子。これ、マジで甘い!日本では味わえない甘さ。
オーストリアの市場で似たようなお菓子を食べて甘さが脳天直撃した味と似てた。

先日はドイツへ行っていたアヤカさんからウェハースのお土産。私からは香港のクラッカー。
トモミさんとセイコさんはOKiDoKiという英語サークルを主宰していて、英語の絵本などを紹介してる。

だからか「ウチの子も海外に興味を持って欲しくて・・・」と、保護者からアドバイスを求められた時は、家族旅行でもいいし、交換留学プログラムがある学校もあるし、文部科学省のプログラムもある。

でも、海外はちょっと・・・と言う人は、海外から日本・愛媛に来る留学生へホームステイなどで受け入れてもいいし、愛媛県や松山市の国際交流センターで行われる異文化交流などのイベントに参加でもいいと思う。我が家もよくイベントに行った記憶。

日本人高校生の最高は46869人(2017)と、トビタテJAPAN。
どう考えてもこの先、日本人だけで済むコトは少なくなると思うと慣れておいた方が良いとは思う。

2024年4月3日水曜日

愛されてます。


大量(200本以上)のチョークを保護者からいただいたので、ハーモニープラザで遊べたらと思い、相談すると、「らくがきコーナー」というスペース(壁)が以前にあったと分かった先日。

ハーモニープラザの計らいで「らくがきコーナー」が復活!子ども達の落書きも復活!
ただ「思いの外、チョークの消費量が多く、数日で無くなりそうです。」とハーモニープラザさん。と、言うことで急遽【春休み企画】となる。

「らくがきコーナー」へ行くと、既に色々な落書きが誕生していて、花を描いたり、動物を描いたり、自然を描いたり。抽象画のような作品もあったり、自分の名前を書いたり、自画像のような顔も描かれて、中にはジャン=ミシェル=バスキアの作品!のような落書きもあったり。

すると「インチキがおるよ!」と教えてくれた絵は「ネジが目、ビスが鼻となって輪郭が描かれた顔」で、しっかり”インチキ”とキャプションが付いてた!

すると「オレも描いたぜ!」と男子が手招きしてくれたのもインチキの顔。更に「こっちにもあるよ!」と違う子。
よーく見る(探す)と、数種類のインチキの似顔をを発見!愛されていることを認識する(涙)

思いっきり落書きを楽しんだ後は・・・と言うと、毎日、ハーモニープラザさんが壁に水をかけて清掃してくれている、大感謝!期間限定の遊び。

初めての・・・。


初めての時間。パソコンでゲームができる子ども達。ゲームは1回20分、一日の予約表に自分の名前を書き込むのだけど、時間の表記は24時間表記(00:00)。
新一年生は24時間表記が読めないと言うか、時間の概念を未だ把握していない子もいたり。

でも、ゲームには興味がある。ゲームの予約表へ自分の名前を書くには時間割を理解する必要がある・・・。そこで考えた一年生、「インチキー!今、何時?」と尋ねに来たけど、返し方にも工夫が必要で「あの長い太い針が"4”の所に進んだらできるよ!」とか。

初めての時間。「ねぇ、あれ何?したいよ。」と、プラ板を指さした一年生。「初めてかな?」「そう」「何を描きたい?」「ポケモン」。
好きなポケモンを探して、初めてなのでズレないようマスキングテープで固定して油性マーカーを渡してプラ板に描く。でも初めてなので描けていない線があるので指摘しては書き足して、紐が通るよう穴を開けて焼き工程へ。

縮まったプラ板にビックリしながらも紐を通してペンダントとして完成。「どう?デビューおめでとう!」と伝えるとニヤニヤしながら頷く一年生。

ココでのポイントは【小さな成功体験の必要性】で、自身の作業量とフォローの作業量の比率を考えること。全てを子供に任せても、全てに大人が手助けてしても得られない。

そして、保護者に見せると保護者も大感激!