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2024年2月24日土曜日

HARSHA COFFEE。


3月3日(日)の「鬼北町にぎわい塾」に登場していただくHARSHA COFFEE(ハルシャ コーヒー)の篠﨑さんを訪ねる。
HARSHAとはサンスクリット語で「幸せ=地球と人々の身体が幸せであること」がコンセプトの国道320合線沿いにある小さなカフェ(宇和島バス_利根口バス停前)。

当日は、たった一人で縁もゆかりもない鬼北町で、
HARSHA COFFEEを立ち上げた篠﨑さんとは何者なのか?などを尋ねるつもり。
そんな篠﨑さんへマンデリンコーヒーとシルクスイートのマフィンを注文(写真)。

(ん!?)と思ったのは、前回はなかった本棚があって、並んでいた本は一冊一冊が内容もテイストも異なる本。
聞くと“いつか本屋さんを開きたい夢がある”マオコさんのセレクトブック「マオコノホンダナ」という企画。

「コーヒーの提供までに時間がかかるので、その間、本を読んでお待ちいただけるので、私的にも助かったり(笑)」と篠﨑さん。

その通りで10分ほど待っている間に「はじめて考える時のように〜わかるための哲学的道案内〜」をガンガン読めて“いい問いを自分に立てられて満足”になる。

3月3日(日)の「鬼北町にぎわい塾」では、HARSHA COFFEEのコーヒーとマフィンが提供予定。楽しみー!私もいただけるはず!

2024年2月23日金曜日

こぼれた話。


バスツアー集合は7:40に沖縄県庁前。前日の研修も好評価!ついでにバスツアーの準備もバッチリ!とコーヒーを飲みながら予約確認画面を見て???となる。

画面には「予約日3月21日」とされていて、違う!2月21日のはず・・・と血の気が引く。
誰のせいでもなく私の責任で、2月21日の予約を間違って3月21日に予約してた。
OH!NO!
時刻は7:20。
慌てて連絡すると既に参加費を振り込んでいたので「大丈夫ですよー!」の明るい声と対応に救われる。アホな私。

沖縄出身で現在は愛媛大学社会共創学部に通い地域資源を学んでいる学生さん。
彼女がインターン先として自ら問い合わせした先が沖縄フィルム・オフィスで「映画・映像が及ぼす地域の可能性」を学びたく、地元でもあるから帰省中に、今回の沖縄県下での撮影相談支援研修が重なる。
そんな都合のいい偶然ってある!?という感じ。「松山でも会おう!」となる。

那覇空港発15:00→福岡空港着16:35、福岡空港発松山空港行きが16:55。“超滑らか乗り継ぎ”の予定が福岡空港着が5分遅れて16:40。16:45にタラップを出ると地上係員が「こちらです!」と誘導してくれるも搭乗ゲートは300m先。
「走っていただいてもよろしいですか?」と、丁寧だけどマストな口調に二人でダッシュ!

途中に羽田空港行きのゲートに並ぶ人垣などあったり障害物競争。端から端まで走り16:52に到着。「お気をつけて行ってらっしゃい!」と、たぶん相当しんどかったと思われる係員。

ネタを作りたいわけじゃない。

〆はエンダー。


空港へ向かうバスの中で、バスガイドさんが那覇空港を紹介。
「バスは3階出発ロビーに停まります」などに続き、「食事ですがファーストフードを食べたい方はA&Wというお店があります。」と唐突に説明し始めて、「A&Wって知ってますか?手を挙げてください。」と、最前列に座っていた私と目が合ってしまい、ウソもつけず手を挙げてしまう。

アメリカ生まれのハンバーガーですが、ルートビアという飲み物が有名です。ビアという名前ですが、アルコール分はナシ。18世紀に薬剤師の方々がつくったそうで最初は「ルートティ」という名前だったとか」と、(バスガイドんさん、絶対にA&W好きなんだろうな・・・)と思う熱弁。

「(ルートビア)お口に合いますか?」の質問にうなずくと「良かったー!沖縄人は小さい頃から食べてるから好きな人が多いんですけど、初めて食べる人はシップ臭いとかで苦手な人も多いんですよね」とバスガイドさんの熱弁続く。

(えぇ、何を隠そう私はドクターペッパー好きです)と、心の中で呟いて空港に到着。
その気はなかったのに(←ここ重要)、A&W那覇空港店へ。写真のメルティコンボ with カーリーフライにルートビア=1310円を注文。
店内飲食ではルートビアのおかわりは何杯でも自由(無料)なので、2杯いただき沖縄出張の〆とする。

またね!沖縄。

2024年2月22日木曜日

おきなわワールド。


ココに行けば沖縄の多くを体験できると「おきなわワールド」を選ぶ(もう一つの選択肢はガンガラーの谷)。

名前から(ちょっと・・・)と思ったのは事実だけど、直ぐに間違いに気づく。と、言うのも10:20に到着した時点で観光バスが9台駐車していて我々が乗るバスが10台目。

最初は「スーパーエイサーショー(30分)」、100人以上の観客で大盛り上がり。最後はお約束の「カチャーシー」を国籍も性別も年齢も何も関係なく皆んなで楽しんで終了。
「郷に入れば郷に従え」の通り、楽しんだもの勝ち。海外の人の方がノリノリで私もノリノリ。

次は「玉泉洞」という地下の鍾乳洞。全長は5000mとのことだけど一般公開は890m。これが思いのほか、色々と演出されていて、ゆっくり見て歩いたら40分もかかってしまった。

地上に出ると「熱帯フルーツ園」で実際に色々な果物が実ってたし、琉球ガラス工房や染め物工房では体験創作もできて、更に進むと琉球王国城下町と称して移築された当時の建物が見学できたり、博物館もあったり。南都酒造所という酒造所では実際にビールを作ってた!

いたる所に休憩所はあるし、スイーツやレストラン、お土産さんも完備。
そして最後は総合的なお土産屋さん、そして「ちんすこう」の工場も併設で見学可能。

あっ!と言う間に2時間が過ぎて出発時間となりバスに乗り込む。
ウェブサイトを見たら「最低3時間は必要です。」と書いてあった。
あなどれなかった「おきなわワールド」。帰りにバスの台数を数えると12台だった。

イチャリバチョーデー!


「沖縄県民でも行ったことがないですよ。」だった南大東島、今帰仁村からフェリーが出てる伊平島、島内でも3時間かかる本部町からもお越しいただき、オンラインでも与那国島、粟国村などから参加していただいた沖縄県撮影相談&支援研修。

「♬*♡§!○£★♯◎§◀︎🎵〜」と、音は耳に入ったものの、全く理解できない(脳が処理できないとはこのこと)言葉で喋りながら入ってきたのは、沖縄県の観光業界では有名な会長さん。

ウチナーグチ(沖縄語)、分からなかったですよね?」と、突然、標準語になるから更に驚く。「大丈夫です、我々も全部は分かりません。」と、フォローしてくれるスタッフ。
でも、南大東島の人は滑らかに会長さんと話してた。その様子をマジマジと見てしまう。

質問もたくさんしてくれ、お褒めもいただいた会長さんから「イチャリバチョーデー!」と言われ、???と固まると「一度会えばみんな、兄弟という意味です。」と通訳役になってくれるスタッフ「(ご高齢の会長さんと私が)兄弟!?」と真に受けてしまう(笑)
*そう言う意味ではなく、(これからも)親しく仲良く!という意味合い。

肝心の研修は、全ての方に響いたようで好評だったとのこと。質問や意見交換もできたし、ロケ弁の話題で相変わらず盛り上がったり。
「地産地消ですね、そりゃ、もっと取り組まなきゃー!」とバイリンガルの会長さんもメモをたくさんとってくださる。

2024年2月21日水曜日

3度目の斎場御嶽。


実は3回目の斎場御嶽。たしか1回目は2002年のフィルム・コミッション会議。2回目は2020年、翌年度から河内晩柑プロジェクトが始まるので事前調査で訪れる。

今回は、午前中に時間が空いたので地元のバスツアーを調べると「斎場御嶽+おきなわワールド/5時間コース(3300円)」とあり、求めていた内容と時間がピッタリだったので申し込む!

斎場御嶽へ行く途中、バスガイドさんから「実は現在、“三庫理(さんぐーい/三角形のトンネルをぬけた先にある拝所)”は落石の危険があるので入れません。」という説明。

(えっー!残念)と思ったものの、実際に訪れてみると三庫理辺りは風化と言うか自然に還っているような・・・。周りも4年前は通れた所や訪れた場所(砲台跡)も行けず。
安全のために必要な対応だけど(もしかして自然を崇拝してるから、
還ることは良いことなのかも?)とも思ったり、違うかな。

でも琉球王朝時代から今に至り、沖縄最強のパワースポットに変わりはなく、お祈りをして後にする。

こういう地域資源は、人の手を介さないと、あっという間に消滅というかなくなることを目の当たりにした件。

ちなみに写真では誰も写ってないけど、朝9時に訪れた時は既に30人ほどが訪れていた。

「斎場御嶽は、観光地ではなく祈りの地です。」の言葉に観光地化との落とし所は・・・。

新戦略。


今回の研修依頼で一つ気になっていたのが、沖縄県は“そもそも”観光県で、フィルム・コミッションに頼らずも多くの観光客が既に訪れていて、2023年の観光客数は823万5100人で前年比44.5%増(沖縄県文化観光スポーツ部)。毎日22,561人の観光客が訪れてる計算!

そんな沖縄県が観光としてフィルム・コミッション施策をする狙いってなんだろう?という質問をぶつけてみる。

すると「観光誘客の側面もありますが、FCを通して地域を守る的な取り組みができたらいいなと」担当者。「地域を守る?」「沖縄は手付かずの自然や静かな場所も多く、撮影は暮らしに踏み込むコトも多く、住民の協力ナシでは成立しません。この先も撮影は続くと考ると、地域に(配慮した)優しい撮影も必要かもと思って・・・」という内容にハッ!とする。

いわゆる「循環型撮影」で、新しい撮影環境について意見交換。
地域住民が負担を強いられる撮影はフィルム・コミッションも望んでおらず、せっかくなら地域にも撮影を喜んでもらいたい。
「それって、新しいFC戦略ですよ。」と、車中でも昼食でも懇親会でも盛り上がる。

盛り上がった昼食は「なかざ家そば」の「炙り軟骨ソーキ、厚切り三枚肉、ピパーチ香る細切り肉」が一度で食べられた贅沢盛り(1350円/20食限定)。
見た目と裏葉にアッサリ味!

2024年2月20日火曜日

ただいま沖縄。


大雨の中、離陸したのに雲の上は青空(当然だけど)。青空の日差しは鋭く、飛行機の窓からも熱さを感じるほど。気がつけば、街並みがドンドン近づいて着陸。
1年ぶりの沖縄はピーカン。スタスタとモノレール乗り場へ向かおうと出口ドアが開いたら私に手を振っている三人がいて(えっ!)となり、沖縄フィルムオフィスだった件。

「お迎えに来ました!」と、仲間の歓迎に大感謝。
今回は沖縄FOの依頼による研修。二人は知っていたけど、残る一人の女性は初対面で、てっきり職員かと思いきや「愛媛大学からのインターシップ生です。」と言われ、「えっ!?愛媛大学?インターン生?沖縄?なぜココに?」と脳がバグる。
聞けば、沖縄県出身で愛媛大学社会共創学部の学生さん。

私の長袖姿に「暑いでしょう?沖縄の2月は曇りが多いんですけどね、もう春ですね。」と、26度だから夏日気温だけど沖縄の季節に合わせると春なのか・・・と思ったり。

今回、沖縄FOが全て手配してくれてホテルも。到着したのは中心部のオシャレなホテルで、家族連れやカップル、海外の方がとても多くて日本なのに異国の雰囲気。
そんな中、52歳男性が一人チェックイン。
部屋で作業は味気ないので、1階のオシャレラウンジで明日の確認。そして沖縄県の日没は18:24と愛媛よりも1時間遅い。

リターン届く。


妻から「柑橘が届いたけど、差出人に覚えがないけど?」というメッセージに「あぁ!」となる。

「エールラボえひめ」で、出身地の中島で閉店したスーパーを再建したい!という俊成りんこサンの事業相談が縁で、彼女が立ち上げたクラウドファンディングを応援。
そのリターン(甘平などの柑橘)を妻宛にしたことを忘れていて一件落着。
「FRIEND8」というスーパーは開店から半年が経ち、試行錯誤で経営しているとメッセージ。

クラウドファンディングと言えば、先日訪れた大三島のパン屋「まるまど」も応援したし、内子町の地域おこし協力隊が立ち上げたゲストハウスへの挑戦にも参戦したっけ。

ココ大自身も富士教材さんと一緒に行った「Urban Harvest/屋上交流農園」では、50万円の設定額を148%超の74万円で終え、その取り組みは伊予銀行主催のビジネスプランコンテストで【グリーンコミュニティ賞】を受賞したり。

挑戦する人が好きなんだろうな・・・と振り返り。クラウドファンディングも何周回かという感じ。これまでの教訓からガジェット系からは多くを学んだ。

単に資金調達を補う手段としてのクラウドファンディングも増える中で、挑戦者が描く未来を共有&共感できる内容も増えたらいいなー。

2024年2月19日月曜日

周りに生かされてる。


単身でも暮らせているのは義母、義兄姉夫婦が貧弱な食生活を案じて誘ってくれるから。
自分一人では何もかもが面倒と思うことも多く、こんなホテルで提供されるような鮮やかな朝食なんて自分では絶対に作れない!徒歩40分をかけてのご馳走に大感謝!

ココ大付属学園(冬休み)の際に転校してしまう保護者からお礼を言われたけど、春休み編を前に別のお礼が届く。6年生の保護者からで今回は参加しないので会えないからと連絡。
「この3年間共働きだったから助かった」という内容。

6年生だから一人でも自宅で過ごせたかもしれないけど「違う学校や違う学年の子と遊べたのが良かった」そう。「こちらこそ、参加してくださり、ありがとうございました。」とお礼。

愛媛県官民共創デジタルプラットフォーム「エールラボえひめ」が4月に刷新されるのを機に現在のウェブサイトが4月に閉鎖とアナウンスされる。
終了ではなく刷新なので嘆くことはないけど一区切り。

現在98種のプロジェクトが掲載されていて、個人から団体、企業、行政などから“色々な生声”を聞かせていただき、次フェーズへ。課題もあれば可能性があるのも地域。

インターン生としてココ大付属学園に参加してくれた学生達も卒業式を控えているとの連絡に感無量。
ほんと、自分は周りに生かされてると言わずになんと言うのか?という感じ。

ブレずにマイウェイ。


ココ大付属学園(春休み)は定員満席で申し込み終了。
松山市教育委員会によると松山市内の小学生児童数は25,467人(令和5年5月1日)。
松山市内にある公設児童クラブ数は124、民設児童クラブ数は13。計137ヶ所にココ大付属学園と「まちのがっこう」を足して139ヶ所。

一ヶ所40人定員とすると、利用できる児童数は5,560人。小学生の保護者が児童クラブへ通わせたい希望率が分からないから多いのか?少ないのか?判断が難しい。
ココ大付属学園の応募状況や利用状況から推察すると足りていないような気もしたり。

利用には1,100円/日が必要になり、1時間110円とは言え、保護者が一所懸命に働いて得たお金を投じるわけで、お金を払っている以上、リクエストも期待もあるのに“特別な場所を目指さない”ココ大付属学園へ通わせる保護者の深層心理を勝手に察すると・・・。

「安心・安全に過ごせる場所」が保護者にとっての最重要項目かな?
子ども達にとっては「自由に過ごせる時間」が最重要項目かな?

そこへ、この事業を立ち上げる際に掲げた目的(感性の育み)を加味すると、やはり色々な知識や情報などを詰め込ませるのではなく、自分で考えて行動する大切さを実感できるかどうかが子ども達には大切な「鍵」と思う。
春休みもブレずにココ大付属学園ウェイ。

2024年2月18日日曜日

作品と事業。


【素材】で言うと油彩、水彩、アクリル、クレパス、色鉛筆、ガラス、糸、廃材、ボタン、土、石、木、紙、鉄、プラスチック、映像、電気など。
【手法】で言うと重ね塗り、厚塗り、ドリッピング、スプレー、爆破、注入、投影、撮影、シルクスクリーン、エッチング、版画、ドット、ちぎり絵、パターン、コンピュターなど。
【モチーフ】で言うと抽象、自然、人物、風景/光景、乗り物、建物、気持ち、風刺など。
【画風】で言うと喜怒哀楽の情景(出会い、結婚、喜び、悲しみ、別れ、叫び、死など)。
【その他】で言うと作家の見た目&性格、メッセージ、問い、繋がりなど。

現代美術に限らず、有名となった作家や作品には必ずと言っていいほど「オリジナリティ」があり、そのオリジナリティが作家と直結したイメージとなり、作品を見ただけで判別できるようになる。いわゆる「ブランド化(認知)」。
キース・ヘリングならアクリルの心象ペイント、人間讃歌のメッセージという感じ。

起業や創業でも「独自性はどこですか?」「特徴は何ですか?」「訴求ポイントはどこですか?」などと言われるのと同じ。

組み合わせることでもオリジナリティは差異はでるし、新しい“何か”を発見できれば唯一無二の訴求力になる。

要は創造的であるか?で、先日見たTHE ART HOUSE展、伊勢丹でもいかにオリジナルの素材や手法で自作を確立(セルフプロデュース)ができるか?を感じて(事業構想と同じだ!)と思ったり。

仲間を思いながら。


打合せが終わり、外に出たら夕暮れ。東京の夕暮れは愛媛の夕暮れより30分ほど早い。
日本でフィルム・コミッションが誕生して20年余り、NPO法人ジャパン・フィルムコミッションが2009年に設立されて15年、当時と比べれば日本の撮影環境は格段に良くなっていて、それは全国各地の撮影最前線で活躍しているフィルム・コミッション仲間のおかげ。

映連や日映協に加盟する映画製作会社が制作する映画にフィルム・コミッションは欠かせない存在になった。

でも、20年以上取り組んでいるのに未だ課題山積なのはナゼだろう?とも思ったり。
「そもそも、深い深いマイナスレベルから取り組み、やっとゼロ地点かも?」「解決・改善していても、解決や改善が新たな課題を生んでるかも。」「課題発生のスピードに解決・改善のスピードが追いついてないかも。」「FCに求められる期待と可能性などが新たな課題となっているかも。」など、現状を把握すると唸ってしまう。

そして(んっ!?この状況は「地域づくり」と一緒だ!)と、これまでの経験から妙に納得してしまう。

課題の解決は複数を同時並行にするのは時に難しく、一つ一つ向き合わないと次に進めないことも多く、でも、解決したコトも多いから次に進んでいるんだ!と、新たに持ち帰った課題へのモチベーション。

2024年2月17日土曜日

地方へ!


ジャパンFCの事務所は東銀座、東劇ビル(=松竹ビル)にあって、すぐ近くは築地。今回のホテルは事務所から徒歩圏の所を利用したら朝食が「1階のカフェ or 築地魚河岸食堂」を選べたので、迷うことなく築地魚河岸食堂一択。でもホテルを出て徒歩数分歩く必要がある。

散歩がてらに朝7時に出発。築地商店街?は既に活気があり、海鮮以外にも牛丼(「きつねや」は美味しかった思い出)や麺類、コーヒー、スイーツなど色々な店で行列!で、並んでいるのは日本人は少なく、多くは外国人。

平日の朝7時とは思えない光景を横目にみながら食堂に入り、朝食を済ませて帰りは違う路地を歩いても至る所で行列ができていて、英語、中国語、韓国語、フランス語などが聞こえた。
これが「インバウンドパワー」というやつか!と、まじまじと見せつけられる。

一緒に目に入ったのは各お店の看板(POP)で、書かれている値段を見ると1000円から4000円まで色々あって自分の懐具合をみると「いいお値段だなぁ」と思うも、ドル換算だと10ドルでお釣りがきたり、20ドルに満たなかったりと、安く感じるから不思議。

(この人たちは東京以外にどこへ行くんだろう?)と思ったり。
東京値段と地方値段は一部違い、地方はもっとリーズナブルだから驚くよなと、抱えている案件の訴求ポイントを肌実感!一極集中から地方へが狙い。

結果オーライ?

https://www.instagram.com/project_kabigon/

「公開しました。」という連絡があり、確認したら「カビゴン」だった件。
この撮影は「某キャラクターが全国の人たちと触れ合う様子をSNSで発信して盛り上げる。」という、分かるようで分からない内容で、一抹の不安を感じながら対応した案件。
最初から「ポケモンのカビゴンです。」と教えてくれていたら、もっと話は早かった。
色々と条件があったと思うけど、結果オーライでいいのかな?

「連絡が遅くなりスミマセン!明日、撮影します。」という連絡。
急すぎて撮影に立ち会えず。現場の協力者とは連絡を取り合っていたからセーフ!だったけど、これも結果オーライでいいのかな?放映を期待する!

「いやぁ、あの撮影は大変でした。険しい山道を背負子で移動しましたからね。」と、振り返ってくれたのは、Yakult1000の撮影を四国カルストで対応してくれたオフィスフロリダの皆尾さん。
おかげさまで話題になり、結果オーライ?

整えた撮影支援体制が悪天候で延期につぐ順延。その結果、玉突きスケジュールになり変更を余儀なくされる。こういう場合は最悪、スタジオ撮影になってしまう可能性もありヒヤヒヤ中。
撮影されて結果オーライになりますように!

2024年2月16日金曜日

違うのは分かってる。


完全に分かってます。Instagramの使い方が“ちがうでしょ?”と思われるのも無理はないです。
「えっ!?キャプションもハッシュタグもついてないじゃないですか!?」と、PRに詳しい人が驚くのも当然な使い方です。
ロケハンの記録だったり、出かけた際に直感で撮ったメモ代わりなど、あくまでもフィルム・コミッションの備忘録的な感じ。

撮った時に即Instagramへアップすればいいのに、撮り溜めてたから、まとめてアップするから一苦労だし、Instagramからは「警告!コミュニティガイドラインに違反です。」と、一度の大量アップしたのがルール違反に触れてしまい審査入りになってしまう。
100枚/日が限度なの?

自分の行いの結果ではあるけれど、やましいコトなんて微塵もない(掲載はロケ候補情報)だけどな・・・怪しまれて猛省。
でも、まだ100枚以上アップしたいんだよな・・・トホホ。

今年度は松山市以外に鬼北町、大洲市、久万高原町(四国カルストを4時間の徒歩は良かった!)、松野町、宇和島市、西条市、新居浜市、伊予市、四国中央市、八幡浜市、今治市、上島町(島の方達との出会い、交流は良かった!)ヘ行かせてもらい、尾道市まで足を伸ばせたのは収穫大。
車の免許がないから、乗せて連れていってくれる友人知人には感謝しかない(涙)。

847万円。


イチジュウヒャクセンマンジュウマンヒャクマン・・・ブルーバルーンドッグ(世界限定799個)は8,470,000円で買えるのか・・・安いな。

えっ!ブルーダイヤモンド(世界限定599個)は3,520,000円で買えるのか!と、ジェフ・クーンズの「バルーンドッグ」「ダイヤモンド」を目の前にして(全く知らない初対面の)店員さんと笑いながら話せた理由は、7階のアートギャラリーを先にみていたから。

アートギャラリーでは「ストリートアートの系譜」と称して、キース・ヘリング、アンディ・ウォーホル、バンクシー、インベーダー、草間彌生、村上隆などの作品が売られていて、記憶が不確か(=全作品は撮影禁止のため覚えてない)だけど、キース・ヘリングのドッグが40,000,000円ほど、アンディ・ウォーホルのキャンベル缶も30,000,000円ほどだったかな。
金額が違っていたらゴメンなさい。

草間彌生の作品は記憶が正しければ90,000,000円ほどで、マンガのように何度も見てしまったし、「売約済」の作品もあった。

値段の高い安いなどに口出しするつもりはないけど、ふと気づいたのは「作品を見たら誰の作品か分かる=個性&独自性」が強ければ強いほど確立されて、その強さが価格に反映されるということ。

ただのアート好きには「絵はがき」で十分と納得したし、本物を目の前で見れたのは美術館と同じだから満足。

2024年2月15日木曜日

春の申し込み始まる!


これまで、のべ800人の小学生が参加した「ココ大付属学園春休み編」2023年度版(3/26-4/6)申し込みが始まった。
令和5年度はこれまでにのべ1,200人の小学生が参加。

12月-1月に冬休み編を終えたばかりだけど、もう春休み。子ども達との再会が楽しみ!
新規の問い合わせもあり嬉しい悲鳴だけど、この春はちょっと感慨深くなるはず・・・。

と、言うのもココ大付属学園は3年目。1年目は2021年、当時4年生だった子ども達の多くは2022年、2023年にも参加してくれて、その間に身長がグンと伸びたり、メイクを覚えたり、声変わりなどもして6年生に成長。

そんな彼らは、春休みとはいえ、4月1日から中学生なので3月31日までしか参加できない。
これまでの3年間を思い出してしまうだろうな。

だからではないけど、春休みの目玉の一つは「(防災)ピクニック」。
大型バスを貸し切って、松山市野外活動センターで存分に遊び楽しみながら有事について考えて行動する予定。
内容は真剣だけど、正しく理解して慣れることが必要と思いココ大流で学ぶ時間。

春は新一年生が入ってくるタイミングでもあり、数日前まで幼稚園生だったと思うと、毎回だけど接し方がぎこちなくなるのも春ならでは(笑)
参加お申し込みはコチラから。定員は40名、先着順で申し込み受付!

妄想推察。


先日の映画映像談義から。エンタミートが1/30に発表した内容によると、15歳から59歳の男女2000人からの調査では、映画館で映画を「たまに見る」が36.9%で第一位。
*「たまに」とは「ときどき」よりも下で「めったに」よりも上。

「映画館には行かない」が22.7%で第二位。映画館で映画を「年に1回-2回見る」が19.3%。
「映画館には行かない」理由には「見たい作品がない。」「周りを気にする。気を遣う。」などあると報告。

この調査はたぶん、邦画と洋画を合わせた数字なので、2023年に公開された邦画洋画の合算は1232本。入場人員数は1億5553万5000人、2023年1月1日時点で日本の生産年齢人口(15歳から64歳)は、7479万6061人だから1年に2回映画館へ行ってる計算。

世代別では10代が多く、一年に1本-2本の鑑賞をするが「26%」。3本以上を見ているは「32.1%」。10代の計58.1%が映画館に足を運んでいると解釈。
統計と見合わせても違和感のない数字。

しかし、仮に5本見たからと言って5種類(別々)の映画を見たか?と言うとそうではなく、1本を3回見たという人が少ないが私の推察。

実際に「君たちはどう生きるか」を4回見たという人が隣だったし、私も「トップガンマーベリック」を映画館で2回見てしまった(人生初の同作品複数回鑑賞)。

映画館で見た人たちで書いたけど、底辺を広げるなら「見たい作品がない。」「周りを気にする。気を遣う。」など、映画館へ行かない人たちをどうしたら行きたいと思わせるか?がポイント。どこかにヒントがありそうな。

2024年2月14日水曜日

映画映像談義。


写ってないけど(ゴメンなさい)、私の向かいは「マネキネマ」代表の石川誠二さん。もう20年以上の付き合い。
ピースをしてる二人は、映画を通じて様々な世界、価値観、人に出会い、繋がっていこうとYoutubeで映画批評チャンネルを運営している「グッドウォッチメンズ(松山大学の卒業生らで構成)」のやまにーと大ちゃん。
その後ろの赤いシャツは映像作家のセイジくん。彼とは大学生の時からの縁。

セイジくんの向かいに座っているのは、今回の交流会を企画してくれた「ヒメブタの会」代表の森幸一郎さん。森さんとも20年近い付き合い。
一番奥で帽子を被っているのは新進気鋭の映像作家の寺町くん。寺町くんの向かいも映像作家の鳥谷くん、彼は「愛顔感動ものがたり」受賞者。

この交流会の幹事を務めてくれたのは、西条市でフィルム・コミッションをしたい!とプレゼンをした「オフィスフロリダ」代表の皆尾さん。
そして「フィルム・コミッショナー」の私。

マネキネマは自主上映団体、ヒメブタの会は自主映画制作団体、グッドウォッチメンズは映画批評Youtuber、そしてフィルム・コミッションは映画映像の撮影誘致支援。
見事に役割は違っても「映画」で繋がっているそれぞれ。
愛媛における映画映像の生態系という感じか。

「今日は若いエキスをたくさんいただきました。」の締め言葉は本当で、映画映像に携わっている意欲ある20代と知り合えて、思わず「次世代!」と言ってしまう。
表に出せない、書けない話題ばかりだった150分。
「また集まりましょう!」と企画した森さんに大感謝!