日記を検索

2023年9月12日火曜日

構想チャレンジ!


IYO夢みらい館での「市民先生養成講座」は3回目。模擬授業日も12/2(土)と決めて、いよいよ「私の授業」の具体的な検討に入る。
過去2回は意見交換や情報のインプットが多く、これまでの学びを授業の構築に変換(≒アウトプット)しよう!とオリジナルのワークシートを用いながら気分転換、料理、英語、健康などをキーワードに構想チャレンジ!あーでもない、こーでもないと悩む受講生。

「泉谷さんの最初の授業は何だったんですか?」と質問。最初は2002年の「こども映画塾」。子ども達に地域を舞台にした物語を4コマで創作してもらい発表という内容。
そして「えひめ映画塾」ではフィルム・コミッションの知名度がゼロだったのでPRも兼ねてロケハン体験をしてもらったり。
ビジネス系(企画立案、プレゼン、思考整理、プロジェクトマネジメントなど)は、コンサル時代の経験が知られてから。

構想で悩ましたのは「その企画をあなたがしないといけない理由」で、(えっ!?私がしたいからじゃないの?)と思いがちだけど、他の誰かではなく“なぜ、あなたなの?”は共感を得られるか否かの問い。
企画内容を内省してもらい提出となる。どんな授業を提示してくれるのか!お楽しみに!

2023年9月11日月曜日

1610円分。


三崎港では「まぐろ」が有名&推しだけど、33店が加盟する中から「おいしいマグロが食べられる店」を土地勘、ド素人が選ぶのは困難!
なので事前に教えてもらった「くろば亭」へ行くも日曜日なので13組待ち!待っていると隣の民家から老婆が出てきて「私は93歳なの。でも隣(店)で食べたことがないのよ、人気なのね。」などの雑談に付き合っていると「レンタサイクルの返却時間に間に合わない・・・」となり断念。

なのでレンタサイクルの返却時に「オススメの店を教えてください。」とスタッフに尋ねると近くの「庄和丸」を教えていただき、「まぐろまんぷく券」と引き換えに出てきたのが「三崎まぐろ御前」。
それに「まぐろのカマのスペアリブ」を別途追加したのが写真。
「三崎まぐろ御前」は刺身盛り合わせ、まぐろ唐揚げ、角煮などがついて1610円(推察)だからお得感アリ。

満腹になったもののデザートは別腹と、三崎口駅にバス(0円)で戻り、隣駅の三浦海岸駅で下車(0円)。ビーチを歩いてカフェへ。アイスコーヒーとケーキを正規料金でいただき帰路につく。

横浜まで京急線なので0円。ここで「まぐろまんぷく券」の恩恵(3670円)は終わり。松山ならコンテンツも豊富だから実現できるだろうなと思いながら電車に揺られて2時間。
だけど、お得な券に含まれていなかったコトとして大いに日焼けしてしまう。

コンテンツ体験。


日曜日の予定が丸ごとなくなったので、今後の参考にと京急企画の「三浦半島まるごときっぷ(みさきまぐろきっぷ、よこすか満喫きっぷ、葉山女子旅きっぷ)」から「みさきまぐろきっぷ」を選び、ゴールを城ヶ島公園にする。

家から横浜まで50分、「みさきまぐろきっぷ」は3670円、33店舗が加盟する食事処での「まんぷく券」、26店舗が加盟するアクティビティや物販で使える「三浦・三崎おもひで券」、そして横浜から三崎口までの途中下車OKの電車賃、三崎口からのバス乗り放題付でお得。
ちなみに正規で払うと横浜と三崎口の往復で1160円。三崎口と城ヶ島へのバスは往復900円。

と、言っても初めての土地。観光案内所に「上手な使い方」を尋ねると「三崎港までバス(0円)で行き、「三浦・三崎おもひで券」を使い、レンタサイクル(0円だけど正規料金は3時間900円)を借りて、城ヶ島へ行くといい。」と教えてもらい、三崎港でレンタサイクル(電動)を借りて橋を渡り県立城ヶ島公園へ。
片道20分ほどの道中はアップダウンがあったものの、電動サイクルの恩恵でスイスイ進む。

県立城ヶ島公園では安房埼灯台まで約15分歩き、さらに奥に進むと「犯人が犯行を独白」するようなゴツゴツ岩場&高台に到着。ここがゴール!
さて、正規で計算すると2060円分を消費。残り1610円分は「まんぷく券」となり、何を食べようかと。

2023年9月10日日曜日

本の授業構想。


IYO夢みらい館で、次の授業構想に図書館をブラブラ。これまでに「推し本」をテーマにしたり、11月下旬にも図書館での授業が控えていたりと、今回は「図書館」をテーマにした授業の第三回目。
数えきれないほどの本、そしてジャンルも多いと絞りきれないので、これまでの実績や自分の興味関心から探すと「料理本」が入ってきた!

(そう言えば以前に、”TSUMAMI(ツマミ)”をテーマに事業も提案したけど、コロナで立ち消えてしまったな・・・)など、色々と思い出して物色していると(アレッ!)と、間口一就さん(愛南町出身/銀座ロックフィッシュ店主)の「缶ツマ本」を発見!間口さんの本を揃えているなんて、イケてるIYO夢みらい館。

興味関心は一気にツマミヘ傾き、本を探せば意外とある!簡単にできれば時短料理にもつながるし、アウトドア、災害時にも役立つかもしれない!と妄想が膨らみ他にもアイデアを増長させるヒントはないかと図書館内をめぐっていたら、「推し本授業」で参加者が推した本が紹介されていて、実際に借りられてた!

効果・成果の循環・波及というか、とても良い感じ!TSUMAMI授業も続けー!という感じ。

今週のモヤモヤ。


19時前、いつもの散歩で松山城山頂広場から下りて、松山城二の丸史跡庭園の前を通ると中国語と思われる言葉を話すカップルが二組、写真を撮っていて、四人で写真を撮ろうとしてたから声をかけようとしたら、男性二人がタバコを手に持ち吸っていたので「ココは禁煙のはずだよ」と声をかける。

でも、禁煙とどこにも書いてなく「芝生に入らないでください。」「立ち入り禁止」しかなく、看板を見ても禁煙となかったので「ごめんね、勘違いでした。」と謝り、「大丈夫だよ!」となる。見知らぬ人に言いがかりつけられるの嫌だよね・・・と猛省。

松山城山頂広場や県庁裏登道に女性達がいて、野良猫に餌や水をあげていて(優しい人だな)と思っていたけど、あの方達は松山城の公式(ボランティア)の方々なのか?それとも単に動物好きの人たちなのか?知らず。
と言うのも、通り過ぎる際にいつも後ろ向きになるので「こんにちは。」と声もかけずらく、どういう方々なのだろう?

赤信号なのにスルスルスルッ〜とゆっくり進んで曲がっていってしまった軽自動車に(えぇー!?)となったし、歩道前で一時停止なのに停止せず、オバ様の自転車とミリ単位のギリでぶつかりそうだったタクシーに、こっちがヒヤリしたり。
今週はモヤモヤする場面も多かった。

2023年9月9日土曜日

それぞれの悩み。


宗教画のような迫力&神々しさを感じた瀬戸内海に沈む夕陽。空の様子は山頂に上がるまで分からないし、刻々と表情を変える空模様を眺められるのは、ゼーゼーと息を切らしたご褒美。

と、呑気なことを思ってる最中でも悩みの淵の人はいて「認めてもらえない20代」は自分で仕事を創り提案したくてムズムズ。
でも上司はOKでも、組織という謎の人格はNGを出してモヤモヤ。「そんなコトが続いたらモチベーションもテンションも下がるよね・・・。」と同情。考えたアイデアにスパイスを入れて送り出す。

悠々自適と思われたリタイア組は「ヒマ」が悩みのよう。
時間を持て余しているから「ココ大で働かせてよ!」と言われるものの「そんな余裕、ありませんって!」と一蹴(笑)。「シルバー人材センターに登録したらいいんじゃないですか?」と伝えると「何ができるかな?」とのことなので、「相談に行ってみたらいいじゃないですか?」と送り出す。

そんな間に挟まれる50代。先日は「もっと若い人が良いと言われまして・・・。」と企画は通ったものの人選はNGと言われてアドバイザーを外される。(そうか!もう50代ってそうなのか!)と、自分が驚く。役目を譲る。

こんな妄想はどう?


松山大学生から「ゼミの研究でフィルム・コミッションについて発表したく、ヒアリングさせて欲しい」と相談があり、松山大学へ。
松山大学へ行くのは第一回愛媛国際映画祭で訪れて以来だから3年ぶり!(研究所や職場のロケに使えそう・・・)と、相変わらずロケハン視点で学生と合流。

「コロナが明けて、観光誘客を本格化させるに聖地巡礼やロケツーリズムは有効と思いました。」とヒアリングの目的を教えていただき、先ずは「フィルム・コミッション」と言っても母体の違い(都道府県、市町、観光協会、商工会議所など)やセクションの違い(観光振興、産業振興、シティプロモーションなど)で方向性が違うことを伝え、日本全体の話から愛媛の話に話をブレイクダウン。

一通り、話を終えて質疑応答後に「最近、劇場で見た映画は何?」と尋ねると「ワンピース・フィルムRED」「すずめの戸締り」とアニメ作品。「映画館で映画観るの高いんですよね」と続き、つい「1500円/本、1900円/本とかだと他に選択肢があるよね」と同意してしまう。
でも「愛媛県でも聖地巡礼などができれば行きたい」とも。

いっそのこと、架空の物語を創作して、アニメに合うロケ地、実写に合うロケ地などを募集して記した「妄想ロケ地マップ」を作ったら面白いかも!と思ったり。
写真はその後に食べた1階カフェのカレー(790円)&アイスコーヒー(200円)。

2023年9月8日金曜日

次回は!


「次回(10/31)はどうしましょう?」とD。「どうする?」「実はシッカリと伝えてないコトがあるんですよね。」「えっ!なにそれ?」「ジャパンFCについてです。」「えっ!?そうだったっけ?」「以前にも伝えたことがありますが、旧番組の時で、番組が刷新してからは他の内容に押されてつい・・・。」「OK!じゃあ、改めてリスナーに伝えましょう!」

先日の「ひめゴジ!」では東北地方から届いてたし、過去には四国はもちろん、九州や中国地方からもメッセージが届いていたから、この機会に改めてPR!
フィルム・コミッションが日本に誕生して20年以上、2001年に各地のFCとの情報共有を目指した「全国フィルム・コミッション連絡協議会」が誕生し、2009年には協議会が発展的解消し新たに「NPO法人ジャパン・フィルムコミッション(JFC)」が誕生し、日本のナショナル・フィルムコミッションとなる。

このナショナルFCと言うのが肝で【日本の撮影誘致支援窓口】によって、世界へ“日本国”として撮影を積極的に受け入れます。とメッセージを出している。
そのメッセージを支えているのが各地のFCで、130のFCや関係者が加盟してくださり、現場で撮影を支援している。
その一つが「えひめフィルム・コミッション(2002年設置)」で、もう20年以上なのだから、自分が驚く。

余韻が続いてるようで。


ココ大付属学園【夏】の終了から一週間が経過して、日常生活に戻っているつもりだけど、保護者とのやりとりは続いて、その際「早く2学期が終わって欲しいと言ってます。」「夏休みに戻って欲しいと言ってます。」「今でも鹿島での海遊びを話しています。」などが綴られて、多くの家庭では未だ余韻が残っているんだな・・・と感慨深い。

折りたたみイスの製作、介助犬の話、ちりめんモンスターを探せ、防災の話、チョコバナナづくり、夏祭り、ミニピザづくり、鹿島ピクニック、かき氷、プラ板、スライム、レジンアクセサリー、ゾーエトロープ(くるくるアニメ)など、振り返ると意外と色々なことをしたな・・と、子ども達からの話題提供も増えるわけだ!と振り返り。

摩擦や衝突もありました。だけど事前に「仲良くケンカしてね!」と伝えていたから、勃発しても誰ともなく「仲良くケンカするんだよ!」と声を掛けてくれたし、「ケンカなんか愛で包んじゃうからね!」と、エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの主人公エヴリンのように両手を広げて言うと「オェ〜!」と、両者はケンカをする気が失せてたっけ(笑)

先日、ハーモニープラザへ寄ると「お疲れさまでした。」と職員さん。しばらくは行かないけど「あと3ヶ月したら、また始まりますね!よろしくです!」「そっ、そうだね!」

2023年9月7日木曜日

世界に合わせると。


全く手をつけてなかった図解資料の作成に取り掛かり、7種類を完成させる。と、言ってもあくまでも「思考の整理用の叩き台、打合せ資料」だから、キレイとか提出用ではない。
図解の良い点は「矛盾があらわになる点」「関係性が把握できる点」「無駄が削ぎ落ちる点」「読むではなく見ることで一目瞭然な点」など。
文章資料で分かった“つもり”でも、図解にしたら理解度&納得度が深まったこと多し!

初資料もあれば、更新した資料もあり、その一つが「これからの撮影誘致」について。
最初に描いたのが20年以上前、骨子は変わらないけど世の中の情勢に合わせて撮影誘致事情もかわり、国内作品であれば許容量(受容力)も増したけど、海外作品はもの凄いスピードで変化するから、あっ!と言う間に誘致競争から脱落してしまう。

以前の海外作品は候補地を絞り一発必中的に確度を高めたロケーションスカウトだったけど、今は広域で網羅的に探すから、とにかくスピード!まずはコンタクト。
良いか悪いかは分からないけど・・・。

20年前にNETFLIXはなかったし、Amazonは本などの販売が主流だったし、そもそもネット回線は遅かった。世界に合わせると、そのスピードに地域は追いつけるのか?という違う課題も露わになったり!

2023年9月6日水曜日

NHKラジオ「ひめゴジ!」。


隔月レギュラーのNHKラジオ「ひめゴジ!」。担当ディレクターとは彼女が大学生の時にインターンシップで出会ったから既に20年以上!ホント、不思議なご縁。

「今回は動画配信作品について伺いたいです!」とD。「OK!」「動画配信の特徴は何でしょうか?」「数え切れないほどの作品が定期的に入替わり、定額で見放題な点だね。だけど・・・。」「だけど?」「その配信サービスに加入しないと見れないけどね。」

「そうですね。」「でも、劇場公開作品も同じだよね。劇場でお金払わないと見れないから。」「他には?」「見れる手段が複数あること。劇場公開作品は映画館でしか見れない(後で配信されたとしても。先ずは映画館)けど、配信作品はPC、タブレット、スマホなどネットに繋がっていればどこでも、いつでも見れるのも特徴。」「確かに!」「泉谷さん家にはテレビないんですよね?」「そう、だからPCで見てる。」

「NETFLIXによればオリジナル映画・ドラマは875本(2023年1月時点)で、うち日本オリジナルは4%(米国45%、英国8%、スペイン5%、ブラジル・インド・日本4%、韓国3%と続く)とのこと。
最近はアカデミー賞を受賞するオリジナル作品も多く、内容もいいよね。
「配信作品の良さは何でしょう?」「個人的には、見たことも聞いたこともない作品との出会いが宝探しのように面白いこと!に尽きるね!」
「宝探しっていいですね!」と岸本キャスター。

人のことは言える。


例えば、予算がない、時間がない、適任者がいないなどの「もっともらしいできない理由」で、必要なプロセスを省いたことで、節約や効率性は向上するかもしれないけど、肝心の関係性を引き換えに失ってしまっては元も子もないよね・・・という話。

そもそも関係性を構築したいなら、予算も時間も人も割いて「最初が肝心」という言葉もあるほどだから注力すべきだったと思うけど、「できない理由≒アイデアキラー」の発生で大切なコトを省いてしまった・・・。だから相手に誠意などが伝えられなかったと推察。

確かにオンラインで手間やコストは抑えられるけど、信頼の獲得や関係性の構築までオンラインで補えるかは疑問。
で、気づいてしまっても、すでに時遅しで「後の祭り/なす術がありません。」となり、互いに残念な結果に・・・。

と、いう話を全てが終わってから聞くと、色々と指摘もしたくなるけど、それは「他人事」だから。
最近、特に思うのが割いた時間やお金を「投資と思うのか?コストと思うのか?」ということ。昨日は昨日で終わり、今日はまた新しい一日。

2023年9月5日火曜日

試される大人。


小学生から高校生へ。来週に迫った「鬼北にぎわい塾」。北宇和高校生が考える「地域をにぎやかにするアイデア」を大人が応援しよう!というこの企画。

北宇和高校生のアイデアは「空き家が増えているので改修したい。キャンプを通して自然を楽しみたい。北宇和高校の魅力を中学生などに発信したい。地域の人たちと交流したい。」の4つ。
で、描いたものの“壁(前に進まなくなる)”にぶつかるのは当然。

でも、社会人だったら、それまでの経験を生かして上手にアドバイスできると思うんだけど、注意点は「正論やキレイ事」を並べそうになること。平たく言えば「他人事だから常識」を並べて終わらせてしまうこと。
高校生からすると、経験値に勝る大人がそういうのだから諦めるしかないか・・・というのは最後の最後の最後でいい。最初からできない理由を並べない!

例えば資金調達でも「いやぁ、資金調達をしたことのない高校生にお金は集められないでしょう」は“それっぽい”けど、やろうと思えばクラウドファンディングやスポンサーを探すこともできる。お金と同等の労働力でもいいかも。
高校生の柔軟な発想に社会人の「アンコンシャル・バイアス」の有無が試される機会。頑張ろう大人!

草の根外交。


打合せが終わると「どうですか?この後は?新しいカフェができたので行きませんか?」と誘われ、たどり着いたのは(こんな所にカフェなんてあったっけ?)という、街の中心部にある十字路交差点から数歩の場所にあった「たずねけりコーヒー」。
聞けば「留学生が働いている」とのことで紹介され、実際にインドネシア出身のコンピューターを学んでいる女子学生が働いていた。

店構えはこぢんまりとしていて座席は2つ、主にテイクアウトなんだと思う。アイスコーヒーを奢っていただき、店内を見渡すと新しいので「いつ、オープンしたんですか?」と尋ねると「1ヶ月を過ぎた所です。」とのこと。
自分では絶対に探せないor探さないので、紹介してくれたOさんのアンテナ感度の良さに感服。留学生は他にもメキシコ出身の学生もいるとのこと。

応対してくれたインドネシア出身の彼女に「卒業したらインドネシアに帰るのですか?」と尋ねると「まだ分からないです。」とのこと。「ゆっくり考えたらいいですよ!」と返す。
留学生は地域にとって財産で、その地域を好きになるか嫌いになるかは、地域との関係性と思ってるから、アルバイトなどができる場所がもっと増えたらいいと思った元留学生(30年も昔の話だけど)。

2023年9月4日月曜日

申請初心者の注意点。


助成金などを申請する初心者に共通するのは「自己(実績)紹介が長い。」こと。
初めてだから自分たちを知ってほしい!という気持ちは分かるけど、過去ではなくこれからが大切なので、ほどほどに。ちなみに、プレゼンがある場合は自己紹介が長いのは致命的な失敗に繋がりやすい(≒限られた時間を無駄にしている)ので要注意。

「事業が散漫している。」きっと、色々できる&したいと描いているけど、第三者からしたら何がしたいのか分からない・・・。になりかねない危険性アリ。
なぜ、その事業をあなたがしないといけないのか?も含めて事業を貫くコンセプト、筋を通してほしい。すると複数の手段を実行するよりも、あえて1本に絞るのも一考。
初心者には勇気が必要な決断かもしれないけどシンプルさ大切。

「自分が言いたいことではなく、参加者が知りたいことを伝える。」これはココ大授業とも同じで、初心者はつい自分の言いたい・伝えたいことを羅列したがる。
でも、完全に間違っていて参加者は自分の知りたいコトを得ようとしているので、そこでギャップが生じてしまうとすれ違ってしまい双方が満足しない悲しい結果になる。
参加者の聞きたいことに自分が伝えたいコトを混ぜられるか?腕のみせどころ。

1,000人以上が参加。


過去2年間の夏は、満員御礼に数日かかっていたのに今夏は40分ほどで満員御礼になり、色々なご意見をいただいたのは事実。
ココ大付属学園の申込方法には「パッケージ」という33日間の通し利用と「単日」というスポット利用の2種類があり、そのバランスは経営判断。今夏は35名/日のパッケージ+5名/日の単日=40名/日で設定。昨夏の平均利用者数は25人/日だったから利用者増を計画に入れる。

ここで起きたのがザワザワ。「5名という単日利用者の枠が少ない」と言う意見もあれば、「パッケージ利用枠を増やしてほしい」という意見もあって、どの意見も一理あり、かつ正解不正解がないので判断が難しかったのは事実。
全ての人を満足させることはできないと思ったし、それだけ高いニーズがあるとも思ったり。

だから、できるだけ応えようとパッケージ利用者には欠席時の連絡をお願いし、キャンセル待ちの単日利用者には当日朝でも連絡を入れることで、5名/日だった単日利用枠は日々6人-10人が利用できて、ザワザワはいつの間にか消滅。
保護者の協力なくしての運営はありえず、大感謝というしかない。おかげさまで保護者とも顔の見える関係性を築けたり。

そして33日間で1,000人以上が利用した事実は産物。子ども達の居場所を検討している方への参考として残す。

2023年9月3日日曜日

常温生活。


朝散歩を再開して日常を取り戻す。途中、県庁前で夕焼けのような朝焼けに遭遇してパチリ。迫力があったなー。
そう言えば朝焼けにを夕焼けに見立てた撮影もあったっけ。朝起きは三文の徳という感じ。

そして日常と言えば「常温生活」に戻る。
ココ大付属学園には冷蔵庫、オーブン、電子レンジを備えていたので冷やしたり(私は冷たいアイスコーヒーを毎日ゴクゴクすることができた。)、温めたり(子ども達のお弁当を温めるなど)することができたけど、片付けてしまったので、グラノーラに常温の豆乳を入れた朝食になる。
*冷蔵庫など持って帰ればいいじゃないか!という問題ではない。

常温生活で我慢できず夜は毎晩活躍したクーラーも、この数日は夜風も涼しく出番が少なくなり常温生活に戻りつつある。朝もすっかり涼しくなり秋に。

食事は相変わらず貧弱だけど、一合炊飯器は大活躍。無洗米との相性もよく、弁当を買う機会が減ったのでプラごみを捨てる回数は確実に減った。

常温生活者にとってこれからは部屋自体が冷蔵庫になるのでベストシーン到来!自分でも何の修行なのか?と思うけど、どこまでシンプルに暮らせるかの常温生活。

アクセルとブレーキ。


ココ大付属学園には「マネジメント」と「リーダーシップ」の両立が必要で、そのバランスを保ち続けながらの毎日は、自分にとっても実践と内省の日々だった件。
勢いだけでリーダーシップをエイヤー!と発揮すると「やり散らかす」こともあるので、後でマネジメントがブーメランとして返ってきて痛いし、マネジメント重視だとコスパ、タイパなど効率性、生産性を意識しすぎて面白くない。
常に両輪だったマネジメントとリーダーシップ。

バランスの保ち方で役立ったのが「これまでの経験値」で、「加減」という曖昧なモノサシの目盛(≒判断)になったかな・・・という感じ。
(これ以上を超えたらマネジメントが大変になる!もうちょっと弾けても全く問題ない!)など、経験値を基にアクセル(リーダーシップ)、ブレーキ(マネジメント)を踏んだり離したり。車の免許を持ってないのに、よく言うわ。と自分にツッコミ。

マネジメントとリーダーシップは相反する部分も多いから、共存は難しいと言う人もいるけど事業の隅々まで知ることができれば可能と結論。
なんと言うかメリハリというか強弱・緩急とも言うのかな。3年経験したからもあると思うけど、事業のツボを抑えた感じ。

2023年9月2日土曜日

モテ期か?


コマーシャル撮影やバラエティ番組の撮影相談の他に、海外番組のロケ地相談など、ココ大付属学園と並行して連絡や調整を続けていたけど、新たに学生によるフィルム・コミッションを研究対象にしたい相談、県外議員によるフィルム・コミッション設立に向けたヒアリング調査、愛媛県のロケ地を誌面で紹介したいという編集者、シナハンに訪れたい海外制作者など、バラエティな相談内容に奔走。

それ以外にも隔月レギュラーのNHKラジオ「ひめゴジ!」では9月5日に「ネット配信作品の広がり」などを紹介予定、10月は南海放送ラジオで「フィルム・コミッション」が紹介するとのことで出演が決まり打合せ中。
これを【撮影のモテ期】と言わずなんと呼ぶのか?
勢いに乗じて、全ての撮影相談が撮影に結びつくことを願いたい!撮影隊が愛媛に来ることで地域には色々な特需や効果が生まれるから!

このモテ期の要因の一つには「離婚しようよ効果」もあり、(やはり有名な俳優が出演する話題作の影響は大きい・・・)と今更ながら痛感したり。
とはいえ、“そうではない作品”の方が多く、コツコツとこれまで通りに一本一本の撮影誘致&支援を積み重ねようと自戒をこめる。モテ期なんて浮かれてる場合じゃないと猛省。

お手紙。


2023年8月31日(木)。18時を過ぎてココ大付属学園の夏が終了。スタッフも帰り、一時間前までワイワイガヤガヤだった部屋の余韻に浸る。
とはいえ、翌日もフツーに来るので鍵を閉めて帰りのルーティンを終えて鍵の返却をしようとしたら、シルバー人材センターの担当者や同じフロアにいる方々とすれ違い「お疲れ様でした。」と声をかけられてしまう。33日間、お騒がせしました。

帰宅して、保護者からいただいた手紙を読む。そこには我が子が「明日の予定を考えながら過ごすしていた姿」や「毎日のできごとを笑顔で教えてくれる姿」「学校や家とは違う表情だったこと」などが綴られていて、感謝の言葉で締められていたけど、感謝しなければならないのは私たちの方で、子ども達との信頼関係の構築に全力を尽くしたつもり。
それが「インチキ先生」という間柄であり、自分で考えることの大切さを伝えたつもり。

直接の事業対象者は小学生だけど、この事業のもう一つの対象者は子ども達の後ろにいる保護者であり、その保護者にとって少しでも貢献できたなら意義がある事業と思う。
わざわざ、ご自身の時間と労力を割いてまで書いてくださった内容は、我々が知らない家庭での子ども達の様子で(そうだったんだ!)と、こちらも新発見!