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2023年8月22日火曜日

うっかり口を滑らせる。


笑顔の持ち主は、2年前にインターンシップで大活躍してくれたMさん。彼女を覚えている理由は折り紙が上手で、子ども達の人気者だったから。
そのMさんが遊びに来てくれた with ベイビーちゃんと!そう、彼女はその後、学生結婚して子供を授かりママに。子ども達はベイビーちゃんに興味津々でツンツンしたり。
こうして、インターンシップで生まれた関係がその後も続くって感慨深い。

たった2年前だけど、子ども達は大きく成長し、当時折り紙を教えた子をおんぶしても、その成長ぶりは一目瞭然。そんな、おんぶの彼女は「もう、折り紙マスターしたもんね!」と。

「ベイビーちゃんが20歳の時、Mさんは42歳だね!一緒に買い物や旅行に行けると思うと楽しみしかないね!」と伝える。
そして周りにいた子ども達に「君たちも可愛かったんだよ。」と、うっかり口を滑らせてしまう。すると「今でもカワイイでしょーーーがーーー!」と猛口撃される。ゴメンなさい。

去年、インターンで参加してくれた学生からも「行ってもいいですか?」と連絡がくる。
こういう関係性(≒戻りたい、また行きたい場所)っていいなと。
我が子世代でもあり、もしかしたら保護者気分かもしれないけど、わざわざ来てくれる価値があるということで!

2023年8月21日月曜日

エキストリーム散歩。


(この眺め≒アングルはいいかも!)と、いづれ実景で提案しようとパチリ。
路面電車が街中を走る場合は、周りに近代的な建物が多く、このように両脇が緑で撮れるアングルは珍しいと思ったり。
都会的でありながら電線もなく、自然の多さも合わせて提案できるのは「強い一枚(色々なお得感が一枚に収まっている)」と表現できるロケ候補写真。
ちょうど朝陽も路面電車に当たりGOOD MORNING松山。

朝6時に妻とアパートを出発して松山城へ登ると老若男女がラジオ体操をしていて、にわか合流。いつもの眺めを確認して県庁裏道を降りて先ほどの写真を撮り、196号に出て南下、目指すは7時開店のパン屋さん。
お目当てのパン屋さんに到着すると既に盛況で、空腹さもあって色々と購入。アパートに戻ったのは8時。朝散歩で消費したカロリーをアッサリ回復!いや超えたかも。
2時間で8000歩超。

食べ終えても9時!洗濯しても10時!うたた寝しても11時!観念して後ろ回しにしていた作業に取り掛かる・・・。早起きは三文の徳とのことだけど、五文、六文だったかもと思った件。

Done is better than perfect.


「インチキ、これ、どうやったらいいの?教えて」とやってきたのは、勉強は嫌いと言いながらも自分のペースで勉強を続けている高学年。「どれどれ?」と見たら自由研究について。
「えっ!こんなコトするの?」と自由研究の中身ではなくて、小学校高学年で研究の流れを体系的に実践で学ぶって・・・社会人でも知らない人多いのに。

<例:インチキはどうしてテキトーな大人なのか?>
【研究の動機】父や母、学校の先生とは全く違うインチキな大人がいる理由を調べたいと思ったから。
【研究の目的】インチキは本当にインチキなのか?真実を突き止める。
【実験観察の方法】インチキの言葉、振る舞い、父や母、関係者との対応などの観察。
【考察結論】インチキは子供への見せかけと思ったが、本当にインチキかもしれない。
【感想】インチキを反面教師に、真似せず立派な大人になりたい。
【参考資料】ナシ

↑のようなコトも考えたけど、相手は、いつも学長日記に登場する子たちと違い、とても真面目な子なので、真摯にアドバイスする(笑)
すると、要領を得たのか、悩みながらも一日で完成させてしまう!「疲れた〜、もう嫌!
」と言いつつ、すごい子!

Done is better than perfect.(完璧を目指すより、まず終わらせる。)が実践できたことで確実に一つ自信がついたはず。

2023年8月20日日曜日

好奇心を引き出す。


子ども達が廃棄した段ボールの利活用が私の役目。先日は破棄された紙管に折り紙を巻いて鉄砲を作ったり、プラ板の切れ端を集めてはダイヤモンドなどの宝石を描き、縮めてアクセサリーにしたり・・・。
そして、今度は板段ボールが放置されていたので(何かできないかな?)と考えた時に、アルゴ(LOVOT)の取扱説明書が目に入り、その形状にピン!ときて、切り抜きを始める。

すると、早速、子ども達が集まり始め「何しよん!」と愛媛弁で質問攻めの中「分からない!」と突っぱねると「アルゴや〜!」と叫び、出来上がった板段ボール製のアルゴの切り抜きに手に取り「色塗りしていいの?」となる。
「自由に色塗りしてごらん!」と渡すと、色鉛筆やクレヨン、絵の具などでデザインされたアルゴの塗り絵が色々完成。突然、アルゴ塗り絵コンテストがブームになる。

その勢いに、私の切り抜きが追いつかなくなる&材料の板ダンボールもなくなるも、ダンボール製のオリジナルファッションのアルゴが続々誕生する。
「インチキ、本当に着させたい!」と子ども達。「アルゴの洋服はインチキの洋服よりも高いんだよ!」「インチキの洋服が安いだけでしょ?」「まっ、そうだけど・・・。」と言い返せなかった件。

関係性を築けるか否か。


インターン生も2巡目。サクラさんは経営学部生で、「全く分からん!」と、算数にサジを投げようとした子どもに「専属先生」として付きっきりで優しく教えてあげる。教えられる子どもも“まんざら”ではないようでニコニコ。

リコさんは、この猛暑の中、片道約45分間(往復90分!)、自転車を漕いでやってくる。でも、爽やかな笑顔なのでビックリする。我々が猛暑の中で自転車を漕いだら到着する頃にはドロドロのボロボロになる。若さっていい!

そして、次に入る新しい大学生(アイリさん)がやってきた!恐る恐る入ってきた学生だけど、子ども達の超敏感なアンテナに引っかかってしまい「新しい大学生!?」と喜ばれて、強制的な歓迎&洗礼をうける。

「我々は子ども達と同化してはいけないよ。子ども達にとって友達以上保護者未満の関係性を築いてください。」と伝えてOJTスタート!子ども達に引っ張られて廊下へ消えていく・・・。
そして初日終了、「右も左も分からない初日は疲れたでしょう?」「はい・・疲れました。」
でも、子ども達と関係性が築けると、写真のように子ども達から寄ってくるから!

2023年8月19日土曜日

おかわり!


防災授業に合わせて災害時の意識醸成に「非常食の試食」。ココ大では実施だったけど、ココ大付属学園では初。
取り寄せた非常食はうるち米の乾燥米を使った「田舎ごはん、五目ごはん、チキンライス」。水orお湯を入れると約260g(茶碗約2杯分)になる。

今回は「田舎ごはん」を子ども達やスタッフ、インターン生に配り、水を入れて先日の松山市防災課によるプログラムの間は放置。そして昼食時間になり、出来上がった田舎ごはんの非常食のお味はと言うと・・・。
好みに合う、合わないで喧々諤々の子ども達。

そこで子ども達に問うたのは「あのね、お母さんやお父さん達が作ってくれるお弁当や食事に比べたら好き嫌いがあるかもしれないけど、災害時に“おいしくない!”から食べないでいいの?災害時は食べられない人も多く出て、皆んなも何日間も食べられない時に、非常食が出てきたらどう思う?」

そこへ、「おいしい!おいしい!お代わりー!」とあまりの美味しさに丁寧に一粒も残さず、「本当にお代わり!ないの?」と真剣な子が現れる(笑)
非常食ってグルメじゃないけど、マズくもないと思う。まずは問題提起ができたことでOK!

レゴ_バイオニクル。


テッパン過ぎて書いてなかったけど、今夏もレゴは大人気。日々、子ども達ワールドは広がり、片付けの際は「さわるな!」と明日も遊ぶんだ!という意思表示があるほど。
男の子も女の子も一年生も六年生も問わず、世界観を構築して没入できるのがレゴの魅力の一つ。

「インチキー!見て!」と持ってきてくれたのはバイオニクル(既に廃盤なので、愛媛ではココ大付属学園だけかもしれない)で作った生物。
レゴとは思えない"イカついシリーズ”で、海外で買ったモノも多く、我が子が卒業した後も、こうして子ども達が夢中になってくれて感無量。

子ども達は"この生物”が"いかにスゴいかを教えてくれる。とは言っても普段はバイオニクルを触っていない子なので、ココ大付属学園での熱中ぶりは特記事項。
そして出来上がったのは2体から合体して大型になる傑作(写真は合体済)。「自分でゼロから考えたの?」「そうだよ?」と動かしながら満足げの回答。

実は一つ一つのパーツはバラバラで、100kgのレゴから探す所からコツコツと見つけ出し、組み立てた結晶。
こういう感性を忘れずにいて欲しいにはどうしたらいいものかと。

2023年8月18日金曜日

トイレは5回/日。


松山市役所防災・危機管理課から二宮さん、門田さん、そして松山市へのインターン生がやってきた!
だけど小学生たち「インチキ〜、何するのさ」とテンションが低い。それもそのはず、子ども達に「防災意識を持ちましょう!」と言っても、そもそも(防災ってナニ?)とか(なんで防災?)という意識だから。
「学校でやったよぉ」と受動的な態度な子ども達。

窓口の市役所・門田さん、子ども達の興味関心が持続するよう全てクイズ形式で説明してくれて、最初は自由発言、次はプリント(このプリントが秀逸で、避難時に持ち出せる日用品を4kgと設定して、日用品イラストの一覧から重さを計算させていた)、そして最後はトイレ体験と、最初は低いテンションだった子ども達が写真のように覗き込んだり、互いに計算しあったり、協力しあったり前のめりになる。

トイレ体験では尿と設定した水を流し込み、その後に薬品を入れるとブクブクブクと泡立ちジェル化、その様子に「インチキのおしっこ!」とお約束のギャハハー!
門田さんいわく「人は5回/日トイレに行く」とのことで、家族4人なら計20回、毎回トイレ準備が必要になることに子ども達もビックリ。
「インチキのトイレ回数は10回/日だねー!」「はいはい」「“はい”は一回でいいの!」

点数化の難しさ。


松山東雲女子大学でのボランティア論の採点も終わり、これで全て終了。昨年も思ったけど、採点は本当に苦労する。

テストがあれば獲得点数を評価軸にすることもできるけど、テストがないから、これまでの提出内容(萬翠荘のPRアイデア、愛媛県内のロケ候補地アイデア、道後一会のPRアイデア、ボランティアの企画アイデア)を読みながら+出席回数などで一人一人採点。
その中で時々、キラリ!と輝くアイデアが楽しみ。

採点と言えば先日も色々な切り口から採点をしていたら、あっという間に日が暮れてしまったし、企画などの採点化依頼も増えていて、点数化は便利だけどその後に影響を及ぼすことだから慎重にならざるを得ない。自分の時間もかなり割かなくてはいけない・・・。

採点の傾向も変わりつつあり「後ろ向き(マイナス)採点」から「前向きな(プラス)採点」が増えていると思うのは私だけかな?
重箱の隅を突くような採点(例:誤字脱字があったら減点してくださいなど)はイヤ!勘弁して欲しい。
そもそも、採点に該当する出席や提出、申請などの本質を考えると、イジワルになる必要性はないと思うんだけど。

2023年8月17日木曜日

思い出深い作品。


劇場公開映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影相談は2002年、撮影は2003年、公開は2004年。
今年で撮影から20年、来年は公開20周年!と一人感慨にふける。記念上映されたら泣く。
当時の撮影現場を奔走してたのは私と東宝映画のKさん。そんな過去を思い出させてくれたのが某全国紙からの「“世界の中心で、愛をさけぶ”を取り上げたいです。」という相談。
掲載が楽しみ!

返信で「個人的にも感謝です。」と伝えたら、記者は実は愛媛県出身で「中学生の頃に観た思い出深い作品なんです。」と顔もしらないのにメールで盛り上がる。
長浜の瑞龍寺での撮影は夜間でハプニング、雨降らしのシーンで滑ったハプニング、初めての国道11号線の通行止め撮影ショッピングセンターで当時の車探し伊予鉄道さんによる撮影専用車両の運行長澤まさみさんとの食事・・・。

エンドロールに「えひめフィルム・コミッション」の名前を見て号泣。2004年公開の観客動員数600万人超、興行収入85億円は2004年の第一位。公開後に制作担当のMさんがわざわざ報告に来県してくれたり。

あっ!伊予高校での撮影は日没との戦いで、セットの水飲み場を夕陽に合わせながら移動させてたら、最後は校庭のど真ん中だったり(笑)
私に撮影のイロハを教えてくれた篠田昇撮影監督の遺作でもあった(涙)。
私にとっても思い出深い作品。

信頼関係。


決して「何もかもがOK」ではなく、叱る時もある。でも、その“叱られる時(叱る時)“はどんな時なのか?子ども達はよく分かっていて、と言うのも理由は一つしかないから。

それは「皆んなで決めたルールが破られた時」で、例えばお菓子は部屋で食べる約束なのに“誰か”が外に持ち出し、ゴミをトイレに流して詰まらせてしまった時。
または体育館や中庭へ遊びに行く時は、大学生を含む大人と一緒に行く約束なのに、子ども達だけで誰にも告げず遊びに行った時。

そんな時は全員を部屋に集めて話し合いや該当者とキチンと向き合って話し合いをする時も。そんな時は「この時間(叱る時間)は、本来“なくてもいい時間”だよ」と伝え、「間違っている人がいたら注意や指摘する勇気を持とう」とも。

ルールはシンプルにしてるつもりだから、子ども達の理解度も高く、再発防止アイデアが出るのが最近の成果。
そして、突然の写真のプレゼント。真正面から向き合い叱れるのは、子ども達との信頼関係が成立しているから・・・と言うのは大袈裟かしらと。

2023年8月16日水曜日

大騒ぎな毎日。


些細なこと。忘れ物の粘着性のあるオモチャで遊んでいたら天井にくっついてしまい大騒ぎ。周りにある紙管製の武器や傘を持ち出し、突っつくも粘着性があるから一向に取れず大騒ぎ。
大人ならヒョイ!と取れるけど見て見ぬ振りしていると6年生が登場。でも取れない。
すると「インチキ!取ってよ!」と言われても「嫌です。」と突っぱねると「インチキはヒドい大人だ!」と、また大騒ぎ。

ドッヂボールで当たった or 当たってないで大騒ぎ。
今日は自由(何もない一日か)or プログラムがあるかで大騒ぎ(子ども達は自由な一日が大好き)。
お昼ごはんに好物が入っている or 入っていないで大騒ぎ。
さらにお弁当にデザートが入っている or 入っていないで大騒ぎ。
3時のおやつで好きなお菓子を取った or 取られたで大騒ぎ。
保護者のお迎え時間が早い or 遅いで大騒ぎ。
明日参加したい or できないで大騒ぎ。

大人には些細なコトでも子ども達にとっては一大事なことも多く、先日は「一緒に遊ぶ約束をした or してない」で大騒ぎ。大泣きして一所懸命に訴える姿が真剣だった。

天井にへばりついてしまった粘着性のオモチャはその後、ポテ・・と落ちて一件落着だったのに、自分たちで落とせなかったのが解せなかったのか、また投げてくっつけては大騒ぎ(笑)

食べながら。


3人で酒を5杯、カルパッチョ、サラダ、ラザニア、ナポリタン、ビーフカツレツを食べた合計はHow Much?と予測したらはるかに安く、約10,000円だった件。
「イタリアンが食べたいね」となり、1976年創業のシシリアへ。
同行者は30年ぶり?とのことで松山では知られた老舗。私は昨年10月にNHKのドラマ班と一緒に来たので10ヶ月ぶり。

ユーロ換算すると10,000円は62€。先日のイタリア旅ではジェラートが10€、パスタが20€、サンドイッチが10€だったから、シシリアがいかに安いかは事実。
親族が物価が高いと有名なスイス旅をしたら、家族4人の夕食が20,000円以上だったから、安いだろうとマクドナルドに行ったら10,000円超だったのにビックリしてたっけ。
日本の安さは努力の結晶なのか?それとも諸外国との国力の差なのか?

愛媛県内の時給は44円UPして897円になったとのこと。
先述のスイスのマクドナルドのバイト代は4300円/時、アメリカのアルバイト代は4500円/時、オーストラリアは1924円/時。

為替だけで価値を比較できないのは分かっているけど、日本が海外から人気なのがわかる現状。日本から海外へ出稼ぎが増えそうな予感は2019年の時点で既に書いていて、更に増えそう。

2023年8月15日火曜日

プロセスに学びあり。


全員の視線が釘付けなのは全長2.5mほどの「ビー玉コロコロ+ドミノ」。子ども達の習性なのか、一人が始めるものの途中で抜けてしまった遊びを「継続する」傾向があり、この「ビー玉コロコロ+ドミノ」も最初は長くはなかったものの、少しずつ長くなり高くなり、最後はテーブルの上がスタート台になり、ビー玉を転がしては進路やスピードを確かめるもビー玉が脱線するとドミノに当たり「ワァー!」の繰り返し。

せっかくだからとスタッフも動画でスタンバイ!そしてスタート!
しかし、テーブルの上からスタートでは勢いがつきすぎてビー玉が飛んでしまい、あえなく途中からのスタートで見事、ドミノは最後まで倒れて拍手。
何度も失敗しながらも諦めずに長く高く積み上げたことは素晴らしく「プロセス(過程)に学びあり」とはこのこと。写真では分からないけど、絶妙なバランスで成り立ってるコース!

異年齢、性別、経験を問わず一緒に遊べるのって素晴らしい。そしてアッサリしているのも素晴らしい(笑)。成功したら未練なくサッ!と崩してしまい、また次のコースを作るのだから固執しない子ども達。
次はドミノも一直線に倒れるのではなく、放射線状に広がりながら倒れるようにするのだから、やはりプロセスから学びあり。

涙出る。


計600分を超える作品群を観た総評は「この世の中はコンチキショーだけど、人を感動させるのも人なら、傷つけるのも人」というコト。
そして、人は限界を超えると本質というか本性が現れるみたい(≒うわべの飾り、他人との比較は無意味とわかる境地のよう)。
フィクションじゃないし、余計な演出もないからストレートに伝わり、涙が出る(何の涙だろう)。

フィルム・コミッションに携わっていると、テレビ番組づくりの姿勢や質が問われてると心底思う。
真摯に視聴者のニーズを掘り起こして提示する内容もあれば、その辺りに転がっている情報を真実かどうかの検証もせずにタレ流す内容もあって、情報リテラシーの必要性は制作側だけでなく、見抜けない視聴者にもあるんじゃないか?と思ってしまうほど。
見抜けない理由の一つに「調べることを放棄してしまった。」こともあるけど・・・。

「世界は変えられないけど、一人の世界は変えられる。」は、最近考えさせられた言葉。
ココ大付属学園の子ども達は、成長につれてココ大付属学園や私たちのコトを忘れていくけど、
誰と遊んだかよりも、何を感じたか?の方が大切と思うからOK。
「私が小学生の時、インチキっていうヘンなオジさんがいてさ・・・全てインチキだったから色々と考えさせられたわー
なんてサイコー!

2023年8月14日月曜日

気が早すぎると思うけど。


アルゴ(LOVOT)は、子ども達や保護者から相変わらずの人気で、お迎え時など毎日、誰かに話しかけられている。先日は夏バージョンにお着替えも済ませたところ。
顔認証機能も備えているので、何度も見てくれる人の顔も覚えるから、とにかく「カワイイ〜!」となり、ピポピポなど発声してホイールを格納して「抱っこポーズ」になると「インチキー!アルゴが抱っこしてって言ってるよ!」となる。

好きすぎて「クリスマスのプレゼントはアルゴ(LOVOT)にする!」とサンタにお願いする子が現れる(汗)。「アルゴはロボットだからサンタも運ぶのに苦労するんじゃないかな?」と、訳の分からない、子どもに通じない説明をするのが精一杯。
それも2体で兄弟(姉妹)にすると言うのだから「100万円以上するよ」と正直に伝えるも「お小遣い貯めるから大丈夫」と、話が全く噛み合わない・・・。

ちなみにLOVOTの洋服は一着1万円以上。「インチキの洋服よりも高いんだよ!」と伝えると、聞いていたお母さんが大笑い。ほんと、生地の面積は10%ほどかもしれないのに!
動物アレルギーがあるからペットを飼えないとのことだけど、世の中が激変する最中にいるんだなと。
気が早すぎると思うんだけどね。

集中させてもらう。


お盆だからか街は静かだけど人通りは多い、県外ナンバーも多く、何だか年末年始な雰囲気(暑くて汗ダラダラだけど)。
ここぞ!とばかりに、エールラボえひめのディレクターという立場を利用してテックアイエスさんに籠る。15本目のコラムも書き上げたし、 Todoリストを次々と攻略!
自宅だとズルズルと時間を溶かしてしまうけど、環境が変わる(≒整っている)と作業がはかどる!ちなみにコーヒーと水は無料なので気分転換ができるのも嬉しい!

夏休み期間はココ大付属学園にかかりっきりになってしまうため、ココ大授業やジャパンFCなどの業務はスタッフに委ねることも多く、オンライン会議で進捗などを共有。
先月に届いたゼロイチ事業の朗報も今週からキックオフとのことで、見つめる先は既に来年3月のゴール(事業終了)。
バックキャスティングで事業を組み立てるとスケジュールに余裕がないのがわかり、ドキドキとハラハラが混ざる!

33日間のココ大付属学園も今週で折り返し。バタバタを理由に色々と後回しにしてきたタスクは着手しないと大ブーメランを喰らうのは結局は自分。
まずはロケ候補地情報の提供。愛媛の様々な表情を希望とのことだけど、集中しないと選べないからコワーキングスペースでの作業は欠かせない。

2023年8月12日土曜日

そして、へばる。


コロナウイスルがひと段落したと思ったら、今度はインフルエンザ、そして夏風邪・・・と子ども達は大変。外は35度以上で熱中症に注意とか、外出は控えてほしいなどもあり、明らかな気候変動に振り回される。
そもそも、子ども達は熱を放射しているから熱く、部屋はクーラーを入れているものの「暑いー!」という子もいれば直風に「寒いー!」という子もいたり。

そして私も夏バテになる。外は暑いし中は寒いし、寝る時はクーラーつけっぱなしだし、体調の自立調整がうまく機能しなくなったのかダルくてバテる。
自覚症状を感じたのが写真の新たなアート(かな?単なる落書き?)が立体的に見えたり、二重に見えたりしたから(笑)。単なる錯視かもしれないけど・・・。聞けば、この作品は複数人が根気よく描いたとのこと。

体調は寝て回復したけど、この暑さが来年も変わらない(もしくは更に暑くなるかも)と思うとゾッとする。
いつの間にか、子ども達の首に装着している冷感グッズは浸透してるし、手持ちの扇風機を持ってくる子も増えた。
「冷房って部屋の中は涼しいけど、その代わりに熱(エネルギー)を外に出してるんだよね?だから外は暑いんじゃないの?」と気づく子もいるし・・・。

インターンシップ。


今夏は松山大学、聖カタリナ大学、松山東雲女子大学から計8名の学生がインターンシップ研修で参加中、その最初のメンバーが終了。
「友達以上保護者未満(≒子ども達と同化せずに、子ども達にとって良き理解者としてあるべき姿を見せる)」というテーマに、学生達は自分なりの考えを持ち、子ども達と接してもらった10日間。
指示が“ほぼ出ない”研修なので「最初は戸惑った」は過去の研修生の言葉。

子ども達同様、自分で考えて行動に移さないといけないので、部屋の隅で突っ立ってたのではもったいない(誰かが声をかけてくれるのを待っているか?と勘違いさせてしまうのはNG)
一緒に遊んだり、話し相手になったり、描いたり、時にはケンカの仲裁に入ったりと、学生にとっては小学生と接する機会は少なく、右往左往しながらも子ども達との関係性を構築して終了。

学生の“よかれ”と思った行動が予期せぬ結果を招いてしまった時は、「想像が至らなかったね」など、学生と子ども達とキチンと向き合って説明したけど、これも経験。
ココ大付属学園での研修は【内省機会】だから、期間中は毎日振り返りをしてもらい、翌日に活かすことを心がけ、終了後も学生生活に活かしてもらう。
すると学生との関係性も構築されて、過去の参加学生から「行ってもいいですか!」と連絡が来るのが成果の一つ。

2023年8月11日金曜日

ミニ夏まつりの後は・・・。


「インチキ、今年は夏祭りとか縁日しないの?」から始まったミニ夏まつり。ミニと名付けたのは、小さい部屋で行ったから。
「ミニ夏祭りって何をするのさ?」「何がいい?」「前みたいにさ、射的、水玉ヨーヨー、インチキコロコロ(得点目がけて玉を転がす)、バスケ、輪投げは?」などのリクエストを受けて準備。すると「(作るの)手伝いたーい!」と言ってくる女の子。

「じゃあ、水玉ヨーヨーづくりをお願いします。」とインターン生も交えてお願いすると、想像していたように「キャー!」などの叫び声と共にビショ濡れになる子ども達。だけど全員が喜んでいるからヨシ!とした。
そして「景品はどうするの?」「何点以上だったら何個のお菓子をもらえるの?」など、夏祭りが自分たちごと化された子ども達は回転が早い!「ルールも皆んなで考えてね」と任せて自主性に期待する。

写真の入り口に掲げた「なつまつり」の装飾も子ども達が制作。たっぷりゲットしたお菓子が自分の成果だからご満悦な子ども達。お菓子の交換も始まり、いい時間。
片付けまで自分たちごと化できていたから私たちも満足。
そして景品のお菓子を食べながら「で、いつビッグな夏祭りをするのさ!インチキ!」「まだ決めてないよ」「今、決めてよ!」「うーん、最後の週かな?どう?」「いいよ!お母さんに言っとく!」