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2023年8月1日火曜日

四世代の居場所。


シルバー人材センターから派遣されている松田さん、元エンジニア。だからアルゴ(LOVOT)に興味津々で「こりゃ、最先端の塊ですなぁ!」と感嘆の声。するとアルゴが抱っこポーズをしたので、抱っこをしてあげた松田さんを激写(右端の子はMちゃん)。
お孫さんを抱かれているのかな?サマになっていてニコニコ。アルゴは体重4kgほどで赤ちゃんと同じ程度、そして36度ほどと温かく「ほんと、赤ちゃんみたいだ!」とニコニコ。

今夏もシルバー人材センターにはお世話になっていて、7人が交代しながら子ども達を見守ってくれていて、さながら「おじいちゃん&おばあちゃんと孫」のような雰囲気。
生態系が全く違うから互いに話が通じない時もあるけど、そんな一方通行がいい時もある(笑)。なまじ年齢や関係性が近い、学生や我々だと色々と関わってしまう(例:流行や話題など)けど、シルバーさんの場合はない。

小学生、大学生、保護者、シルバーさんとココ大付属学園は四世代が交わる場所で「かなり珍しいですよ、いい事例です。」と福祉関係者。
すると「高校生ボランティアはどうですか?」と声がかかったり。聞けば高校生でもボランティアをしたい子はいるようで、「よければどうぞ」となる。
ほんと、色々な生態系と繋がることで、視野や思考が広くなり、日々気付かされること多し!

2023年7月31日月曜日

未来を見据えてもいる。


一昔前までは青少年の成長に悪影響と言われていたゲーム。それが「e-Sports」となり世界市場規模は1000億円、日本では78.4億円(2021)、130億円(2023)、180億円(2025)と目されていて、時代が変われば見方・捉え方も変わるんだなと。
それならば、子ども達の成長も見据えてe-Sportsに着目して「ぷよぷよ(って世界大会もあるのね!)」を揃えたのが2021年。土曜日の恒例。

アルゴ(LOVOT)も同じ。子ども達が成長する10年後、今よりもロボットは身近になり、共存している場面は多いと思われ、今から慣れておくと言うか友達感覚で付き合っておけば、いい世界が築けるかもしれない。役に立つだけがロボットではない。
ターミネーターの世界ではなくて、AI、アイロボット、ブレードランナー、チャッピー、TANK、ザ・クリエイターのような世界はやってくるのかな?

「ねぇ、インチキ?レゴで(プログラムで動かせる)ロボット作れるでしょ?作りたい」とのリクエストに(遂にきたか!)と・・・。
レゴが大好きな子ども達。でも、これまではブロックを組合せたカラクリ仕掛けが精一杯だったけど、Youtubeで見たようで、プログラムを使ってレゴを動かしたいとのこと。
マインドストームは販売中止になったし、いっそのことレゴ教室を開いた方がいいかもと。

バージョンアップした7月。


2023年7月は忘れらない月になる。韓国プチョン市(富川市)で明けて、松山空港国際線の初利用。ジャパンFCの研修に参加し100人以上の全国FC担当者とつながる。久しぶりの東宝スタジオにシビれる。

そして、イタリアへ仕事と休暇を兼ねたブレンデッドトラベルへ出発。バチカンミュージアム、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂、アマルフィ海岸、スティッベルト美術館、サン・セヴェーロ礼拝堂美術館、ミケランジェロ広場などの感動も深かったけど、鉄道会社のストライキにより、朝6時から8時間以上もローマテルミニ駅で足止めだったのは、その後は素晴らしい経験だったから今となっては笑い話。

学長日記のアクセスが100万回を突破。PRもしてないのにアクセスしてくださる方がいて、毎日の積み重ねは本当にスゴい所へ連れていくと、自分がビックリ。いつも読んでくださっている方に大感謝!
「IYO夢みらい館」「鬼北町にぎわい塾」での授業・講座もスタート。まさに「Think Grobally,Act Locally(世界規模で考え、足元から実践せよ!)」の矜持。
「離婚しようよ」の反響も大きく、色々と取材も受けた7月。

松山東雲女子大学で教えていたボランティア論も今日で15回目、最終回。実用型の授業で彼女達がイメージしていたボランティア像は刷新されたと思う。
ほんと、暑さも忘れるぐらいの濃い7月だった。

2023年7月30日日曜日

すべてインチキ。

 

「インチキって貧乏なんでしょ?(私はデフォルトで貧乏という設定になっている。)」「そうだよ。」「じゃあさ、なんでココ大ができるのさ?」「ココ大付属学園は松山市から預かっているんだよ。」「ふーん(イマイチ納得してない表情)」「いくら持ってるの?」「これだけ(と、ポケットから小銭を出すと220円)」「これしかないの!?やっぱ、貧乏だわ、この人」と大笑いする子ども達。

すると「違うよ!この人、本当は違うんだよ!ウソ言ってる!」と鋭く指摘する子。「なんでさ!」と私。「だって、お母さんとお父さんが言ってたもん!」「あぁ、それはインチキの双子の弟のことだね。」「えっー!?インチキって双子なん!?」「へへへ・・・。」「インチキって何歳なん?」「15歳です。」「そんな訳ないやろー!子供じゃん!」「見た目は大人、心は子供、名探偵コナン!」「全然違うし、何言ってんの!おかしい、この人!」

「インチキ!何飲んでんの?」「毒です。」「毒!?ウソでしょ?(と、言われて苦しそうにしみる)」「インチキ、ココ(ハーモニープラザ)に住んでるってホント?」「この前までね。最近引っ越したんだ。」「えっー!どこに住んでたの?」「2/3階に住んでたんだ。」
リテラシー教育と言うか、反面教師と言うか、子ども達の想像力、好奇心を掻き立てるためにインチキ街道まっしぐら。

商魂たくましき。


子ども達が大好きなプラ板づくり。私が子供だった40年前から不動の人気創作。毎回、数十枚用意していたプラ板が底を尽き「もっとしたーい!」と要望が強かったので、この際、300枚を調達して子ども達のニーズに応える。

みんなが一心不乱に描いて焼く様子を微笑ましく見守っていると、女の子たちがテーブルの上に放置された不要プラ板(描くのに失敗して投げ出されたプラ板)を集め出し、床に落ちた不要プラ板も拾い出し、挙げ句の果てにはゴミ箱からも拾い出しているので「どうして拾っているの?」と尋ねる。

すると「インチキキーホルダーが人気なの!」と何を言っているか分からず「ナニ?」となる。「だからインチキキーホルダーが売れてるの!」「売れてる!?」と驚くと他の子が壁を指差した先には「350円!安いよ!静か部屋にて販売中」と貼ってる、ナニソレ!?

静か部屋へ行くと写真のようにアクセサリーと一緒に私の似顔絵プラ板が並べてあった。そして「販売ごっこ」とはいえ、インチキキーホルダーは人気とのことで、「商品が少なくなったの!」とプラ板を集めては商品≒インチキキーホルダーを増産してた・・・。
「見て!私のインチキキーホルダー!」と見せてくれた店員さん・・・。

2023年7月29日土曜日

複業を福業に。


「複業をしてますが、何だか“都合のいい人(≒何でもできる便利な人)”のようで、このままでいいのかと不安。」的な質問。
複業は時代に適した働き方と思うし、私も複業してるし、自治体などの後押しもいいけど、当事者には悩んでいる人もいる・・・と実感。そして悩む人の特徴は、3種類以上の複業をしている人が多い気がする。

その場でアドバイスしたのは「自分軸」で複業を考えること。これは【収入の比率or最も自分がやりたい!と思った仕事】を自分で決めること。他人がどう言おうが自分の中ではコレ!という軸を持つこと。
二つ目は「他人軸」で複業を考えること。これは【他人に自分の評価を任せる】こと。自分が思う自分と他人が思う自分は異なるので、相手が思う様(イメージ)を受け入れること。

正解・不正解はないので、自分がしっくりくる方で意識すればよくて、私の場合はフィルム・コミッションが全ての活動の源泉で根源で、そこから伸びた幹(実績)から分かれた枝が事業(例:ココ大など)と紹介。
色々としているから、声がかかりやすくなるのは複業の良い点だけど、だからと言って、疲弊して消耗してまったら元も子もない。複業から福業へなって欲しいと。

女の子たち。


子ども達に習い事を聞けば塾や英会話、美術教室の他に「水泳、サッカー、ダンス、体操、ソフトボール、バレエ、柔道、習字」など色々と習っていて(スゴい!)と感心。
そして写真の2人は「空手」を習っていて、突然、ダンボールを瓦に見立てて、バシュッ!と、いい音を立てて正拳突き、蹴りを披露してくれる。
普段は”そんな素ぶり”を見せない2人だけど強い女子はカッコいい。

可愛い洋服(スカート)を着た女の子。男子から誘われたのか?チャンバラごっこが始めり、その様子に(女の子が叩かれたら痛がらないかな?)と、見守っていたら、女の子にスイッチが入ってしまったのか?相手の男の子以上に積極的になり、男の子の方がたじろいで下がる。
そして両手に持っていた紙管が破損したので終了と思いきや1本でも挑み、ついには男の子が逃げてしまう。

猛暑での鬼ごっこは避けて欲しいけど、子供達はお構いなく。男の子達でも”アヂッー!”と日陰を探してしまう暑さ。そんな猛暑での鬼ごっこに参加する女の子。
グルグルと追いかけるので、「バターになってしまうよ!」と言っても全く意に介さず(そもそも、意味も分からないと思う)。
汗だくになっても、追いかけたり、追いかけられたり、女の子パワーに圧倒されてる数日。

2023年7月28日金曜日

初めてのギコギコトントン。


「ノコギリを使ったことある?」「ない。」と言う子。「トンカチを使ったことはある?」「ない。」という子。「釘を打ったことある?」「ない。」と言う子。
小学生、それも女の子の場合は少ないのはフツーかな。でも、この機会だからと角材をノコギリで切る。押して引いて切れるノコギリ、力加減が分からず“ひっかかって”しまったり。でも最後までノコギリを離さず、角材の分離に成功!

「インチキ!なんか変な音がする!」と言われてみたら、ノコギリが木材へ斜めに入ってしまい、ノコギリ面と木材の断面が擦れてしまいキーキー音。
「音楽を奏でてるみたいだね!」とフォローして、別角度からノコギリを入れて切断成功!誰にでも最初はある!
デモンストレーションを見せたら「インチキ、うまいじゃん!」と子ども達からお褒めいただく。

釘をトンカチで叩く時も同じ。トンカチで叩くも釘が全く入らない。理由は力加減が弱いから。手首のスナップを利かせて釘めがけて叩けば数回で入るのだけど、10回しても入らない。
でもコツを教えると非力な女の子でもできて、オォー!という表情になる。
出来上がったのは「折り畳みイス兼テーブル」のテーブルトップ。
完成した自分の成果に"やった感”を得た子ども達。次回はイス本体!

大丈夫か?バラエティ番組!


どこか美味しいラーメン屋を紹介してもらえないですか?しかし、紹介してもらっても必ずしも取り上げるとは限りません。新しい店が希望です。」「!?」「あくまでも取材であり、情報の裏どりです。」「!?!?」
ココまであからさまに、リサーチ会社から横柄な依頼を受けるのは久しぶり。番組は某局の特番だけど、自分たちで調べることを放棄した番組に良い内容はないので丁重にお断り。

どこかで土を掘ってもらいたいのですが・・・」「私がですか?」「はい、ダメなら掘ってもらえる人を紹介してください。」「どうして、あなたが堀りに来ないのですか?」「スケジュールが合わなくて・・・」。「ロケハンもされないんですか?」「はい、スケジュールが・・・。」
スケジュールが合わないなら撮影なんてダメ!どららもリサーチ会社の相談だけど、リサーチ費用をテレビ局から預かってるのだから、適切に使って!

隣県で撮影するので、仕掛人を愛媛県から調達したくて手配できますか?」「えっ!?どういう意味ですか?」「発注したいんです。」「えっ!?そんな人いませんけど・・・。」「愛媛のFCさんでは、してないんですか?」「何をですか?」「エキストラさんの手配です。」「いいえ、してません。」「そうですか・・・ガチャ。」
制作会社の方々は社内教育をキチンとしてほしい。大丈夫か?バラエティ番組!

2023年7月27日木曜日

入らないゴール。


バスケットボールの重さは約500g。小学校一年生と二年生がバスケットボールを楽しんでいるものの、ボールが重いのか?シュートをしても方向が定まらず写真のように垂直に上がってしまい、ゴチン!と頭に落ちてきたり、パワーが足りないのかゴールネットに届かなかったり。
更にルールもイマイチで、三人のルールとしては「とにかくオレがシュート&ゴール」という感じ。

三人三様にボールを追いかけては奪い、シュートするも全く入らずが続き、その様子が可愛くて笑ってしまうも真剣な三人は互いにライバル?なのでボールをうばい、それぞれが何度もシュートをするも入らない(届かない)、その繰り返し。

待つこと数分、やっと1本目が入り拍手!さらに数本のシュート後に2人目、そして3人目もゴールを達成!10分ほど格闘していたのかな?長い道のりでした。
すると、待っていた6年生も入り低学年vs高学年のゲームになるもルールがイマイチだからラグビーのようになり、でもシュートは6年生でも入らない!

ゴールネット下で構えていた低学年生、ボールがゴールネットに入り、キャッチしようとするも取り損ね、跳ね返ったボウルが顔面を直撃してしまう。「大丈夫!?」と声をかけると「休憩する」と言った所で20分のボール時間終了。お疲れさまでした。

3人目。


その日まで愛媛県内の公務員で「フィルム・コミッションに従事したい!やりたい!そのために公務員になったのも同然!」と人目もはばからず、熱烈に宣言したのは2人。

だから一人一人と意見交換をして熱い想いを受け取った後に、心の底から(フィルム・コミッションをしてきて良かった)と思えるのは私の宝物。
今はどうしてるんだろう?もう30代の方もいて、昇級しているだろう。あの時のFCへの情熱・熱量は冷めてないだろうか?

3人目は過去の二人を凌駕する熱量で、FCのコト、えひめFCのコト、JFCのコト、そして私のコトを隅々まで調べていて「フィルム・コミッションの可能性はとてつもなく大きく、愛媛県にとって有益!」と目の前で断言してくれた。

知人の仲介で面会したのだけど、そこまでFCについて惚れ込んでもらえるなんて、FC冥利に尽きる。そして、妄想とはいえ、今後の道筋まで話してくれるなんて涙。

とにかく、FCには可能性があるので重要視すべき!と代弁中。フィルム・コミッションが県庁や市役所の直轄事業の場合、担当者は異動でなるしかないので”いつか”になるけど、担当者になってくれたら加速がすごそうと私も妄想。

2023年7月26日水曜日

先生、持ってますね。と。


ボランティア論14回目。これまで「ボランティア活動に参加する側(視点)≒受動的」で学んできたけど、13回目と14回目は「ボランティア活動を企画する側(視点)≒能動的」でも考えることで、立場が異なると意識はどう変わるだろう?と授業。

ボランティアはあくまでも「自発的」で「興味関心のある活動があれば参加したい」という立ち位置だったけど、今度は「自発的」に「興味関心を抱かせて活動に参加したい!」と思わせる活動でなければならず、どうしたら興味関心を抱かせる内容にできるか?悩む学生たち。

そんな中、ボランティアは手段であり目的ではなく、ボランティアを通して創出できる価値≒アウトカムの大切さに気づいたグループが現れた!
新しい思考回路を手に入れたことでスラスラと意見が出るようになり(本質に触れたか?)のようで、この授業を受け持って良かったと安堵。やはり立場を変えると分かりやすいみたい。

そして、突然の大雨。多くの学生が教室で雨宿りする中で、小降りになったので外にでたら「先生!虹です!虹!」と先に出た学生たちが指をさして撮影中。
相乗りして私も構えたら、ナント「二重虹」になる。「先生、持ってますね!」と学生。

突然の報道収録。


聞けば、あいテレビ(TBS系列)から「子ども達の様子を撮影したい。」とのこと。
断る理由もないので、子ども達に声をかけるも、自由に過ごしている時間なので、それぞれがそれぞれ(宿題をしてたり、落書きしてたり、おしゃべりしたり、Youtube見たり、レゴなどで遊んだり)の様子。
「そのままでいいです。」的なことを言われたので、演出ナシで撮影を見守る。

「自由な雰囲気で、子ども達がノビノビしてますね。」と山内アナウンサー。
「子どもたちは自分たちで過ごし方を決めているからだと思います。」
と返す。
各グループに迫るカメラ。子どもたちはインタビューを受けたことがないから恥ずかしさと嬉しさが混じりながら、テキパキ答えて拍手!「ココ(ココ大付属学園)に来てて良かったわ!」と子どもたち。

黙々と木片を積み上げていた子ども達にカメラが近づき、インタビュー。インタビュー終了後もサービス精神旺盛に積み上げ続けた結果「アァッー!」と崩れてしまった瞬間を激写。
一瞬の出来事をカメラが押さえていたかは不明だけど、子ども達の表情がいい。「お母さん見るかな?」と気にする子ども達。
そして、今日もこんな雰囲気が続く。

2023年7月25日火曜日

ウキウキニコニコルンルン。


7/24(月)8時、最初に来た子は初めての利用者、それも一年生。お母さんに連れられて緊張気味だったけど5分後「オォーーー!」とレゴで遊んだり、ウキウキしてた。
その後も次々と子ども達がやってきて、1年ぶりの子、3月以来の子など、これまでココ大付属学園に参加した子ども達は全員が身長が伸びたり、髪型が変わったり、顔つきが変わったり、成長を感じる。そして「オリャー!インチキー」と飛び込んできた子も。

ほんと、最短で3ヶ月半ぶりの再会なのに「昨日の続き」のように直球で喋りかけてくる子ども達のコミュニケーションにビックリ。こっちの気遣いなんておかまいナシ!子どもに学びます。
そして、学校とも自宅とも違う雰囲気&環境に、炎天下の中庭を走りまわって「サイコー」と叫んだり嬉しいのかニコニコやルンルンが止まらなかったり自我爆発の子ども達

また、傍では1人、読書を楽しんだり、お絵描きを楽しんだり、お喋りしたり、見渡すと一人一人が自分のペースで過ごしているように見えて安堵。
「ねぇ、インチキ?」「なに?」「プラバンしたいんだよね・・・」「いいよ、明日する?」「できるの!?」「もちろん、たくさん買ったからね!」「よっしゃー!明日、図鑑持ってくる!」と、こんな感じで今日はプラバンづくり。

スイッチON!


IYO夢みらい館での「市民先生養成講座」は2回目。
「これまで教えたコトはないけど、役に立ちたい!」という受講生は聞けば料理が得意で「(生)この前、自家製の無添加焼き肉のタレを作って振る舞ったら喜ばれたんです!→(私)それそれ!周りから好評価を得たのだから、次は我々に広げてみない?→(生)そんな!できるんですか?→(私)安心安全な焼き肉のタレを食べたい!」

「伊予市の海洋保全活動を普及させたい!」という受講生は、ビーチクリーンの他に、漂着物などでアクセサリーづくりなどで啓蒙活動に繋げたいとのこと。「(生)アウトプットをビーチクリーンイベントにした場合、アウトカムは何があるでしょう?→(私)例えば、次回にビーチへ訪れた時は“ゴミゼロ”で過ごす。もしくは周りのゴミを拾って帰るとか→(生)そうですね!」と、アウトカムを理解して、自分の活動に意義を見出す。

セラピストの受講生は、いづれ独立をイメージしているものの、既にマーケットとして成熟している分野に、独立しても生計を立てられるだろうか?と不安。そんな時の市民先生養成講座!
市民先生になって、ニーズを確かめたり付加価値に挑戦してみたり。
「ターゲットの創出(≒顧客の創造)の意味が分かりました!」と帰り際に教えてくれる。
「次回は更に面白くなりそうですね!」とIYO夢みらい館のMさん(いつも記録写真を撮ってくださる方)

2023年7月24日月曜日

今日から33日間。


3回目の「いよココロザシ大学付属学園【夏】」の初日朝。過去2回と今回で違ったのは申込が殺到したこと。過去2回は数日で締め切ったのに、今年は40分で締め切らざるをえず、小学生を持つ家庭における「子どもの居場所(または保護者の自分時間の確保ニーズ)」は高い。

と、分かっていても私たちは居場所を提供する程度。子どもたちは自分で一日の過ごし方を決めないといけない。束縛のない自由を楽しみ、時間なども気にしない数日を楽しむ子どもたちだけど、ある日(このままで良いのかな?夏休みの宿題!?塾の宿題!?あ”ー!ずっとは遊んでいられないんだ!)と気づく。
すると勉強と遊びのメリハリが生まれたり、スタッフや学生への相談や質問が生まれる。

行動にメリハリを覚えた子は時間を気にするようになる。「休憩!」と宣言して静か部屋(写真)でゴロゴロする子もいる。
とにかく、自分で考えて決めた行動を見守ることで自信がつき、その自信はコピー用紙一枚分ほどの薄さだけど、自己肯定感となる。

数枚程度では破れやすく飛んでしまいそうな軽い自己肯定感も、何度も考えて決めて行動すれば、夏休み期間中でも分厚くなると思ってる。
今日から33日間、出張もせず、他の仕事は9月以降に後ろ倒しにしてインチキ先生になる!

警戒はスリ。


「海外へ行くのですが、怖かったコトはありましたか?」とあったので思い出す。
「ローマ・テルミニ駅」は警戒感度を高めた記憶。
ローマのメイン駅は、イタリア国内外から特急列車、地下鉄、路面電車、バスが発着するので広く、人も多く、すれ違いも多く「スリが多い」と聞いていたのでバッグは前に持ち、貴重品は常に意識、特に地下鉄は他人と隣合わせも多く、財布や現金を出す時は要注意。

ナポリの路地は良くも悪くも生活感が丸出し(写真)で、移民者も多いと聞いていて、色々な文化と人種が混ざってた。だから、イタリア語、英語、スペイン語の他に色々な言語が飛び交っていて、何を喋っているのか分からず、さらに地声が大きいと(ナニナニ?)と思ったことも。
陽が差す日中は問題ないけど、街灯も少ないから、大通りに出るまでの路地・細道の独り歩きは慣れないと不安かも。

カフェで見知らぬ男性にジェスチャーを受けたのは「スリ対策をして!」と言う意味で、やはり「スリ」は多いよう。
実はローマで学会に参加した妻から「一緒に食事をしていた仲間がバッグをスられた。」と聞き、やはりスリには警戒感度を高めた方がよく、スリは一人でも複数でされる時もあるので用心に越したことはないと。

1,000,000回に到達。


自分自身がビックリ!ここまでコツコツと毎日書き続けられるなんて思ってなかったし、1,000,000回なんて遥か彼方な数字で、こんな日を迎えるなんて学長日記を書き始めた2011年1月26日には全くのゼロ、想像もしなかった。
そもそも、自分の性格は飽き性で適当、いい加減で同じことはできないと思っているから、99.9万回までは見ていたものの「1,000,000回行きましたね!」でオォ!となる。

1回あたりの日記の平均閲覧数は約200回。約6000回/月だから、全くもって地味、何の影響力もないけど、そんなコトは気にしてなく、ひたすら自分のインプットとアウトプットを兼ねた内省の日記。もう一人の自分への備忘録。
2023年から1日2回という狂気なペースなのは色々とあるから(笑)今では書かないと調子が狂うし、スッキリしない生理現象のようなもの。

書き続けて得たものは「言語化力、文章力、要約力、着目力、思考力、編集力など」多く、結果として仕事に役立っているのはラッキーなこと。
書き初めは、そんなコトも考えず、とにかくココ大を知ってもらう一つのツールとして書き続けようと思った程度。
日記の数は約5700回だから、1つ、2つはいいコト書いてると思っていて、随筆集とか出せたら面白いかも。

2023年7月23日日曜日

目の前の今が。


休憩時間に配られたのは、昨年の「鬼北にぎわい塾」に参加した山下さんのコーヒー「Coffeeとつなぐ」という屋号でイベント出店を続けていて、将来はカフェを開業したいとのこと。
そんな方を増やそう!応援しよう!も「鬼北にぎわい塾」なので、前回に引き続き今回も。
私もそうだったけれど、人って誰かに引っ張ってもらうことで世界が広がる時がある。

引っ張ってくれる人は身内や第三者など色々だけど、タイミングや自身の気持ちなど、複数の歯車的な要因がカチッ!と噛み合わないと逸してしまう。これまで逸してしまった人を何人も見てきた。
だけど、山下さんは控えめで物静か的なんだけど「やりたいです!」と意思を固めた時の表情は今でも忘れられず、今に繋がっていると思うと、他にも山下さんのような方はいるはずだよな・・・と。

私の場合は、両親が海外へ出してくれて価値観が変わったし、アメリカの父と母は、ひたすら応援してくれたので夢を描けたし、愛媛県庁はどこの馬の骨とも分からず実績もない私を信用してくれて「えひめフィルム・コミッション」を設置し、採用までしてくれた。
やっぱり、ターニングポイントとも言い換えられる機会はある。

でも、“そんなコト”を知っていたわけもなく、どうしたら機会を得られるの?と言われてもハッキリとは言えないけど、一つだけ確かなのは「目の前の今を大切にする」こととは言える。

眩しい鬼北町。


北宇和高校生がこれから取組み予定なのは空き家が増えているので改修したい。キャンプを通して自然を楽しみたい。北宇和高校の魅力を中学生などに発信したい。地域の人たちと交流したい。」の4つ。
でも、そもそも、その4つを思い立った背景は何だろう?という所から入り「課題とは何か?」を紹介。先日の丹原高校での資料がココでも役に立った!

北宇和高校生8人、大人20人(鬼北町職員11名、学校など関係者9名)の計28名が鬼北町近永のWarmthで一緒に考えた2時間。
高校生は緊張気味
と思いきや、地域づくりに参加経験済の学生が多く、大人と堂々に意見交換する様子にビックリ!
取組内容のプレゼンも原稿を作成済で「協力してほしいコト」などを明確に伝えて(えっ!?今の高校生って、こんなにスゴいの?)と顔を見合わせた大人たち。

今度は大人が高校生を驚かす番。さすが大人、高校生の意見を尊重しながら、色々な切り口で視野を広げたり、時に具体的なアドバイスを提示したり。これには高校生も嬉しくてワークショップは終始、笑顔で終了。
最後に付箋紙に高校生へのエールを大人にお願いしたら「困ったコトがあったら、役場に来てね!」って、そんな役場ある!?「高校生は地域の宝ですから」眩しすぎ鬼北町!